効果モンスター 星5/闇属性/鳥獣族/攻2100/守1600 (1):このカードは自分フィールドの 「BF」モンスター1体をリリースして手札から特殊召喚できる。 この効果で特殊召喚したこのカードはチューナーとして扱う。 (2):1ターンに1度、自分フィールドのSモンスター1体を対象とし、 1〜8までの任意のレベルを宣言して発動できる。 そのモンスターはターン終了時まで宣言したレベルになる。
ディメンション・オブ・カオスで登場する闇属性・鳥獣族の上級モンスター。
BFをリリースして自身を特殊召喚しチューナーになる効果、自分のシンクロモンスターのレベルを変更する効果を持つ。
(1)の効果により特殊召喚ができるが、BF1体をリリースするため、多くのBFと比べボード・アドバンテージには繋がらない。
この方法で特殊召喚した場合はチューナー扱いとなるが、シンクロ召喚するには、リリースとシンクロ素材で合計2体が他に必要となる。
使う場合、BFチューナーをリリースすることでの疑似的なレベル変更が可能な点を活かしたい。
《BF−極北のブリザード》でBFを蘇生し、《BF−極北のブリザード》をリリースして特殊召喚すればレベル7〜9までのシンクロ召喚も可能になる。
BF−ブラック・クレスト・トークンをリリースして特殊召喚し、もう一体とシンクロ召喚が可能。
(2)の効果はシンクロモンスターのレベル変更で、BF以外にも有効かつ1〜8と広い範囲で変更ができる。
シンクロモンスターをシンクロ素材に要求するシンクロモンスターの補助や、レベル5に変更してこのカードとエクシーズ召喚し、《黒白の波動》の条件を整えられる。
しかし、シンクロモンスターとこのカードが並び、かつレベル変更に意味を持たせるカードを握るとなると、場面は限定される。
効果を使い用済みのシンクロモンスターをシンクロ素材にするにしてもBFが展開しやすいため、このカードを必要とする場面は少ない。
基本的には【BF】で運用することになるだろう。
BFシンクロモンスターのレベルを変更してこのカードと共に《BF T−漆黒のホーク・ジョー》をシンクロ召喚すれば、即座にシンクロ素材にしたシンクロモンスターを蘇生する事ができる。
また手札にこのカード、フィールドに《BF−暁のシロッコ》と《BF T−漆黒のホーク・ジョー》が存在する時、一度効果を使った《BF−暁のシロッコ》を手札のこのカードでフィールドから離し、《BF T−漆黒のホーク・ジョー》の効果で蘇生した後、再び《BF−暁のシロッコ》の効果を使用すれば《BF T−漆黒のホーク・ジョー》の攻撃力は8700となり、ワンショットキルを狙える。
ややオーバーキル気味ではあるが、その後このカードと《BF−暁のシロッコ》で《シャーク・フォートレス》をエクシーズ召喚し、2回攻撃を狙うこともできる。
ワンショットキルを狙う【BF】では、採用を検討してもいいだろう。
変わったところでは《アルティマヤ・ツィオルキン》を出すことにも使える。
自身をチューナーとし、他のシンクロモンスターをレベル5にすれば条件が整う。
《アルティマヤ・ツィオルキン》で特殊召喚したシンクロモンスターのレベルを変え、シンクロ素材にするといったことにも使える。