遊戯王カードWiki - 《Ａ・ジェネクス・トライフォース》のバックアップ(No.68)

《Ａ(アーリー)・ジェネクス・トライフォース/Genex Ally Triforce》 †

シンクロ・効果モンスター
星７/闇属性/機械族/攻2500/守2100
「ジェネクス」と名のついたチューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
このカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの属性によって、
このカードは以下の効果を得る。
●地属性：このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
●炎属性：このカードが戦闘によってモンスターを破壊した場合、
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
●光属性：１ターンに１度、自分の墓地の光属性モンスター１体を選択して、
裏側守備表示で特殊召喚できる。

　DUEL TERMINAL －トリシューラの鼓動！！－で登場した闇属性・機械族のシンクロモンスター。
　Ａ・ジェネクスの１体であり、シンクロ素材にしたチューナー以外の属性が地属性・炎属性・光属性のいずれかであるならば、それによって異なる効果を得る。

　地属性で得る効果はアンティーク・ギアによく見られる永続効果である。
　《次元幽閉》や《聖なるバリア－ミラーフォース－》等を無力化できるが、《月の書》等のフリーチェーンのものは防げない。

　炎属性で得る効果は《Ｅ・ＨＥＲＯフレイム・ウィングマン》らと同様の誘発効果。
　このカードの攻撃力はある程度高いため効果を発動しやすく、フィニッシャーとしても機能する。

　光属性で得る効果は、自分の墓地の光属性を裏側守備表示で蘇生させる起動効果。
　シンクロ素材にした光属性モンスターを蘇生するのが無難だろう。
　光属性のリバースモンスターをセットすればその効果を再利用可能。
　《ライトロード・ハンターライコウ》やワームとは好相性の効果であるといえる。

　《Ａ・ジェネクス・トライアーム》は《ジェネクス・コントローラー》をシンクロ素材に必要としていたが、このカードは「ジェネクスと名のついたチューナー」である。
　その為汎用性の高い《Ａ・ジェネクス・バードマン》を採用するデッキならば自然とシンクロ召喚の機会に与れる。
　手軽に特殊召喚可能な《Ｈ・Ｃ強襲のハルベルト》とのシンクロ召喚で魔法・罠カード封じの効果を、《フォトン・スラッシャー》とならば蘇生効果を、多様なデッキで無理なく狙える。
　また、このカード自体のレベルも高いのでうまくいけば３つの効果を１度に得ることもできる。
　レベルは合わないが、《精霊術師ドリアード》を使えば、１体ですべての効果を備えられる。
　この場合、《Ａ・ジェネクス・トライアーム》と異なり、すべての効果を同時に使用可能である。
　《錬金生物ホムンクルス》ならアタッカーになり属性を変更できるので、レベル３のジェネクスを使用する事で任意の効果を得られる。

　【霊使い】のように、多様な属性のレベル４モンスターを採用できるデッキとは相性が良く、場合に応じて効果を得る事ができる。
　単体の属性で扱う場合、光属性は効果の有用性の他、カオスに繋ぎやすい事から相性がいい。

《沼地のドロゴン》の登場により、レベル３のジェネクスをチューナーにする場合、《簡易融合》で任意の属性の効果を得られるようになった。
レベル２のジェネクスをチューナーとして用いる場合、地・炎・光属性それぞれにレベル５融合モンスターが揃っているので相性がよい。

ジェネクス縛りだけで３つの効果を一度に得たい場合、使用するモンスターの組み合わせは以下の通り。

レベル１のジェネクスチューナー＋《レアル・ジェネクス・クラッシャー》＋《レアル・ジェネクス・マグナ》または《Ａ・ジェネクス・チェンジャー》＋《ジェネクス・パワー・プランナー》

地属性ならば《ジェネクス・サーチャー》や《タービン・ジェネクス》、光属性ならば《ジェネクス・ニュートロン》と有用なジェネクスが存在するため個々の能力を１つずつ得たい場合は比較的容易である。
しかし、炎属性の場合は《レアル・ジェネクス・コーディネイター》＋《ジェネクス・ヒート》等と若干組み合わせが難しい。

種族以外のすべてのステータスが《ブラック・マジシャン》と同じである。

DTマスターガイドによるとフレムベルとＸＸ－セイバーによって共同開発されたＡ・ジェネクスとのこと。
それぞれの属性に対応した効果を持っているのはそのためだろう。
どういうわけか、敵であったワームと相性が良い効果も持っているが、Ａ・Ｏ・Ｊには敵対勢力を捕獲するモンスターもいるので、それを利用するというのはおかしい事ではないのかもしれない。
《Ａ・ジェネクス・ベルフレイム》と同じく、フレムベルが失われていた時期がありながら共同開発されている事への詳細は不明。