遊戯王カードWiki - 《Ａ・Ｏ・Ｊコズミック・クローザー》のバックアップ(No.64)

《Ａ・Ｏ・Ｊ(アーリー・オブ・ジャスティス) コズミック・クローザー/Ally of Justice Cosmic Gateway》 †

効果モンスター
星８/闇属性/機械族/攻2400/守1200
相手フィールド上に、光属性モンスターを含む２体以上のモンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。

　特殊召喚効果を持ち、手札に同名カードがあれば複数体特殊召喚できる。
　エクストラデッキを含め光属性を使用しないデッキはほぼないため、特殊召喚するチャンスは少なくない。

　しかし条件が相手依存であり、光属性モンスターを一切採用しないデッキではただ重いだけのモンスターである。
　相手が光属性を展開しても、シンクロ素材やエクシーズ素材にされて数を減らされることもあり、安定しない。
　また、召喚ルール効果以外の効果を持たず、単体では展開補助以外に使いにくいのも難点。
　攻撃力も上級モンスタークラスと低く、せいぜい下級を戦闘破壊できる程度。
　なるべく複数枚のこのカードや他のレベル８と共にランク８のエクシーズ召喚に繋ぎたいが、上述の通り手札に溜め込みにくい。

　サーチ手段も持たず、結局のところ考え無しに投入しても腐るため、《ＤＮＡ移植手術》や《帝王の轟毅》との併用はほぼ必須となる。
　その他、《トレード・イン》や《マシンナーズ・フォートレス》のコストに充てるなどで事故率を軽減したい。
　効果の都合上《ネジマキシキガミ》との相性もいい。

　【Ａ・Ｏ・Ｊ】では《ＤＮＡ移植手術》以外に《おジャマトリオ》や《雷帝家臣ミスラ》で能動的に特殊召喚条件を満たす手もある。
　いずれのトークンも攻撃力が低く、特に前者は《バトルマニア》とのコンボで１ターンキルも可能。
　また、召喚権を残しやすく、《Ａ・Ｏ・Ｊアンリミッター》と展開することで相手に大ダメージも与えられる。
　更に《リミッター解除》併用時には攻撃力は9600となり、相手モンスターの攻撃力が1600以下ならばこの場合も１ターンキルを狙える。
　《サタンクロース》でも似た動きはできるが、守備力2500なので戦闘破壊できない点で相性が悪い。

同じ攻撃力で似たような特殊召喚条件を持つ《神禽王アレクトール》が存在している。
このカードと違い上級モンスターであり、かつ無効化効果を持つため腐りにくい。
ステータスの違いやＡ・Ｏ・Ｊである点、上述の通り同じ属性を２体以上必要とせずに特殊召喚できる点で差別化したい。

原作・アニメにおいて―
アニメ5D'sの「遊星vsシェリーvsミゾグチvsゴースト軍団」戦においてゴーストの１体が使用。
《Ａ・Ｏ・Ｊトラクター》の効果により２体サーチされ、遊星のフィールドに《ロード・ウォリアー》と《スピード・ウォリアー》が存在することで手札から３体特殊召喚される。
１体は《不退の荒武者》と相打ちになり、残り２体はミゾグチに直接攻撃してフィニッシャーとなった。