*【リチュア】 [#b96wc931]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#r08b403c]
 [[DUEL TERMINAL]]で登場した[[リチュア]][[モンスター]]を使用する[[ビートダウン]][[デッキ]]。~
 [[デッキ]]の大半を[[サーチ]]・[[サルベージ]]カードで固め、高速で[[手札]]を[[回転]]させて[[儀式召喚]]を連発する事に特化した[[デッキ]]である。~
 [[手札]]の補充も[[手札]]の消耗も非常に激しい、従来の[[儀式召喚]]とは異なったプレイスタイルが最大の特徴。

 《イビリチュア・ガストクラーケ》
 儀式・効果モンスター
 星6/水属性/水族/攻2400/守1000
 「リチュア」と名のついた儀式魔法カードにより降臨。
 このカードが儀式召喚に成功した時、
 相手の手札をランダムに2枚まで確認し、
 その中から1枚を選択して持ち主のデッキに戻す。

 《シャドウ・リチュア/Gishki Shadow》
 効果モンスター
 星4/水属性/海竜族/攻1200/守1000
 水属性の儀式モンスターを特殊召喚する場合、
 このカード1枚で儀式召喚のためのリリースとして使用する事ができる。
 また、手札からこのカードを捨てる事で、
 自分のデッキから「リチュア」と名のついた儀式魔法カード1枚を手札に加える。

 《リチュア・アビス/Gishki Abyss》 
 効果モンスター
 星2/水属性/魚族/攻800/守500
 このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
 自分のデッキから「リチュア・アビス」以外の守備力1000以下の
 「リチュア」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。

 《リチュアの儀水鏡/Gishki Aquamirror》 
 儀式魔法
 「リチュア」と名のついた儀式モンスターの降臨に必要。
 手札・自分フィールド上から、儀式召喚するモンスターと
 同じレベルになるようにモンスターをリリースしなければならない。
 また、墓地に存在するこのカードをデッキに戻す事で、
 自分の墓地に存在する「リチュア」と名のついた儀式モンスター1体を選択して手札に戻す。

**戦術 [#ic8fe587]
 大量の[[サーチ]][[カード]]で[[手札]]を整え、[[儀式モンスター]]を素早く[[儀式召喚]]。~
 更に[[サルベージ]]や[[バウンス]]によって[[サーチ]][[カード]]を再利用し、[[儀式召喚]]を連発する。~
 大まかに書けばこれだけだが、多数の選択肢の中から最も効率的に[[儀式召喚]]できる[[サーチ]]・[[サルベージ]]対象を常に選択し続けなければならない、大変頭を使う[[デッキ]]である。~
 また、[[手札]]を増やす方法は豊富なものの[[手札]]消費も同様に激しいため、[[手札]]枚数にはかなり悩まされる[[デッキ]]である。~

 [[儀式召喚]]が非常に簡単にできる上、主力となる[[レベル]]6[[儀式モンスター]]が[[儀式召喚]]成功時の[[効果]]しか持たないため、[[儀式モンスター]]は使い捨て感覚で構わない。~
 状況を選べばどんどん[[リリース]]や[[シンクロ素材]]に使ってしまって良いだろう。~
 [[蘇生]]しても意味が薄いので、[[蘇生]]よりも[[《リチュアの儀水鏡》]]で回収して再度[[儀式召喚]]を狙いたい。~

 高い[[サーチ]]能力の反面[[除去]][[効果]]を殆ど持たないため、一度劣勢になってから切り返すのは極めて不得手である。~
 早い段階で[[儀式召喚]]を行い、[[ハンデス]]や[[墓地]]操作により相手の反撃の芽を摘むことで圧倒するのが基本的な勝ち筋である。~
 [[《マインドクラッシュ》]]を筆頭に[[ハンデス]][[カード]]を積み増すことで[[ハンデス]]と[[情報アドバンテージ]]を得て[[リチュア]]の長所を伸ばすことができる。~
 とはいえ汎用魔法や罠、[[シンクロモンスター]]により最低限の除去力は備えておきたい。~

 [[《リチュア・ビースト》]]の性質上、[[儀式召喚]]のみならず[[エクシーズ召喚]]も得意な[[デッキ]]である。

 毎[[ターン]]取れる選択肢が非常に多いので思考時間が長くなりやすく、また[[ソリティア]]性も高い[[デッキ]]である。~
 自分の[[ターン]]を長々と行なって対戦相手に不快な思いをさせないよう、自分の[[デッキ]]とカード[[効果]]をしっかり把握し素早く判断を行う事も、この[[デッキ]]を使う上での重要なマナーと言える。

**[[デッキ]]構築に際して [#t7bbad4b]
***[[モンスターカード]] [#e7g4z2ds]

-下級[[リチュア]]~
高速で[[儀式召喚]]を行うため、[[サーチ]]能力をもった[[カード]]を中心に採用する。~
大抵[[手札]]から[[捨てる]]か即座に[[リリース]]してしまうので、[[ステータス]]は度外視して構わない。~
【リチュア】は[[デッキ]]の組み方が豊富だが、どのタイプでも入る主力は以下の4枚になる。

--[[《シャドウ・リチュア》]]~
[[儀式魔法]]の[[サーチ]]と[[儀式召喚]]の[[リリース]]軽減を担う[[カード]]。~
低[[ステータス]]故に[[《リチュア・アビス》]]や[[《サルベージ》]]に対応しているのが利点。~
上述の2種の[[効果]]を局面に応じて使い分けられる[[汎用性]]の高さを持つので、是非3枚投入したい。

--[[《ヴィジョン・リチュア》]]~
こちらは[[儀式モンスター]]の[[サーチ]]と[[儀式召喚]]の[[リリース]]軽減を担う[[カード]]。~
[[《シャドウ・リチュア》]]同様[[汎用性]]は高いが、自身の[[効果]]で[[デッキ]]内に戻ることの多い[[《リチュアの儀水鏡》]]と違い、[[儀式モンスター]]は一度[[手札]]に加わったあとは[[手札]]か[[墓地]]に溜まっていくことが多いため、前者よりも少なくてよい。

--[[《リチュア・アビス》]]~
[[守備力]]1000以下の[[リチュア]]を[[サーチ]]する[[カード]]であり、【リチュア】最大の潤滑油。~
[[《シャドウ・リチュア》]]と[[《ヴィジョン・リチュア》]]を[[サーチ]]できるので、実質的に[[儀式モンスター]]か[[儀式魔法]]を[[サーチ]]するのが主な仕事になる。~
[[特殊召喚]]でも[[効果]]が[[発動]]できるので、この[[カード]]を使い回すギミックを多めに採用して[[手札]]を操作したい。~
[[ステータス]]が低く場に残しても仕方ないので、[[効果]]使用後は[[シンクロ素材]]として利用したり[[《水霊術−「葵」》]]等の[[リリース]]に活用したい所。

--[[《リチュア・ビースト》]]~
[[召喚]]して[[《リチュア・アビス》]]を[[蘇生]]することで2枚の[[アドバンテージ]]を稼げる[[カード]]。~
また、[[レベル]]4の[[リチュア]]を[[蘇生]]することで[[エクシーズ召喚]]に繋げたり、[[《A・ジェネクス・バードマン》]]を用いることでこの[[カード]]や[[蘇生]]した[[《リチュア・アビス》]]を再利用しつつ[[シンクロ召喚]]を行うことも可能。~
//[[《フィッシュボーグ−ガンナー》]]や[[《A・ジェネクス・バードマン》]]と[[コンボ]]すれば[[ディスアドバンテージ]]無しで[[シンクロ召喚]]が可能。~
[[《サルベージ》]]で使い回せるのもポイントで、なるべく[[召喚]]権はこのカードに使いたい。

-[[リチュア]]の[[儀式モンスター]]~
通常の[[【儀式召喚】]]で[[手札]]の[[儀式モンスター]]を[[リリース]]すると、その[[儀式モンスター]]は[[蘇生制限]]に引っかかってしまうためほぼ再利用不能になる。~
しかし【リチュア】では[[墓地]]に落ちた[[儀式モンスター]]は[[《リチュアの儀水鏡》]]で[[手札]]に[[戻せる>戻す]]ので、むしろ積極的に狙って行ってよい。~
そのため、[[儀式モンスター]]の[[レベル]]は揃えた方が[[デッキ]]を回しやすくなる。~

--[[《イビリチュア・ガストクラーケ》]]~
[[儀式召喚成功>儀式召喚に成功した]]時に[[相手]]の[[手札]]を[[デッキ]]に[[戻す]]。~
他の[[儀式モンスター]]の[[リチュア]]よりも[[アドバンテージ]]を取りやすく、【リチュア】の基本となる[[儀式モンスター]]である。。~
また[[ピーピング]]も行えるので、相手の[[デッキ]]内容を把握できる点も大きい。~
[[儀式召喚]]が可能な状態なら、積極的に[[召喚]]していきたい。~

--[[《イビリチュア・マインドオーガス》]]~
[[儀式召喚成功>儀式召喚に成功した]]時に[[墓地]]の[[カード]]を[[デッキ]]に戻す。~
[[相手]]の[[墓地]]の[[カード]]を[[デッキ]]に[[戻す]]事で[[墓地リソース]]を奪うほか、逆に自分の[[墓地]]に溜まった[[《シャドウ・リチュア》]]や[[《サルベージ》]]を[[デッキ]]に戻しても良い。~
[[《イビリチュア・ガストクラーケ》]]や各種[[ハンデス]]カードで得た[[情報アドバンテージ]]を生かし、的確な[[カード]]を[[デッキ]]に戻そう。

--[[《イビリチュア・ソウルオーガ》]][[《イビリチュア・リヴァイアニマ》]]~
[[レベル]]8の大型[[儀式モンスター]]であり、コントロール色の強い[[レベル]]6に比べパワフルな打点と効果を持つ。~
[[レベル]]6陣に比べるとやや出しにくいため、[[レベル]]6軸とは[[デッキ]]の構成を変更する必要がある。

-その他の[[リチュア]]~
--[[《リチュア・エリアル》]]~
あらゆる[[リチュア]]を[[サーチ]]できる[[リバース効果モンスター]]。~
[[リバース効果]]故やや速度が遅いが、[[《リチュア・ビースト》]]を[[サーチ]]可能な貴重な[[カード]]として役立つ。~
自身も[[《リチュア・ビースト》]]と共に[[ランク]]4[[エクシーズ召喚]]に繋げられる他、[[《アーカナイト・マジシャン》]]を出せるのもポイントである。~

-[[リチュア]]以外の[[モンスターカード]]~
[[リチュア]]同士のシナジーが強いため、[[モンスターカード]]枠は[[リチュア]]の[[モンスター]]がかなりの部分を占める。~
[[リチュア]]以外の[[モンスター]]は[[リチュア]]に足りない[[除去]]や[[チューナー]]を補うのが良いだろう。~

--[[《スノーマンイーター》]][[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]~
[[リバース]]により[[除去]][[効果]]を発動する[[モンスター]]。~
前者は[[《サルベージ》]]に対応し、後者も[[墓地を肥やす]]事で間接的に[[《サルベージ》]]や[[《リチュアの儀水鏡》]]をサポートする。~
【リチュア】最大の弱点である[[《ライオウ》]]の対策にもなる。

--[[《深海のディーヴァ》]]~
対応する[[モンスター]]は[[《ヴィジョン・リチュア》]]・[[《リチュア・ディバイナー》]]と少ないが、[[効果]]は優秀でサポート[[カード]]も共用できる。~
主力の[[効果]]を使用した[[モンスター]]と合わせて[[レベル]]6・8の[[シンクロ召喚]]、また[[ランク]]2の[[エクシーズ召喚]]もできる。~
[[《サルベージ》]]・[[《儀水鏡の瞑想術》]]を使えば擬似的な[[サーチ]]手段にもなる。~

--[[《A・ジェネクス・バードマン》]]~
[[召喚]]時に[[効果]]を発動する[[《リチュア・アビス》]][[《リチュア・ビースト》]]を再利用しつつ[[特殊召喚]]できる優秀な[[チューナー]]。~
[[《リチュア・ビースト》]]で[[《リチュア・エリアル》]]を[[蘇生]]し、[[《リチュア・ビースト》]]を[[手札]]に[[戻して>戻す]]この[[カード]]を[[特殊召喚]]すれば、[[《氷結界の龍 グングニール》]]と[[《アーカナイト・マジシャン》]]どちらでも[[シンクロ召喚]]できる。~

---その他、[[《フィッシュボーグ−ガンナー》]]が[[禁止カード]]化する以前は[[《黄泉ガエル》]][[《鬼ガエル》]]と共に大きな活躍を見せた。~
毎[[ターン]][[《フォーミュラ・シンクロン》]]を[[シンクロ召喚]]することで[[手札]]交換を続けられる上、[[《氷結界の龍 グングニール》]][[《氷結界の龍 トリシューラ》]]も非常に出しやすい。~
また、[[《リチュア・ビースト》]]から一気に[[《シューティング・クェーサー・ドラゴン》]]を[[シンクロ召喚]]したりと獅子奮迅の働きを見せた。~
現在では[[《グローアップ・バルブ》]]である程度類似した動きはできるが、流石に往時の[[《フィッシュボーグ−ガンナー》]]ほどの活躍は期待しがたい。

-[[シンクロモンスター]]~
この[[デッキ]]は[[ボード・アドバンテージ]]を稼げる[[効果]]を持つ[[カード]]が少ない。~
そのため、不足しがちな[[除去]]力を[[シンクロモンスター]]でカバーすることで柔軟な対応が可能となる。~

--[[《氷結界の龍 グングニール》]]~
強力な[[カード]][[破壊]][[効果]]を有する[[シンクロモンスター]]。~
[[水属性]][[モンスター]]がメインとなるこの[[デッキ]]では無理なく採用可能。~
[[リチュア]]に不足しがちな[[除去]]を補える上、[[手札コスト]]もこの[[デッキ]]であれば確保しやすいため、非常に相性が良い。~

--[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]~
[[シンクロ召喚]]時に強力な[[除外]][[効果]]を発揮する[[シンクロモンスター]]。~
この[[デッキ]]では比較的簡単に出すことができる。~
この[[デッキ]]で比較的よく使う[[チューナー]]で[[シンクロ召喚]]する場合の例~
//[[《フィッシュボーグ−ガンナー》]]+[[《リチュア・アビス》]]+[[レベル]]6[[イビリチュア>リチュア]]~
[[《A・ジェネクス・バードマン》]]+[[《リチュア・アビス》]]+[[《リチュア・ビースト》]]~

--[[《アーカナイト・マジシャン》]]~
[[魔法使い族]]の[[《リチュア・エリアル》]]が[[素材>シンクロ素材]]の条件を満たすため、[[シンクロ召喚]]しやすい。~
こちらの[[破壊]][[効果]]は[[手札コスト]]を要求しない分、[[効果]]を使用すると[[ステータス]]が低下する。~
そのため、使い切りの[[除去]]としての運用となるだろう。

***[[魔法・罠カード]]について [#tbaf5ab1]
[[リチュア]]に不足している[[除去]]力を補う汎用[[カード]]と、[[リチュア]]の得意な[[ハンデス]]を更に強化する[[カード]]に大きく別れる。~
逆に[[サーチ]]能力は[[リチュア]]の[[モンスター]]が十分に持っているので、わざわざ魔法・罠でサポートする必要はない。~

-[[必須カード]]
--[[《リチュアの儀水鏡》]]~
[[イビリチュア>リチュア]][[降臨]]のための[[必須カード]]。~
ただし、[[サーチ]]・[[サルベージ]]手段が豊富であるため2枚ほどでも十分である。~
自身はもちろんのこと[[イビリチュア>リチュア]]も再利用できるのは実に心強い。~
[[墓地]]にある場合は[[イビリチュア>リチュア]]の[[サルベージ]]が行え、[[デッキ]]にある場合は[[《シャドウ・リチュア》]]によって[[サーチ]]できるため非常に腐りにくい。

--[[《サルベージ》]]~
[[《シャドウ・リチュア》]]や[[《リチュア・ビースト》]]などを再利用できる[[カード]]。~
[[水属性]]の低[[攻撃力]][[モンスター]]ばかりな上、[[手札]]から[[捨てる]]事で[[効果]]を[[発動]]できるものも多い[[リチュア]]との相性は最高である。~
[[《シャドウ・リチュア》]]または[[《ヴィジョン・リチュア》]]と[[《リチュア・ビースト》]]を回収し、[[墓地]]に[[《リチュア・アビス》]]が存在する場合、これ1枚で[[レベル]]6[[儀式モンスター]][[降臨]]の準備が[[リリース]]含め全て揃う。~
[[《サルベージ》]]を何枚引けるかが勝負を分けると言っても過言ではなく、3枚積みは必須である。

-その他[[魔法・罠カード]]
--[[ハンデス]]系[[カード]]~
[[《イビリチュア・ガストクラーケ》]]同様、相手が行動を起こす前に未然に潰すことができる。~
昨今多い[[サーチ]][[カード]]へのメタとしても機能し、[[情報アドバンテージ]]も得ることができる。~
[[制限カード]]の[[《マインドクラッシュ》]][[《ダスト・シュート》]]の他、[[水属性]]を生かした[[《水霊術−「葵」》]]も有効。~
[[リチュア]]は[[フィールド]]に出てしまうと[[バニラ]]同然となるものが多く、気軽に撃つ事ができる。~
また主要[[モンスター]]が[[《奈落の落とし穴》]]等で[[除外]]されそうな際には[[サクリファイス・エスケープ]]として機能する。~

--[[《儀水鏡の瞑想術》]]~
[[手札]]の[[《リチュアの儀水鏡》]]を[[公開]]することによって[[墓地]]の[[リチュア]][[モンスター]]を2枚[[サルベージ]]できる。~
[[《サルベージ》]]と異なり[[《リチュア・チェイン》]]や[[イビリチュア>リチュア]]に直接対応するが、[[罠カード]]ゆえの欠点もある。~
[[墓地]]への依存性は高まるが、[[発動]]は容易であるため4枚目以降の[[《サルベージ》]]として採用の余地はある。~

--[[《狡猾な落とし穴》]]~
[[フリーチェーン]]の[[除去]][[カード]]で[[アドバンテージ]]が稼ぎやすいが、[[発動条件]]が厳しく通常は採用が難しい[[カード]]である。~
しかし[[《イビリチュア・マインドオーガス》]]を投入した場合、[[墓地]]の[[罠カード]]を容易に[[デッキ]]に[[戻せる>戻す]]ので、強力な[[除去]][[カード]]として採用が検討できる。~

--[[《邪神の大災害》]]~
【リチュア】には[[《イビリチュア・ガストクラーケ》]]・[[《水霊術−「葵」》]]等の[[ハンデス]]を行う[[カード]]が多く、それらを掻い潜る為[[相手]]は[[手札]]を出来る限り[[セット]]してくる事が多い。~
そうして[[セット]]された[[カード]]を一度に破壊できれば、莫大な[[アドバンテージ]]を得て圧倒的優位に立てる。~
[[マッチ]]1戦目で[[ハンデス]]の存在を見せておき、[[サイドデッキ]]から投入するのが良いだろう。

**[[デッキ]]の種類 [#f48befab]
***[[レベル]]6軸 [#h749525c]
 非常に使いやすい[[《イビリチュア・ガストクラーケ》]]を軸とした最も基本的な[[デッキ]]。~
 [[《イビリチュア・ガストクラーケ》]]の[[儀式召喚]]により[[ハンデス]]と[[情報アドバンテージ]]獲得を行い、頃合いを見計らって[[《イビリチュア・マインドオーガス》]]で[[墓地アドバンテージ]]を奪う。~
 相手が行動を行う前に危険な[[カード]]を潰していく、堅実なプレイスタイルが特徴。~
 [[デッキ]]にはごく基本的な[[モンスターカード]]と汎用魔法・罠、多少の[[ハンデス]][[カード]]を投入すればよい。~

***[[レベル]]8軸 [#fcc88eeb]
 より高火力の[[レベル]]8[[儀式モンスター]]を用いる[[デッキ]]。~
 [[《トレード・イン》]]を採用できるため回転率は[[レベル]]6軸を上回る反面、事故率も相応に上昇する。~
 [[レベル]]8だけではコントロール能力が不足するため、[[レベル]]8のみならず[[レベル]]6[[儀式モンスター]]も適度に投入した方が良い。~

**[[デッキ]]の派生 [#n274c225]
***【ハンデスリチュア】 [#z7d351cc]
 [[《イビリチュア・ガストクラーケ》]]が先行1[[ターン]]目から[[ハンデス]]を仕掛けられる点に注目した[[デッキ]]。~
 [[《イビリチュア・ガストクラーケ》]]を1[[ターン]]目で何度も[[儀式召喚]](通称「イカ連打」)し、先行1[[ターン]]目〜最初の相手[[スタンバイフェイズ]]までで相手の[[手札]]を可能な限り削ってしまう。~
 [[除去]][[カード]]はほとんど投入せず、[[デッキ]]は[[サーチ]]・[[サルベージ]]カードと[[《水霊術−「葵」》]]などの[[ハンデス]]カードで固める。~
 上記の[[レベル]]6軸と構成は比較的類似するが、あちらが[[手札]]の質を削ることを目的とするのに対し、こちらが削るのは[[手札]]の量であるため、目的が大きく異なる。~
 [[手札]]を削る方法は[[《イビリチュア・ガストクラーケ》]]のページを参照。

 [[デッキ]]の根幹は通常の【リチュア】とほぼ同じなので、マッチ戦では先攻が取れる時のみ[[サイドチェンジ>サイドデッキ]]によってこの型に変化させても良い。~

***【HEROリチュア】 [#x9eaa2e9]
 [[リチュア]]の打点と[[除去]]力を[[《E・HERO アブソルートZero》]]で補う[[デッキ]]。~
 [[《E・HERO アブソルートZero》]]は[[《ミラクル・フュージョン》]]で出せる他、[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で任意の[[水属性]]を[[墓地]]に落とす手段としても機能する。~
 [[《D−HERO ディアボリックガイ》]]も面白い。~
 [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]や[[《リチュアの儀水鏡》]]の[[リリース]]で[[墓地]]に落とし、自身の[[効果]]でもう1体[[特殊召喚]]する事で[[リリース]]や[[シンクロ素材]]を確保できる。

***【天変リチュア】 [#cb8ac872]
 [[《リチュア・ディバイナー》]]の[[効果]]を[[【天変地異コントロール】]]に組み込んだ[[デッキ]]。~
 [[儀式召喚]]を一切行わない、他の【リチュア】とは一線を画す[[デッキ]]である。~
 詳細は[[こちら>【天変地異コントロール】#p1da9c7e]]を参照。

**この[[デッキ]]の弱点 [#kde8876d]
 当然のことながら[[特殊召喚]]封じには滅法弱い。~
 また、[[サーチ]]を封じる[[《ライオウ》]]や、[[魔法カード]]の[[発動]]自体を封じる[[《ナチュル・バンブーシュート》]][[《魔法族の里》]]等は天敵であり、一発で[[デッキ]]全体が機能不全に陥ってしまう。~
 [[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]や[[《マクロコスモス》]]には、[[《サルベージ》]]や[[《リチュア・ビースト》]]を封じられ、特に後者は[[《リチュアの儀水鏡》]]の[[墓地]][[効果]]まで失ってしまうため厳しい戦いを強いられる。~
 変わった所では[[《伝説の都 アトランティス》]]を貼られると、[[リリース]]と[[儀式モンスター]]の[[レベル]]が上手く合わなくなってしまう。~

 上記のように多くの弱点を抱えていながら、[[リチュア]]には[[フィールド]]に干渉できる[[効果]]を持つ[[カード]]が少ないため、どうしても対応が遅れがちになりやすい。~
 [[サイドデッキ]]から汎用性の高いカードを入れてフォローしたい。

**代表的なカード [#n8784d41]
-[[《リチュア・ビースト》]]
-[[《リチュア・アビス》]]
-[[《シャドウ・リチュア》]]

-[[《イビリチュア・ガストクラーケ》]]

-[[《リチュアの儀水鏡》]]
-[[《サルベージ》]]

**関連リンク [#ufeca463]
-[[リチュア]]

-[[【儀式召喚】]]
-[[【水属性】]]

-[[デッキ集]]