*【&ruby(でんち){電池};メン】 [#h2ab2729] #contents **デッキの概要 [#jc12666c] 「[[電池メン]]」シリーズの[[モンスター]]、[[サポートカード]]を最大限に活用する[[デッキ]]。~ 爆発力の高い充電軸、単三暴軸とエクシーズを軸とした単四軸に大きく分かれる。~ [[LIGHT OF DESTRUCTION]]にて[[《電池メン−業務用》]]・[[《漏電》]]をはじめとする強力な[[サポートカード]]が大量に登場し、大幅に強化された。~ その6年後の[[THE DUELIST ADVENT]]にて優秀な[[サーチ]][[カード]]の[[《電池メン−角型》]]が登場し[[1ターンキル]]力が大幅に上がった。~ 《電池メン−角型》 効果モンスター 星4/光属性/雷族/攻1000/守1000 「電池メン−角型」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。 デッキから「電池メン」モンスター1体を手札に加え、 このカードの攻撃力・守備力を元々の倍にする。 (2):自分エンドフェイズに発動する。 このカードを破壊する。 《充電池メン/Batteryman Charger》 効果モンスター 星5/光属性/雷族/攻1800/守1200 このカードの召喚に成功した時、手札・デッキから 「充電池メン」以外の「電池メン」と名のついた モンスター1体を特殊召喚できる。 このカードの攻撃力・守備力は、自分フィールド上の 雷族モンスターの数×300ポイントアップする。 《燃料電池メン/Batteryman Fuel Cell》 効果モンスター 星6/光属性/雷族/攻2100/守 0 自分フィールド上に「電池メン」と名のついたモンスターが2体以上存在する場合、 このカードは手札から特殊召喚できる。 1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上の 「電池メン」と名のついたモンスター1体をリリースして発動できる。 相手フィールド上のカード1枚を選択して持ち主の手札に戻す。 《漏電/Short Circuit》 通常魔法 自分フィールド上に「電池メン」と名のついたモンスターが 3体以上存在する場合に発動できる。 相手フィールド上のカードを全て破壊する。 **[[デッキ]]構築に際して [#q4a8a78e] ***[[モンスター]]について [#b37b6999] ―主力となる[[電池メン]]~ [[サーチ]]・[[リクルート]]・展開と[[デッキ]]の回転に貢献する優秀な[[効果]]を持ち、その内2種は[[除去]][[効果]]を[[内蔵]]している。~ [[コスト]]がかさむ[[《電池メン−業務用》]]以外はフル投入しても構わない。~ -[[《電池メン−角型》]]~ [[電池メン]]の[[サーチャー]]であり[[召喚]]・[[特殊召喚]]の両方に対応する上、その際には使い捨てだが[[下級]][[アタッカー]]としても運用できる。~ [[《電池メン−ボタン型》]]や[[《充電池メン》]]の[[リクルート]]、[[《充電器》]]や[[《携帯型バッテリー》]]の[[蘇生]]の[[対象]]にするだけで[[アドバンテージ]]に繋がる。~ [[同名カード]]も[[サーチ]]可能だが、[[通常召喚]]権をこの[[カード]]に使ってしまうと[[フィールド]]ががら空きになりがちになるため、状況に応じて他の[[電池メン]]と共に使い分けたい。~ -[[《電池メン−ボタン型》]]~ [[セット]]して[[戦闘破壊]]されるだけで後続を[[リクルート]]&1枚[[ドロー]]と[[アドバンテージ]]を稼ぎやすいため、是非とも3枚投入したい。~ [[リクルート]]の筆頭候補は[[《電池メン−角型》]]であり、[[相手]][[ターン]]で[[リバース]]した場合、1[[ドロー]]と[[サーチ]]で2枚分の[[手札]]を稼げる。~ [[リバース効果]]故に速効性が無いのが欠点だが、[[戦闘]]以外で[[リバース]]できれば[[《地獄の暴走召喚》]]の[[発動]][[トリガー]]にも利用できる。~ だが自分の[[ターン]]で[[リバース]]した場合には恩恵が少なく([[リバース効果]]で[[《電池メン−角型》]]を[[特殊召喚]]するとその後の展開が難しくなるため)~ 相手もそれを知っている可能性が高いため、[[デッキ]]の内容がばれている状態で[[セット]]しても[[攻撃]]してもらえない可能性が高い。~ そのため[[デュエル]]終盤では[[手札]]で腐ることが多々ある。~ -[[《充電池メン》]]~ [[召喚に成功した]]時に[[《充電池メン》]]以外の[[電池メン]]を[[特殊召喚]]できる。~ [[アドバンス召喚]]しても[[アドバンテージ]]を失わない点で[[上級モンスター]]としての質は[[帝]]にも匹敵する。~ [[リクルート]]の筆頭候補はやはり[[《電池メン−角型》]]であり、[[《電池メン−角型》]]の効果で[[《燃料電池メン》]]を[[サーチ]]すれば即座に[[特殊召喚]]が可能。~ だが効果を[[無効]]にされるとその後の展開の手が無くなってしまうので、召喚時には細心の注意を払いたい。~ [[《地獄の暴走召喚》]]の[[トリガー]]にもでき、[[雷族]]を多数並べることで自身も圧倒的な[[攻撃力]]を得ることができる。~ -[[《燃料電池メン》]]~ [[ノーコスト>コスト]]で容易に[[特殊召喚]]でき、効果は[[電池メン]]を[[コスト]]とした[[バウンス]]と強力。~ [[特殊召喚]]に成功すれば[[《漏電》]]の[[発動条件]]を満たせる点も大きい。~ 忘れられがちだが、[[《充電池メン》]]で[[デッキ]]から[[特殊召喚]]することもできる。~ -[[《電池メン−業務用》]]~ [[特殊召喚]]にも[[効果]]の[[発動]]にも[[墓地]]の[[モンスター]]を[[除外]]する必要があるので、[[蘇生]]・[[サルベージ]][[カード]]との相性が悪い。~ 特に[[《電池メン−単三型》]]や[[《電池メン−単四型》]]を[[除外]]してしまうとそれぞれの[[コンボ]]が狙えなくなってしまう点は注意。~ 逆にそれらを採用しないのであれば、[[攻撃力]]・[[効果]]共に優秀なこの[[カード]]は[[フィニッシャー]]として活用できるだろう。~ ―それ以外の[[電池メン]]~ -[[《電池メン−単一型》]]~ [[守備力]]1900という下級にしては高めの[[守備力]]と[[フィールド]]上の[[《電池メン−単一型》]]以外の[[モンスター]]を[[戦闘]]から守る[[永続効果]]を持つが~ [[1ターンキル]]を目的とする【電池メン】とは相性が悪く、[[裏側守備表示]]で出すなら[[《電池メン−ボタン型》]]がいる。~ そのため出す機会が少なく、採用はされないことが多い。~ -[[《電池メン−単二型》]]~ [[機械族]]を強化する効果を持っており、自身の[[ステータス]]は低い。~ [[電池メン]]ではあるが【電池メン】での採用は相性が悪いため避けたい。~ -[[《電池メン−単三型》]]~ [[《地獄の暴走召喚》]]との[[コンボ]]をする場合は3枚[[積み>積む]]が必須。~ 単体では頼りないが、[[攻撃表示]]で2体並べれば[[攻撃力]]2000、3体揃えば3000と爆発力に関しては申し分ない。~ 様々な[[特殊召喚]][[サポート>サポートカード]]に恵まれており、この[[カード]]を主軸にする場合、それらを活かして3体並べるのが目標である。~ 3体並んだ後に[[《漏電》]]を使えば[[1ターンキル]]が容易に狙える。~ -[[《電池メン−単四型》]]~ 自身の[[効果]]で即座に[[同名カード]]を並べられるため、[[《漏電》]]の[[発動]]や[[《燃料電池メン》]]の[[特殊召喚]]に貢献する。~ ただし、[[発動条件]]こそ異なるが[[《電池メン−ボタン型》]]と[[《充電池メン》]]でも狙えるため、基本は[[ランク]]4の[[エクシーズ召喚]]を主な運用としたい。~ [[効果]]を活かしやすくするため、採用する場合は[[3枚積み>積む]]が好ましいだろう。~ ―その他相性の良い[[モンスター]]~ -[[《ライオウ》]]~ [[下級]][[雷族]]のエース[[アタッカー]]。~ [[攻撃力]]1900に加え、[[サーチ]][[カード]]の[[メタ]]となり、いざという時は自身を道連れに[[特殊召喚]]を[[無効]]にできる。~ ただし、こちらの[[《電池メン−角型》]]や[[《サンダー・シーホース》]]による[[サーチ]]も阻害してしまう点は注意したい。~ -[[《オネスト》]]~ この[[デッキ]]の[[モンスター]]は多くが[[光属性]]で、[[下級]]はもちろん[[ステータス]]が低めな[[上級]][[電池メン]]を[[戦闘]]から守るのにも役立つ。~ ただし、[[《漏電》]]や[[《燃料電池メン》]]、[[エクシーズモンスター]]による[[除去]]を多用することもあり、[[腐る]]か大した活躍ができないことも多い。~ それでも[[属性]][[サポート>サポートカード]]として優秀であることには違いない。~ -[[《H・C 強襲のハルベルト》]]~ [[相手]][[フィールド]]上に[[モンスター]]がいるときに[[特殊召喚]]でき、[[効果]]で同名[[モンスター]]を[[サーチ]]できる[[レベル]]4[[モンスター]]。~ [[手札]]に[[《電池メン−角型》]]がいる場合にこの[[カード]]と一緒に出すことで総[[攻撃力]]3800。~ さらに[[《H・C 強襲のハルベルト》]]と[[《充電池メン》]]を[[サーチ]]して、次の[[ターン]]に[[《H・C 強襲のハルベルト》]]を[[リリース]]して[[アドバンス召喚]]が可能。~ [[攻撃]]後に二体で[[ランク]]4[[エクシーズ]]ができ、[[《電池メン−角型》]]の[[自壊]][[効果]]を回避できると優秀。~ [[《電池メン−角型》]]を入れる場合は是非とも3枚採用したい。~ -[[《冥府の使者ゴーズ》]]~ [[直接攻撃]]された後に[[特殊召喚]]が可能な[[モンスター]]。~ [[電池メン]]は[[耐性]]のある[[カード]]がなく、また爆発力重視のために[[攻撃]]に失敗した時のリスクが大きい。~ 特に[[セット]]した[[《電池メン−ボタン型》]]や[[アドバンス召喚]]した[[《充電池メン》]]が[[効果]]で[[破壊]]された時は万事休す。~ そのため[[発動]]機会が多く、いざという時に命を救われることもしばしば。~ 素の[[攻撃力]]が高いために苦手な[[《M・HERO ダーク・ロウ》]]を[[戦闘破壊]]可能な点、~ [[特殊召喚]]成功時に生み出す[[カイエントークン>冥府の使者カイエントークン]]を[[リリース]]に[[《充電池メン》]]を[[アドバンス召喚]]できる点も評価できる。~ -[[《バトルフェーダー》]]~ [[《冥府の使者ゴーズ》]]と同じく[[直接攻撃]]された後に[[特殊召喚]]が可能な[[モンスター]]。~ こちらは[[魔法&罠ゾーン]]に[[カード]]があっても[[特殊召喚]]ができるため、[[《携帯型バッテリー》]]をよく採用する単四軸で重宝される。~ しかし単体での性能は高くなく、この[[カード]だけを出しても切り返すことができるという保証はない。~ -[[《A・ジェネクス・バードマン》]]~ [[フィールド]]上の[[モンスター]]一体を[[手札]]に戻すことで[[特殊召喚]]できる[[レベル]]3[[チューナー]]。~ [[《燃料電池メン》]]を[[コスト]]にすることで実質[[ノーコスト>コスト]]で[[特殊召喚]]することが可能。~ [[攻撃力]]そこそこも高く、[[《充電池メン》]]、[[《電池メン−角型》]]、[[《燃料電池メン》]]の三体が場にいるときに[[特殊召喚]]すると総[[攻撃力]]8200。~ [[《漏電》]]を発動すると[[1ターンキル]]が可能となる。~ [[1ターンキル]]に失敗しても[[《電池メン−角型》]]と[[シンクロ召喚]]して[[レベル]]7の[[シンクロモンスター]]、[[《充電池メン》]]と[[シンクロ召喚]]して[[レベル]]8の[[シンクロモンスター]]を出すことができる。~ 他にも[[《電池メン−単四型》]]の再利用、[[《H・C 強襲のハルベルト》]]と[[シンクロ召喚]]して[[レベル]]7の[[シンクロモンスター]]、~ [[《冥府の使者ゴーズ》]]を再利用しつつ[[カイエントークン>冥府の使者カイエントークン]]と[[シンクロ召喚]]して[[レベル]]10の[[シンクロモンスター]]と相性はいい。~ -[[《デブリ・ドラゴン》]]~ [[《電池メン−角型》]]以外の[[下級]][[電池メン]]全てを[[蘇生]][[対象]]にでき、[[レベル]]5〜7の[[ドラゴン族]]・[[シンクロモンスター]]を即座に[[シンクロ召喚]]可能。~ 特に[[レベル]]7には[[汎用性]]の高い[[シンクロモンスター]]が多く、素材に[[縛り]]があるものでも[[《ライトロード・アーク ミカエル》]]を選択できる[[メリット]]がある。~ [[《地獄の暴走召喚》]]の[[発動]][[トリガー]]として利用できる点も評価でき、その場合は[[ランク]]3の[[エクシーズ召喚]]も視野に入る。~ また、[[《電池メン−ボタン型》]]も[[シンクロ素材]]に混ぜることで、[[《スターダスト・ドラゴン》]]や[[《スクラップ・ドラゴン》]]も狙える。~ また、[[《電池メン−単四型》]]を[[蘇生]]すれば、[[レベル]]4の[[モンスター]]が2体揃うので容易に[[エクシーズ召喚]]できる。~ 主に単四軸で採用される。~ -[[《カメンレオン》]]~ [[《デブリ・ドラゴン》]]同様[[レベル]]4の[[チューナー]]で、[[《電池メン−単三型》]]・[[《電池メン−単四型》]]・[[《燃料電池メン》]]の[[蘇生]]が可能。~ [[《デブリ・ドラゴン》]]のような[[シンクロ召喚]]先の縛りがなく、様々な種類の[[シンクロモンスター]]に繋げられる。~ ただし、[[エクストラデッキ]]以外からの[[特殊召喚]]ができなくなるため、[[《地獄の暴走召喚》]]に繋げることはできない。~ -[[レベル]]7、8の[[シンクロモンスター]]~ よく採用される[[チューナー]]は上記の[[《A・ジェネクス・バードマン》]]、[[《デブリ・ドラゴン》]]、[[《カメンレオン》]]なので、基本的にはこの[[レベル]]から採用する。~ [[レベル]]7は汎用性の高い[[《月華竜 ブラック・ローズ》]]、[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]、[[《ライトロード・アーク ミカエル》]]が候補。~ [[レベル]]8は[[《電池メン−角型》]]を守ることのできる[[《閃こう竜 スターダスト》]]や、他汎用性の高い[[モンスター]]が候補となる。~ [[《冥府の使者ゴーズ》]]を採用している場合は[[レベル]]10、11の[[シンクロモンスター]]も一応候補に挙がる。~ -[[ランク]]4・6の[[エクシーズモンスター]]~ [[ランク]]4は[[《電池メン−単四型》]]の[[同名カード]]の[[効果]]や[[《電池メン−角型》]]、上記の[[《デブリ・ドラゴン》]]・[[《カメンレオン》]]などで[[特殊召喚]]が可能。~ だが[[エクシーズ召喚]]をする場合は大抵[[レベル]]4[[モンスター]]が二体しかいないため、[[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]]などは[[特殊召喚]]しにくい。~ 素材が二体必要な[[モンスター]]を重点的に選ぼう。~ 相手の展開を遅らせる[[《No.106 巨岩掌ジャイアント・ハンド》]]や削り切れなかった[[ライフ]]]を削る[[《ガガガガンマン》]]がオススメ。~ ~ [[ランク]]6は[[《燃料電池メン》]]を素材とすることとなり、充[[電池メン]]からの[[1ターンキル]]が失敗した時に[[特殊召喚]]することが多い。~ 相手[[フィールド上のカード]]を一掃している場合が多いため、展開を遅らせる[[《フォトン・ストリーク・バウンサー》]]が候補か。~ ~ [[ランク]]3は[[《電池メン−単三型》]]を素材とすることとなるが、基本的に[[1ターンキル]]特化であり、無理に[[エクシーズ召喚]]を狙う必要がない場面が多い。~ ~ [[《携帯型バッテリー》]]で[[《充電池メン》]]二体を[[特殊召喚]]することで出すこともできるが、[[墓地]]に二体もいることなどほとんどなく~ あったとしても[[《電池メン−角型》]]を[[特殊召喚]]した方が有利に立ち回れる。~ ***[[魔法・罠カード]]について [#cf73a1a7] 豊富な[[サポートカード]]を誇り、相性の良い[[カード]]も多数存在する。~ 特に[[墓地]]関連の[[カード]]は非常に多いが、それらを全て入れていては当然[[手札事故]]の元となる。~ [[《電池メン−業務用》]]との兼ね合いや[[デッキ]]タイプも考慮して枚数を考えたいところ。~ ―[[電池メン]]の[[サポートカード]]~ -[[《漏電》]]~ [[電池メン]]を3体並べることで[[相手]][[フィールド]]を一掃できる[[全体除去]][[カード]]。~ [[《充電池メン》]]を[[アドバンス召喚]]するだけで条件を満たせるため、[[発動]]する機会は多い。~ しかし相手は[[《充電池メン》]]の[[召喚]]を重点的に妨害してくるため、[[発動条件]]が整った時にはすでに相手[[フィールド]]に妨害する魔法・罠がないことが多々あることも頭に入れておこう。~ なによりも[[《充電池メン》]]の[[召喚]]が大事なので、この[[カード]]以外にも[[魔法・罠カード]]を[[破壊]]する[[カード]]は多めに入れておき、確実に[[召喚]]させたい。~ この[[デッキ]]の強みの1つである一方で、いかに[[電池メン]]が展開を得意とするテーマであっても3枚投入するのは過剰な[[除去]]と[[事故]]要因になりかねない。~ [[手札]]で腐ったときのために[[《召喚僧サモンプリースト》]]などがあると面白いかもしれない。~ -[[《急速充電器》]]~ 一度に2体を回収できる優秀な[[サルベージ]][[魔法>魔法カード]]。~ [[《バッテリーリサイクル》]]と違い[[速攻魔法]]なので、[[《サイクロン》]]・[[《D.D.クロウ》]]等に[[チェーン]][[発動]]する事も可能。~ 特に[[《電池メン−単四型》]]や[[《電池メン−角型》]]は[[召喚]]や[[リバース]]で[[効果]]を発揮するため、[[サルベージ]]する意味が大きい。~ そのため単四軸では適度に採用しておきたい。~ 充電軸、単三軸では[[サルベージ]]したい[[カード]]が特になく、蘇生[[カード]]を入れた方が展開につながりやすい。~ -[[《充電器》]]~ [[電池メン]]専用の[[蘇生]][[カード]]。~ [[《電池メン−角型》]]を[[蘇生]]させて[[サーチ]]、[[《充電池メン》]]の[[リリース]]の確保、[[1ターンキル]]の補佐、[[《地獄の暴走召喚》]]の[[トリガー]]と使用法は多岐にわたる。~ [[魔法カード]]なので即効性があるところも評価できる。~ -[[《携帯型バッテリー》]]~ こちらも[[電池メン]]専用の[[蘇生]][[カード]]。~ [[《充電器》]]に比べると引いた[[ターン]]には使えない点、この[[カード]]自体が[[破壊]]される可能性が高い点で劣る。~ しかし1度に2体[[特殊召喚]]できるのは強みであり、[[エクシーズ召喚]]や[[《燃料電池メン》]]の[[特殊召喚]]、[[《漏電》]]の[[発動]]も[[サポート>サポートカード]]できるようになる。~ 余談だが1体のみ[[特殊召喚]]することはできず、[[墓地]]に[[特殊召喚]]可能な[[電池メン]]が一体しかいないときには発動ができない。~ だが[[墓地]]に[[電池メン]]が一体しかいないというのはさほどなく、[[腐る]]ことはほとんどない。~ [[チェーン]]2以降に[[発動]]して[[《電池メン−角型》]]を[[蘇生]]させても[[タイミングを逃す]]ため[[サーチ]]できない点は注意。~ 相手がこの[[カード]]を[[破壊]]する前に[[発動]]しないと意味がないためプレイングが難しい。~ また、[[《地獄の暴走召喚》]]の[[トリガー]]になれない点も注意が必要。~ ―それ以外の相性の良い[[カード]]~ -[[《地獄の暴走召喚》]]~ 容易に[[《電池メン−単三型》]]を並べることができる。~ [[《充電池メン》]]や[[《充電器》]]など豊富な[[トリガー]]を有するため、[[腐る]]ことは少ない。~ [[《電池メン−単三型》]]軸の型ならば是非とも[[3枚積み>積む]]したいところ。~ -[[《帝王の烈旋》]]~ 2種の[[上級モンスター]]を擁し、いずれも[[《電池メン−角型》]]の[[サーチ]]に対応しているこの[[デッキ]]では[[発動]]機会は多いと言える。~ また、[[《充電池メン》]]・[[《燃料電池メン》]]共に自身の持つ[[特殊召喚]][[効果]]とこちらの[[デメリット]]が阻害し合わない点でも相性が良い。~ -[[《リビングデッドの呼び声》]]~ [[罠カード]]なので一旦[[セット]]する手間がある点で[[《充電器》]]に、[[蘇生]]枚数では[[《携帯型バッテリー》]]に劣る。~ こちらは[[電池メン]]以外の[[モンスター]]にも対応しているため、他の[[モンスター]]と併用する際には優先できる。~ しかし[[《アーティファクト−モラルタ》]]が[[制限カード]]になった今、採用する利点は少ない。~ **戦術 [#q4a8a78e] ***[[《充電池メン》]]軸 [#i452d420] [[《充電池メン》]]から[[《電池メン−角型》]]を[[リクルート]]、[[《燃料電池メン》]]を[[サーチ]]して[[特殊召喚]]する。~ [[《充電池メン》]]の[[攻撃力]]上昇[[効果]]も合わせて総[[攻撃力]]は6800にもなり、さらに[[《燃料電池メン》]]をもう1体展開しただけで[[1ターンキル]]に到達する。~ [[1ターンキル]]に失敗しても[[蘇生]]で再度展開や[[《電池メン−業務用》]]、[[《冥府の使者ゴーズ》]]でそのまま押し切ることが可能。~ 基本的には相手の油断したスキをついて速攻を狙うため、[[《貪欲な壺》]]といった発動に[[ターン]]のかかる[[カード]]は使われない。~ [[チューナー]]は[[《A・ジェネクス・バードマン》]]を選択することが多いため、[[シンクロモンスター]]は[[レベル]]7を選択。[[レベル]]8、10も面白い。~ [[エクシーズモンスター]]には[[ランク]]4と[[ランク]]6を選択する。~ しかし[[《帝王の烈旋》]]を[[発動]]した[[ターン]]には[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]ができないため注意が必要。~ ***[[《電池メン−単三型》]]軸 [#j023688d] [[特殊召喚]]した[[《電池メン−単三型》]]を[[《地獄の暴走召喚》]]で展開、[[《漏電》]]を絡めて[[ライフポイント]]を削る[[1ターンキル]]型。~ [[《電池メン−単三型》]]はあらゆる場所から[[特殊召喚]]できるため、[[《地獄の暴走召喚》]]の[[トリガー]]に困ることはほとんど無い。~ [[LIGHT OF DESTRUCTION]]の発売以前の環境では【電池メン】はこれがほぼ固定の構築であったが、現在では[[電池メン]]の増加により他の構築を取ることも可能になっている。~ 基本戦術と同様、[[《充電池メン》]]・[[《燃料電池メン》]]などで[[電池メン]]を並べ、[[《漏電》]]を決める形でも大きく[[ライフポイント]]を削ることができる。~ そのため、[[《地獄の暴走召喚》]]が引けなくてもある程度の展開をサポートできるようになっているのも強みである。~ ***[[《電池メン−単四型》]]軸 [#oc0c0b52] [[《電池メン−角型》]]登場以前に流行した戦法である。~ [[エクストラデッキ]]の内容によっては「エクシーズ電池メン」、「[[シンクロ>シンクロ召喚]][[エクシーズ]]電池メン」とも。~ [[《電池メン−単四型》]]や[[《燃料電池メン》]]、[[《OKaサンダー》]]や[[《携帯型バッテリー》]]といった豊富な[[蘇生]][[カード]]で次々と[[エクシーズ召喚]]をしていく。~ [[《電池メン−単四型》]]、[[《OKaサンダー》]]、[[《サンダー・シーホース》]]といった[[攻撃力]]の低い[[モンスター]]が中心となるため、他の軸に比べて構築難度、プレイングが難しい。~ また持久戦法をとるので[[《バッテリーリサイクル》]]や[[《急速充電器》]]、[[《貪欲な壺》]]といった[[手札]]補充[[カード]]を多く採用することとなる。~ [[特殊召喚]]する[[エクシーズモンスター]]は基本的には[[ランク]]4であるが、[[《燃料電池メン》]]を考えて[[ランク]]6も入れておきたい。~ [[チューナー]]を入れる場合は上記の[[レベル]]3と4が基本となるため、[[シンクロモンスター]]は[[レベル]]7と8を選択する。~ **このデッキの弱点 [#ec85cc52] 全体的には[[特殊召喚]]に特化した[[デッキ]]であるので[[特殊召喚]]封じ、[[モンスター効果]]に依存しているため[[《スキルドレイン》]]が苦手。~ [[《スキルドレイン》]]・[[《大天使クリスティア》]]等の対策として、[[《サイクロン》]]は3枚用意しておきたい。~ またどの軸も[[《連鎖除外》]]を苦手とし、軸となる[[カード]]がすべて[[除外]]されると手も足も出なくなる。~ ~ [[デッキ]]の軸によっては得手不得手があるため各軸ごとに紹介する。 ***[[《充電池メン》]]軸 [#l8f7ec5d] [[《充電池メン》]]の効果が使えなくなると[[手札]]によっては一瞬で壊滅する。~ また、[[《漏電》]]・[[《電池メン−業務用》]]はいずれも[[《スターライト・ロード》]]などで阻害されてしまう。~ そのため、相手の伏せカード及び[[《エフェクト・ヴェーラー》]]には他の軸よりも特に注意が必要。~ 他にも、[[1ターンキル]]を狙うため持久戦になると弱くなりがちでもある。~ 特に[[デッキ]]・[[手札]]の[[《電池メン−角型》]]を切らしてしまうと動きは急激に鈍くなってしまう。~ 勘違いされがちだが、この軸では[[墓地]]からの[[特殊召喚]]よりも[[デッキ]]からの[[特殊召喚]]が重要となるため[[除外]]はあまり効果が無い。~ そのため、サイドに[[《次元の裂け目》]]・[[《マクロコスモス》]]を入れることもできる。~ ***[[《電池メン−単三型》]]軸 [#d0e44438] この軸での[[《充電池メン》]]はあくまで[[《電池メン−単三型》]]を[[特殊召喚]]する手段の一つにすぎない。~ そのため[[《充電池メン》]]を止めても動きが止まらないことが多い。~ [[《地獄の暴走召喚》]]を止めるか、展開させてから攻撃を止める手が最良。~ [[《電池メン−単三型》]]を除外させるのも良い。~ [[《充電池メン》]]軸に比べるとまだ展開は遅い方なので、即座に攻撃に転じる手もある。~ それ以外にも[[《電池メン−単三型》]]軸では[[《エネミーコントローラー》]]等の[[表示形式]]を変更する[[カード]]に注意したい。~ [[《電池メン−単三型》]]は1体でも[[表示形式]]を変えられると[[攻撃力]]・[[守備力]]が0になってしまうためである。~ ***[[《電池メン−単四型》]]軸 [#x0257523] [[手札]]消費が激しいため、[[《サンダー・シーホース》]]や[[《バッテリーリサイクル》]]といった[[手札]]補充[[カード]]が多い。~ また、[[墓地]]に大きく依存するため[[除外]]にも弱い。~ そのため[[《M・HERO ダーク・ロウ》]]に特に弱く、最悪の場合何もできずに[[デュエル]]が終わる可能性もある。~ また展開が遅く、即座に[[デュエル]]を終わらせようとするデッキにも弱い。~ 相手の行動を阻害するためにも[[罠カード]]を多く入れておくことが推奨される。~ **代表的なカード [#r8394219] -[[《電池メン−角型》]] -[[《漏電》]] -[[《電池メン−単三型》]] **関連リンク [#v479c58f] -[[電池メン]] -[[【光属性】]] -[[【雷族】]] -[[デッキ集]]