*《&ruby(ディー){D};.&ruby(ディー){D};.クロウ/D.D. Crow》 [#k84a211d] 効果モンスター 星1/闇属性/鳥獣族/攻 100/守 100 このカードを手札から墓地に捨てる。 相手の墓地に存在するカード1枚をゲームから除外する。 この効果は相手ターンでも発動する事ができる。 [[STRIKE OF NEOS]]で登場した[[闇属性]]・[[鳥獣族]]の[[下級モンスター]]。~ [[《ロスト》]]を[[内蔵]]した[[手札誘発]]の[[誘発即時効果]]を持つ。~ [[ダメージステップ]]以外、[[スペルスピード]]2としてあらゆるタイミングで[[相手]]の[[墓地]]の[[カード]]を[[除外]]出来る[[手札から>手札誘発]]の[[誘発即時効果]]。~ 使うタイミングとしては、[[相手]]が[[墓地]]の[[モンスターカード]]を[[蘇生]]、[[サルベージ]]しようとした時に[[チェーン]]で[[発動]]して阻害するのが良いだろう。~ [[チェーン]][[発動]]なら、[[除外]]した[[モンスター]]を[[《リバースディメンション》]]されるというリスクも無い。~ [[ダメージステップ]]では[[効果]]を[[発動]]出来ない。~ その為、[[リバース効果]]である[[《闇の仮面》]]等を[[戦闘]]によって[[リバース]]させてしまった場合、その[[サルベージ]]を阻害出来ない。~ [[手札]]から[[発動]]するため[[ブラフ]]としては使えないものの、[[エンドサイク]]される事は無い。~ 確実に[[相手]]の[[墓地]]利用のタイミングを待つ事が出来、奇襲性は非常に高い。~ [[《王宮のお触れ》]]に阻害されない点は勿論、[[《クリッター》]]で[[サーチ]]可能な上に[[《ダーク・バースト》]]での[[サルベージ]]が出来、[[手札]]にあれば即座に[[発動]]出来る。~ [[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]に防がれる事も有るが、裏を返せばいつでも[[1:1交換]]で[[除去]]出来るという事である。~ 他の強力な[[モンスター]]を倒されるくらいなら、この[[カード]]で[[除去]]してしまうのも一考である。~ この[[カード]]はあくまでも[[モンスター]]なので、いざとなったら[[壁]]として運用する事も出来る。~ 更に[[種族]]や[[属性]]にも恵まれ、[[《ゴッドバードアタック》]]や[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の[[コスト]]にもなる。~ 低[[攻撃力]]のため、[[《強制転移》]]等で[[送りつけ]]れば大[[ダメージ]]を与える事も可能。~ 以上のことから同じ[[効果]]を持つ[[《ロスト》]]と比べ[[汎用性]]で大きく勝る。~ [[《死者蘇生》]]・[[《貪欲な壺》]]・[[《黄泉ガエル》]]等、[[メインデッキ]]から多く採用されている[[カード]]もあり、[[メタ]][[対象]]には困らない。~ 最近主流の[[【レスキューシンクロ】]]では、[[《レスキューキャット》]]や[[《X−セイバー エアベルン》]]といった[[獣族]]の[[モンスター]]を[[《貪欲な壺》]]で[[デッキ]]に戻し、再度[[《レスキューキャット》]]からの展開を狙うことが多いため、[[《貪欲な壺》]]の発動に[[チェーン]]し、これ1枚で[[《レスキューキャット》]]を対象に発動すれば、[[《レスキューキャット》]]を除外しつつ[[《貪欲な壺》]]を腐らせることが可能。~ また、[[墓地融合]][[カード]]の[[《ミラクル・フュージョン》]]・[[《龍の鏡》]]・[[《オーバーロード・フュージョン》]]等に対応出来る場合もある。~ ただし、[[効果解決時]]に選択する[[カード]]に対しては、選択後に[[チェーン]]出来ないことに注意。~ それまで[[メタ]][[対象]]として筆頭であった[[《リビングデッドの呼び声》]]・[[《早すぎた埋葬》]]が[[禁止カード]]となってしまった。~ しかし、[[《死者蘇生》]]が[[制限カード]]に[[復帰>制限復帰]]した事もあり、活躍の場は決して狭まってはいない。~ [[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]を始め、[[墓地]]を利用する[[カード]]は増え続けており、それらの[[カード]]に対する強力な[[メタ]]として多くの[[サイドデッキ]]に搭載されている。~ [[メインデッキ]]から投入される事も、珍しくない方である。~ [[【闇属性】]]や[[【鳥獣族】]]なら[[環境]]次第では[[メイン>メインデッキ]]に投入しても良いだろう。~ -状況によっては、[[《ブレイドナイト》]]・[[《ナイトメアテーベ》]]・[[《サイバネティック・サイクロプス》]]を奇襲的に[[強化]]出来る。~ [[相手]]の[[攻撃宣言]]時に[[手札]]からこの[[カード]]を[[捨てる]]事で、[[相手]][[モンスター]]を返り討ちに出来るのである。~ //-[[【ドグマブレード】]]の[[1ターンキル]]を阻止できる可能性を持つ[[カード]]の中では最も[[汎用性]]が高い。~ //初手の5枚にこの[[カード]]があれば一方的な試合展開とはならず、チャンスを見出せる。~ //(40枚[[デッキ]]に3枚投入した場合、初手にこの[[カード]]が存在する[[確率]]は33%)~ //ちなみに、現在この[[デッキ]]の主要パーツは揃って[[禁止・制限カード]]となっている。~ -[[【ドグマブレード】]]、[[【ダムドビート】]]、[[【ライトロード】]]、[[【シンクロアンデット】]]、前述の[[【レスキューシンクロ】]]等の主流な[[デッキ]]は、ほとんどが[[墓地]]利用によって優位に立つ[[デッキ]]のため、この[[カード]]の[[メタ]]能力の高さが際立つ。~ -[[装備魔法]]にもとれる名前だが、[[モンスターカード]]である。~ 「クロウ」は「claw(爪)」ではなく「crow(カラス)」である。~ 一方、[[装備魔法]]の[[《ヴィシャス・クロー》]]は「claw(爪)」のようである。~ -背景には[[《次元の裂け目》]]が描かれている。~ しかし、[[《次元の裂け目》]]の[[発動]]中は「[[墓地に捨てる]]」事が出来ないため、この[[カード]]の[[効果]]を[[発動]]することが出来ない。~ 使用する場合はこの点に注意するべきである。~ -名前の「D.D.」は「Different Dimension」、つまり「異次元」の略。~ -[[08/03/01>禁止・制限カード/2008年3月1日]]で[[《死者蘇生》]]が[[制限復帰]]するにあたり、Vジャンプ4月号小冊子では「このカードで対策を!」と、対抗[[カード]]として挙げられていた。~ しかし、この[[カード]]で[[除外]]出来るのは、[[相手]]の[[墓地]]の[[カード]]のみである事は忘れない様に。~ むしろ、[[《転生の予言》]]の方が適任かもしれない。 -原作・アニメにおいて―~ アニメ5D'sにおいて幼少時のクロウが持っていた[[カード]]。~ 文字の読み書きができなかったクロウは、他の子供から[[カード名]]や[[効果]]を教わっていた。~ 詳しく描写されてないが拾った[[カード]]だと思われる。~ 拾った[[カード]]なのに強い[[カード]]というのは、アニメGXにおいての[[《サクリファイス》]]や[[《ものマネ幻想師》]]と似たものを感じさせる。~ 他にもクロウは[[《カラス天狗》]]といった彼の名前と同じ「烏」の[[カード]]を拾っている。~ **関連カード [#a9f91d1b] -[[《混沌の呪術師》]] -[[《カードエクスクルーダー》]] -[[《魂の解放》]] -[[《ロスト》]] -[[《エレクトリック・ワーム》]] -[[《傀儡虫》]] -[[《クリボー》]] -[[《シャブティのお守り》]] -[[《ハネワタ》]] -[[《パペット・プラント》]] ―[[イラスト]]関連 -[[《次元の裂け目》]] **収録パック等 [#q9b1569d] -[[STRIKE OF NEOS]] STON-JP024 &size(10){[[Rare]]}; **FAQ [#i1512ce9] Q:この[[効果]]は[[起動効果]]ですか?[[誘発即時効果]]ですか?~ A:[[スペルスピード]]2の[[誘発即時効果]]となります。~ Q:この[[効果]]は[[ダメージステップ]]でも[[発動]]出来ますか?~ A:いいえ、[[ダメージステップ]]では[[発動]]出来ません。~ Q:[[相手]]が[[《リビングデッドの呼び声》]]を[[発動]]した時、[[チェーン]]してこの[[カード]]を捨て[[蘇生]]しようとした[[モンスター]]を[[除外]]した場合、どうなりますか?~ A:[[《リビングデッドの呼び声》]]は[[対象]]不在により[[不発]]となります。