*【ガジェット】 [#cfeb269c] #contents **[[デッキ]]の概要 [#u74e5280] [[ガジェット]]の持つ[[サーチ]]能力を活かした[[デッキ]]タイプ。~ [[サーチ]]能力によって[[モンスター]]が切れるのを防ぐ事ができるため、効率よく[[ビートダウン]]を行える。~ 通称「ガジェ」。 《グリーン・ガジェット/Green Gadget》 効果モンスター 星4/地属性/機械族/攻1400/守 600 このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、 デッキから「レッド・ガジェット」1体を手札に加える事ができる。 《レッド・ガジェット/Red Gadget》 効果モンスター 星4/地属性/機械族/攻1300/守1500 このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、 デッキから「イエロー・ガジェット」1体を手札に加える事ができる。 《イエロー・ガジェット/Yellow Gadget》 効果モンスター 星4/地属性/機械族/攻1200/守1200 このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、 デッキから「グリーン・ガジェット」1体を手札に加える事ができる。 **[[デッキ]]構築に際して [#jf6a84cf] [[ガジェット]]の[[サーチ]][[効果]]を生かした[[デッキ]]タイプの中でも、最も基本的なものが[[【除去ガジェット】]]である。~ [[モンスター]]は[[効果]]で調達・通常の[[ドロー]]では[[除去]][[カード]]を補給・豊富な[[除去]][[カード]]で障害を排除し、途切れない[[ビートダウン]]を行う、というのが理想的な展開。~ 安定性が高く、総じてプレイングの難易度も低めの扱いやすい[[デッキ]]である。~ [[《サイバー・ドラゴン》]]や[[ガジェット]]等の[[機械族]]が[[墓地]]にたまりやすいので、[[《オーバーロード・フュージョン》]]と[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]の投入も検討できる。~ あたかも[[【ドラゴン族】]]の[[《龍の鏡》]]からの[[《F・G・D》]]、[[【岩石族】]]の[[《メガロック・ドラゴン》]]のように運用でき、そもそも元が安定した[[除去]][[デッキ]]なのでその火力を存分に発揮することができる。~ また、[[機械族]][[モンスター]]の中には[[ガジェット]]を[[サポートカード]]とする[[モンスター]]も存在する。~ それが[[《古代の機械合成獣》]]・[[《古代の機械巨竜》]]・[[《機動砦 ストロング・ホールド》]]・[[《起動兵士デッドリボルバー》]]の4体である。~ 特に[[《起動兵士デッドリボルバー》]]が使いやすく、他に[[《古代の機械巨竜》]]を[[フィニッシャー]]として使う【ギア・ガジェ】という選択肢もある。~ 各種[[ガジェット]]は全て[[レベル]]4であるため、[[エクシーズ召喚]]に繋げるのも有力な選択肢。~ これまでのギミックは全て継承しつつ、好きなタイミングで[[上級モンスター]]クラスの打点を出せるようになった点は大きな進歩である。~ [[《No.39 希望皇ホープ》]]や[[《インヴェルズ・ローチ》]]は【ガジェット】の弱点をうまくカバーできる[[効果]]を持つため、必ず[[エクストラデッキ]]に投入しておきたい。~ [[レッド>《レッド・ガジェット》]]・[[イエロー>《イエロー・ガジェット》]]・[[グリーン>《グリーン・ガジェット》]]の各種[[ガジェット]]の投入枚数によっても、タイプは変わってくる。~ 安定性を重視した2枚ずつか、数を重視した3枚ずつか。投入枚数に応じてそれぞれ「6ガジェ」「9ガジェ」と区別される。~ **[[デッキ]]の種類 [#a7242faa] ***[[【除去ガジェット】]] [#r6b68c98] [[ガジェット]]の[[サーチ]][[効果]]で[[アドバンテージ]]を稼ぎつつ各種[[除去]][[カード]]で相手をジリ貧に追い込む[[デッキ]]。~ [[除去]][[デッキ]]の弱点である[[モンスター]]不足と[[ガジェット]]の弱点である[[攻撃力]]の低さを互いに補い合った形となっている。~ [[ガジェット]]を使用した[[デッキ]]タイプとしては最もメジャーであり、多くの派生[[デッキ]]が存在する。~ [[【ガジェット】]]の名を持つデッキは多かれ少なかれこの[[【除去ガジェット】]]の要素を持っていると言える。~ ***[[【代償ガジェット】]] [#mf46b23a] [[《血の代償》]]と[[ガジェット]]の[[シナジー]]を活かし、大量展開によって[[1ターンキル]]を狙った[[デッキ]]。~ [[【除去ガジェット】]]と比べると安定性は失われるかわりに一瞬の爆発力を得られる。~ [[ガジェット]]を使用した[[デッキ]]の中では最も古いタイプである。~ [[エクシーズ召喚]]の登場により大幅に強化され、再び主流に返り咲きつつある。~ ***[[【コアガジェット】]] [#cba9f11c] [[《サモンチェーン》]]・[[《歯車街》]]・[[《トラゴエディア》]]・[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]等を採用した[[コンボ]]性の高い[[デッキ]]。~ 従来の[[ガジェット]]には無かった独特の[[デッキ]]タイプだったが、現在は[[制限改訂]]により[[キーカード]]の大部分が規制され、ほぼ消滅している。~ ***【マシンガジェット】 [#t3c76d0b] [[《マシンナーズ・フォートレス》]]と[[ガジェット]]の[[シナジー]]を活かして作られた[[デッキ]]。~ [[ストラクチャーデッキ−マシンナーズ・コマンド−]]のテーマでもある。~ [[機械族]]サポートの共有は勿論のこと、[[《マシンナーズ・ギアフレーム》]]が[[ガジェット]]に似た[[効果]]を持っている点や、[[手札]]に[[機械族]]を貯めておける[[ガジェット]]の性質が[[《マシンナーズ・フォートレス》]]と[[シナジー]]している点は将に基礎[[攻撃力]]を上げると共に、切り札を手にした[[ガジェット]]であると言える。~ [[【マシンナーズ】]]の項も参照。~ **[[デッキ]]の変遷 [#de0e61b2] 2004年3月に[[LIMITED EDITION 6>LIMITED EDITION#ue8f37d7]]の情報が出たころから[[ガジェット]]と[[《血の代償》]]との[[シナジー]]が話題にはなっていた。~ しかし当時は[[【カオス】]]全盛期であり、[[地属性]]である[[ガジェット]]は注目されず、すぐに[[環境]]に馴染む事はなかった。~ その後、半年以上経った2005年4月頃に[[【代償ガジェット】]]がネット上に姿を現した。~ それからやや遅れて[[【除去ガジェット】]]が台頭。~ [[【変異カオス】]]の最盛期とも言える時期に登場し、一気に[[メタデッキ]]へ登りつめた。~ その後、[[07/09/01>禁止・制限カード/2007年9月1日]]にて[[ガジェット]]3種が[[準制限カード]]に指定される。~ が、その後、[[08/03/01>禁止・制限カード/2008年3月1日]]の[[制限改訂]]にて、[[ガジェット]]全てが[[無制限カード]]に暖和され、各種【ガジェット】は復活を遂げた。~ 第6期には、[[シンクロモンスター]]の登場により、[[【コアガジェット】]]のような[[シンクロ召喚]]を交えた構築も誕生した。~ しかし、[[ガジェット]]自体が[[メタデッキ]]の[[下級モンスター]]としては打点に劣り、[[《スキルドレイン》]]にも弱い点から第6期前半〜中盤まではこれまでに比べてさほど実績を残せなかった。~ その後、対[[【BF】]]・[[シンクロモンスター]]として優秀な[[《マシンナーズ・フォートレス》]]が登場。~ [[ガジェット]]を[[コスト]]に[[特殊召喚]]できる点から[[デッキ]]の課題であった打点の低さと[[手札]]でだぶついた[[ガジェット]]の処理が一度に解決した。~ [[《地砕き》]]の[[制限解除]]も手伝い、第7期には再びトーナメントシーンで見られる[[デッキ]]へと復権を果たした。~ **代表的なカード [#e8fd818a] -[[《グリーン・ガジェット》]] -[[《レッド・ガジェット》]] -[[《イエロー・ガジェット》]] -[[《貪欲な壺》]] **サンプルレシピ [#x397f4f0] -【マシンガジェット】~ 10.07.03 日本代表最終選考会(西日本)日本代表~ http://ocg.bitc.jp/deck/deck.fcgi?ListNo=659 -【代償ガジェット】~ 11.07.16 2011年度日本代表選考会 ベスト16~ http://duel-entrance-deck.seesaa.net/article/215160062.html -【TGガジェット】~ 11.07.16 2011年度日本代表選考会 代表~ http://duel-entrance-deck.seesaa.net/article/215157806.html **関連リンク [#cee5c0ac] -[[【除去ガジェット】]] -[[【代償ガジェット】]] -[[【パキケガジェット】>【除去ガジェット】#kdafa24b]] -[[【コアガジェット】]] -[[【機械族】]] -[[デッキ集]]