遊戯王カードWiki - 《Ａ・Ｏ・ＪＤ.Ｄ.チェッカー》のバックアップ(No.46)

《Ａ・Ｏ・Ｊ(アーリー・オブ・ジャスティス) Ｄ(ディー).Ｄ(ディー).チェッカー/Ally of Justice Quarantine》 †

効果モンスター
星４/闇属性/機械族/攻1700/守1200
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
お互いに光属性モンスターを特殊召喚できない。

　光属性モンスターの特殊召喚を封じる効果により、それを多用するデッキに強い。
　特にエクシーズモンスターは汎用性の高いエクシーズモンスターばかりであり、それらに特化したデッキ相手は機能不全に追い込む事もできる。
　他にも汎用性が高い《フォトン・スラッシャー》等の特殊召喚を抑止でき、【機械族】ならば《サイバー・ドラゴン》およびその融合体への対策にもなる。

　しかし、その他の属性に対しては何の抑止力にもならず、ステータスもそこまで高くはないため、適当なアタッカーに戦闘破壊された後に光属性を出される可能性がある。
　また特殊召喚のみしか防げないので、《ライオウ》等を始めとした通常召喚された光属性アタッカーに戦闘破壊されることもある。
　光属性モンスターは《オネスト》で強化できる為、低ステータスの光属性モンスターであっても戦闘破壊される可能性がある。
　戦闘面で不安を感じるのであれば、罠カード等で守ればフィールドに維持しやすい。

　特殊召喚封じの中では打点がやや高く、属性・種族にも恵まれているため、【テラナイト】を初めとする光属性の特殊召喚を多用するデッキのメタとしてサイドデッキに投入しておけば活躍できる。
　《コアキメイル・ドラゴ》の方が攻撃力が高いが、あちらにはドラゴン族が多めのデッキでないと維持しにくく、闇属性も封じてしまう事や属性・種族によるサポートによる違いがあるため住み分けが出来ている。
　《ブラック・ボンバー》の蘇生対象や《ギアギガントＸ》でサーチもでき、【カラクリ】や【ガジェット】等では機械族サポートも共有できる。

　【Ａ・Ｏ・Ｊ】では《ＤＮＡ移植手術》に対応しないが、ステータスが貧弱なものが多い下級の中では最大の元々の攻撃力を持つ。
　効果を活かせる場面は多くないが、他のＡ・Ｏ・Ｊと比べればまず腐る事のないカードであるため、優先的に採用したい。

《Ａ・Ｏ・Ｊサイクルリーダー》程ではないが、上記の説明のように光属性主体のデッキが環境に上った際には投入される。
ペンデュラム召喚の登場により召喚権を消費する点も解消しやすくなったことで、そちらでの採用が増えた。

「Ｄ.Ｄ.(Direct Detection)チェッカー」とは、環境微生物や細菌などを限定的に検出する道具のこと。
マスターガイド３によると、《ワーム・ゼロ》の出現に先駆けて空間の歪みを検出していたようだ。

上記の通り、モチーフと思われる「Ｄ.Ｄ.チェッカー」の「Ｄ.Ｄ.」はDirect Detectionの略。
そのため、多くの除外関連のカード名に含む「異次元」を意味する英単語「D.D.(Different Dimension)」とは関係が無い。
ただ、「空間の歪みを検出する」「空間から本体が現れ出ているイラスト」を踏まえると、「Ｄ.Ｄ.」に「異次元」の意味を含めたダブルミーニングの可能性もある。