*【水属性】 [#t6c37be3] #contents **説明 [#uc4d59d3] [[水属性]][[モンスター]]を主体にした[[デッキ]]。~ [[水属性]]には優秀な[[モンスター]]が揃い、その[[効果]]も豊富である。~ 加えて[[サポートカード]]が充実し、[[水属性]]だけに特化しても十分に優秀な[[デッキ]]を作る事が可能である。~ [[水属性]]で統一した[[デッキ]]を作ることで得られる[[メリット]]を考えると以下のようなものが挙げられる。 +[[《アビス・ソルジャー》]]・[[《レクンガ》]]・[[《マザー・ブレイン》]]の[[起動効果]]を[[発動]]できる。~ +[[《ウォーターワールド》]]・[[《伝説の都 アトランティス》]]・[[《スター・ボーイ》]]・[[《ペンギン・ナイトメア》]]・[[《深海の大ウナギ》]]でそれぞれを[[強化]]できる。~ +[[《大波小波》]]で[[フィールド]]と[[手札]]の[[モンスター]]を大きく動かすことができる。~ +[[攻撃力]]1500以下は[[《グリズリーマザー》]]で[[リクルート]]、[[《サルベージ》]]で[[サルベージ]]できる。~ +[[レベル]]4以下は[[《ウォーターハザード》]]で[[特殊召喚]]できる。~ +[[レベル]]3以下は[[《ハイドロプレッシャーカノン》]]を装備でき、[[《海竜神の加護》]]で[[破壊]]から守ることができる。~ +[[《フィッシュボーグ−ガンナー》]]を[[自己再生]]できる。~ +[[《サイバー・シャーク》]]を[[リリース]]無しで[[召喚]]できる。~ +[[特殊召喚モンスター]]の[[《フェンリル》]]と[[《水の精霊 アクエリア》]]を[[特殊召喚]]できる。~ +[[《はがねの甲羅》]]による[[単体強化]]や[[《水霊術−「葵」》]]を[[発動]]する事ができる。~ +[[《ジェネクス・ウンディーネ》]]・[[《スクリーチ》]]の効果対象に困らない。~ +[[《アイス・ブリザード・マスター》]]の[[特殊召喚]][[効果]]を[[発動]]できる。~ +[[《強欲なウツボ》]]で[[ドロー]]加速できる。~ +[[《ハイドロ・ジェネクス》]]・[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]]・[[《氷結界の龍 グングニール》]]の[[シンクロ素材]]になる。~ +一部の[[モンスター]]を採用することで、[[《氷炎の双竜》]]・[[《E・HERO アブソルートZero》]]の[[特殊召喚]]を狙える。~ 《アビス・ソルジャー/Abyss Soldier》 効果モンスター 星4/水属性/水族/攻1800/守1300 水属性モンスター1体を手札から墓地に捨てる。 フィールド上のカード1枚を持ち主の手札に戻す。 この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに使用することが出来る。 《ジェネクス・ウンディーネ》 効果モンスター 星3/水属性/水族/攻1200/守 600 このカードが召喚に成功した時、 自分のデッキに存在する水属性モンスター1体を墓地に送る事で、 自分のデッキから「ジェネクス・コントローラー」1体を手札に加える。 《サルベージ/Salvage》 通常魔法 自分の墓地に存在する攻撃力1500以下の水属性モンスター2体を手札に加える。 [[水属性]]のサポートには切り札と呼べるカードはなく、[[《伝説の都 アトランティス》]]のように[[デッキ]]全体を底上げするようなものが目立つ。~ また、[[《フェンリル》]]や[[《アビス・ソルジャー》]]といった地味な[[モンスター]]を上手に使うのが[[水属性]][[デッキ]]の醍醐味の一つといえる。 **[[デッキ]]構築に際して [#mde1acb1] この[[デッキ]]で最も重要なのは[[水属性]][[モンスター]]の選択。~ ここではその一例を挙げてみる。~ -[[ドロー]] --[[《引きガエル》]] --[[《水晶の占い師》]] --[[《氷結界の番人ブリズド》]] -[[除去]] --[[《黄泉へ渡る船》]] --[[《ペンギン・ナイトメア》]] --[[《ペンギン・ソルジャー》]] --[[《裏ガエル》]] --[[《爆風トカゲ》]] --[[《スノーマンイーター》]] -[[墓地肥やし>墓地を肥やす]] --[[《ジェネクス・ウンディーネ》]] --[[《スクリーチ》]] -[[壁]] --[[《サブマリンロイド》]] --[[《黄泉ガエル》]] --[[《イレカエル》]] --[[《魔知ガエル》]] --[[《ヒューマノイド・スライム》]] --[[《リバイバルスライム》]] --[[《氷結界の封魔団》]] -[[アタッカー]] --[[《アームズ・シーハンター》]] --[[《アトランティスの戦士》]] --[[《アビス・ソルジャー》]] --[[《ガガギゴ》]] --[[《デュアル・ランサー》]] --[[《トリプル・ヴァイパー》]] --[[《ハイドロゲドン》]] --[[《ブリザード・ドラゴン》]] --[[《憑依装着−エリア》]] --[[《ライオ・アリゲーター》]] -[[チューナー]] --[[《ウォーター・スピリット》]] --[[《フィッシュボーグ−ガンナー》]] --[[《深海のディーヴァ》]] --[[《氷弾使いレイス》]] --[[《氷結界の術者》]] --[[《氷結界の水影》]] -[[上級モンスター]] --[[《サイバー・シャーク》]] --[[《シャーク・ザ・クルー》]] --[[《ジェノサイドキングサーモン》]] --[[《ギガ・ガガギゴ》]] --[[《ドラゴン・アイス》]] --[[《氷帝メビウス》]] --[[《バイトロン》]] -[[最上級モンスター]] --[[《水魔神−スーガ》]] --[[《海竜−ダイダロス》]] --[[《氷結界の虎将 ガンターラ》]] --[[《アイス・ブリザード・マスター》]] --[[《氷の女王》]] --[[《ブリザード・プリンセス》]] --[[《青氷の白夜龍》]] --[[《ゴギガ・ガガギゴ》]] --[[《スパイラルドラゴン》]] -水属性が素材の[[シンクロモンスター]] --[[《ハイドロ・ジェネクス》]] --[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]] --[[《氷結界の龍 グングニール》]] このようにさまざまな[[カード]]がそろっている。~ このあたりから自分の好みで選ぶといいだろう。 **[[デッキ]]の分類 [#qe2aadb9] ***[[ハイビート]]型 [#x7f72134] 1500以上の[[水属性]][[モンスター]]を主軸にしたタイプの[[ビートダウン]]。~ [[《アビス・ソルジャー》]]・[[《レクンガ》]]等の[[水属性]]の[[下級]][[アタッカー]]が軸。~ [[《レクンガ》]]の[[効果]]で[[モンスター]]を展開、[[《アビス・ソルジャー》]]で[[除去]]することで[[フィールド]]を制圧する。~ 他に採用する[[アタッカー]]には[[《ハイドロゲドン》]]・[[《アトランティスの戦士》]]・[[《ブリザード・ドラゴン》]]・[[《サイバー・シャーク》]]辺りがいいだろう。~ また、[[《アビス・ソルジャー》]]の[[効果]]を重視するなら、[[通常モンスター]]の[[水属性]][[アタッカー]]を採用するという手もある。~ [[《ガガギゴ》]]・[[《暗黒の海竜兵》]]・[[《レインボー・フィッシュ》]]・[[《シーザリオン》]]等を[[《闇の量産工場》]]で[[サルベージ]]するのである。~ また、基本[[攻撃力]]が高いため[[サクリファイス・エスケープ]]が可能な[[通常罠]][[《水霊術−「葵」》]]を無理なく採用できる。~ ***[[ロービート]]型 [#ha889cfa] [[《サルベージ》]]で2枚[[サルベージ]]できる、1500以下の[[水属性]][[モンスター]]を主軸にしたタイプの[[ビートダウン]]。~ [[《グリズリーマザー》]]や[[《リバイバルスライム》]]により、大型[[モンスター]]による[[戦闘破壊]]に強くなる。~ また、[[《水面のアレサ》]]による[[ハンデス]]で[[ハンド・アドバンテージ]]も稼げる。~ その他では、[[《オーシャンズ・オーパー》]]や[[《竜影魚レイ・ブロント》]]等が存在する。~ [[モンスター]]が[[除去]]や[[戦闘]]で[[破壊]]された場合は[[《サルベージ》]]で[[サルベージ]]すれば良い。~ 打点不足から[[《スター・ボーイ》]]や[[《ウォーターワールド》]]等の[[全体強化]]を採用しても良い。~ ***[[下級]][[ビートダウン]]型 [#g3237710] [[ハイビート]]型と[[ロービート]]型を合わせたタイプ。~ [[攻撃力]]に拘らない採用ができるため、[[《フェンリル》]]の運用がしやすい。~ 自分に有利な状況を作り、[[ドローフェイズ]][[スキップ]]によって止めを刺せる。~ ***[[コントロール]]型 [#g36c44e8] [[《スノーマンイーター》]]や[[《黄泉へ渡る船》]]、[[《水晶の占い師》]]などの守備的・受動的[[モンスター]]を採用したタイプ。~ これに加えて[[《アビス・ソルジャー》]]や[[《水の精霊 アクエリア》]]等の[[除去]]、攻撃妨害[[モンスター]]を採用する。~ また、それ以外にも[[《奈落の落とし穴》]]で[[ボード・アドバンテージ]]を稼いだり、[[《地砕き》]]・[[《地割れ》]]で対処する。~ ***[[バウンス]]型 [#f0baff5b] [[《爆風トカゲ》]]・[[《ペンギン・ナイトメア》]]・[[《ペンギン・ソルジャー》]]・[[《裏ガエル》]]という[[バウンス]][[モンスター]]が基盤となる。~ これらは[[リバース]]した時に[[効果]]を[[発動]]するため、[[相手]]・[[自分]]の[[ターン]]に関わらず[[発動]]することが可能。~ [[相手]]の[[ターン]]では[[戦闘]]時の[[リバース]]、[[自分]]の[[ターン]]では[[反転召喚]]することで効果を発動すればいい。~ とくに[[《裏ガエル》]]は[[サイクル・リバース]][[モンスター]]でもあるため、再利用が可能。~ [[《次元幽閉》]]等の[[攻撃]]反応型罠で[[相手]]の[[攻撃]]を防ぎ、[[攻撃]]して来ない[[モンスター]]を[[バウンス]]していけば[[相手]]の場を空にすることも比較的容易。~ ただし、[[相手]]の[[ターン]]では[[リバース]]するのに[[相手]]の[[攻撃宣言]]が必要になり、[[相手]]が[[攻撃宣言]]をする前に[[除去]]した場合、[[効果]]を[[発動]]することができないので注意が必要である。~ ***[[【伝説の都 アトランティス】]] [#i57e9646] 【水属性】の王道。~ [[レベル]]5・7の[[モンスター]]は[[召喚]]がかなり楽になる。~ [[《海》]]として扱う[[効果]]も重要であり[[《コダロス》]]や[[《海竜−ダイダロス》]]を活かせるのも強み。~ 構築次第で[[《マーメイド・ナイト》]]や[[《水陸両用バグロス Mk−3》]]も採用できるかもしれない。~ 詳細は該当ページ参照。~ ***[[《ウォーターワールド》]]軸 [#oe63a276] 《ウォーターワールド/Umiiruka》 フィールド魔法 全ての水属性モンスターの攻撃力は500ポイントアップし、 守備力は400ポイントダウンする。 こちらは[[《伝説の都 アトランティス》]]の恩恵を授からない[[モンスター]]でも活用でき、[[下級モンスター]]をメインに考えた場合は、[[《伝説の都 アトランティス》]]よりも[[全体強化]]能力は高い。~ [[リクルーター]]の[[《グリズリーマザー》]]や[[攻撃力]]不足の[[《フェンリル》]]は1900[[アタッカー]]になる。~ [[アタッカー]]の[[《ハイドロゲドン》]]や[[《アビス・ソルジャー》]]もさらに強化できる。~ ただし、[[守備力]]が下がってしまうため[[《スノーマンイーター》]]・[[《ペンギン・ナイトメア》]]・[[《サブマリンロイド》]]などの[[壁]][[モンスター]]は採用し難い。~ その特性上[[ビートダウン]]型の[[デッキ]]になる。~ ***[[【死皇帝の陵墓】]]型 [#ef066a8a] [[【伝説の都 アトランティス】]]では採用され難い[[レベル]]6以上の[[水属性]]を軸にしたタイプ。~ [[《マザー・ブレイン》]]や[[《サイレントアビス》]]、[[《アイス・ブリザード・マスター》]]が[[水属性]]関連の[[効果]]を持っている。~ [[レベル]]6域では、[[《フロストザウルス》]]や[[《バイトロン》]]、[[《氷結界の虎将 ライホウ》]]等が採用圏内。~ [[効果]]の[[発動]]はできないが、[[《氷帝メビウス》]]も[[アタッカー]]として活用できる。~ [[レベル]]8域では、[[《青氷の白夜龍》]]や[[《ブリザード・プリンセス》]]の存在が光る。~ ***[[【アビス・コントロール】]] [#o3ab6419] [[《アビス・ソルジャー》]]を中心に[[フィールド]]を[[コントロール]]する。~ かつては[[《キラー・スネーク》]]を無限の[[コスト]]として興隆していた。~ この戦術はその流れを組む、[[バウンス]]を軸に据えたある意味[[水属性]]らしいギミックである。~ 詳細は該当ページ参照。~ ***[[【フェンリルハンデス】]] [#r4928450] [[《フェンリル》]]と[[《おジャマトリオ》]]の[[コンボ]]で[[相手]]の[[ドロー]]を妨害する[[ハンデス]]デッキ。~ [[手札破壊]]は控えめで、[[デッキ]]の性質はむしろ[[【フィフティ・フィフティ】]]に近い。~ 詳細は該当ページ参照。~ ***【アイス・ブリザード・マスター】 [#i74cbbf0] 《アイス・ブリザード・マスター/Ice Master》 効果モンスター 星8/水属性/魔法使い族/攻2500/守2000 自分フィールド上に存在する水属性モンスター2体を生け贄に捧げる事で、 このカードを手札から特殊召喚できる。 1ターンに1度だけ、フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体に アイスカウンターを1つ置く事ができる。 このカードを生け贄に捧げる事で、 アイスカウンターが乗ったモンスターを全て破壊する。 [[水属性]][[モンスター]]2体を[[生け贄に捧げる]]事で[[特殊召喚]]できる[[《アイス・ブリザード・マスター》]]の[[特殊召喚]]に主眼を置いた[[デッキ]]。~ [[生け贄]]要員は多数存在するが[[《黄泉ガエル》]]や[[《レクンガ》]]の[[効果]]で[[水属性]]を2体以上並べるタイプがお勧めである。~ [[キーカード]]を揃える[[《スクリーチ》]]や[[《ボタニティ・ガール》]]に加えて[[《グリズリーマザー》]]を投入すればまさに【水属性】である。~ **[[種族]]・[[シリーズモンスター]]・他の[[属性]]との混合型派生 [#df9b1188] ***【[[水属性]]/[[魚族]]】 [#wc1d898c] 大半が[[水属性]]の[[魚族]]を中心にした[[デッキ]]。~ 切り札[[《超古深海王シーラカンス》]]を[[《伝説の都 アトランティス》]]によって[[召喚]]しやすくなるのは大きい。~ [[通常モンスター]]も多数存在することから、[[《戦線復活の代償》]]を使う手もあり、その場合は[[《スクリーチ》]]・[[《ジェネクス・ウンディーネ》]]を用いたい。~ ***【[[水属性]]/[[海竜族]]】 [#y2743291] こちらも[[水属性]]が大半を占める[[種族]]。~ [[サポートカード]]はまだ少なく、主に[[《深海のディーヴァ》]]による[[シンクロ召喚]]を狙う形になる。~ ***[[【湿地草原】]] [#se93c930] 特定[[モンスター]]の[[全体強化]]系の[[フィールド魔法]]の中で最高の1200ポイントという莫大な[[攻撃力]]ボーナスを得られる[[フィールド魔法]][[《湿地草原》]]を中心とした[[デッキ]]。~ 詳細は該当ページ参照。~ ***[[【ガエル】]] [#j1314953] 「[[ガエル]]」と名の付く[[カード]]を主軸にして戦う[[デッキ]]。~ 様々な構築タイプが存在し、投入する[[ガエル]]の種類・枚数も大きく変わってくるので、詳しくは[[該当ページ参照>【ガエル】]]。~ 専用[[サポートカード]]は少ないものの、様々な[[カード]]でサポートすることができる。~ ***[[【氷結界】]] [#v732db2c] [[シリーズモンスター]]である[[氷結界]]を中心に戦う[[デッキ]]。~ [[ロック]]寄りの戦術や[[シンクロ召喚]]を多用する。~ ***[[【氷炎の双竜】]] [#e52bd5ab] [[《氷炎の双竜》]]を軸にした[[水属性]]・[[炎属性]]の混合[[デッキ]]。~ ***[[《E・HERO アブソルートZero》]]軸 [#nbaf92cc] [[《E・HERO アブソルートZero》]]を軸にした【水属性】・[[【E・HERO】]]の混合[[デッキ]]。~ [[《ミラクル・フュージョン》]]に対応していることもあり、通常の【水属性】に[[E・HERO]]を少量採用するだけでも[[融合召喚]]できることがある。~ **関連リンク [#yf8834ba] -[[【アビス・コントロール】]] -[[【ガエル】]] -[[【湿地草原】]] -[[【伝説の都 アトランティス】]] -[[【氷結界】]] -[[【フェンリルハンデス】]] -[[【氷炎の双竜】]] -[[【闇属性】]] -[[【光属性】]] -[[【地属性】]] -[[【炎属性】]] -[[【風属性】]] -[[デッキ集]]