*《ブレイクスルー・スキル/Breakthrough Skill》 [#f55f0166] 通常罠 (1):相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。 その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。 (2):自分ターンに墓地のこのカードを除外し、 相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。 その相手の効果モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。 この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。 [[COSMO BLAZER]]で登場した[[通常罠]]。~ [[フィールド]]及び[[墓地]]で[[発動]]し、[[相手]]の[[モンスター効果]]を[[無効]]にする[[効果]]を持つ。~ [[《エフェクト・ヴェーラー》]]に代表される[[フリーチェーン]]の[[モンスター効果]][[無効]]化[[カード]]の1枚。~ この[[カード]]は1度[[フィールド]]で[[発動]]した後、[[墓地]]でもう1度[[効果]]を使用できるという点が特徴である。~ [[【ライトロード】]]のようなランダムな[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]に長けた[[デッキ]]では優先的に採用できる。~ ただし、[[墓地]]で[[発動]]する[[効果]]は、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]とは逆に[[自分]]の[[ターン]]にしか[[発動]]できない。~ この性質上、[[起動効果]]を主体とする[[デッキ]]が流行している[[環境]]ではあまり活躍できない。~ 逆に[[永続効果]]や[[誘発即時効果]]が強力な[[環境]]では非常に有用であり、採用率が[[環境]]の要請に大きく左右される[[カード]]である。~ また、[[カードの発動]]ではなく[[効果の発動]]であるため、[[《神光の宣告者》]]等に妨害されることなくそれらの[[モンスター効果]]を[[無効]]にできる。~ -[[14/04/01>リミットレギュレーション/2014年4月1日]]以降の[[環境]]で採用率が高くなっている。~ 当初は[[【アーティファクト先史遺産】>【先史遺産】#afop]]における[[《セイクリッド・プレアデス》]][[《アーティファクト−モラルタ》]]への対策として注目された。~ [[THE DUELIST ADVENT]]で[[【シャドール】]]が登場すると[[【先史遺産】]]は衰退したが、今度は[[《エルシャドール・ミドラーシュ》]]の厄介な[[永続効果]]を[[無効]]にする[[カード]]として高い採用率を保っている。~ [[《エルシャドール・ネフィリム》]]の[[モンスター]][[破壊]][[効果]]、[[【テラナイト】]]における[[《リビングデッドの呼び声》]]からの[[テラナイト]]の[[効果]][[発動]]など、他にもこの[[カード]]で[[無効]]にできる[[効果]]は多い。~ なお、[[《クリバンデット》]]や[[《針虫の巣窟》]]といった[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]手段を採用した[[【シャドール】]]自身がこの[[カード]]を搭載していることも多い。~ -類似カードとの比較。~ --[[《禁じられた聖杯》]]と比較すると、[[罠カード]]ゆえに引いてすぐに使えず、[[ダメージステップ]]に使えないため[[リバースモンスター]]が戦闘で[[リバース]]した場合に対応できない。~ また、[[自分]]の[[モンスター]]の[[デメリット]]を消すことができないほか、あちらは[[コンバットトリック]]として使用できる。~ 反面、微弱ではあるが[[相手]]の[[モンスター]]を[[強化]]してしまうので、[[戦闘破壊]]されるリスクが高まる。~ --[[《エフェクト・ヴェーラー》]]と比較すると、[[先攻]]1[[ターン]]目の相手の動きを止められない点、[[手札]]から[[発動]]するため[[発動]]前に[[除去]]されにくい点で劣る。~ また、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]は[[チューナー]]であるため、[[無効]]にしたい相手がいなくても腐りにくい。~ ただし相手[[メインフェイズ]]以外でも[[発動]]できる点では勝る。~ --当然ながら、この[[カード]]最大の長所は上記の通り2度[[効果]]を使用できる点である。~ ---総じて一長一短であり、どれが採用されるかは[[環境]]との相性や自身の[[デッキ]]との相性によるところが大きい。~ やや毛色が異なるが[[《スキル・プリズナー》]]という選択肢もある。~ -上記のような[[汎用性]]の高さと[[環境]]での活躍もあり人気の高い[[カード]]の一つだが、高[[レアリティ]]であるために市場価格は高めである。~ 公式側でもこの[[カード]]の需要を認識してるのか、[[THE RARITY COLLECTION]]の再録を告知する際には公式twitterにて「《ブレイクスルー・スキル》等の強力な[[カード]]が〜」という一文で紹介している。~ -「ブレイクスルー(Breakthrough)」とは、「進歩」や「前進」、または「それまで障壁となっていた事象の突破」という意味を持つ。~ [[イラスト]]でも[[《エヴォルカイザー・ドルカ》]]がバリアのようなものを突き破る様子が描かれている。~ この[[カード]]とは「[[効果]]を[[無効]]にする」と「[[効果の発動]]を[[無効]]にし[[破壊]]する」と僅かな違いはあるが、どちらも[[モンスター効果]]を2度[[無効]]にするという点で共通している。~ -原作・アニメにおいて―~ Dチーム・ゼアルの「凌牙vsカイト」戦において、凌牙が使用。~ [[《銀河眼の光子竜》]]の[[除外]]する[[効果]]を[[無効]]にした。~ --アニメARC-Vでは「遊矢vs沢渡」(1戦目)で、沢渡の初手の[[手札]]に確認できるが、[[デュエル]]終了まで1度も[[セット]]される事はなかった。~ 使用していれば[[デュエル]]の結果は変わっていた。~ この時のこの[[カード]]は、日本語には存在しない9期[[テキスト]]・9弾以降の[[DUEL TERMINAL]][[パラレルレア>Parallel]]仕様だった。~ //-コナミのゲーム作品において―~ **関連カード [#fe2d4c89] -[[《エフェクト・ヴェーラー》]] -[[《禁じられた聖杯》]] -[[墓地の自身を除外して効果を発動できる罠カード>《スキル・サクセサー》#jogai]]~ ―[[イラスト]]関連 -[[《エヴォルカイザー・ドルカ》]] //**このカードを使用する代表的なデッキ //-[[【】]] **収録パック等 [#j7b95294] -[[COSMO BLAZER]] CBLZ-JP078 &size(10){[[Super]]}; -[[デュエリストセット Ver.ライトロード・ジャッジメント デッキ構築用パック>デュエリストセット Ver.ライトロード・ジャッジメント#pack]] DS14-JPL42 &size(10){[[Ultra]]}; -[[THE RARITY COLLECTION]] TRC1-JP0XX **FAQ [#bt4rsk11] Q:[[フィールド]]上に[[セット]]されたこの[[カードの発動]]に[[チェーン]]して、同じ[[モンスター]]を[[対象]]に[[《月の書》]]を[[発動]]されました。~ この[[カード]]の[[効果解決時]]には[[裏側表示]]になっていますが、選択した[[相手]][[モンスター]]の[[効果]]は[[無効]]になりますか?~ A:[[無効]]になりません。(13/05/31)~ //裏側表示でも適用条件自体は満たすため Q:この[[カード]]の[[効果]]が[[適用]]されている[[モンスター]]が、その[[ターン]]中に[[誘発即時効果]]を[[発動]]しました。~ それに[[チェーン]]して[[《月の書》]]などを[[発動]]して[[裏側表示]]となった場合、[[効果]]は[[適用]]されますか?~ また、[[《強制脱出装置》]]などで[[手札]]・[[エクストラデッキ]]に戻した場合、[[《ジェネレーション・チェンジ》]]などで[[墓地]]に送った場合はそれぞれどうなりますか?~ A:はい、[[裏側表示]]となった場合は[[効果]]は[[適用]]されます。~ しかし、[[手札]]・[[エクストラデッキ]]に戻した場合、及び[[破壊]]等で[[墓地]]に送った場合は[[効果]]は[[無効]]化されたままとなります。(13/12/08)~ Q:[[フィールド]]、[[墓地]]で[[発動]]したこの[[カード]]の[[効果解決時]]に[[対象]]に選択した[[相手]][[モンスター]]の[[コントロール]]が[[自分]]に移った場合、[[無効]]にする[[効果]]は[[適用]]されますか?~ A:いいえ、[[適用]]されません。(14/10/23) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。