*《グランドクロス/Grand Convergence》 [#o4b60b60] 速攻魔法 自分フィールド上に「マクロコスモス」が存在する時に発動する事ができる。 相手ライフに300ポイントダメージを与え、 フィールド上のモンスターを全て破壊する。 [[ENEMY OF JUSTICE]]で登場した[[速攻魔法]]。~ [[自分]][[フィールド]]に[[《マクロコスモス》]]が存在する場合に、[[フィールド]]の[[モンスター]]を全て[[破壊]]して[[相手]]に[[ダメージ]]を与える[[効果]]を持つ。~ [[発動条件]]を満たしている間は、[[クイックエフェクト]]版の[[《ブラック・ホール》]]として機能する。~ [[《マクロコスモス》]][[適用]]中なら[[フィールド]]上の[[モンスター]]を[[全体>全体除去]][[除外する>ゲームから除外する(取り除く)]][[効果]]となり、[[墓地]]利用を許さない点は大きな意味を持つ。~ [[《マクロコスモス》]]が[[発動>効果の発動]]している時点で[[相手]]は相当の打撃を受けているはずなので、追い討ちをかけるべくこの[[カード]]を伏せておくのもいいだろう。~ [[【次元ビートダウン】]]の打点では対応できない[[モンスター]]を潰せれば理想的。~ しかし、単体では機能しないため[[手札事故]]を誘発する点に注意。 [[自分]]の[[モンスター]]も[[破壊]]されるが、[[《マクロコスモス》]]との併用率の高い[[《異次元の生還者》]]等は、[[《マクロコスモス》]]が[[無効]]化されていない限り[[帰還]]できるため、被害を抑えることができる。~ 他にも、[[墓地]]に[[《ゼータ・レティキュラント》]]があれば、[[フィールド]]を[[リセット]]した後に、[[生け贄]]可能な[[イーバトークン]]が残る。~ なお、一度に複数体[[除外]]しても生成される[[トークン]]は1体。~ [[相手]][[モンスター]]の数だけ[[トークン]]が産まれるわけではない。 また、[[《王宮のお触れ》]]等で[[《マクロコスモス》]]が[[無効]]化されていても[[発動]]可能。~ [[魔法カード]]であるが故、罠封じ[[モンスター]]の[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]ですら[[破壊]]できる。~ 弱点は[[《暗黒の侵略者》]]だが、遭遇することは滅多にないだろう。~ なお、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]を[[破壊]]した場合も[[除外]]される。(08/08/20)~ 同系統の[[カード]]に[[《カオス・エンド》]]がある。~ 合わせて[[《ブラック・ホール》]]互換の6枚態勢というのも面白いが、当然[[手札事故]]の危険性は跳ね上がるので注意。~ 比較した場合、こちらの利点は[[相手]][[ターン]]でのラッシュや反撃を許さず[[除去]]できる[[速攻魔法]]である点である。~ その一方で[[《マクロコスモス》]]がないと完全に[[腐って>腐る]]しまう点で劣る。~ 肝心なときに[[《マクロコスモス》]]を[[除去]]されてしまうと痛い。~ -[[相手]]に与える[[ダメージ]]は[[《雷鳴》]]と同じ値で、ほぼオマケに等しい数値である。~ これがある故に、[[相手]]に[[《森の聖霊 エーコ》]]や[[《冥府の使者ゴーズ》]]の[[特殊召喚]]を許してしまったり、[[《ライフ・コーディネイター》]]や[[《フュージョン・ガード》]]等で[[無効]]化されるなどの可能性は生ずるが、元々[[効果ダメージ]][[メタ>メタカード]]の採用率は高くない為、気にする程のことでは無いだろう。 -「グランドクロス」とは、太陽系の惑星が十字状に並ぶ現象のことを指す言葉である。~ (一直線に並ぶ「惑星直列」とは異なる)~ 占星術においては、グランドクロスが起きるときは大いなる試練が与えられるとされる。~ [[イラスト]]では太陽とその周りの惑星がクロス(十字)を描いて並んでいる。~ 惑星は実物同様きちんと9つ(現在では最外部の冥王星は含まないが、この[[カード]]の初出時は冥王星も惑星扱いだった)になっているが、各々の大きさ・軌道の幅の比は無視され、全て大差なく描かれている。 -海外版では十字模様がなくなり、惑星軌道が同心円状に並んでいるだけの絵にされている。~ 天文現象であり、宗教的意味はほとんど無いのだが、占星術が引っかかったのであろうか。~ [[英語名]]の「Convergence」は「一点集中」を意味する。 -原作・アニメにおいて―~ アニメGXにおいて「十代vsアムナエル」戦でアムナエルが使用。~ [[《ヘリオス・デュオ・メギストス》]]で[[《E・HERO セイラーマン》]]を[[攻撃]]したのだが、[[《異次元トンネル−ミラーゲート−》]]を[[発動]]されて[[コントロール]]を入れ替えられたため、反撃を防ぐために使われた。~ なお、アニメでは[[《ヘリオス・デュオ・メギストス》]]は復活している([[《ヘリオス・デュオ・メギストス》]]を参照)。~ また、ヨハンの回想シーンでトム少年が所有する姿が確認できる。~ --同じ放送回では、この[[カード]]と同じ[[発動条件]]を持つ[[速攻魔法]]《惑星直列》も登場した。~ こちらは[[相手]][[モンスター]]のみを[[破壊]]するという、より強力なものであった。 --漫画版GXではこの[[カード]]自体は登場しないが、[[トラゴエディア>《トラゴエディア》]]が自身の完全体を復活させる儀式の際、自身の心臓を取り込んだ[[《ハネクリボー》]]や復活に必要なエネルギーとして若いデュエリストの生命力を取り込んだプラネットシリーズの[[カード]]を石板の上に十文字に並べてかざしており、その並びがグランドクロスと表現されていた。 --漫画5D'sに登場した[[《グラヴィティ・ウォリアー》]]の[[攻撃]]名でもある。 **関連カード [#b6d5c796] -[[《マクロコスモス》]] -[[《ブラック・ホール》]] -[[《カオス・エンド》]] -[[《クレイジー・ファイヤー》]] -[[《雷鳴》]] -[[《グラヴィティ・ウォリアー》]] //― [[フィールド]]上に特定の[[魔法・罠カード]]が存在する場合に[[発動]]できる //-[[《神罰》]] //-[[《クレイジー・ファイヤー》]] **収録パック等 [#n1568e63] -[[ENEMY OF JUSTICE]] EOJ-JP046 -[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP226 &size(10){[[Rare]]}; **FAQ [#w2b74c1b] Q:[[《マクロコスモス》]]の[[カードの発動]]時にこの[[カード]]を[[チェーン]][[発動]]する事ができますか?~ A:はい。[[チェーン]][[発動]]する事ができます。(11/11/13) Q:この[[カードの効果]]の[[効果解決時]]に[[《マクロコスモス》]]が[[自分]][[フィールド]]上に存在しない場合、この[[カードの効果]]を処理しますか?~ A:はい。[[効果]]を処理します。(06/02/24) Q:[[相手]]のこのカードの[[発動]]に[[チェーン]]をして、[[《ピケルの魔法陣》]]等を[[発動]]し、効果処理の時に[[自分]]が[[ダメージ]]を受けない場合でも、[[モンスター]]を全て[[破壊]]する処理は行いますか?~ A:はい、その場合でも[[破壊]]する[[効果]]は処理します。(10/05/28)