*《ヴェルズ・ウロボロス/Evilswarm Ouroboros》 [#xeeeb226] エクシーズ・効果モンスター ランク4/闇属性/ドラゴン族/攻2750/守1950 レベル4モンスター×3 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、 以下の効果から1つを選択して発動できる。 以下の効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り それぞれ1度しか選択できない。 ●相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して持ち主の手札に戻す。 ●相手の手札をランダムに1枚選んで墓地へ送る。 ●相手の墓地に存在するカード1枚を選択してゲームから除外する。 [[DUEL TERMINAL −破滅の邪龍 ウロボロス!!−]]で登場した[[闇属性]]・[[ドラゴン族]]の[[エクシーズモンスター]]。~ [[ヴェルズ]]の1体であり、[[1ターンに1度]]、[[バウンス]]・[[ハンデス]]・[[墓地]][[除外]]の3つの[[効果]]から1つを選択して[[発動]]できる。~ 3体の素材が必要となるが、[[ヴェルズ]]の[[エクシーズモンスター]]の中では唯一、[[エクシーズ素材]]が指定されていない。~ そのため、[[【ヴェルズ】]]に留まらず、[[【ガジェット】]]・[[【アライブHERO】>【E・HEROビート】]]等の[[レベル]]4を一気に展開するギミックのある[[デッキ]]なら、容易に[[エクシーズ召喚]]が可能である。~ 3種類の[[効果]]を持ち、この[[カード]]のみで[[相手]]の[[フィールド]]・[[手札]]・[[墓地]]に干渉できるため、状況に合わせて多彩な戦術を取る事ができる。~ ただし、それぞれの[[効果]]は1度ずつしか[[発動]]できないため、維持し続けたとしても選べる選択肢は限定されていき、爆発力も薄くなっていく。~ [[エクシーズ召喚]]した[[ターン]]に最適な[[効果]]を使用した後は、残りの[[効果]]は維持できた場合のおまけと割り切ってしまうのも良いだろう。~ なお、[[《月の書》]]等で1度[[裏側表示]]にしてしまえば、同じ[[効果]]を再度使用する事ができる。~ 1つ目の[[バウンス]][[効果]]は、[[カード]]の種別も[[表示形式]]も指定はないため、[[除去]]目的としては[[《ヴァイロン・ディシグマ》]]よりも使いやすい。~ [[【ヴェルズ】]]においては、[[除去]][[効果]]持ちの[[下級>下級モンスター]][[ヴェルズ]]は[[表側表示]]の[[カード]]しか対象にできないため、[[裏側表示]]の[[カード]]を[[除去]]できる[[カード]]は貴重である。~ 反面、[[ヴェルズ]]以外を用いる[[デッキ]]や[[魔法・罠カード]]では比較的容易にまかなえる領域であり、3枚の消費に見合う場面で[[発動]]を行いたい。~ 基本的にはこの[[効果]]が優先されるだろうが、普通の[[伏せカード]]を[[バウンス]]しても再利用されるので、主にその[[ターン]]で決着をつけられるような時に使いたい。~ [[シンクロモンスター]]や[[エクシーズモンスター]]を狙えば、強力な[[除去]]として働く。~ 2つ目の[[ハンデス]][[効果]]は「[[墓地へ送る]]」形のため、[[ハンデス]]系の天敵である[[暗黒界]]の[[効果]]を[[発動]]させてしまう心配がない。~ 他の[[効果]]と比べ、場面を選ばずほぼ確実に[[アドバンテージ]]を取れるのが利点であり、[[フィールド]]の状況次第では1つ目の[[バウンス]]より優先しても良い。~ [[デュエル]]が進み、[[相手]]の[[手札]]が少なくなった時を狙うのも有効である。~ 3つ目の[[墓地]][[除外]][[効果]]は、[[墓地]]を利用する[[デッキ]]に有効であるが、[[相手]][[ターン]]に[[発動]]できないため、[[《D.D.クロウ》]]よりも[[汎用性]]に劣る。~ 一応2つ目の[[効果]]で[[墓地へ送った>墓地へ送る]][[カード]]を、この[[効果]]で再利用不可にできると考えればあって困るものではない。~ 自身が2750と高い[[攻撃力]]を持つため、[[攻撃力]]2700以下の[[モンスター]]に対しては[[戦闘破壊]]後に[[除外]]する事で、[[蘇生]]を封じる事ができる。~ 特に、[[墓地]]から[[蘇生]]する[[効果]]を持つ[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]等に対して積極的に狙っていきたい。~ 同様の[[素材>エクシーズ素材]]指定の[[エクシーズモンスター]]には、強力な制圧力を発揮する[[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]]が存在する。~ [[除去]]目的として見ても、[[全体除去]]を持つ[[《No.91 サンダー・スパーク・ドラゴン》]]が存在する。~ こちらはこれらよりも高い[[攻撃力]]を持ち、単独で多くの状況に対応できる[[効果]]の幅広さが持ち味と言える。~ -背景ストーリー上の原形である[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]が[[パワーカード]]として有名な分、[[アドバンテージ]]を取りづらくなったこちらはいささかインパクトに欠けると見なされる傾向にある。~ とは言え、こちらも[[効果]]の柔軟性や[[ランク]]4としては高い[[攻撃力]]から、現在では[[レベル]]4の大量展開が可能な[[デッキ]]における選択肢の1つとなっている。~ そもそも、[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]はこの[[カード]]登場時点で既に[[制限カード]]でその直後に[[禁止カード]]、と同等の[[汎用性]]を持ちながら極めて強力な[[カード]]だったため、少々抑え気味なのはやむを得ないだろう。~ -単体で[[バウンス]]・[[ハンデス]]・[[墓地]][[除外]]の3つの効果を併せ持つ唯一の[[モンスター]]である。 -VJに、[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]が[[ヴェルズ]]化した姿と書かれている。~ [[ステータス]]は[[攻撃力]]が50上がり、[[守備力]]は50下がっており、[[効果]]も、同様に[[フィールド]]・[[手札]]・[[墓地]]に干渉する[[効果]]である。~ [[《ヴェルズ・バハムート》]]や[[《ヴェルズ・オピオン》]]と同じく、この[[モンスター]]にも尾の先に[[《氷結界の鏡》]]が付いており、それらと同様、鏡は割れて内部から不気味な赤い球体が覗いている。~ また、他の2体と異なり、鏡の周囲には、[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]の頭部の意匠が施されている。 -DTマスターガイドによれば[[ヴェルズ]]最凶の龍として、ミスト・バレー大湿原の上空で[[セイクリッド]]の切り札[[《セイクリッド・トレミスM7》]]と激突。~ その戦いの余波が世界の更なる荒廃をもたらし、[[《霞の谷の祭壇》]]に眠る[[《創星神 sophia》]]覚醒の引き金となった。~ [[《セイクリッド・ハワー》]]によれば、[[ヴェルズ]]化したものの、封印により抵抗できない状態で侵食されたため、生の力をある程度残していたという。~ その力で[[《創星神 sophia》]]に対抗するべく、[[《リチュアの儀水鏡》]]の制御の下で他の二龍と共に[[《セイクリッド・ハワー》]]と融合、[[《ヴェルズ・ケルキオン》]]となった。~ -「ウロボロス(Ouroboros/Uroboros)」については、[[《サイバー・ウロボロス》]]を参照。~ -原作・アニメにおいて―~ Dチーム・ゼアルの「遊馬vsラーフ」戦においてラーフが使用。~ [[《ヴェルズ・マンドラゴ》]]・[[《ヴェルズ・カストル》]]・[[《ヴェルズ・ヘリオロープ》]]を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]される。~ [[《ガガガガンマン》]]を[[バウンス]]して[[直接攻撃]]するが、返しの[[ターン]]に[[《隻眼のスキル・ゲイナー》]]に[[効果]]をコピーされ、[[バウンス]]された。~ -コナミのゲーム作品において―~ [[DUEL TERMINAL]]のアクション[[デュエル]]Xのタッグバトルでは最初の対戦[[相手]]として登場。~ 召喚時には、[[ヴェルズ]]特有のシンボルのエフェクトが出現する。~ モーションが、[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]と同じである。~ 追加コマンドは、「[[おおあらし>《大嵐》]]」。~ また、スピード[[デュエル]]では、この[[カード]]をスキャンすると、隠し[[デッキ]]「円環のウロボロス」が使用できる。~ この時、スキャンする[[モンスター]]は[[ヴェルズ]]・[[インヴェルズ]]・[[リチュア]]のいずれかでなければならない。~ 同[[デッキ]]の解説では、[[リチュア]]が力欲しさに[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]を解放した所、既に[[ヴェルズ]]に侵喰されており、暴走したという旨の説明がある。~ --[[リチュア]]は、[[氷結界の鏡>《氷結界の鏡》]]に宿る魔力を[[禁呪>エクシーズモンスター]]に転化し、[[氷結界]]の龍達を再び封印から解き放つ。~ しかし、かの龍たちは既に[[邪念>ヴェルズ]]に侵されており、世界の全てを[[破壊]]し尽くそうとするのだった…。~ 生者は[[破壊]]され、&ruby(ヴェルズとなる){復活する};。~ 始まりも終わりも無い、死と再生の狂宴が幕を開けようとしていた―~ ---「ウロボロス」は不滅・永遠・無限の象徴とされており、この[[デッキ]]解説の設定と非常にマッチしていると言える。~ **関連カード [#x6c762a2] -[[ヴェルズ]] -[[《氷結界の龍 トリシューラ》]] -[[《セイクリッド・トレミスM7》]] ―[[表側表示]]で存在する限り1度しか使用できない[[カード]]については[[三魔神>三魔神#gea85c86]]を参照~ ―[[イラスト]]関連 -[[《氷結界の鏡》]] ―《ヴェルズ・ウロボロス》の姿が見られる[[カード]] -[[《侵略の侵喰崩壊》]] -[[《エクシーズ・リベンジ》]] //**このカードを使用する代表的なデッキ //-[[【】]] **収録パック等 [#q6e5bfa0] -[[DUEL TERMINAL −破滅の邪龍 ウロボロス!!−]] DT14-JP042 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]}; -[[DUEL TERMINAL −クロニクルIII破滅の章−]] DTC3-JP116 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]}; -[[デュエリストセット Ver.ダークリターナー>パックパッケージ#zc165f92]] DS13-JPD42 &size(10){[[Ultra]]}; -[[デュエリストセットDX ダブルユニオン>パックパッケージ#dd406799]] DS13-JPD42 &size(10){[[Secret]]}; **FAQ [#fbdc6985] Q:1つ目の[[効果]]を使ったこの[[カード]]が[[裏側表示]]になった後、また[[表側表示]]になった場合、もう1度1つ目の[[効果]]を使えますか?~ A:使えます。(12/01/25)~ Q:1つ目の[[効果]]([[相手]][[フィールド]]上に存在する[[カード]]1枚を選択して持ち主の[[手札]]に戻す。)は、[[対象を取る効果>対象をとる(指定する)効果]]ですか?~ A:はい、[[対象を取る効果>対象をとる(指定する)効果]]になります。(12/02/12) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。