エクシーズ・効果モンスター ランク５/光属性/サイキック族/攻4000/守1800 レベル５モンスター×４ 相手モンスターの攻撃宣言時、 相手フィールド上のカードを全て破壊できる。 また、このカードが「Ｎｏ.６９ 紋章神コート・オブ・アームズ」を エクシーズ素材としている場合、以下の効果を得る。 ●１ターンに１度、このカードのエクシーズ素材を１つ取り除き、 相手フィールド上のエクシーズモンスター１体を選択して発動できる。 エンドフェイズ時まで、このカードの攻撃力は選択したモンスターの元々の攻撃力分アップし、 このカードは選択したモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。
LEGACY OF THE VALIANTで登場した光属性・サイキック族のエクシーズモンスター。
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する全体除去効果、《Ｎｏ.６９ 紋章神コート・オブ・アームズ》をエクシーズ素材とする場合に、相手エクシーズモンスターの攻撃力・効果・カード名を得る効果を持つ。
ランク５エクシーズモンスターの中で最高の攻撃力を持ち、《ＲＵＭ−リミテッド・バリアンズ・フォース》でどんなランク４からでも出せるため、この打点だけでも採用する余地はある。
ただ、魔法・罠除去能力を持つ《ＣＮｏ.１０４ 仮面魔踏士アンブラル》でも戦闘ではあまり不便しないので、エクストラデッキの空きとは相談する必要がある。
非常に強力な耐性を持つ《アポクリフォート・キラー》や《ハードアームドラゴン》をリリースした《オベリスクの巨神兵》などに対抗できるのはこのカードならではの利点である。
前半の効果は、相手が攻撃宣言を行えばノーコストでできる全体除去効果。
当然ながら相手はまず攻撃してこないので、間接的に相手の攻撃を抑制する効果となる。
《バトルマニア》等で攻撃を強要すれば全体除去効果を能動的に使用することも可能だが、その場合は自爆特攻させて戦闘ダメージを与えた方が有効な場合も少なくない。
攻撃力4000であるため戦闘破壊されるリスクは元々少ないものの、他のモンスターへの攻撃やコンバットトリック、《Ｎ・グラン・モール》などの戦闘経由の効果などをシャットアウトできる。
後半の効果は、《Ｎｏ.６９ 紋章神コート・オブ・アームズ》をエクシーズ素材とした場合に相手エクシーズモンスターの攻撃力・効果・カード名を得る効果。
しかし、効果は大半が《Ｎｏ.６９ 紋章神コート・オブ・アームズ》と重複しており、エクシーズ召喚しづらいあちらにわざわざＲＵＭを使うほどのメリットがあるかは微妙なところ。
効果対象も相手エクシーズモンスターと限定されており、コピーするメリットのあるモンスター効果を得ることは難しい。
また、《Ｎｏ.６９ 紋章神コート・オブ・アームズ》ではなく《Ｎｏ.１０１ Ｓ・Ｈ・Ａｒｋ Ｋｎｉｇｈｔ》・《鳥銃士カステル》などをエクシーズ召喚し、直接エクシーズモンスターを除去すれば十分である。
一応、《紋章獣ユニコーン》で《Ｎｏ.６９ 紋章神コート・オブ・アームズ》を蘇生しＲＵＭを使えば効果も活かしやすくはなるが、そこまでして狙う必要性は非常に限定的。
基本的に《ＲＵＭ−リミテッド・バリアンズ・フォース》で出せる実質的なロック付き大型アタッカーとして使い、後半の効果は無視してしまった方が良い。
なお、自身もサイキック族のエクシーズモンスターであるため、【紋章獣】においては《紋章獣ユニコーン》の効果で蘇生できる。
《ＲＵＭ−リミテッド・バリアンズ・フォース》で種族を無視すれば《昇華する紋章》との共存もでき、耐性持ちの強力な戦力となる。
効果が無効となっても、墓地消費のみで攻撃力4000を出せることだけで充分な意味があるため、有力な選択肢として序盤に出しておく価値があるだろう。
また《Ｎｏ.８ 紋章王ゲノム・ヘリター》と《Ｎｏ.１８ 紋章祖プレイン・コート》からも《ＲＵＭ−ヌメロン・フォース》などでもエクシーズ召喚できるので、他のデッキよりも展開経路は多くなる。
ただしその場合は能動的にエクシーズ素材を使えないため、《Ｎｏ.１８ 紋章祖プレイン・コート》の墓地へ送られた時の効果とはあまり相性が良くない。
Ｑ：元々の攻撃力が０のエクシーズモンスターを選択してこのカードの効果を発動できますか？
Ａ：いいえ、できません。(14/01/18)
Ｑ：このカードの起動効果の効果解決時に対象に選択したモンスターが《アルケミー・サイクル》の効果で元々の攻撃力が０になった場合、同名カードとして扱い、同じ効果を得る効果は適用されますか？
Ａ：いいえ、適用されません。(14/01/19)