*【&ruby(フロストアンドフレイム・ツインドラゴン){氷炎の双竜};】 [#xc9bad03] #contents **[[デッキ]]の概要 [#g2de413b] [[《氷炎の双竜》]]を[[フィニッシャー]]とし、[[水属性]]・[[炎属性]]の[[モンスター]]を主力に戦う[[デッキ]]。~ [[特殊召喚]]の展開力と打点を生かした[[ビートダウン]]にも、[[モンスター]][[破壊]][[効果]]を生かした[[コントロール]][[デッキ]]にもできる。~ その[[召喚条件]]から[[【水属性】]]と[[【炎属性】]]の混合[[デッキ]]となる。~ 《氷炎の双竜/Frost and Flame Dragon》 効果モンスター 星6/水属性/ドラゴン族/攻2300/守2000 このカードは通常召喚できない。 自分の墓地の水属性モンスター2体と炎属性モンスター1体を ゲームから除外した場合のみ特殊召喚できる。 1ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。 フィールド上のモンスター1体を選択して破壊する。 **[[デッキ]]構築に際して [#daf73a5e] [[《氷炎の双竜》]]の[[召喚条件]]は[[ディスアドバンテージ]]が生じづらいものの、少々[[重い]]。~ [[コントロール]][[デッキ]]にするならば[[墓地を肥やし>墓地を肥やす]]ながら戦えるが、[[ビートダウン]]にするならば積極的に[[カード]]を[[墓地へ送る]]必要がある。~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]を採用した[[【フロフレホルス】]]は[[ビートダウン]]型の成功例であろう。~ ***[[モンスターカード]]について [#n68dd6b5] [[《氷炎の双竜》]]を[[特殊召喚]]するため、[[水属性]]と[[炎属性]]の[[モンスター]]を吟味する。~ 特にその[[除外]]する枚数から、[[水属性]]の[[モンスター]]は多めに採用したい。 ―基本となる[[モンスター]]~ -[[《氷炎の双竜》]]~ 自身の[[効果]]により[[特殊召喚]]できるが、その[[コスト]]は[[墓地]]の[[水属性]]2体と[[炎属性]]1体とやや[[重い]]。~ //しかし、[[《瀑征竜−タイダル》]]から[[サーチ]]をする事ができるため、比較的安定した運用が可能となる。~ //[[効果]]使用後も[[攻撃]]できる点や、[[《トランスターン》]]で[[《瀑征竜−タイダル》]]を[[リクルート]]できる点なども利用したい。~ //-[[《瀑征竜−タイダル》]]・[[《焔征竜−ブラスター》]]~ //様々な効果を持ち、それら全てが[[《氷炎の双竜》]]と相性が良い。~ //特に[[《瀑征竜−タイダル》]]は、[[除外]]によって[[《氷炎の双竜》]]を[[サーチ]]でき、固有[[効果]]により[[炎属性]][[モンスター]]を[[墓地へ送る]]ことで、一気に[[召喚条件]]を揃える事ができる。~ //[[特殊召喚]]時の除外に巻き込めば、[[墓地アドバンテージ]]を[[ハンド・アドバンテージ]]に変換でき、[[手札]][[コスト]]の確保につながる。 ―[[水属性]][[モンスター]]~ -[[《ジェネクス・ウンディーネ》]]・[[《スクリーチ》]]・[[《鬼ガエル》]]~ それぞれ、[[水属性]][[モンスター]]を[[墓地へ送る]]事ができる。~ [[ハンド・アドバンテージ]]を失い難いのは[[《ジェネクス・ウンディーネ》]]であるが、複数の[[属性]]を利用するこの[[デッキ]]では、[[《ジェネクス・コントローラー》]]を採用しなければならない[[デメリット]]は大きい。~ [[墓地アドバンテージ]]が大きいのは[[《スクリーチ》]]であるが、[[戦闘破壊]]が必要なため、能動的に[[効果]]を使用できない。~ [[デメリット]]が最も少ないのは[[《鬼ガエル》]]であるが、対象が狭いのが難点。~ 以上より、[[デッキ]]としての目的に合った物を採用したい。 -[[《深海のディーヴァ》]]~ [[水属性]][[海竜族]]を[[リクルート]]して[[シンクロ召喚]]する事で、戦線増強と[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を一度で行える。~ 能力自体が有効な状況は限定的だが、[[レベル]]4の[[《古神クトグア》]]を[[積めば>積む]]、[[除外]][[コスト]]に事後転用出来る[[炎属性]][[シンクロモンスター]]も一応[[シンクロ召喚]]可能である。~ -[[《青氷の白夜龍》]]~ [[《氷炎の双竜》]]と同じく[[ドラゴン族]]・[[水属性]]であるため、[[サポートカード]]の共有が見込める。~ [[対象をとる>対象をとる(指定する)効果]][[魔法・罠カード]]に対する[[耐性]]も持つため、場持ちは良い。 //-[[《水征竜−ストリーム》]]~ //対応した[[征竜]]を[[リクルート]]する[[効果]]を持つが、注目すべき点はその[[コスト]]である。~ //[[水属性]][[カード]]を[[墓地へ送る]]ことができるため、[[《氷炎の双竜》]]の[[コスト]]確保に繋がる。 -[[《アイス・ハンド》]]~ [[《ファイヤー・ハンド》]]と対を成し、交互に[[リクルート]]と[[除去]]を行える。~ 総合的に場持ちが良く、[[《氷炎の双竜》]]との[[シナジー]]も高いが、[[効果]]の[[不発]]を誘われる恐れもある。~ -[[海皇]]~ [[《氷炎の双竜》]]の[[コスト]]として使用した場合、それぞれ[[効果]]を使用できる。~ [[除外]]対象として、[[墓地へ送る]]場合にも、[[水属性]]の[[コスト]]とすることにより、[[ディスアドバンテージ]]を回避できる。 -[[雲魔物]]~ [[戦闘破壊]]されないため[[リリース]]しやすく、それ以外は[[自壊]]させれば[[《氷炎の双竜》]]の[[特殊召喚]]がサポートできる。~ なおこの場合、[[雲魔物]]の専用[[サポートカード]]は[[《召喚雲》]]のみに留めた方が無難である。~ ―[[炎属性]][[モンスター]]~ -[[《ヴォルカニック・バレット》]]・[[《ヴォルカニック・ロケット》]]~ それぞれ、[[除外]]対象の確保と、[[効果]][[コスト]]の確保を同時に行う事ができる。~ これらを採用する場合は、[[【爆風ロケット】]]のギミックを取り入れても良い。 -[[《ファイヤー・ハンド》]]~ [[《アイス・ハンド》]]と対を成し、交互に[[リクルート]]と[[除去]]を行える。~ 総合的に場持ちが良く、[[《氷炎の双竜》]]との[[シナジー]]も高いが、[[効果]]の[[不発]]以外にも[[《奈落の落とし穴》]]に引っ掛かる恐れがある。~ -[[ホルスの黒炎竜]]~ [[魔法カード]]に対する[[耐性]]を持ち、レベルアップによる[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]も可能である。~ //何より[[ドラゴン族]]・[[炎属性]]であるため、[[《焔征竜−ブラスター》]]からの[[サーチ]]に対応する点は大きい。~ なお、[[《ホルスの黒炎竜 LV6》]]は[[《氷炎の双竜》]]と同じ[[攻撃力]]を持つため、[[戦闘破壊]]から同じ戦法も取れる。 //-[[《炎征竜−バーナー》]]~ //[[《水征竜−ストリーム》]]と同様の理由で採用が考えられる。~ //また、[[《焔征竜−ブラスター》]]の[[サーチ]]対象として採用するのも良いかもしれない。 -[[ラヴァル]]~ [[墓地を肥やし易い>墓地を肥やす]][[炎属性]]の代表となるカテゴリ。~ しかし[[召喚条件]]から見ると、[[炎属性]]の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]の重要性はさほど高くなく、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]が過剰になり易い。 ―[[エクストラデッキ]]~ -[[シンクロモンスター]]~ [[《氷結界の龍 グングニール》]]や[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]は、それぞれ[[水属性]]・[[炎属性]]であり、[[《氷炎の双竜》]]+[[レベル]]1[[チューナー]]で[[シンクロ召喚]]できる。~ [[《氷炎の双竜》]]と役割が被ってしまうのが難点であるが、[[相手]][[フィールド]]を壊滅させることができ、後続に[[《氷炎の双竜》]]等を控えている場合は、畳み掛ける起点となる。~ //[[レベル]]7であるため、[[征竜]]と共に[[エクシーズ召喚]]へ繋げる事ができる点も地味ながら利点である。 -[[エクシーズモンスター]]~ [[レベル]]が揃い難いこの[[デッキ]]においては、あまり優先度は高くない。~ 構築によって、狙える[[エクシーズモンスター]]は変わってくるため、枠と相談しながら選択するとよいだろう。 ―[[墓地を肥やす]][[モンスター]]~ -[[《魔導雑貨商人》]]・[[《カードガンナー》]]・[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]~ [[属性]]が合わないものの、高速で[[墓地を肥やせる>墓地を肥やす]]ため、採用圏内となる。~ ただし、採用のし過ぎは[[《氷炎の双竜》]]の妨げになるため、注意が必要。 ***[[魔法・罠カード]]について [#ea0205e9] [[モンスター除去]]については[[《氷炎の双竜》]]などにより十二分に存在する。~ そのため[[魔法・罠カード]]には[[魔法・罠カード]]に対応できる[[カード]]を採用していきたい。 //-[[《封印の黄金櫃》]]~ //[[《瀑征竜−タイダル》]]を除外することにより、間接的に[[《氷炎の双竜》]]を[[サーチ]]できる。~ //また、それらを経由する事により欲しい属性の[[ドラゴン族]]をサーチし、[[除外]]対象の確保にも使用できる。 -[[《巨竜の羽ばたき》]]~ [[伏せ除去]]が可能であるが、[[フィールド]]に[[ドラゴン族]]が必要となる。~ [[《大嵐》]]と同等の[[効果]]であり、採用の意義は大きい。 -[[《王宮のお触れ》]]~ [[罠カード]]を多様してくる[[相手]]に対しては、拘束力を発揮する。~ ここに[[ホルスの黒炎竜]]と組み合わせることで[[【フロフレホルス】]]となる。 -[[《おろかな埋葬》]]~ 必要な[[属性]]を[[デッキ]]から選択的に確保できる。~ 単体では、[[ディスアドバンテージ]]となり、[[腐る]]場合もあるため、[[墓地へ送る]]ことに意義のある[[モンスター]]も採用しておきたい。 -[[《簡易融合》]]~ こちらも必要な[[属性]]を選択的に確保できる。~ そのままでは[[墓地へ送る]]事が難しいため、[[アドバンス召喚]]・[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]などで効率的に[[墓地へ送って行きたい>墓地へ送る]]。 -[[《伝説の都 アトランティス》]]~ [[【水属性】]]主体ならば採用が考えられる。~ 専用[[サーチャー]]である[[《アトランティスの戦士》]]を使えば、[[墓地を肥やしつつ>墓地を肥やす]][[コスト]]確保もできる。~ **[[デッキ]]の種類 [#me530037] ***[[ハイビート]]型 [#ufbb2f1d] [[下級>下級モンスター]][[アタッカー]]を軸にしたタイプ。~ [[効果]]で選ぶなら[[《ブリザード・ドラゴン》]]・[[《ハイドロゲドン》]]、[[攻撃力]]で選ぶなら[[《アトランティスの戦士》]]・[[《憑依装着−エリア》]]が強力。~ [[《アトランティスの戦士》]]・[[《アビス・ソルジャー》]]を採用すれば自身の[[効果]]で[[墓地を肥やす]]事ができる。~ [[炎属性]]は[[《ヴォルカニック・エッジ》]]や[[《天下人 紫炎》]]等を採用すればいいだろう。~ [[《コアキメイル・アイス》]]を採用する場合は、相性の良い[[《ヴォルカニック・ロケット》]]も是非採用したい。~ ***[[リクルーター]]軸 [#g247cee2] [[《グリズリーマザー》]]・[[《UFOタートル》]]・[[《仮面竜》]]を軸にしたタイプ。~ [[【リクルーター】]]の戦術を取り入れ、[[《王宮のお触れ》]]や[[《強制転移》]]を採用する。~ [[《グリズリーマザー》]]で自身以外に[[特殊召喚]]する対象は[[《黄泉ガエル》]]・[[《引きガエル》]]・[[《悪魂邪苦止》]]等か。~ [[《UFOタートル》]]ならば[[《サイバー・フェニックス》]]や[[《ヴォルカニック・バレット》]]等であろう。~ [[炎属性]][[モンスター]]は少なめで良くなるため、量より質で選べばよい。~ [[炎属性]]と[[水属性]]で、[[除去]]を行いつつ互いに[[リクルート]]し合える[[《ファイヤー・ハンド》]]と[[《アイス・ハンド》]]を採用するタイプも考えられる。~ [[フィールド]]に[[モンスター]]が留まりやすくなるので、[[《氷帝メビウス》]]や[[《炎帝テスタロス》]]等の[[上級モンスター]]で打点を高めても良い。~ **[[デッキ]]の派生 [#neff1313] ***[[【ドラゴン族】]] [#c85ad0f1] [[ドラゴン族]]を多く採用することにより、[[ドラゴン族]]のサポートを得易くしたタイプ。~ // [[ドラゴン族]]を多く採用することにより、[[ドラゴン族]]のサポートを得易く、[[征竜]]の効果を十二分に活かせる様にしたタイプ。~ 採用候補としては[[レベル]]1[[チューナー]]である[[《ガード・オブ・フレムベル》]]や[[《仮面竜》]]、[[《コアキメイル・アイス》]]等が挙がる。 ***[[【フロフレホルス】]] [#da04a97a] [[【ドラゴン族】]]の更なる発展型。~ モンスター除去力の高い【氷炎の双竜】に[[魔法・罠カード]]へ対して非常に強い[[【お触れホルス】]]を加えたもの。~ 以前は[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]に頼っていた面が大きかったが、[[カード]]プールの増加により構築の幅が広がった。~ 詳しくは該当ページを参照のこと。 ***[[【爬虫類族】]] [#r7d89733] [[炎属性]]・[[水属性]]の[[爬虫類族]]を採用し、[[《スネーク・レイン》]]で[[墓地へ送る]]タイプ。~ 高[[攻撃力]]の[[《ガガギゴ》]]シリーズや[[エーリアン]]が採用候補。 ***[[【高等儀式術】]] [#v4059d0d] [[炎属性]]・[[水属性]]の[[通常モンスター]]を採用し、[[《高等儀式術》]]で[[墓地へ送る]]タイプ。~ [[レベル]]4[[アタッカー]]からは[[《火炎木人18》]]や[[《ガガギゴ》]]、[[レベル]]1の[[壁]]からは[[《大木炭18》]]や[[《弾圧される民》]]等を採用すれば比較的容易に[[墓地を肥やす]]事ができる。~ [[儀式モンスター]]としては[[水属性]]の[[《イビリチュア・ガストクラーケ》]]が相性が良い。~ 余裕があれば[[《闇の量産工場》]]を採用する事で、[[手札コスト]]の補充もできる。 //***[[【氷結界】]] [#lc022b36] // [[《氷結界の守護陣》]]や[[《氷結界の術者》]]などで[[ロック]]して、[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]で、ダメージを与えていく。~ // [[レベル]]2、3の[[チューナー]]が入っているため、[[《氷結界の龍 グングニール》]]が呼べる。 **この[[デッキ]]の弱点 [#c36580ba] [[相手]]に[[手札コスト]]1枚分より重要な[[モンスター]]を出させ、それを返り討ちにしていくのが主な戦術となる。~ そのため、小粒で優秀な[[モンスター]]を途切れる事なく出し、適宜[[除去]]をしてくるタイプの[[デッキ]]は特性上、どうしても苦手とする。~ 上記の通り[[《氷炎の双竜》]]で反撃を仕掛けるために誘い水とする、相方として採用した[[フィニッシャー]]を調整することで対応したい。~ **代表的なカード [#r94923dc] -[[《氷炎の双竜》]] **関連リンク [#q4912d38] -[[【フロフレホルス】]] -[[【カオス】]] -[[【ダーク・シムルグ】]] -[[デッキ集]]