*《&ruby(もり){森};の&ruby(じゅうにん){住人}; ウダン/Wodan the Resident of the Forest》 [#uec1678c] 効果モンスター 星3/地属性/戦士族/攻 900/守1200 フィールド上の表側表示の植物族モンスター1体につき、 このカードの攻撃力は100ポイントアップする。 //http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=4241 [[BOOSTER3]]で登場した[[地属性]]・[[戦士族]]の[[下級モンスター]]。~ [[フィールド]]上の[[植物族]]の数だけ、[[自己強化]]する[[永続効果]]を持つ。~ 自身の[[元々の攻撃力>元々の攻撃力(守備力)]]・上昇値共に極めて低く、[[自分]][[フィールド]]の他全てに[[植物族]][[モンスター]]を並べても、[[攻撃力]]1300にしかならない。~ [[《DNA改造手術》]]などを用い、[[フィールド]]上の[[モンスター]]10体全てが[[植物族]]の場合でも、[[攻撃力]]1900止まりである。~ またこの[[カード]]自身は[[植物族]]ではないため、[[植物族]]関連の[[効果]]を受けられないこの[[カード]]は[[【植物族】]]にも採用する意義はないだろう。 -特定の[[種族]]の数を参照して[[自己強化]]する[[効果]]を持つ、最も古い[[モンスター]]である。~ 後に登場した類似[[効果]]を持つ[[《ボタニカル・ライオ》]]は、単体でこの[[カード]]の上限値である[[攻撃力]]1900に達する。~ -初期の[[カード]]では比較的珍しい、固有の人物名をもつ[[カード]]である。~ [[英語名]]であてられたスペリングはゲルマン系民族において信仰されていた神「ウォーダン(Wodan,Woden,Wotan)」と一致し、ドイツ語名でもWotanを充てられているが、関連性は不明。~ [[植物族]]関連の[[モンスター]]である事から、英語で「木の(森の)」を意味する「wooden」を変形させたものかもしれない。~ あるいはウォーダンには戦神としての性格があるので、[[戦士族]]という点と[[植物族]]に関連する点から、両者をあわせたものであるという考え方もある。~ --上記「ウォーダン」は北欧神話における「[[オーディン>《極神聖帝オーディン》]]」、ローマ神話における「[[メルクリウス>《英知の代行者 マーキュリー》]]」にあたる神である。~ 特にオーディンは直接派生・変化した形であるため、神としての性質も共通する点が多い。~ ただ、あちらよりも古くから信仰されている神であるため、北欧神話で見られるオーディンの性質とは異なる部分もまた多い。~ --余談だがドイツ南部には「Odenwald」という地名があり、名前の由来として一説としてOdins Wald(Odin's Woods、即ちオーディンの森)である、というものが存在する。~ ただドイツ南部ではオーディンよりもウォーダンとして信仰されている期間が長く、同地域・同時代のそちらのスペリングとは差異があるという指摘もある。~ そのため決定的なものとは言えず、複数存在する由来の一つにとどまっている。~ まったく無関係とは言い切れないものの、ウォーダンと森という要素に直接的な関係は薄いので、こちらがこの[[カード]]の発想の大元になっているのかもしれない。~ //-原作・アニメにおいて―~ -コナミのゲーム作品において―~ DM1、2においてはオリジナルの[[フレイバー・テキスト]]が存在し、「昔から森に住んでいる戦士 森の植物を操り攻撃」とある。~ DM3、DM4では、[[自分]]の[[フィールド]]に存在する[[植物族]]の数だけパワーアップするという[[効果]]を持つ。~ こちらは[[自分]]の[[フィールド]]限定になっている代わりに、1体につき[[攻撃力]]・[[守備力]]の両方が500もアップする。~ ただしシステムの関係上、2段階がパワーアップの上限となっており、つまり1000ポイントのアップが限界だった。~ --[[下級モンスター]]の[[ステータス]]上限が1350のDM4では、悪くない[[ステータス]]だった。~ [[モンスター効果の発動]]時に[[自分]]の場に1体でも[[植物族]]が存在すれば、炎魔族以外の全ての[[下級モンスター]]を倒せる[[攻撃力]]になる。 --DM4の攻略本において、[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]が[[効果モンスター]]の解説をしているページがある。~ この[[カード]]については、自身の性能ではなく「でも強い[[植物族]]って誰がいたかしら・・・?」と言われてしまっている。~ 確かにこの時期の[[植物族]]には、DM4という特殊な[[環境]]でさえも活躍できる[[モンスター]]は少なかった。 --真DM2においては、[[リバース]]時に[[フィールド]]上の[[植物族]]を300ポイント強化する[[効果]]を持つ。~ また、デッキリーダー時はドイツ語を用いる。~ 上記ウォーダン、あるいはOdenwaldの存在するドイツに由来するものと考えるのが妥当か。~ //ウォーダン信仰自体は古ゲルマンから派生した他国にもあるので **関連カード [#w36dc992] -[[《ボタニカル・ライオ》]] -[[《桜姫タレイア》]] -[[《機械王−プロトタイプ》]] -[[《キングゴブリン》]] -[[《機械王》]] -[[《充電池メン》]] -[[《インセクト女王》]] -[[《パーフェクト機械王》]] -[[《バスター・ブレイダー》]] -[[《超魔導剣士−ブラック・パラディン》]] -[[《究極竜騎士》]] //**このカードを使用する代表的なデッキ //-[[【】]] **収録パック等 [#sa85330e] -[[BOOSTER3]] -[[Booster R2]] B2-13 -[[Booster Chronicle]] BC-26 -[[DUELIST LEGACY Volume.4]] DL4-087 //**FAQ //Q:~ //A: //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。