シンクロ・効果モンスター 星10/闇属性/機械族/攻3300/守3300 チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上 相手フィールドに光属性モンスターが表側表示で存在する場合、 1ターンに1度、次の効果から1つを選択して発動する事ができる。 ●相手フィールド上にセットされたカード1枚を破壊する。 ●手札を1枚墓地へ送る事で、 相手フィールド上に存在する魔法・罠カードを全て破壊する。 ●自分の手札を全て墓地へ送る事で、相手の手札を確認して その中から光属性モンスターを全て墓地へ送る。 その後墓地へ送った相手モンスターの攻撃力の合計分のダメージを相手ライフに与える。
DUEL TERMINAL −疾風のドラグニティ!!−で登場した闇属性・機械族のシンクロモンスター。
1ターンに1度、相手のカードを破壊または墓地に送る?3種類の効果の中から1つを選択して発動する事ができる。
4体目となるレベル10のシンクロモンスター。
シンクロ素材の制限や効果を考えると、4体の中ではもっとも汎用性があると言っていいだろう。
シンクロ素材が3体以上必要であるためシンクロ召喚は楽ではないが、その効果はどれも強力である。
速攻でシンクロ召喚する方法は、例えば《召喚僧サモンプリースト》の効果で《レスキューキャット》を特殊召喚し、さらにその効果で《X−セイバー エアベルン》とレベル3モンスターを特殊召喚し、4+3+3=10とするのが良いだろう。
1番目の効果はノーコストでモンスター・魔法・罠カード問わずセットカードを破壊できる。
魔法・罠カードを対象にした場合、チェーンして発動されると不発になってしまう。
そのため、基本的にはモンスターを対象に発動するほうがいいだろう。
コストを必要としないため、《シンクロキャンセル》から再度シンクロする事で、さらに1枚除去する事が出来る。
セットされたモンスターが2体いる場合などにも有効で、《シンクロキャンセル》を除去カードに出来るのは強みである。
2番目の効果はまさに手札1枚を《ハーピィの羽根帚》に変える効果と同義であり、非常に強力である。
《魔封じの芳香》で、魔法カードをセットしなければならないようにするのも有効。
除去し続ける限り、相手に魔法カードを発動される恐れはなくなる。
《大寒波》適用中に効果発動すれば、より安全に魔法・罠カードを除去できる。
《大寒波》適用中は、メインフェイズ2で魔法・罠カードの除去を行った方が《冥府の使者ゴーズ》への対策になる。
しかし、このモンスターの場合、《冥府の使者ゴーズ》の発動条件を満たした状態(=相手モンスターが存在しない)では効果発動できないので、必然的にメインフェイズ1で発動する事になる。
3番目の効果は光属性限定のバーン効果付き《王家の生け贄》といった効果。
強力な効果であることは間違いないが、手札のモンスターを対象とする関係上《DNA移植手術》が意味を成さない点に注意する必要がある。
何より、見えない相手の手札に対して自分の手札を全て墓地へ送る必要があるのは辛い。
手札を全てを消費しておいて《天罰》等で無効にされては目も当てられない。
《ダスト・シュート》等でピーピングした後に発動するなど、事前に何らかの下準備はしておきたい。
ダメージ量は激減してしまうが、【A・O・J】と相性の良い《死のデッキ破壊ウイルス》でピーピングし、この効果で《オネスト》や《ライトロード・ハンター ライコウ》等の低攻撃力のモンスターを対処するのも有効。
攻撃力の高いモンスターの多い【ライトロード】相手に使った場合、上手く《裁きの龍》などを墓地に送る?ことに成功すればバーン効果のみで勝利することもできる。
効果は強力だが、相手の場に光属性モンスターがいないといけないという条件がネックになる。
相手フィールド上に残りやすい光属性モンスターは、戦闘破壊耐性のある《マシュマロン》や《アルカナフォース0−THE FOOL》等になり、自身の効果では対処できないのである。
また、《マシュマロン》等を除去した場合は、次のターンに効果発動できなくなってしまう。除去効果を備えるリバース効果を持つモンスターにも無力。
セットされたモンスターや魔法・罠カードを効果で除去し、《エネミーコントローラー》等で《マシュマロン》の表示形式を変更して攻撃するのがいいだろうか。
その際には、3番目の効果で《オネスト》を墓地に落としておく事を忘れないようにしたい。
モンスターを攻撃しているとは言え、攻撃力3300は十分にフィニッシャーとなれる。
【A・O・J】なら《DNA移植手術》による属性操作ができるが、通常のデッキにこのカードを投入する場合、余裕があれば出すくらいに思い留めて置くのがベターかもしれない。
Q:効果分類は何ですか?
A:起動効果になります。(09/07/04)
Q:フィールド上のセットされたカードを破壊する効果の対象を選択するのは発動時ですか?解決時ですか?
A:発動時に選択します(09/07/04)
Q:このカードの効果にチェーンして《サンダー・ブレイク》や《月の書》等が発動し、解決時にこのカードまたは相手フィールド上から光属性モンスターが存在しなくなった場合も処理は行われますか?
A:その場合でも処理を行います。(09/07/04)
Q:自分の手札が一枚でも手札を全て墓地へ送る事で〜の効果を発動できますか?
A:手札があるのならそれが一枚であっても発動することができます。(09/07/04)
Q:3番目の効果による「手札を確認する」「光属性モンスターを墓地に送る?」「攻撃力の合計分のダメージを与える」の一連の処理はすべて同時に行いますか?
A:いいえ。「手札を確認しその中の光属性モンスターを墓地に送った?」後に、相手は墓地に送った?光属性モンスターの攻撃力分のダメージを受けます。(09/07/06)