効果モンスター 星3/闇属性/鳥獣族/攻 800/守1500 自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが、 「BF−白夜のグラディウス」以外の 「BF」と名のついたモンスター1体のみの場合、 このカードは手札から特殊召喚できる。 このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。
Vジャンプ(2011年5月号開始) 一年間定期購読特典で登場した闇属性・鳥獣族の下級モンスター。
自分フィールドのモンスターが同名カード以外のBF1体のみの場合に特殊召喚できる召喚ルール効果、1ターンに1度だけ戦闘破壊されない永続効果を持つ。
BF初登場以来の、同名カード以外のBFが表側表示で存在する場合に特殊召喚可能なカードである。
しかしその条件は「自分フィールドのモンスターがBF1体のみ」と従来のものよりも厳しく、大量展開の布石にはできるものの、BFを展開した後やBF以外のモンスターがいる状況では、自身の効果で特殊召喚できなくなっている。
おまけにステータスも低めで、攻撃面での活躍は期待できない。
ただし、このカードはレベル3のBFで、唯一自分のターンで使える自己特殊召喚能力を持った非チューナーである。
そのため、《BF−東雲のコチ》と合せて《BF−アーマード・ウィング》に、《BF−上弦のピナーカ》や《BF−隠れ蓑のスチーム》と合せれば《BF−星影のノートゥング》などのシンクロ素材やランク3のエクシーズモンスターへと繋げられる。
通常の【BF】ではシンクロ召喚しにくい《BF−孤高のシルバー・ウィンド》も、《BF−蒼炎のシュラ》を通常召喚してこのカードを特殊召喚、その後に《BF−蒼炎のシュラ》の効果で《BF−大旆のヴァーユ》または《BF−空風のジン》を特殊召喚することでシンクロ素材をそろえることができる。
この場合、攻撃力の低さも《黒い旋風》でサーチしやすいというメリットに取れる。
もう1つの効果は、BFとしては珍しい戦闘破壊耐性という防御寄りの効果。
BFは一度不利になったときの巻き返しが困難な場合が多く、その場凌ぎではあるが困ることはないだろう。
1ターンに1度という制限があるため過信できるものではないが、裏を返せば戦闘で処理するには必ず2体以上のモンスターが必要になるため、《シールド・ウィング》同様《ゴッドバードアタック》との相性は良い。
総じて、単体能力では突出する部分が少ないモンスターではあるが、他のBFの穴を少しながら埋められるモンスターとも言える。
必須程では無いが、【BF】の構築しだいでは活躍は充分期待できるだろう。