《『守備』封じ/Stop Defense》 †
通常魔法
相手フィールド上に守備表示で存在するモンスターを1体選択して、表側攻撃表示にする。
Vol.3で登場した通常魔法。
相手モンスターを攻撃表示にする。
相手が壁として出したモンスターに使い、叩くというのが基本。
《太陽の書》や《エネミーコントローラー》と違い、裏側表示でも表側表示でも表側攻撃表示にできるという利点はある。
しかし、このカードを使うより《抹殺の使徒》や《シールドクラッシュ》で除去する方が良いだろう。
使用するなら、《ヴァイロン・ディシグマ》や《No.34 電算機獣テラ・バイト》等、表側攻撃表示モンスターを相手フィールド上に必要とするカードと組み合わせるのが良い。
- 原作・アニメにおいて―
原作の「王国編」において死の腹話術師、ゴースト骨塚、キースが使用。
相手に直接攻撃ができない王国のルールにおいては、貴重なダメージ源カードであった。
「闇遊戯vs死の腹話術師」戦では圧倒的な攻撃力を誇る《青眼の白龍》とのコンボにより遊戯を苦しめた。
守備表示になった時に発動する効果を持つ永続罠だが、何故かOCGの様に使うこともできた。
骨塚とキースの場合は止めを刺すために使用するがいずれも失敗している。
アニメではOCG仕様、永続魔法、永続罠《守備封印》への置きかえなどと、扱いの統一性に欠けた。
原作でも腹話術師と骨塚が使用したもの、キースが使用したものとで効果が異なる。
- アニメでは「王国編」後も使われ、完全に実物と同じ効果に修正された。
「BC編」の三位決定戦では海馬が使用し、城之内に引導を渡そうとした。
- 「乃亜編」の回想シーンにおいて、剛三郎の株の保有度をカードで表したときに使われた1枚。
- 漫画GXの「翔vs万丈目」戦において翔が使用。
《レッド・ワイアーム》を攻撃表示にし《ソリッドロイドβ》の攻撃を補助した。
- アニメ5D'sでは、このカードは登場していないが、「遊星vsジャック」(4戦目)において、同じ効果を持つ魔法カード《Sp−ディフェンス・バスター》が登場している。
- 上位互換がいろいろ登場しているにもかかわらず、アニメや漫画で使われ続けているカードである。
その直球な名前がそのまま効果の説明になっているため、尺を測る上で都合が良いのだろう。
関連カード †
収録パック等 †