*《&ruby(ちょうこしんかいおう){超古深海王};シーラカンス/Superancient Deepsea King Coelacanth》 [#ve164212] 効果モンスター 星7/水属性/魚族/攻2800/守2200 1ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。 デッキからレベル4以下の魚族モンスターを可能な限り特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃宣言できず、効果は無効化される。 また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが カードの効果の対象になった時、 このカード以外の自分フィールド上の魚族モンスター1体をリリースする事で その効果を無効にし破壊する。 [[PHANTOM DARKNESS]]で登場した[[水属性]]・[[魚族]]の[[最上級モンスター]]。~ [[デッキ]]から[[フィールド]]に[[魚族]]を複数[[特殊召喚]]する[[起動効果]]と、この[[カード]]を[[対象にとる効果>対象をとる(指定する)効果]]を[[無効]]にする[[誘発即時効果]]を持つ。 高い[[攻撃力]]、強力な[[耐性]]と展開力、[[デッキ圧縮]]能力を持った、[[【魚族】]]の切り札となる[[モンスター]]。~ [[手札]]を1枚[[捨てる]]だけで、[[自分]][[フィールド]]を一気に[[魚族]][[モンスター]]で埋め尽くすことができる。~ ただし[[リクルート]]された[[モンスター]]は[[攻撃宣言]]ができず、[[効果]]も[[無効]]化される。~ よって呼び出した[[モンスター]]は、自身の[[耐性]][[効果]]等の[[コスト]]や、[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]に使用していくことになる。 最も手軽かつ強力なのは、[[魚族]][[チューナー]]を呼び出し[[シンクロ召喚]]を狙うことであろう。~ [[《竜宮の白タウナギ》]]から強力な[[シンクロモンスター]]へと繋げることができる。~ // [[《竜宮の白タウナギ》]]や[[《フィッシュボーグ−ガンナー》]]から様々な[[シンクロモンスター]]へと繋げることができる。~ [[《オイスターマイスター》]]等[[シンクロ素材]]として非常に有用な[[モンスター]]が[[リクルート]][[対象]]にいるのも嬉しい。~ [[デュエル]]の局面に柔軟に対応できるよう、それぞれの[[レベル]]を漏らさず様々な[[シンクロモンスター]]を採用しておきたい。~ 特に、[[《TG ハイパー・ライブラリアン》]]は[[ドロー]][[効果]]で[[手札コスト]]を回収できるため採用しておきたい。~ // 特化させれば3体並べてからの連続[[ドロー]]を狙うことができ、[[《フォーミュラ・シンクロン》]]とともに[[《アーカナイト・マジシャン》]]の[[シンクロ素材]]としても非常に有用。~ また、[[【魚族】]]で活躍する[[《光鱗のトビウオ》]]や[[《水霊術−「葵」》]]、[[《フィッシャーチャージ》]]の[[コスト]]として使うのも効果的。~ 特に[[《光鱗のトビウオ》]]は[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]に勝るとも劣らぬ[[除去]]能力を発揮する。~ [[《オイスターマイスター》]]は[[コスト]]に最適である。~ [[《カタパルト・タートル》]]もフル活用でき、[[フィールド魔法]]で[[攻撃力]]を底上げしておけばさらに大きな[[ダメージ]]が期待できる。~ [[《レインボー・フィッシュ》]]等の[[通常モンスター]]ならば[[《馬の骨の対価》]]や[[《戦線復活の代償》]]等に、一部は[[《玉砕指令》]]と[[《突撃指令》]]にも対応する。~ 最大で4体もの[[モンスター]]を[[リクルート]]するその性質から[[《団結の力》]]との相性は抜群で、自身に装備することで一気にゲームエンド級の[[攻撃力]]6800を得られる。~ また[[《D−HERO Bloo−D》]]や[[《アルカナフォースEX−THE LIGHT RULER》]]等の大量の[[リリース]]を必要とする[[モンスター]]と相性がいい。~ これらは[[特殊召喚]]なので、この[[カード]]に[[召喚]]権を割いても構わないことが魅力。~ その[[ターン]]内に出すのは難しいが、3体の[[リリース]]で[[全体除去]]ができる[[《神獣王バルバロス》]]も良いだろう。 複数回[[効果]]を使うと[[デッキ]]の[[魚族]][[モンスター]]が足りなくなるので、[[《貪欲な壺》]]や[[《究極封印神エクゾディオス》]]でリカバリーしたい。~ [[《貪欲な壺》]]は[[墓地]]の[[魚族]][[モンスター]]を一気に[[デッキ]]に[[戻す]]だけでなく[[ドロー]]もできるので、是非投入しておきたい。~ [[《究極封印神エクゾディオス》]]はこの[[カード]]の[[リリース]]にもなり、[[通常モンスター]]を多く採用すれば[[アタッカー]]にもなる。 この[[カード]]を[[対象にとる効果>対象をとる(指定する)効果]]を[[無効]]にする[[効果]]は、自身の[[リクルート]][[効果]]と相まってかなり[[発動]]しやすく、極めて強力。~ [[《次元幽閉》]]や[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]等を気にせずに戦うことができ、[[最上級モンスター]]の基準値に達する[[攻撃力]]はかなりの制圧力を持つ。~ ただし[[《椿姫ティタニアル》]]と違い、他の[[カード]]を狙われた場合には[[効果]]が使えない点と、自身を[[リリース]]して[[無効]]に出来ない点には注意が必要。~ 自身の[[効果]]で[[リリース]]を確保できるのであまり問題はないが、[[フィールド]]上にこの[[カード]]以外の[[魚族]][[モンスター]]が存在しない時は[[耐性]]も失われる。~ 特に[[1ターンキル]]を狙い[[シンクロ召喚]]を終えたときは[[フィールド]]上に[[魚族]][[モンスター]]が不足することが多いので、注意しよう。 [[最上級]][[モンスター]]であるため、[[フィールド]]に[[召喚]]する手段も考える必要がある。~ [[通常召喚]]するならば[[《死皇帝の陵墓》]]や[[《伝説の都 アトランティス》]]で、[[特殊召喚]]するならば[[《ジェネクス・ウンディーネ》]]と[[《戦線復活の代償》]]などでサポートしたい。~ [[《伝説の都 アトランティス》]]による[[レベル]]軽減と、[[サーチ]]に使った[[《アトランティスの戦士》]]を[[除外]]することで[[特殊召喚]]できる[[《水の精霊 アクエリア》]]により[[リリース]]確保ができる。~ しかし、現在では[[シンクロ召喚]]を多用するため、[[《伝説の都 アトランティス》]]による[[レベル]]低下を嫌って[[《死皇帝の陵墓》]]を使うことの方が多い。~ [[ライフコスト]]が払えない状況からの逆転も考えておくならば、[[《伝説の都 アトランティス》]]を使うのも良いだろう。 この[[カード]]が採用されている以上、戦略は[[【魚族】]]に限られるため、必然的に[[相手]]からは最優先にマークされる。~ [[召喚]]するときと[[リクルート]]するときの2度にわたり[[《奈落の落とし穴》]]や[[《神の警告》]]などの脅威にさらされる。~ [[攻撃]]反応型の[[カード]]は[[リクルート]]からの[[シンクロモンスター]]で[[除去]]し尽くせることが多いので、何よりも出鼻をくじかれないよう[[《我が身を盾に》]]等での防御を図りたい。 -[[モンスター効果]]を[[無効]]化する範囲に関する注意点。~ --[[フィールド]]で[[発動]]するものは、[[発動]]自体は可能だが必ず[[無効]]化される。([[効果]]処理の前に[[フィールド]]を離れても同様)~ 例:[[《C・ドルフィーナ》]]や[[《剣闘獣ムルミロ》]]の[[特殊召喚]][[効果]]の[[発動]]はできるが、その[[効果]]は[[無効]]になる。~ --[[フィールド]]以外で[[発動]]するものならばいずれも[[発動]]でき、[[効果]]も有効。~ 例:[[《オイスターマイスター》]]や[[《オーシャンズ・オーパー》]]の[[墓地]]で[[発動]]する[[効果]]は有効。 -この[[効果]]で[[特殊召喚]]された[[モンスター]]は、[[《月の書》]]等で一旦[[裏側表示]]にすれば制約を打ち消すことができる。~ つまり、この[[カード]]で[[リクルート]]した[[魚族]]が、[[効果]]を[[発動]]させたり[[攻撃]]を行うことが可能になるのである。~ [[《光鱗のトビウオ》]]の[[効果]]が解禁されれば非常に強烈。~ その性質から、一斉に[[裏側守備表示]]に出来る上に[[《ライトニング・ボルテックス》]]の回避にも使える[[《皆既日蝕の書》]]との相性は抜群。~ //-[[《伝説の都 アトランティス》]]の影響下では、この[[カード]]を[[《フィッシュボーグ−ガンナー》]]と共に、同じ[[水属性]]の[[《氷結界の龍 グングニール》]]の[[シンクロ素材]]にできる。~ -OCG開始以来、初めて登場した「[[魚族]]専用」の[[サポートカード]]。~ [[魚族]]のみを[[全体除去]]する[[《永遠の渇水》]]以来の、[[魚族]]に関する[[効果]]を持った[[カード]]である。 -海外版では[[ウルトラレア>Ultra]]にまで格上げされている。~ あちらでは強力な[[魚族]][[モンスター]]が日本より早く登場したので、それを考えれば納得がいくだろう。~ 日本では[[EXTRA PACK]]シリーズが登場したことで、この[[カード]]の利用価値もさらに上昇した。~ また、[[魚族]][[チューナー]]である[[《フィッシュボーグ−ガンナー》]]・[[《竜宮の白タウナギ》]]の登場でこの[[カード]]からの[[シンクロ召喚]]が可能となり、[[エクシーズモンスター]]が登場したことによって、[[リクルート]]した[[魚族]][[モンスター]]の活用の幅はさらに広がっている。~ -「シーラカンス(coelacanth)」とは、硬骨魚綱総鰭類の魚の一群の魚のこと。~ デボン紀に現れ白亜紀末に[[恐竜>恐竜族]]と共に絶滅したと考えられていたが、20世紀になって生きているものが発見された。~ 全長約1.5メートルで対鰭は扇形をなしており、古生代から姿を変えず生息しているため「生きた化石」と言われている。~ --シーラカンスは「シーラカンス目に属する魚類の総称」で、シーラカンスという魚がいる訳ではない。~ かつては20種類以上のシーラカンスが居たが、大半が絶滅し、現存するのは2種類のみである。 //-原作・アニメにおいて―~ -コナミのゲーム作品において―~ [[DUEL TERMINAL]]のアクションデュエルにおけるミニゲーム「ぴちぴち魚釣り」において、[[レベル]]5以上の[[モンスター]]をスキャンした場合に小魚・中魚を全て釣った後に登場する。~ ボタンを連打して釣り上げなければならず、釣ればマキシマムスターを獲得できる。~ **関連カード [#l2f55218] -[[《椿姫ティタニアル》]] -[[《青氷の白夜龍》]] -[[《モザイク・マンティコア》]] **リクルート可能なモンスター一覧 [#dcd0bf54] -[[レベル]]1 --[[《深海の大ウナギ》]] --[[《フィッシュボーグ−ガンナー》]]([[チューナー]]・[[禁止カード]]) --[[《フィッシュボーグ−ランチャー》]]([[チューナー]]) -[[レベル]]2 --[[《ホワイト・ドルフィン》]] --[[《軍隊ピラニア》]] --[[《C・ドルフィーナ》]] --[[《素早いマンタ》]] --[[《素早いマンボウ》]] --[[《リチュア・アビス》]] -[[レベル]]3 --[[《恍惚の人魚》]] --[[《ルート・ウォーター》]] --[[《オーシャンズ・オーパー》]] --[[《オイスターマイスター》]] --[[《魚雷魚》]] --[[《キラー・ラブカ》]] --[[《剣闘獣トラケス》]] --[[《剣闘獣ムルミロ》]] --[[《忍び寄るデビルマンタ》]] --[[《シャーク・サッカー》]] --[[《トライポッド・フィッシュ》]] --[[《ハリマンボウ》]] --[[《ビッグ・ジョーズ》]] --[[《フライファング》]] -[[レベル]]4 --[[《海原の女戦士》]] --[[《魚ギョ戦士》]] --[[《クレイジー・フィッシュ》]] --[[《グレート・ホワイト》]] --[[《スペースマンボウ》]] --[[《魂喰らい》]] --[[《舌魚》]] --[[《フライング・フィッシュ》]] --[[《レインボー・フィッシュ》]]([[デメリット]]を持たない[[モンスター]]の中で最高[[攻撃力]]) --[[《カンツウツボ》]] --[[《光鱗のトビウオ》]] --[[《シャクトパス》]] --[[《深海王デビルシャーク》]] --[[《スクラップ・シャーク》]](最高[[攻撃力]]) --[[《スピア・シャーク》]] --[[《ツーヘッド・シャーク》]] --[[《エクシーズ・リモーラ》]] --[[《ゼンマイシャーク》]] --[[《ディープ・スィーパー》]] --[[《ハンマー・シャーク》]] --[[《ヒゲアンコウ》]] --[[《プリンセス人魚》]] --[[《水精鱗−アビスタージ》]] --[[《水精鱗−アビスパイク》]] --[[《水精鱗−アビスラング》]] --[[《メタボ・シャーク》]]([[デメリット]]を持たない[[モンスター]]の中で最高[[攻撃力]]) --[[《竜影魚レイ・ブロント》]] --[[《竜宮の白タウナギ》]]([[チューナー]]) --[[《Mermail Abyssmander》]](最高[[守備力]]) **このカードを使用する代表的なデッキ [#de220ac2] -[[【魚族】]] **収録パック等 [#qf37e12b] -[[DUELIST EDITION Volume 2]] DE02-JP084 &size(10){[[Rare]]}; -[[PHANTOM DARKNESS]] PTDN-JP034 **FAQ [#k9a6d5b8] Q:[[起動効果]]の[[効果解決時]]にこの[[カード]]が[[フィールド]]上に存在しない場合は[[魚族]]は[[特殊召喚]]されますか?~ A:はい、[[特殊召喚]]されます。(09/07/12) // 参考:同類効果の[[《召喚僧サモンプリースト》]]は、[[特殊召喚]]を行います。 Q:[[起動効果]]を[[発動]]した場合は必ず[[フィールド]]に空きが無くなるように[[特殊召喚]]しなければなりませんか?~ A:はい、可能ならば必ず空きがなくなるように[[特殊召喚]]しなければなりません。(09/03/14)~ Q:[[デッキ]]内の[[特殊召喚]]可能な[[魚族]]が[[モンスターカードゾーン]]の空き未満しか存在しない場合、この[[効果]]を[[発動]]できますか?~ //A:はい、その場合でも[[発動]]できます。~ // その場合[[相手]]に[[デッキ]]を公開し、[[魚族]][[モンスター]]の数を確認させます。(10/11/02) A:はい、その場合でも[[発動]]できます。(11/03/07) Q:この[[誘発即時効果]]を[[ダメージステップ]]に[[発動]]する事は可能ですか?~ A:はい。[[発動]]する事が可能です。[[ダメージ計算]]時にも[[発動]]できます。~ この[[カード]]自身が[[戦闘]]を行う場合でも[[発動]]することができます。(09/01/10) Q:同一[[チェーン]]上で[[誘発即時効果]]を複数回[[発動]]できますか?~ A:はい、複数回[[発動]]できます(07/12/07) Q:[[誘発即時効果]]の[[リリース]]は[[コスト]]ですか?~ A:はい、[[コスト]]です。(09/03/14)~ Q:[[誘発即時効果]]の[[コスト]]に[[カード]]自身を[[リリース]]する事はできますか?~ A:いいえ、できません。(07/12/07) Q:[[誘発即時効果]]の[[コスト]]に[[裏側表示]]の[[魚族]]を[[リリース]]する事はできますか?~ A:はい、できます。(09/03/14)~ Q:《超古深海王シーラカンス》が場を離れたり[[裏側守備表示]]となった場合、[[特殊召喚]]した[[魚族]][[モンスター]]への制約は無くなりますか?~ A:いいえ、[[魚族]][[モンスター]]へ対象をとり続ける[[効果]]ではないため制約がかかったままとなります。~ 似たような[[テキスト]]ですが[[《剣闘獣ダリウス》]]とは処理が異なります。(08/11/05) Q:[[無効]]化の範囲はどこまでですか?~ A:「[[フィールド]]上の[[永続効果]]」「[[フィールド]]で[[発動]]した[[起動効果]]・[[誘発効果]]・[[誘発即時効果]](''[[効果解決時]]に[[フィールド]]に存在しているか否かは問わない'')」)」、一部の[[ルール効果]]まで[[無効]]化されます。~ [[フィールド]]を離れた後、新たに[[発動]]する[[効果]](例:[[《オーシャンズ・オーパー》]])については[[無効]]化されません。(08/12/03) //一部の[[ルール効果]]は[[《ヒゲアンコウ》]]など(10/08/15)追記 Q:《超古深海王シーラカンス》の、[[レベル]]4以下の[[魚族]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果の解決時>効果解決時]]にその《超古深海王シーラカンス》が存在しない場合、[[効果]][[無効]]・[[攻撃]]不可の制約は[[適用]]されますか?~ A:その場合でも[[特殊召喚]]された[[魚族]][[モンスター]]は、[[攻撃宣言]]をする事ができず、[[効果]]が[[無効]]化されます。 //質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //質問だけの投稿はお止めください。 //未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。