*【トークン】 [#top] #contents **[[デッキ]]の概要 [#abstract] //リンク召喚の登場、カードプールの増加で大幅に更新の余地があったため17/12/22に大幅更新しました //因みに更新前のバックアップ⇒http://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=backup&page=%A1%DA%A5%C8%A1%BC%A5%AF%A5%F3%A1%DB&age=71 様々な[[トークン]]生成[[カード]]で[[モンスタートークン]]を生成し、それらを利用し[[デュエル]]を進める[[デッキ]]。~ [[トークン]]の生成の仕方や生成した[[トークン]]をどう使うかでこの[[デッキ]]の構築が変わってくるので、構築のバリエーションは広い。~ [[火力]]不足が難点であったが、第6期で登場した[[シンクロ召喚]]によりある程度は補えるようになる。~ そして第10期で登場した[[リンク召喚]]により[[トークン]]のみで大型[[モンスター]]の展開が可能となり、飛躍的に[[強化]]された。~ 新たな[[召喚]]法が登場する度に[[強化]]されていく可能性がある[[デッキ]]と言える。~ **[[デッキ]]構築に際して [#introduction] 全ての[[トークン]]に共通する点として「[[墓地に送ら>墓地へ送る]]れない」「[[通常モンスター]]として扱う」「[[エクシーズ素材]]に使えない」という点が挙げられる。~ また、「[[リリース]]不可などの何かしらの使用制限がある」「全体的に[[ステータス]]が低め」「1度に複数体展開できる」という傾向もみられやすい。~ 勿論、何ら制約がない[[銃士トークン]]や、[[ステータス]]が高くなりやすい[[冥府の使者カイエントークン]]のような例外も多く存在する。~ [[ステータス]]が低いものが多い関係上、[[ビートダウン]]は基本的に[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]を利用するか、各種[[カードの効果]]で[[強化]]を行う事となる。~ [[トークン]]は(一部を除いて)[[リンク素材]]や[[シンクロ素材]]に使えるため、それらの[[召喚]]法を中心に据えれば高い打点も有する事ができる。~ あるいは[[バーン]][[カード]]の[[コスト]]として使用する等、[[ビートダウン]]を狙わない戦略を用意しておくのも手。~ [[トークン]]の基本事項、各種[[トークン]]の能力や生成[[カード]]については[[モンスタートークン]]のページも参照すると良い。~ 基本的にこの[[デッキ]]における[[トークン]]生成[[カード]]は、1度に複数の[[トークン]]を生成できるものや、継続的に[[トークン]]を生成できる[[カード]]であるのが望ましい。~ ***[[モンスターカード]]について [#monster] ―[[トークン]]を生成する[[モンスター]]~ 生成する条件や[[トリガー]]は様々であり、選択する[[モンスター]]によってはその[[モンスター]]を中心に構築して行く事になるだろう。~ -[[召喚]]・[[特殊召喚]]を[[トリガー]]にするもの~ --[[《幻銃士》]]・[[《クラスター・ペンデュラム》]]・[[《幻獣機テザーウルフ》]]~ [[召喚]]直後に自身と[[トークン]]を素材に[[リンク召喚]]に繋げられる。~ 前者2枚は生成数が[[フィールド]]の状況に左右され、[[《幻獣機テザーウルフ》]]は1体という数の少なさが欠点。~ //--[[《BF−朧影のゴウフウ》]]~ //[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない場合に自身と[[トークン]]2体を[[特殊召喚]]できる。~ //[[特殊召喚モンスター]]なので[[腐る]]危険性があるのが難点だが、[[召喚権]]も使わず一気に3体の[[モンスター]]が得られる見返りは大きい。~ --[[《トーチ・ゴーレム》]]~ 自身を[[相手]][[フィールド]]に渡す代わりに、こちらに2体の[[トークン]]を出せる。~ [[リンク召喚]]との相性が抜群に良く、この[[カード]]1枚から複数の[[リンク召喚]]に繋げられる(詳細は[[《トーチ・ゴーレム》]]のページを参照)。~ 渡してしまったこの[[カード]]の処理は[[コントロール交換]]や[[トークン]]を利用した[[除去]]で対処すると良い。~ --[[《冥府の使者ゴーズ》]]~ [[相手]][[モンスター]]の[[直接攻撃]]なので受動的だが、自身だけでなく生成する[[トークン]]の[[ステータス]]も高くなりやすいため返しの[[ターン]]の反撃に繋げやすい。~ -[[墓地]]で[[効果]]を[[発動]]するもの~ その[[モンスター]]を[[リンク素材]]に使えば[[トークン]]が生成できるため更なる上位[[リンク]]に繋げられる。~ --[[《ダンディライオン》]]・[[《幻獣機オライオン》]]・[[《水晶機巧−ローズニクス》]]~ どこから[[墓地へ送られ>墓地へ送る]]ても生成できるため非常に条件が緩く扱いやすい。~ 特に[[《ダンディライオン》]]は2体生成できるため高[[リンク召喚]]へ繋げる事も容易い。~ [[《幻獣機オライオン》]]は[[チューナー]]なので[[シンクロ召喚]]も可能であり、[[墓地]]から[[除外]]する事で上記の[[《幻獣機テザーウルフ》]]を追加で[[召喚]]できる。~ --[[《サイバース・ガジェット》]]・[[《オイスターマイスター》]]~ 上記に比べこちらは[[フィールド]]から[[墓地へ送られた]]場合に限定されている。~ 前者は吊り上げ[[効果]]を持つので[[リンク召喚]]と相性が良く、後者は[[水属性]]なので下記の[[《レクンガ》]]の[[コスト]]として使える。~ --[[《BF−隠れ蓑のスチーム》]]~ [[フィールド]]から[[離れた>離れる]]場合という条件なので[[《マクロコスモス》]]などが[[適用]]されていても[[発動]]可能。~ [[デュエル]]中1度だけだが[[自己再生]][[効果]]も持つため使いまわしも容易い。~ -[[破壊]]・[[戦闘破壊]]される事を[[トリガー]]にするもの~ やや受動的ではあるが[[自爆特攻]]で能動的に[[発動]]できる他、[[相手]][[ターン]]の[[壁]]にしやすいため防御も兼ねられる。~ --[[《極星獣タングリスニ》]]・[[《ジュラック・スタウリコ》]]・[[《雲魔物−羊雲》]]~ いずれも[[戦闘破壊]]された場合に[[トークン]]2体を生成できる。~ それぞれの[[モンスター]]及び生み出す[[トークン]]の[[ステータス]]や受けられるサポートを考慮して取捨選択すると良いだろう。~ --[[《九尾の狐》]]~ [[フィールド]]以外で[[破壊]]されても2体の[[トークン]]を生成できる。~ [[上級モンスター]]だが、[[モンスター]]2体を[[リリース]]することで[[手札]]・[[墓地]]から[[特殊召喚]]できるため扱いやすい。~ -毎[[ターン]]継続的に生成できるもの~ 維持さえできれば[[ボード・アドバンテージ]]を獲得し続けられる。~ --[[《レクンガ》]]~ [[墓地コスト]]が必要だが、[[コスト]]さえあれば1[[ターン]]でも複数の[[トークン]]を生成できる。~ この[[モンスター]]を中心とした下記の[[【レクンガ】>#decktype1]]も参照にすると良い。~ --[[《モロコシーナ》]]~ [[メインフェイズ]]2で[[トークン]]を生成する。~ 遅いのが難点だが他に条件は無く、使い捨ての[[リンク素材]]や、[[コントロール交換]]などと合わせて[[相手]][[ターン]]に備えるなら候補となる。~ --[[《怨念の魂 業火》]]・[[《究極変異態・インセクト女王》]]・[[《Kozmo−ドッグファイター》]]・[[《デモニック・モーター・Ω》]]~ 生成に[[コスト]]は必要ないが、いずれも[[上級]]・[[最上級モンスター]]なので[[重い]]のが難点。~ どの様に[[フィールド]]に出してどの様に維持し、そしてどの様に[[トークン]]を活かすのかがポイントとなる。~ -その他~ --[[《スケープ・ゴースト》]]~ [[リバースした]]場合に任意の数だけ[[トークン]]を生成できる。~ 多彩な[[リンク召喚]]だけでなく、自身が[[チューナー]]なので[[シンクロ召喚]]に繋ぐ役割も持てる。~ 得られるリターンは非常に大きいので[[《太陽の書》]]や[[《カオス・インフィニティ》]]等も採用して即座に[[発動]]できるようにするのも検討できる。~ //[[《スネークポット》]]は以前のページにあったけどこのデッキだと種族・属性を意識しない限りスケープゴーストに勝る点が無いのでCO --[[《タツノオトシオヤ》]]~ 1[[ターン]]で最大3体まで[[トークン]]を生成できるため多彩な[[シンクロ召喚]]・[[リンク召喚]]に繋げられる。~ [[最上級モンスター]]なので[[フィールド]]に出す手段は用意しておきたい。~ --[[《メタボ・サッカー》]]~ 自身を[[闇属性]]の[[アドバンス召喚]]に利用する事で3体の[[トークン]]を生成する。~ [[発動条件]]がやや面倒なのである程度構築が限定されるが3体という見返りは大きい。~ --[[《ゼータ・レティキュラント》]]~ 自身が[[墓地]]に存在する状態で、[[相手]][[モンスター]]の[[除外]]が[[トリガー]]となる。~ その性質上[[除去]]と[[トークン]]生成を同時に行い[[アドバンテージ]]を稼ぐのが理想的であり、専用構築の[[【レティキュラント】]]も参考すると良い。~ --[[《ビクトリー・バイパー XX03》]]・[[《ブルーサンダーT45》]]・[[《ロードブリティッシュ》]]~ いずれも[[戦闘破壊]]を[[トリガー]]にする。~ どれも[[攻撃力]]が高いとは言えないためサポートが必要であり、専用構築の[[【超時空戦闘機】]]を参照にすると良い。~ ―[[トークン]]を利用する[[モンスター]]~ [[リンク召喚]]が登場したことで無理にこれらの[[モンスター]]を採用しなくても高い打点を確保できるようにはなった。~ このため採用する場合は打点だけでなく[[効果]]も意識したい。~ -[[《D−HERO Bloo−D》]]~ [[相手]][[フィールド]]のみの[[《スキルドレイン》]]は非常に強力であり、出しておくだけで一定の[[制圧]]力を持つ。~ [[吸収]][[効果]]も[[除去]]として有用であり、低めの打点を補う事に繋がる。~ -[[《The アトモスフィア》]]・[[《レプティレス・ヴァースキ》]]~ 毎[[ターン]][[除去]]が可能なので維持できれば[[アドバンテージ]]を稼げる。~ -[[《キャノン・ソルジャー》]]・[[《トゥーン・キャノン・ソルジャー》]]・[[《アマゾネスの射手》]]・[[《プリーステス・オーム》]]~ [[モンスター]]を[[バーン]]に変換する[[射出]][[モンスター]]。~ [[専用構築>#decktype4]]にしない場合は[[メインフェイズ]]2のトドメとして利用すると良い。~ ***[[エクストラデッキ]]について [#extra] ―[[リンクモンスター]]~ [[トークン]]だけで呼び出せるためこの[[デッキ]]のメイン[[アタッカー]]になりやすい。~ そのままでは[[トークン]]が[[リンク素材]]に使えない[[リンクモンスター]]も存在するが、[[トークン]]を使える[[リンクモンスター]]を経由すればその問題も解決する。~ -[[《リンク・スパイダー》]]・[[《リンクリボー》]]~ [[トークン]]を素材に使いやすい[[リンク]]1であり、上位[[リンク]]への繋ぎとして有用。~ 前者はほぼ全ての[[トークン]]を素材にでき、後者は[[自己再生]]により1枚を使いまわせるので[[エクストラデッキ]]の圧迫を避けられるのが利点。~ -[[《セキュリティ・ドラゴン》]]・[[《プロキシー・ドラゴン》]]・[[《LANフォリンクス》]]~ [[リンク素材]]に[[縛り]]が無い[[リンク]]2なので採用しておけば[[リンク]]3以上を出す時に役立つ。~ [[《セキュリティ・ドラゴン》]]は上記の[[《リンク・スパイダー》]]や[[《リンクリボー》]]と[[相互リンク]]させる事で[[除去]]も可能なので特に優秀。~ -[[《パワーコード・トーカー》]]~ [[リンク素材]]と[[効果]]の[[コスト]]で4体の[[モンスター]]が必要になるが、最大4600打点を生み出せる。~ [[効果]]が通じない[[相手]]に単純な打点勝負を挑めるのは、全体的に低打点になりやすいこの[[デッキ]]では貴重。~ ―[[シンクロモンスター]]~ [[チューナー]]が必要になるが、こちらも[[トークン]]を素材に使える。~ [[《ナチュラル・チューン》]]を使用すれば[[トークン]]のみでの[[シンクロ召喚]]も可能。~ 高[[レベル]]を[[シンクロ召喚]]したいのならば出す[[トークン]]の[[レベル]]が比較的高いものを用意すると望ましい。~ ―[[融合モンスター]]~ -[[《始祖竜ワイアーム》]]~ [[融合]][[カード]]が別に必要になるが対[[効果モンスター]]では滅法強いので検討できる。~ ***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap] ―[[トークン]]を生成する[[カード]]~ -[[《スケープ・ゴート》]]・[[《終焉の焔》]]~ [[発動]][[ターン]]の展開はできないが[[速攻魔法]]なので[[相手]][[ターン]]に使用すればその[[デメリット]]を回避できる。~ [[汎用性]]が高く、特に前者は4体もの[[トークン]]を生み出せるためこの[[デッキ]]の主力となる。~ -[[《フォトン・サンクチュアリ》]]~ 1度で2体の[[トークン]]を生成できるが、[[光属性]]以外の展開が封じられるため[[光属性]]中心で[[デッキ]]を組んでおきたい。~ -[[《カバーカーニバル》]]・[[《超カバーカーニバル》]]・[[《ドラゴノイド・ジェネレーター》]]~ 1回の生成数や継続的に生成できる点で生成能力だけで言えば高い。~ ただし[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]できない[[縛り]]があるため[[リンク素材]]に使えず、前者2枚は[[リリース]]できない制約までついている。~ [[《The アトモスフィア》]]や[[《トークン復活祭》]]など、利用法を別に用意した上で採用するのが望ましい。~ -[[《クリボー》]]+[[《増殖》]]~ [[《クリボー》]]を[[フィールド]]に用意する手間は必要だが、最大5体の生成は魅力的。~ [[《クリボー》]]自身も防御[[カード]]として活用できるため[[腐る]]事は少ないだろう。~ -[[《煉獄の氾爛》]]・[[《スライム増殖炉》]]~ 毎[[ターン]][[トークン]]を生成可能な[[永続カード]]。~ [[《煉獄の氾爛》]]は[[フィールド魔法]]なので[[サーチ]]しやすく、[[悪魔族]]のサポートも利用しやすいため優先しやすい。~ [[《スライム増殖炉》]]は[[誓約>誓約効果]]が厳しいため通常の構築では優先しにくいが[[専用構築>【スライム増殖炉】]]を組めば働き得る。~ -[[《ブラック・ガーデン》]]~ [[お互い]]の[[フィールド]]に[[トークン]]を出しつつ、[[モンスター]]の[[攻撃力]]を半減させることも出来る。~ 癖の強い[[カード]]なので詳しい活かし方は[[【ブラック・ガーデン】>#decktype3]]を参照。~ //--[[《人造天使》]]~ //[[トークン]]や[[トークン]]生成カードを守る[[カウンター罠]]を入れれば使いやすい。~ //エンジェルパーミッションの様にカウンター罠が多く入れられるデッキではないので優先しにくい -[[《デモンバルサム・シード》]]~ 受けた[[ダメージ]]量に応じて生成数が変化するため安定感は低いが爆発力はある。~ [[トークン]]は全体的に[[攻撃力]]が低いため、それを利用すれば多くの[[トークン]]生成も狙える。~ ただし受けた[[ダメージ]]量が3000以上だと[[モンスターゾーン]]の制限に引っかかるため出せなくなる点には注意。~ ―[[トークン]]を利用する[[カード]]~ -[[《トークン復活祭》]]~ [[自分]]の[[トークン]]を[[破壊]]し、その数だけ[[相手]]の[[カード]]を[[破壊]]する。~ [[トークン]]を大量生成できる[[カード]]を併用すれば[[アドバンテージ]]を稼げる。~ -[[《暴走闘君》]]~ [[トークン]]に[[戦闘破壊]][[耐性]]を付与し、[[攻撃力]]を1000上げる。~ [[トークン]]の[[ステータス]]を補え、複数[[トークン]]を並べることで合計の[[戦闘ダメージ]]を大きく増やせる。~ -[[《ミニマム・ガッツ》]]~ [[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を0にしつつ、[[戦闘破壊]]できれば[[バーン]]も叩き込める。~ [[コスト]]の捻出もこの[[デッキ]]では容易であり、終盤では[[エンドカード]]にもなり得る。~ -[[《団結の力》]]~ [[モンスター]]の数を用意するのは得意な[[デッキ]]なので[[強化]]値は相応の数値が期待できる。~ -[[《強制転移》]]・[[《エネミーコントローラー》]]・[[《死のマジック・ボックス》]]~ [[コントロール奪取]]、[[コントロール交換]]、[[コントロール転移]]などの[[カード]]。~ 弱小[[トークン]]を使えば殆どこちらが一方的な得をする事になる。~ ―[[通常モンスター]]サポート~ [[トークン]]は[[通常モンスター]]として扱う為これらの[[効果]]を受けられる。~ (ただし[[墓地]]や[[手札]]を参照する[[カード]]は当然受けられず、一部は「[[トークン]]を除く」と指定されているものもある。)~ 多く採用するならば[[通常モンスター]]の[[アタッカー]]や[[ブロッカー]]を少量採用しておくのも良い。~ -[[《弱肉一色》]]~ [[発動条件]]は[[重い]]が全[[ハンデス]]+[[全体除去]]という見返りも非常に大きい。~ [[全体除去]]後は残った[[トークン]]で[[リンク召喚]]を行い、がら空きになった[[相手]]へ一斉[[攻撃]]すれば[[ダメージ]]も期待できる。~ 仕留められなくとも[[ハンデス]]により返しの[[ターン]]の反撃を抑えやすいのもポイント。~ なおこちらの[[手札]]も[[ハンデス]]されるため、[[魔法・罠カード]]は予め[[セット]]しておくのが望ましい。~ -[[《下克上の首飾り》]]~ [[装備モンスター]]の[[レベル]]が低ければ低いほど威力を発揮するので低[[レベル]]の[[トークン]]を多く生成できる場合に候補となる。~ ―[[メタカード]]・[[ロック]][[カード]]~ こちらが恩恵を受けるというより[[相手]]に与える影響が大きい[[カード]]。~ 例えば[[《マクロコスモス》]]が存在している場合、[[召喚]]行為を[[トリガー]]にするものや[[起動効果]]で生成する[[モンスター]]を軸にしていれば受ける影響は抑えられる。~ あるいは[[《スキルドレイン》]]が存在していても、[[墓地]]で[[発動]]するものや[[破壊]]を[[トリガー]]にするものを主軸に据えれば[[トークン]]の生成は問題なく行える。~ これらの[[カード]]は[[デッキ]]によっては致命的な影響を与えられるため、多少構築が縛られたとしても検討する価値は十分にある。~ **戦術 [#strategy] これまで述べた通り、生成した[[トークン]]をどのように利用するかが重要である。~ 「[[トークン]]を生成する[[カード]]」と「[[トークン]]を利用する[[カード]]」のバランスが難しく、以前はそれらが均等に[[手札]]に来なければ戦力の確保は難しかった。~ 現在は[[リンク召喚]]の登場で大幅に改善されており、とりあえず「[[トークン]]生成⇒[[リンク召喚]]」を繰り返すだけで一定の戦力は保持できる。~ これにより「[[トークン]]を利用する[[カード]]」の枚数をある程度抑えても[[ビートダウン]]を行えるようになった。~ [[リンク召喚]]以外では、[[上級モンスター]]の[[アドバンス召喚]]、[[コスト]]を要する[[特殊召喚モンスター]]、[[チューナー]]を採用しての[[シンクロ召喚]]などの戦術も良い。~ 上記で述べた「[[トークン]]を利用する[[魔法・罠カード]]」も採用しておけば大型[[モンスター]]を出さずとも有利に進められる。~ 生成する[[トークン]]の[[種族]]や[[属性]]を偏らせる場合は[[霊術>霊使い#bbcbfef2]]などの[[種族]]・[[属性]]サポートを投入するのも手。~ かなりマニアックな戦術となるので余り効率的ではないが、[[【種族操作】]]の要素を組み込んで無理やり[[種族]]・[[属性]]サポートを共有させるのも一興ではある。~ **デッキの種類 [#decktype] ***【レクンガ】 [#decktype1] [[《レクンガ》]]の[[墓地]][[除外]]と同時に生成される[[レクンガトークン]]を活かす[[デッキ]]。~ [[除外]]した[[モンスターカード]]は[[帰還]]要員に、生成した[[トークン]]は[[リリース]]要員に使えるので、[[デッキ]]内をほぼ[[水属性]]に統一したうえで、これらの内容を最大限に活かす[[デッキ]]となるのが特徴。~ 能動的に[[《レクンガ》]]の[[効果]]を使うためには[[墓地]]に[[水属性]]を集める必要がある。~ [[《スクリーチ》]]や[[《ジェネクス・ウンディーネ》]]等のおかげで[[墓地]]肥やしはそこまで問題にはならない。~ [[《高等儀式術》]]に頼る手もあるが、この場合、[[帰還]]させた後の[[モンスター]]の貧弱さに問題が出る。~ [[雲魔物]]を多数入れて[[《雲魔物−ニンバスマン》]]を使う手もあるだろう。~ [[《レクンガ》]]の[[召喚]]をしてしまうとその[[ターン]][[トークン]]を[[リリース]]に使うのは難しくなるので第一は[[壁]]としての利用かもしれない。~ [[【水属性】]]自体が使いやすい[[デッキ]]であるため、基本をこれに構成し、[[《レクンガ》]]と[[帰還]][[カード]]を忍ばせるといいだろう。 ***【[[地属性]][[トークン]]】 [#decktype2] [[《迷える仔羊》]]・[[《スケープ・ゴート》]]を主軸として採用した[[デッキ]]。~ 恒常的な[[トークン]]生成は無理なので、自ずと他にどのようなパーツを入れるかで様変わりする。~ また、[[《ダンディライオン》]]と[[《地霊術−「鉄」》]]の組み合わせで、何度も[[《ダンディライオン》]]の[[効果]]で[[トークン]]を作り出すことが可能。~ ***【ブラック・ガーデン】 [#decktype3] [[《ブラック・ガーデン》]]による[[フィールド]]制圧や[[トークン]]生成をメインとした[[デッキ]]。~ [[デッキ]]の性質上[[サイクル・リバース]]、[[《ホルスの黒炎竜 LV6》]]・[[《オベリスクの巨神兵》]]と相性が良く、通常の【トークン】とは構築が変わってくるだろう。~ [[相手]]も[[守備表示]]で出す事が多くなるため[[《シールドクラッシュ》]]・[[《ドリルロイド》]]等が[[単体除去]]として機能する。~ [[トークン]]をメインとした場合は[[《聖なる輝き》]]を用いると良いだろう。~ [[《暴走闘君》]]を使うことで、[[ローズ・トークン]]が実質3600の[[攻撃力]]になる。~ ***【[[トークン]][[バーン]]】 [#decktype4] 1度に大量生成される[[トークン]]を利用した[[バーン]][[デッキ]]。~ [[トークン]]を利用した[[バーン]][[カード]]には[[《トークン謝肉祭》]]が存在するが、[[自分]][[フィールド]]にしか[[トークン]]を生成しない場合、[[《キャノン・ソルジャー》]]等の[[射出]][[カード]]を使用した方が良いだろう。~ [[射出]][[カード]]の中では[[《プリーステス・オーム》]]が相性が良く、[[《終焉の焔》]]が1枚で1600[[ダメージ]]の[[バーン]][[カード]]、[[《クリボー》]]+[[《増殖》]]が2枚で3200[[ダメージ]]の[[バーン]][[カード]]となる。~ [[エクストラデッキ]]は圧迫するが[[《リンクリボー》]]を利用すれば、[[《スケープ・ゴート》]]1枚から[[自己再生]]も合わせて1[[ターン]]で4回[[フィールド]]に出せるため3200の[[バーン]][[カード]]に変換できる。~ ***【[[悪魔族]][[トークン]]】 [#decktype5] [[《終焉の焔》]]、[[《幻銃士》]]、[[《増殖》]]等から作られる[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[トークン]]をメインとした[[デッキ]]。~ 他の[[デッキ]]と比べると、一度に出せる[[トークン]]の数が多い点、[[《プリーステス・オーム》]]の[[バーン]][[効果]]を簡単に使える点、[[《ヘイト・バスター》]]を[[攻撃]]してきた[[相手]][[モンスター]]限定の擬似[[《破壊輪》]]として使える点が利点である。~ 本来なら使いにくいとされる[[《幻魔皇ラビエル》]]等も、この[[デッキ]]なら採用しやすいだろう。~ ***【カオス・マリオネッター】 [#decktype6] [[トークン]]に[[2回攻撃]]能力を付与する、[[《CNo.43 魂魄傀儡鬼神カオス・マリオネッター》]]を主軸とする[[デッキ]]。~ [[効果]]の性質上、[[トークン]]で[[ビートダウン]]して勝利することが目的となるため、なるべく採用する[[トークン]]は[[攻撃力]]の高いものが望ましい。~ [[《CNo.43 魂魄傀儡鬼神カオス・マリオネッター》]]は[[ランク]]1の[[《ゴーストリック・デュラハン》]]に[[《RUM−アストラル・フォース》]]を使えば出せるので、[[魂魄トークン]]を利用しない場合は[[レベル]]1[[モンスター]]を併用する構築になる。~ [[《金華猫》]]で[[《クリボー》]]を[[特殊召喚]]するのも手か。~ [[冥府の使者カイエントークン]]や[[邪精トークン]]ならば高[[攻撃力]]は望めるが、[[《CNo.43 魂魄傀儡鬼神カオス・マリオネッター》]]が[[フィールド]]上にいてはこれらの[[トークン]]は展開できず、また[[攻撃]]を通すための[[除去]]も必要となる。~ [[《No.43 魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッター》]]から[[ランクアップ>エクシーズ召喚]]する事で、[[魂魄トークン]]を生成する[[効果]]も使えるようになる。~ **この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint] 上記の[[メタカード]]の欄で述べた通り、ある程度構築を意識すれば多くの[[デッキ]]に[[刺さる]][[墓地]]封じや[[モンスター効果]]対策をはすり抜ける事ができる。~ しかし[[特殊召喚]]封じだけは別であり、先に封じられた場合殆ど何もできず敗北する。~ [[エクストラデッキ]]に戦力を依存しやすいため[[エクストラデッキ]]破壊、[[エクストラデッキ]]封じも苦手。~ また[[トークン]]は弱小[[モンスター]]が多いため下手に[[相手]][[ターン]]に残した場合は[[貫通]]などにも弱い。~ なお、以前は[[コンボ]][[デッキ]]の要素が強かったので[[手札事故]]が難敵であったが、現在は[[リンク召喚]]を中心に据えればこの点はかなり改善できる様になった。~ **関連リンク [#link] -[[【幻獣機】]] -[[【スライム増殖炉】]] -[[【超時空戦闘機】]] -[[【レティキュラント】]] -[[モンスタートークン]] -[[デッキ集]]