*&ruby(ふういん){封印};されし/Forbidden One [#top] [[週刊少年ジャンプ(2007年35号) 付属カード>書籍付属カード#WJ]]で[[カテゴリ]]化された「封印されし」と名のついた[[モンスター]]群。~ 「本体」にあたる[[《封印されしエクゾディア》]]、及び「四肢」(両腕両足)にあたる「封印されし者の○○」と名のついた[[モンスター]]4種の計5種で構成される。~ 属する[[モンスター]]は全て[[闇属性]]・[[魔法使い族]]で統一されており、後者の「四肢」[[モンスター]]は[[レベル]]1・[[攻撃力]]200・[[守備力]]300の[[通常モンスター]]で統一されている。~ 属する[[モンスター]]全5種類を全て[[手札]]に揃えると、[[《封印されしエクゾディア》]]の[[効果外テキスト]]により[[特殊勝利]]が成立する。~ 通称は「エクゾディアパーツ」で、この呼称は原作漫画でも使われている。~ -属する[[モンスター]]自体は、[[Vol.3]]において[[《封印されし者の左足》]]が登場していた。~ また、これらの[[カード]]群を指定する[[カード]]は[[《エクゾディア・ネクロス》]]と[[《エクゾディアとの契約》]]が先に登場していた。~ しかし、それらは各[[カード]]を名指しで指定するだけであり、正式な[[カテゴリ]]となったのは[[《究極封印神エクゾディオス》]]が登場した上記シリーズからである。~ --初出時は各パーツが異なるブースターや書籍にてバラバラに収録されており、原作並みの[[レアリティ]]にするつもりだったようである。~ [[幻の召喚神−PHANTOM GOD−]]以降は同じパックに再録されることが多くなり、現在は[[BEGINNER'S EDITION 1(第7期)]]か[[決闘王の記憶−決闘者の王国編−]]でパーツ一式が手に入る。~ また、[[《封印されしエクゾディア》]]のみ[[GOLD SERIES]]にも収録され、全てのパーツの[[レアリティ]]を[[ノーマル>Normal]]で揃えることも可能になった。~ --上記エピソードに因んでか、2023年には「遊戯王カードゲーム25周年記念特別収録」として、コンセプトパック1商品につき1つずつ、第1期デザインの復刻仕様で収録されることが発表されている。~ (現段階情報では、[[左足>《封印されし者の左足》]]:[[デュエリストパック−爆炎のデュエリスト編−]]、[[右腕>《封印されし者の右腕》]]:[[ANIMATION CHRONICLE 2023]]、[[右足>《封印されし者の右足》]]:[[WORLD PREMIERE PACK 2023]]、[[左腕>《封印されし者の左腕》]]:[[TERMINAL WORLD]]が明かされている。)~ -[[特殊勝利]]条件の開祖である。~ ただし、[[ドロー]]・[[サーチ]][[カード]]が増えた現在はもちろん、登場当初の[[環境]]でも容易に揃える事が出来たためか、[[00/04/01>禁止・制限カード/2000年4月1日]]以降[[制限カード]]から動いた事は無い。~ なお、[[15/04/01>リミットレギュレーション/2015年4月1日]]に[[通常>通常モンスター]][[ペンデュラムモンスター]]の[[《クリフォート・ツール》]]が[[準制限カード]]に指定されたが、純粋な[[通常モンスター]]として規制を受けたのはこれらのみである。~ --[[デッキ]]が40枚の場合、初手5枚でパーツが全て揃う([[0ターンキル>1ターンキル]])[[確率]]は658008分の1であり、この数値は小説版にも登場している。~ なお、[[後攻]]1[[ターン]]目の[[ドロー]]も含めた6枚の場合は、639730分の1である。~ ちなみに、非常に近い[[確率]]としてポーカーの役である「[[ロイヤルストレートフラッシュ>《ストレートフラッシュ》]]」の649740分の1があり、これは6枚の[[確率]]より低く、5枚よりは高い。~ -[[遊☆戯☆王の日]]の[[コンセプトデュエル]]では、[[リミットレギュレーション]]に加えて[[《封印されしエクゾディア》]]・[[《封印されし者の左足》]]・[[《封印されし者の右腕》]]が[[禁止カード]]となっている。~ これは、下記の原作において羽蛾にパーツを捨てられた際、城之内が回収できなかった[[カード]]に由来すると思われる。~ そのため、[[《究極封印神エクゾディオス》]]の[[特殊勝利]]条件や[[《エクゾディアとの契約》]]は使用できなくなっている。~ -原作・アニメにおいて―~ 詳しくは、[[《封印されしエクゾディア》]]を参照。~ 武藤遊戯が祖父・双六から受け継いだ[[デッキ]]に投入されており、DEATH-T編(アニメでは第1話)の「遊戯vs海馬」戦で揃えることに成功する。~ しかし、その後「決闘者王国」へ向かう船上にてインセクター羽蛾によって海に投げ捨てられてしまい、城之内が飛び込んで2枚は回収されたが、他は海の藻屑となった(どのパーツを回収・紛失したのかは原作・アニメDM共に明らかにされていない)。~ この他には、グールズのレアハンターが偽造したエクゾディアパーツを3枚積みした[[デッキ]]を、アニメオリジナル「乃亜編」では海馬剛三郎が[[《エクゾディア・ネクロス》]]を軸とした[[デッキ]]を使用している。~ なお、アニメではレアハンターが使用した偽造[[カード]]は闇遊戯によって破り捨てられた。~ --原作・東映版では四肢は[[レベル]]2だった。~ --アニメGXにおいては、[[ユベル>《ユベル》]]に憑依された加納マルタンが「vsアモン」戦において使用。~ 後にアモンが[[《究極封印神エクゾディオス》]]を仲介する事で手に入れ、[[デッキ]]に組み込んでいる。~ また、[[OCG]]化されていない[[サポートカード]]として[[通常魔法]]《究極封印解放儀式術》、[[永続罠]]《ブレイク・ザ・シール》が登場している。~ -コナミのゲーム作品において―~ DMシリーズでは、[[特殊勝利]]の際にエクゾディアのカットインと共に「[[怒りの業火 エクゾード・フレイム>《魔神火炎砲》]]」という字幕が表示される特別な演出が存在する。~ なお、[[カードの効果]]で[[ドロー]]して5枚が揃ってもその時点では勝利にならず、次の[[自分]]の[[ターン]]開始時に勝利となる。~ これらのゲームでは、エクゾディアパーツが5枚揃ったかどうかの判定が[[ターン]]開始時にしかされないようである。~ --初期のゲーム作品では簡単に倒せるキャラを演出するため、エクゾディアの四肢のみを投入しているキャラが度々見られる。~ 例えば、DM3では本田、DM4ではシモン・ムーラン、DM6ではモクバが該当する。~ --『カプセルモンスターコロシアム』では5体のエクゾディアパーツが合体する事で[[《召喚神エクゾディア》]]になる。~ 移動・攻撃範囲が広く、ステータスも体力・攻撃力を中心に非常に高いため、[[《青眼の究極竜》]]と並び最強クラスの[[モンスター]]である。~ --『デュエルリンクス』では限定レギュレーション戦内で特殊スキル「じいちゃんのカード」で[[デュエル]]開始時に使用デッキに混ざるという形式で登場。~ このイベントの特徴は以下の通り~ > +[[自分]]・[[相手]]双方の[[デッキ]]にエクゾディアパーツが5枚強制的に追加される為、[[デュエル]]開始時の使用[[デッキ]]が最低でも25枚の状態となる。~ この場合、[[後攻]]1[[ターン]]目の[[ドロー]]を含めた5枚でエクゾディアパーツが揃う[[確率]]は、53130分の1である。 +[[プレイヤー]]の特殊スキルが「じいちゃんのカード」で固定される為、このスキルを意識した[[デッキ]]構築が求められる。~ +5枚全てを[[手札]]に揃えると[[特殊勝利]]の演出と[[特殊勝利]]ボーナスが評価得点に付与される。~ < ---その後この特殊スキル「じいちゃんのカード」は武藤遊戯専用のスキルとなった為か、上記のイベントは行われなくなった。~ ---一方、カード単体では存在していない為か、カードラボのカード一覧表示に載っておらず、[[リミットレギュレーション]]にも指定されていない。~ ---また、武藤双六には各種関連[[カード]]と共に専用台詞が設けられているが、上記の通り[[カード]]単体として収録されていないので、使用する為には専用スキル「封印されし力」を用いる必要がある。~ -その他の商品展開―~ バンダイ版でも登場しているが、四肢は[[レベル]]1となっている。~ [[フレイバー・テキスト]]は四肢が「5体を復活させし者、あらゆる敵を一瞬に葬り去る。」となっている。~ また他の[[モンスター]]と異なり、[[種族]]が書かれていない。~ --森永製菓から発売された「遊戯王デュエルモンスターズ ウェファーチョコ」付属シールでは[[光属性]]になっていた。~ **関連リンク [#link] ―「封印されし」と名のついた[[モンスター]] -[[通常モンスター]] --[[《封印されし者の左足》]] --[[《封印されし者の左腕》]] --[[《封印されし者の右足》]] --[[《封印されし者の右腕》]] -[[効果モンスター]] --[[《封印されしエクゾディア》]] ―「封印されし」に関する[[効果]]を持つ[[カード]] -[[《真エクゾディア》]] -[[《究極封印神エクゾディオス》]] -[[《召喚神エクゾディア》]] -[[《魔神火炎砲》]] ―その他のリンク -[[エクゾディア]] -[[《エクゾディア・ネクロス》]] -[[《エクゾディアとの契約》]] -[[【エクゾディア】]] -[[カテゴリ]]