*《&ruby(アサルト){A}; &ruby(ブラックフェザー){BF};−&ruby(しゅうう){驟雨};のライキリ/Assault Blackwing - Raikiri the Rain Shower》 [#top]
 シンクロ・効果モンスター
 星7/闇属性/鳥獣族/攻2600/守2000
 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
 (1):「BF」モンスターを素材としてS召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
 (2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの「BF」モンスターの数まで、
 相手フィールドのカードを対象として発動できる。
 そのカードを破壊する。
//英語名:http://www.ebay.de/itm/Yugioh-DOCS-EN047-Assault-Blackwing-Raikiri-the-Rain-Shower-Ultra-Rare-1st-Ed-/262118751608?hash=item3d077ebd78:g:nRYAAOSwl9BWMwn7

 [[ディメンション・オブ・カオス]]で登場した[[闇属性]]・[[鳥獣族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[BF]]を[[シンクロ素材]]とした場合に[[チューナー]]になる[[ルール効果]]、[[自分]][[フィールド]]の[[BF]]の数まで[[相手]][[フィールドのカード]]を[[破壊]]する[[起動効果]]を持つ。~

 (1)の[[効果]]により、[[BF]]を[[シンクロ素材]]に含んだ場合、[[チューナー]]扱いとなる。~
 (2)の[[効果]]があるため主に[[【BF】]]での採用となり、また[[チューナー]]・非[[チューナー]]のどちらを[[BF]]としてもよいため、ほとんどの場合[[チューナー]]扱いとなるだろう。~
 一方、[[【BF】]]では[[BF]]を含まない[[シンクロ召喚]]も可能ではあるものの困難であり、[[チューナー]]扱いとしたくない場合には1度[[フィールド]]から離し、[[蘇生]]させると言った手段が必要になる。~
 [[BF]]ではない[[シンクロ>シンクロモンスター]][[チューナー]]を併用する手もあるが、[[エクストラデッキ]]を圧迫する。~
 [[《A BF−霧雨のクナイ》]]は(1)の[[効果]]と相性が良く見えるが、あちらも[[チューナー]]状態になりやすいため、やや噛み合わせが悪い。~
 [[《BF−隠れ蓑のスチーム》]]はこの[[カード]]の[[シンクロ召喚]]に使用した後に[[スチーム・トークン]]を残すので、[[チューナー]]となったこの[[カード]]と共に更なる[[シンクロ召喚]]に繋げられる。~
 [[《レベル・スティーラー》]]を使うのも良いだろう。~

 (2)は自身以外の[[BF]]の数を参照するノー[[コスト]]の[[除去]]。~
 [[【BF】]]は大量展開を得意とする一方で[[除去]]性能に乏しかったため、その展開力を活かした[[除去]][[効果]]は大きな強みになる。~
 [[《BF−星影のノートゥング》]]や[[《BF−極北のブリザード》]]でサポートしてやれば、複数[[除去]]に繋げやすい。~
 同[[レベル]]の[[《BF T−漆黒のホーク・ジョー》]]も相性が良く、繰り返し[[蘇生]]する事で何度も[[除去]]できる。~

 上記の通り、この[[カード]]と[[《レベル・スティーラー》]]の相性は悪くない。~
 他に[[BF]]が存在し、自身が[[チューナー]]の場合、(2)の[[除去]][[効果]]を使用した後に[[《レベル・スティーラー》]]でこの[[カード]]の[[レベル]]を下げることで2体目を出し、再び(2)の[[効果]]を[[発動]]できる。~
 2体目のこの[[カード]]も[[チューナー]]扱いになるので、[[効果]]を使用した後に同じ手順で3体目を出し(2)の[[効果]]を使える。~
 また、この[[カード]]と同じ[[チューナー]]化[[効果]]を持つ[[《A BF−涙雨のチドリ》]] に繋げることで最大7回の[[シンクロ召喚]]を連続して行えるので、[[《TG ハイパー・ライブラリアン》]]や[[《コモンメンタルワールド》]]を組み合わせることで大きな[[アドバンテージ]]を獲得できる。

-「驟雨」とは、急に降り出してすぐ止む強い雨を指す。~
「ライキリ(雷切)」は、雷(あるいは雷神)を斬ったとされる刀剣に付けられる名である。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vでクロウが使用するエース[[シンクロモンスター]]。~
「遊矢vsセキュリティ」戦にて乱入したクロウが初めて使用し、この時はこの[[カード]]でセキュリティの注意をそらし、遊矢たちを仲間と共に救出した。~
「遊矢vsクロウ」(1戦目)でも[[シンクロ召喚]]されたが、直後に両者がセキュリティに捕まり[[デュエル]]が中断してしまったため、[[攻撃]]や[[効果]]の使用はしていない。~
初めて本格的に使用されたのは「権現坂vsクロウ」戦。~
自身の[[効果]]で[[《超重武者ジシャ−Q》]]2体を[[破壊]]し、権現坂に[[直接攻撃]]を加えたが、返しの[[ターン]]に[[《超重魔獣キュウ−B》]]に[[戦闘破壊]]された。~
それ以降もクロウの[[デュエル]]では毎回登場し、[[チューナー]]となる[[効果]]によって後続の[[シンクロ素材]]となる事も多い。~

--アニメでの[[レアリティ]]は[[スーパーレア>Super]]で、(2)の[[効果]]で参照する[[BF]]の数には自身も含まれていたため[[OCG]]版より[[破壊]]枚数を多く稼げた。~
また、アニメ版では[[チューナー]]として''も''扱う[[効果]]であるため、局面に応じて[[チューナー]]か[[チューナー]]以外の[[モンスター]]かを使い分ける事ができる。~
これはARC-Vでクロウが使用した他の[[シンクロモンスター]]も上記の[[効果]]を持っている。~
また、アニメ版では[[チューナー]]として''も''扱う[[効果]]であるため、局面に応じて[[チューナー]]と[[チューナー]]以外の[[モンスター]]を使い分ける事ができる。~
これはARC-Vでクロウが使用した他の[[シンクロモンスター]]も同様である。~
実際に「遊矢vsクロウ」(2戦目)では、[[チューナー]]の[[《BF−弔風のデス》]]とこの[[カード]]を[[シンクロ素材]]にするという、[[OCG]]では再現できないプレイングを行っている。~

--[[シンクロ召喚]]時の口上は「漆黒の翼翻し、雷鳴と共に走れ!電光の斬撃![[シンクロ召喚]]!降り注げ、《A BF−驟雨のライキリ》!」。~

--「黒咲vsクロウ」戦において二度目の[[シンクロ召喚]]時の字幕の「翼」のルビが「つばざ」と誤表記されていた。~

--「黒咲vsクロウ」戦では《BF−朧影のゴウフウ》の[[効果]]で[[墓地]]から[[シンクロ召喚]]され、その時は[[ファントムシンクロ>シンクロ召喚]]と呼称されていた。~
この時、トップスとコモンズの経済力の差から「エースモンスター級を複数枚採用できない」ために1枚を使いまわす戦術をとっていると説明している。~
アニメでは世界に1枚しか存在しない特殊な[[カード]]の存在は珍しくないが、逆にそうでないのに2枚目を用意できないというのは珍しい。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[BF]]

//―《A BF−驟雨のライキリ》の姿が見られる[[カード]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【BF】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ディメンション・オブ・カオス]] DOCS-JP047 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]],[[Secret]]};

**FAQ [#faq]
Q:(1)の[[効果]]が[[適用]]されているこの[[カード]]が[[裏側表示]]になった場合、[[チューナー]]として扱われなくなりますか?~
A:はい、(1)の[[効果]]が[[適用]]されなくなり扱われません。(15/07/17)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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