*《&ruby(アーリー・オブ・ジャスティス){A・O・J}; ディサイシブ・アームズ/Ally of Justice Decisive Armor》 [#i01ae37c]
 シンクロ・効果モンスター
 星10/闇属性/機械族/攻3300/守3300
 チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
 相手フィールドに光属性モンスターが表側表示で存在する場合、
 1ターンに1度、次の効果から1つを選択して発動する事ができる。
 ●相手フィールド上にセットされたカード1枚を破壊する。
 ●手札を1枚墓地へ送る事で、
 相手フィールド上に存在する魔法・罠カードを全て破壊する。
 ●自分の手札を全て墓地へ送る事で、相手の手札を確認して
 その中から光属性モンスターを全て墓地へ送る。
 その後墓地へ送った相手モンスターの攻撃力の合計分のダメージを相手ライフに与える。

 [[DUEL TERMINAL −疾風のドラグニティ!!−]]で登場した[[闇属性]]・[[機械族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 1[[ターン]]に1度、[[相手]]の[[カード]]を[[破壊]]または[[墓地に送る]]3種類の[[効果]]の中から1つを選択して[[発動]]する事ができる。

 [[相手]]の場に[[光属性]][[モンスター]]が存在しないと[[起動効果]]を[[発動]]できないので、[[シンクロ召喚]]の際には状況を選ぶ[[モンスター]]である。~
 [[【BF】]]等の[[光属性]][[モンスター]]が殆ど存在しない[[デッキ]]が相手の場合は、[[《DNA移植手術》]]等のなんらかの手段を講じる必要があるため、[[汎用性]]は低い。~
 [[相手]][[フィールド]]上に残りやすい[[光属性]][[モンスター]]は[[戦闘破壊]][[耐性]]のある[[《マシュマロン》]]や[[《アルカナフォース0−THE FOOL》]]等だが、自身の[[効果]]では対処できないのもネックである。~
 また、[[《マシュマロン》]]等を[[除去]]した場合は、次の[[ターン]]に[[効果]][[発動]]できなくなってしまうのもネックとなる。~
 逆に[[【天使族】]]や[[【ライトロード】]]等の[[光属性]][[モンスター]]が多い[[デッキ]]とは相性が良い。~

 [[シンクロ素材]]が3体以上必要であり、[[レベル]]10の[[シンクロモンスター]]であるため、[[シンクロ召喚]]は他のカードより少し難しい。~
//[[《レスキューキャット》]]等で[[モンスター]]を複数体[[特殊召喚]]し、[[シンクロ召喚]]すると良いだろう。~
 また[[レベル]]10以上の[[シンクロモンスター]]としては唯一[[シンクロ素材]]の種類の指定がないので、選択肢を増やす意味で入れる価値がある。

 1番目の[[効果]]はノー[[コスト]]で[[モンスター]]・[[魔法・罠カード]]問わず[[セット]]カードを[[破壊]]できる。~
 [[コスト]]を必要としないため、[[《シンクロキャンセル》]]から再度[[シンクロ]]する事で、さらに1枚[[除去]]する事が出来る。~
 [[セット]]された[[モンスター]]が2体いる場合などにも有効で、[[《シンクロキャンセル》]]を[[除去]][[カード]]に出来るのは強みである。~

 2番目の[[効果]]はまさに[[手札]]1枚を[[《ハーピィの羽根帚》]]に変える[[効果]]と同義であり、非常に強力である。~
 [[《魔封じの芳香》]]で、[[魔法カード]]を[[セット]]しなければならないようにするのも有効。~
 [[除去]]し続ける限り、[[相手]]に[[魔法カード]]を[[発動]]される恐れはなくなる。~
 また、[[《大寒波》]][[適用]]中に[[効果]][[発動]]すれば、より安全に[[魔法・罠カード]]を[[除去]]できるが、[[《冥府の使者ゴーズ》]]によるカウンターには注意。~

 3番目の[[効果]]は[[光属性]]限定の[[バーン]][[効果]]付き[[《王家の生け贄》]]といった[[効果]]。~
 強力な[[効果]]であることは間違いないが、[[手札]]の[[モンスター]]を[[対象]]にする関係上、[[《DNA移植手術》]]等によるサポートが意味を成さない点に注意。~
 何より、見えない[[相手]]の[[手札]]に対して[[自分]]の[[手札]]を全て[[墓地に送る]]必要があるのは辛い。~
 全ての[[手札]]を消費した上で、[[《天罰》]]等で[[無効]]にされては目も当てられない。~
 [[【天使族】]][[相手]]に使った場合、[[《神秘の代行者 アース》]]で手札に加えられ温存されている[[《マスター・ヒュペリオン》]]などを[[墓地に送る]]ことに成功すれば大きな有利を築ける。~
 [[【光属性】]]の[[キーカード]]である[[《オネスト》]]を[[墓地に送る]]ことに成功すれば、[[相手]]に[[戦闘破壊]]される心配がない。~

 現環境で強力な[[【天使族】]][[相手]]に、大打撃を与えられる効果は強力である。~
 [[効果]]や[[攻>攻撃力]][[守>守備力]]はかなり強力だがその分条件が厳しい、良くも悪くもハイリスクハイリターンな[[カード]]。~
 [[【天使族】]]や[[【ライトロード】]]を筆頭に、[[光属性]][[デッキ]][[相手]]に[[召喚]]できれば勝利に大きく貢献することになるだろう。~

-[[DUEL TERMINAL]]では[[第3弾>DUEL TERMINAL −反撃のジャスティス!!−]]以来となる[[シンクロ素材]]に[[属性]]や[[種族]]等の制限が無い[[シンクロモンスター]]である。~
かつ、この条件の[[シンクロモンスター]]の中でも、[[攻撃力]]・[[守備力]]は最も高い。~

-[[《マクロコスモス》]]などで[[除外]]される状況では、2番目、3番目の[[効果]]は[[発動]]できない。~
[[相手]][[フィールド]]上に[[《閃光の追放者》]]が存在しても、1番目の[[効果]]しか[[発動]]できないのである。~
また、3番目の[[効果]]の[[効果解決時]]に[[除外]]される状況となった場合、[[ハンデス]]は可能だが、[[ダメージ]]を与える事はできない。

-「ディサイシブ・アームズ(Decisive Arms)」は直訳すれば「決戦兵器」となり、[[光属性]]の[[ワーム]]達との決戦に備えて作られた存在と言う事だろう。~
[[マスターガイド3>書籍付属カード#u27ba37e]]によると、最終兵器として急ピッチで製造された究極兵器([[A・O・J]]の切り札)とされている。~
一進一退の末に辛うじて[[《ワーム・ゼロ》]]を撃破している。

-[[イラスト]]の下部には山脈らしき地形が描かれている。~
それだけ巨大に作られているのだろうか。

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
[[WORLD CHAMPIONSHIP 2010 Reverse of Arcadia>ゲーム付属カード#x98310ea]]のWCSモードに参戦している。~
使用デッキはもちろん[[【A・O・J】]]。[[《次元の裂け目》]]などの全体除外カードが投入されており、[[【ライトロード】]]に対しては特に強い。~
ちなみに、CPUはこのカードが場にあるとハンドアドバンテージを無視して3つめの効果を毎ターン連発するのでタッグでは出してはいけない。

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#jae708fb]

-[[A・O・J]]

-[[《地帝グランマーグ》]]
-[[《白夜の女王》]]
-[[《暗黒界の雷》]]

-[[《ハーピィの羽根帚》]]

-[[《王家の生け贄》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《A・マインド》]]


**収録パック等 [#ocdc605b]
-[[DUEL TERMINAL −疾風のドラグニティ!!−]] DT06-JP040 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]};

**FAQ [#x599a448]
Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:[[起動効果]]になります。(09/07/04)~

Q:[[フィールド]]上の[[セット]]された[[カード]]を[[破壊]]する[[効果の対象を選択する>対象をとる(指定する)効果]]のは[[発動]]時ですか?解決時ですか?~
A:[[発動]]時に選択します(09/07/04)~

Q:この[[カードの効果]]に[[チェーン]]して[[《サンダー・ブレイク》]]や[[《月の書》]]等が発動し、解決時にこの[[カード]]または[[相手]][[フィールド]]上から[[光属性]][[モンスター]]が存在しなくなった場合も処理は行われますか?~
A:その場合でも処理を行います。(09/07/04)~

Q:[[自分]]の[[手札]]が一枚でも[[手札]]を全て[[墓地]]へ送る事で〜の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:[[手札]]があるのならそれが一枚であっても[[発動]]することができます。(09/07/04)~

Q:3番目の[[効果]]による「[[手札]]を確認する」「[[光属性]][[モンスター]]を[[墓地に送る]]」「[[攻撃力]]の合計分の[[ダメージ]]を与える」の一連の処理はすべて同時に行いますか?~
A:いいえ。「[[手札]]を確認しその中の[[光属性]][[モンスター]]を[[墓地に送った>墓地に送る]]」後に、[[相手]]は[[墓地に送った>墓地に送る]][[光属性]][[モンスター]]の[[攻撃力]]分の[[ダメージ]]を受けます。(09/07/06)~

Q:[[《エクスチェンジ》]]の[[効果]]で[[自分]]の[[手札]]の[[光属性]][[モンスター]]が[[相手]]に渡り、3番目の[[効果]]によりその[[モンスター]]が[[相手]]の[[手札]]から[[自分]]の[[墓地]]へ送られた場合でも[[ダメージ]]を与えることはできますか?~
A:はい、その元々の持ち主が[[自分]]である[[光属性]][[モンスター]]の[[攻撃力]]分を含めて[[ダメージ]]を与えます。(09/08/11)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。