*《&ruby(まどうしょろう){魔導書廊};エトワール/Spellbook Star Hall》 [#y2839969] 永続魔法 このカードがフィールド上に存在する限り、 自分または相手が「魔導書」と名のついた魔法カードを発動する度に、 このカードに魔力カウンターを1つ置く。 自分フィールド上の魔法使い族モンスターの攻撃力は、 このカードに乗っている魔力カウンターの数×100ポイントアップする。 また、魔力カウンターが乗っているこのカードが破壊され墓地へ送られた時、 このカードに乗っていた魔力カウンターの数以下のレベルを持つ 魔法使い族モンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。 [[EXTRA PACK −SWORD OF KNIGHTS−]]で登場した[[永続魔法]]。~ [[魔導書]]が[[発動]]する度に自身に[[魔力カウンター]]を乗せ、[[自分]]に乗っている[[魔力カウンター]]の数に応じて[[魔法使い族]]を[[強化]]する。~ さらに、[[破壊]]された時に[[デッキ]]から[[魔法使い族]]を[[サーチ]]できる[[効果]]を持つ。~ [[魔法使い族]]の[[攻撃力]]を上昇させる[[効果]]を持つが、上昇値自体は心もとない。~ ただし、乗せられる[[魔力カウンター]]の数に上限はなく、[[自分]][[フィールド]]の[[魔法使い族]]全体を[[強化]]するので、1つ2つ乗せるだけでもそれなりに恩恵を受けられる。~ 後半の[[効果]]があるため[[除去]]へのリスクも比較的小さく、[[攻撃力]]が肉薄した[[デッキ]]には高い影響力を発揮する。~ [[《一族の結束》]]のように[[デッキ]]の構築や戦略を狭めてしまう欠点もない。~ とはいえ、[[強化]]は[[魔導書]]もしくは[[魔力カウンター]]サポートありきであり、後者に関しては軸とするには効率が悪い。~ 基本的に、複数の[[魔導書]]を採用できる[[デッキ]]、即ち[[【魔導書】]]やこれに類する[[デッキ]]で利用する事になる。~ 同[[デッキ]]における[[魔導書]]は回転率が高いため、1[[ターン]]に3つ以上の[[魔力カウンター]]が乗るようなことも少なくない。~ [[除去]]さえ受けなければ、驚異的な[[全体強化]][[カード]]と化す可能性は十分にある。~ [[除去]]されても後半の[[効果]]に繋がるので、上手く行けば儲け物といった程度でも実用性がある。~ 少ない上昇値でも、[[攻撃力]]で僅かに劣るかわり強力な[[効果]]を備えるものは多く、この[[カード]]自体[[ピン挿し]]でも機能させやすいのも[[メリット]]である。 [[下級モンスター]]軸の構成ならば、[[《霊滅術師 カイクウ》]]等の[[攻撃力]]不足も補えるため都合が良い。~ [[下級モンスター]]同士での殴り負けをあまり気にする必要がないため、[[《トーラの魔導書》]]・[[《ゲーテの魔導書》]]の使い勝手も良くなる。~ 変わった所で[[魔力カウンター]]を置ける[[《クルセイダー・オブ・エンディミオン》]]や、[[魔力カウンター]]の所在を問わない[[《魔導騎士 ディフェンダー》]]・[[《アーカナイト・マジシャン》]]との相性も良い。~ 後半の[[効果]]は[[魔法使い族]]を[[サーチ]]することができる極めて珍しいもの。~ [[魔力カウンター]]が少ない状態でも、[[レベル]]の低い[[《エフェクト・ヴェーラー》]]あたりならば簡単に呼び込め、[[相手]]の[[全体除去]]に対する抑止力にもなる。~ ただし[[《魔導書院ラメイソン》]]同様、[[タイミングを逃す]]恐れがある点に注意。~ また、注目すべき点として、この[[サーチ]]は[[自分]]から[[破壊]]した場合でも利用できる。~ 一度[[魔力カウンター]]を置く必要性がある事から、依存した動きを取ることは難しいが、前述の[[《エフェクト・ヴェーラー》]]や[[フォーチュンレディ]]と[[魔導書]]を組み合わせた場合の[[《フォーチュンレディ・ライティー》]]、[[《魔導書士 バテル》]]などは利用できる機会も多い。~ 狙って[[サーチ]]を行いたいならば[[カード]]消費なしに[[トリガー]]を引ける[[《魔導戦士 ブレイカー》]]・[[《魔導法士 ジュノン》]]・[[《アーカナイト・マジシャン》]]を利用すると良いだろう。~ [[《魔導法士 ジュノン》]]+[[《エフェクト・ヴェーラー》]]等から[[《スクラップ・ドラゴン》]]を[[シンクロ召喚]]できれば[[相手]]の[[カード]]も[[除去]]できる。~ [[エクゾディアパーツ>封印されし]]を[[サーチ]]できるよう構築するのも一興である。~ [[《フォーチュンレディ・ライティー》]]、[[《シンクロ・フュージョニスト》]]、[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]などの[[デッキ]]の核となる[[モンスター]]をピンポイントで呼ぶこともできる。~ [[霊使い]]を複数種採用した[[デッキ]]において[[相手]][[フィールド]]上の[[モンスター]]の[[属性]]に合わせて任意の[[霊使い]]を[[サーチ]]するという手もある。~ -[[《グリモの魔導書》]]と[[サーチ]]した[[魔導書]]を[[発動]]するだけで[[魔力カウンター]]が2つ乗る。~ 構築次第ではあるが[[レベル]]2以下の[[魔法使い族]]ならば比較的安定して[[サーチ]]できるだろう。~ [[《セフェルの魔導書》]]を間に挟めば[[魔力カウンター]]は3つになり、[[《魔導教士 システィ》]]等を呼び込める他、[[《魔導法士 ジュノン》]]や[[《魔導鬼士 ディアール》]]などの[[攻撃力]]が[[最上級モンスター]]の平均ラインに達する。~ -[[魔力カウンター]]関連の[[カード]]であるが、[[魔導書]]以外の[[魔法カード]]では[[魔力カウンター]]が乗らない。~ 勿論[[《見習い魔術師》]]や[[《漆黒のパワーストーン》]]などで[[魔力カウンター]]を増やすことは可能。~ -[[魔力カウンター]]を取り除く[[効果]]はないので[[《魔法都市エンディミオン》]]では直接サポートはできない。~ しかし[[破壊]]された時には[[《魔法都市エンディミオン》]]に[[魔力カウンター]]を乗せ変えることができるので、[[サーチ]]と合わせての一石二鳥を狙うのもありだろう。~ -[[破壊]]され[[墓地]]へ送られる必要があるので、[[バウンス]]や[[除外]]されると[[サーチ]]効果が[[発動]]しない。~ また、[[任意効果]]なので[[タイミングを逃す]]場合があることにも注意。~ -「&ruby(うみうま){海馬};コーポレーション 出張所」によると、[[《魔導書院ラメイソン》]]最下層にある星の広間であるとされる。~ [[魔導書]]の使用記録は大気中の魔力を通じてこの広間に集められ、その記録自体が新たな英知となり書庫に蓄えられていくのだという。~ --中央に設置された魔石は、[[《魔導書院ラメイソン》]]で開発された物であり魔力を吸収する性質を持つ。~ [[《魔導書院ラメイソン》]]の[[イラスト]]で塔を中心に設置されている魔石は大気中から魔力を吸収するという設定なので、おそらくそれと同じ物が使われているのだろう。~ -[[カード]]の由来は、タロットカードの大アルカナの一つ「The Star(星)」のフランス語での呼び名「L'étoile」だろう。~ カード番号は17、正位置では「希望、ひらめき」、逆位置では「失望、無気力」などを意味する[[カード]]である。~ -元々は、海外版[[Abyss Rising]]で追加された10種の海外新規[[カード]]の内の1枚である。~ //-原作・アニメにおいて―~ //-コナミのゲーム作品において―~ **関連カード [#i1e92cf1] -[[魔導書]] -[[魔力カウンター]] -[[《剣闘獣の檻−コロッセウム》]] -[[《エトワール・サイバー》]] //―[[イラスト]]関連 //カードのイラストに描かれているカードが存在した場合、そのカードをリンク **このカードを使用する代表的なデッキ [#k1cfdfd6] -[[【魔導書】]] **収録パック等 [#k73be984] -[[EXTRA PACK −SWORD OF KNIGHTS−]] EP13-JP029 **FAQ [#b8200525] Q:[[魔力カウンター]]を置く[[効果]]は[[チェーンブロック]]が作られますか?~ A:いいえ、作られません。(13/05/19) Q:[[魔法使い族]][[モンスター]]を[[手札]]に加える[[効果]]は[[チェーンブロック]]が作られますか?~ A:はい、作られます。(13/05/19) Q:[[ダメージステップ]]中に[[魔法使い族]][[モンスター]]を[[手札]]に加える[[効果]]を発動できますか?~ A:はい、[[発動]]できます。(13/05/22) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。