*【ジャンク・ウォリアー】 [#y635cea7] #contents **デッキの概要 [#p9b9e0c0] [[《ジャンク・ウォリアー》]]の[[効果]]を最大限に生かし[[一撃必殺>1ターンキル]]を狙う[[【ローレベル】]]の[[ビートダウン]][[デッキ]]。~ 基本は[[レベル]]2以下の[[効果モンスター]]で戦線を固め[[攻撃]]を防ぎ、隙あらば[[《ジャンク・ウォリアー》]]の[[攻撃力]]で攻める。~ 《ジャンク・ウォリアー/Junk Warrior》 シンクロ・効果モンスター 星5/闇属性/戦士族/攻2300/守1300 「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上 このカードがシンクロ召喚に成功した時、このカードの攻撃力は 自分フィールド上に表側表示で存在する レベル2以下のモンスターの攻撃力の合計分アップする。 《ジャンク・シンクロン/Junk Synchron》 チューナー(効果モンスター) 星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 500 このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在する レベル2以下のモンスター1体を表側守備表示で特殊召喚する事ができる。 この効果で特殊召喚した効果モンスターの効果は無効化される。 **[[デッキ]]構築に際して [#qe7a6e65] [[《ジャンク・シンクロン》]]の[[効果]]によって[[《ジャンク・ウォリアー》]]の[[シンクロ召喚]]自体は容易。~ 素早く[[モンスター]]を並べて高い[[攻撃力]]の[[《ジャンク・ウォリアー》]]を[[シンクロ召喚]]し、勝利することが目標となる。 ***[[モンスター]]について [#fed54881] 切り札の[[召喚条件]]であり、[[効果]]が強力な[[《ジャンク・シンクロン》]]は可能な限り欲しい。~ レベル2ではなくとも[[《ジャンク・シンクロン》]]と[[戦士族]]サポートを共有できる[[《ならず者傭兵部隊》]]等も用意しておきたいところ。~ その他の[[モンスター]]は、[[シンクロ召喚]]のサポートと、[[《ジャンク・ウォリアー》]]の[[攻撃力]]アップのための[[モンスター]]が考えられる。~ -[[シンクロ召喚]]サポート~ --[[《ボルト・ヘッジホッグ》]]~ [[レベル]]2のため、[[《ジャンク・シンクロン》]]の[[効果]]での[[蘇生]]も、自身の[[効果]]での[[蘇生]]も可能。~ [[シンクロ召喚]]前に、多数の低[[レベル]][[モンスター]]を並べる必要があるこの[[デッキ]]では重宝する。~ --[[《メタモルポット》]]・[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]などの[[墓地を肥やす]][[モンスター]]~ [[《ジャンク・シンクロン》]]の[[効果]]や、上記の[[《ボルト・ヘッジホッグ》]]をサポートすることができる。~ その他にも、[[《エンジェル・リフト》]]や[[《リミット・リバース》]]の[[発動条件]]を満たしやすくなる。~ --低[[レベル]][[リクルーター]]~ [[《ジャイアントウィルス》]]・[[《素早いモモンガ》]]・[[《見習い魔術師》]]などの低[[レベル]][[リクルーター]]は[[フィールド]]に[[モンスター]]を溜めやすいので相性がいい。~ 特に[[《ジャイアントウィルス》]]・[[《素早いモモンガ》]]などは2体並びさらに[[墓地]]に[[レベル]]2[[モンスター]]が揃う。~ そのため、そのまま[[《ジャンク・シンクロン》]]によって[[蘇生]]させる事で、[[攻撃力]]4300の[[《ジャンク・ウォリアー》]]へつなげることもできる。~ [[蘇生]]させた[[《ジャイアントウィルス》]]・[[《素早いモモンガ》]]が[[《ジャンク・シンクロン》]]によって[[効果]]が[[無効]]化されないのも利点。~ [[《ジャイアントウィルス》]]・[[《見習い魔術師》]]は[[《ジャンク・シンクロン》]]と同じ[[闇属性]]であるから、[[サポートカード]]を共有できる。~ [[《見習い魔術師》]]から[[《ものマネ幻想師》]]につなげれば、さらなる[[《ジャンク・ウォリアー》]]の強化が可能。~ --[[《クイック・シンクロン》]]と[[《レベル・スティーラー》]]~ [[《クイック・シンクロン》]]自身の[[効果]]により[[《レベル・スティーラー》]]を[[墓地へ送って>墓地へ送る]][[特殊召喚]]、[[墓地]]に存在する[[《レベル・スティーラー》]]を[[《クイック・シンクロン》]]の[[レベル]]を1つ下げることで[[特殊召喚]]し、そのまま[[《ジャンク・ウォリアー》]]を[[シンクロ召喚]]することができる。~ この方法は[[通常召喚]]を行わないため、1[[ターン]]に複数体の[[《ジャンク・ウォリアー》]]を並べることも可能。~ このとき[[フィールド]]上に[[《ザ・カリキュレーター》]]がいれば、[[《ジャンク・ウォリアー》]]の[[攻撃力]]は5900にも達する。 -[[《ジャンク・ウォリアー》]]強化のための[[モンスター]]~ --[[《ザ・カリキュレーター》]]~ [[レベル]]2の[[モンスター]]の中では、破格の[[攻撃力]]を持つ可能性がある。~ [[《ジャンク・シンクロン》]]での[[蘇生]]から、容易に[[《地獄の暴走召喚》]]につなげることができる。~ ただし単体では貧弱のため、採用する場合は[[コンボ]][[デッキ]]になりがちである。~ --[[《ドッペル・ウォリアー》]]~ [[シンクロ素材]]にすれば[[ドッペル・トークン]]を生み出し、[[《ジャンク・ウォリアー》]]の[[攻撃力]]を強化出来る。~ 他の[[素材>シンクロ素材]]と比べ、上がり幅が固定値であるがそれ故に安定性があり、[[手札]]にあっても自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]しやすいため、[[【ジャンクドッペル】]]では重要な役割を果たす。 --[[《トラゴエディア》]]~ [[レベル]]は高いが、自身の[[効果]]により簡単に[[レベル]]2以下になることができ、[[特殊召喚]]も容易。~ [[手札]]の枚数次第では高い[[攻撃力]]を得ることができ、[[手札]]で[[腐り>腐る]]にくいのも利点。~ その[[レベル]]の高さから上記の[[《ザ・カリキュレーター》]]の[[攻撃力]]を底上げすることもできる。~ 他の[[モンスター]]は低[[レベル]]になりがちなので、[[コントロール奪取]]は[[発動]]する機会はあまりないだろう。~ --[[《機皇帝グランエル∞》]]~ [[召喚条件]]はやや難しいが、[[デュエル]]序盤に出せれば[[攻撃力]]が4000の[[レベル]]1[[モンスター]]を出すことができる。~ [[《ジャンク・ウォリアー》]]を[[強化]]すれば[[攻撃力]]が6300となり、2体で[[攻撃]]を仕掛ければ[[1ターンキル]]も可能となる。~ [[シンクロモンスター]][[吸収]][[効果]]も持っているため、[[効果]]を[[発動]]できればお互いの[[攻撃力]]がさらに跳ね上がる可能性も考慮しておきたい。~ なお、他の[[機皇帝]]には「自身以外の[[モンスター]]は[[攻撃宣言]]を行えない」[[デメリット]]があるため、[[《ジャンク・ウォリアー》]]の[[強化]]はできるが相性自体は悪い。 --[[《カオス・ネクロマンサー》]]~ [[《魔導雑貨商人》]]や[[ライトロード]]などで10体以上の[[モンスター]]を[[墓地へ送って>墓地へ送る]]おけば、[[《ジャンク・ウォリアー》]]との攻撃で[[1ターンキル]]できる可能性もある。~ [[墓地が肥えれば>墓地を肥やす]]単体でも[[アタッカー]]として機能する。 -その他採用候補~ --[[破壊]][[耐性]]がある[[モンスター]]にも有効な[[レベル]]2[[モンスター]]の[[《ペンギン・ソルジャー》]] --[[《ジャンク・シンクロン》]]から[[蘇生]]可能で[[効果]]も失われない[[レベル]]1[[モンスター]]の[[《グレイブ・スクワーマー》]] ***[[魔法・罠カード]]について [#f9e6f484] [[《ジャンク・シンクロン》]]がいなければ[[《ジャンク・ウォリアー》]]を出すことはできない。~ そのため[[《増援》]]・[[《調律》]]等の[[サーチ]]や、[[《戦士の生還》]]・[[《ダーク・バースト》]]等の[[サルベージ]]ができる[[カード]]は欲しい。~ [[発動]]タイミングの関係で、妨害されにくい[[《スピリット・フォース》]]は、[[サルベージ]]と共に防御も行える。~ [[墓地]]からの[[特殊召喚]]が多いので、条件を満たしやすく爆発的に[[攻撃力]]を増加させる[[《地獄の暴走召喚》]]は採用したい。~ [[ステータス]]の低い[[モンスター]]が多いので[[《強制転移》]]で[[相手]]の強力な[[モンスター]]を奪うのも手だろう。~ [[《フリッグのリンゴ》]]との相性はかなり良く、是非とも採用しておきたい。~ 高[[攻撃力]]を保つのが難しい[[《ザ・カリキュレーター》]]や[[《トラゴエディア》]]等に比べて、[[特殊召喚]]の容易さと高水準の[[攻撃力]]は強力である。~ [[発動条件]]に[[戦闘ダメージ]]を受ける必要があるが、すぐに[[効果]]で[[回復]]するため[[《機皇帝グランエル∞》]]の能力を損なわさせない。~ 全体的に[[モンスター]]の[[レベル]]は低いので[[《エンジェル・リフト》]]を採用しやすい。~ [[墓地アドバンテージ]]を生かす[[デッキ]]であるので[[《王宮の鉄壁》]]をメインから[[積む]]といくらか安心できる上、[[《ボルト・ヘッジホッグ》]]とも[[シナジー]]する。~ ただし、これらは後述する対[[魔法・罠カード]]のいくつかとは相性が悪い。~ [[《ジャンク・ウォリアー》]]の[[攻撃力]]アップの条件は[[レベル]]2以下[[モンスター]]の[[元々の攻撃力]]ではないため、単純に[[攻撃力]]を上げる[[《団結の力》]]・[[《魔導師の力》]]との相性は良い。~ また、[[《星蝕−レベル・クライム−》]]は[[誘発効果]]に[[チェーン]]して[[発動]]すれば[[攻撃力]]が最低でも倍加されるが、[[星蝕トークン]]の扱いには注意が必要である。~ 幸いなことに、[[星蝕トークン]]は[[魔法使い族]]なので、[[《ゾンビキャリア》]]などの[[レベル]]2[[チューナー]]から、[[《アーカナイト・マジシャン》]]へ繋げることが出来る。~ また、[[《フリッグのリンゴ》]]や[[《ドッペル・ウォリアー》]]など、[[トークン]]生成を行う[[カード]]には相性が良いものが多いので、[[トークン]]生成関係の[[カード]]を多めに採用し、[[《トークン復活祭》]]や[[《暴走闘君》]]の採用も考えられる。~ 高い[[攻撃力]]を持った[[《ジャンク・ウォリアー》]]を[[シンクロ召喚]]しただけでは勝てないので、このような確実に[[相手]]に[[ダメージ]]を通すための工夫が必要となる。~ [[攻撃]]の妨害を阻止する[[カウンター罠]]や[[《王宮のお触れ》]]・[[《大嵐》]]等の対[[魔法・罠カード]]、[[相手]]に低[[攻撃力]]を晒させるための[[《リバイバル・ギフト》]]、[[貫通]][[効果]]の付加など何らかの手段を講じたい。~ ほとんどの[[モンスター]]が[[レベル]]4未満なので、[[《レベル制限B地区》]]・[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]等の採用も視野に入る。~ 使用する場合には[[《ジャンク・ウォリアー》]]の[[攻撃]]を叩き込むために[[《非常食》]]等も投入し、[[【フィフティ・フィフティ】]]寄りの構成にするといいだろう。~ [[《星蝕−レベル・クライム−》]]を使用すれば、[[ロック]]を崩さずに[[直接攻撃]]を決めることが出来る。 //**戦術 **[[デッキ]]の派生 [#ae3ff644] ***【ジャンク・ワイト】 [#pf188d94] [[《カオス・ネクロマンサー》]]と並び、[[レベル]]2以下の[[モンスター]]としては高攻撃力を期待できる[[《ワイトキング》]]を使用するデッキ。~ 優秀な[[アンデット族]]サポートを使えることが魅力。~ [[《ジャンク・シンクロン》]]で[[通常召喚]]を行っていても[[《馬頭鬼》]]などで蘇生し、[[1ターンキル]]できる状況を作りやすい。~ こちらも[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]ギミックが必要なので、[[《カオス・ネクロマンサー》]]を取り込むこともできる。~ ***【ジャンク・シンクロン】 [#tf40310d] 一撃必殺の[[《ジャンク・ウォリアー》]]を狙わず、[[シンクロ召喚]]先を広げた[[デッキ]]。~ 安定性の低い[[コンボ]][[カード]]を極力避ける事で、[[事故率>事故]]の軽減が計れる。~ さらに[[《ジャンク・サーバント》]]や[[《ジャンク・フォアード》]]を併用することで、[[レベル]]6以上の[[シンクロモンスター]]も出しやすくなる。~ 特に、[[《ドッペル・ウォリアー》]]を積んだ型は[[【ジャンクドッペル】]]とも呼ばれる。~ [[シンクロ召喚]]先として視野に入る[[レベル]]5以下の[[モンスター]]は以下の通り。~ -[[レベル]]5~ --[[《TG ハイパー・ライブラリアン》]]~ [[シンクロ召喚]]先としてはもっとも[[汎用性]]が高い。~ 特に後述する[[シンクロモンスター]]を[[シンクロ召喚]]する必要が無い場合は、この[[カード]]を[[シンクロ召喚]]すると良い。~ また[[《見習い魔術師》]]の[[リクルート]]先として[[《マジキャット》]]を採用する事で、[[墓地]]の[[魔法カード]]を再利用する事もできる。~ --[[《A・O・J カタストル》]]~ [[闇属性]]以外の[[モンスター]]を処理する際に、[[シンクロ召喚]]すると良い。~ 特に、[[相手]]が[[光属性]][[モンスター]]を[[攻撃表示]]にしている場合は[[《オネスト》]]を無視できる。 --[[《氷結のフィッツジェラルド》]]~ [[墓地を肥やす]]ために[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]を採用している場合、[[シンクロ召喚]]先として採用できる。~ [[《次元幽閉》]]等を無視したり、劣勢の際の[[壁]]としての運用が期待できる。 --[[《スカー・ウォリアー》]]~ [[《氷結のフィッツジェラルド》]]と役割は被るが、[[壁]]としての運用が期待できる。~ [[シンクロ素材]]に縛りが無い点で、[[《氷結のフィッツジェラルド》]]よりは優秀である。 --[[《マジカル・アンドロイド》]]~ [[ライフゲイン]]に意味がある場合や、[[《TG ハイパー・ライブラリアン》]]同様に、とりあえずとして[[シンクロ召喚]]すると良い。~ [[《TG ハイパー・ライブラリアン》]]を浪費したく無い場合に備えて、1枚程度挿しておくのが良い。 --[[《ジャンク・ウォリアー》]]~ 一撃必殺を狙わないとはいえ、高[[攻撃力]]を狙える場面は少なくないため、1枚程度挿しておくと良い。~ 最後の一撃としてや、上記の[[モンスター]]で処理できない[[闇属性]]・[[攻撃力]]2600以上の[[モンスター]]の処理が主となる。 --[[《カタパルト・ウォリアー》]]~ [[デッキ]]の[[ジャンク]]を多めにすることで、[[引導火力>火力]]としての役割が期待できる。~ とはいえ単体では機能し難く、[[エクストラデッキ]]が圧迫されてしまうため無理に採用する必要はない。 -[[レベル]]4 --[[《漆黒のズムウォルト》]]~ [[《レベル・スティーラー》]]を採用していた場合、[[シンクロ召喚]]先として採用すると良い。~ [[《スターダスト・ドラゴン》]]・[[《メンタルスフィア・デーモン》]]等の上記の[[シンクロモンスター]]では処理しにくい[[モンスター]]を容易に処理できる。~ [[戦闘破壊]][[耐性]]を持つため、[[壁]]として[[シンクロ召喚]]するのも良い。~ また「[[《漆黒のズムウォルト》]]+[[《ジャンク・シンクロン》]]+[[レベル]]2[[モンスター]]」で[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]を始めとする[[レベル]]9[[シンクロモンスター]]を[[シンクロ召喚]]できる。 **この[[デッキ]]の弱点 [#ie77b777] [[シンクロモンスター]]を活用する[[デッキ]]の宿命として[[特殊召喚]][[メタ]]に凄まじく弱い。~ [[《昇霊術師 ジョウゲン》]]・[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]・[[《大天使クリスティア》]]などを出されると[[シンクロ召喚]]はおろか、[[《ジャンク・シンクロン》]]の[[効果]]すら無力化される。~ さらに[[《スキルドレイン》]]で[[モンスター効果]]を封じられると勝つ道はかなり狭まる。~ そしてこの[[デッキ]]の最大の弱点はロー[[レベル]]=低[[ステータス]]であるという点。~ 上記のように何か封じられてしまうと、単体で挽回するのは難しい。~ [[《昇霊術師 ジョウゲン》]]・[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]すら[[戦闘破壊]]は困難になる恐れがある。~ 幸い、[[モンスター効果]]を[[無効]]化されても[[チューナー]]としては機能するため、[[シンクロ召喚]]は可能。~ しかし[[効果]]を封じられた低[[ステータス]][[モンスター]]を2体並べるのに苦労するだろう。~ [[《サンダー・ブレイク》]]や[[《王宮のお触れ》]]、[[カウンター罠]]を積むのが現実的な対処法だろう。~ **関連リンク [#t24130ee] -[[ジャンク]] -[[【ローレベル】]] -[[【ジャンクドッペル】]] -[[【シンクロン】]] -[[【シンクロ召喚】]] -[[デッキ集]]