効果モンスター 星5/光属性/魔法使い族/攻1700/守1500 手札の魔法カードを1枚捨てる。 ゲームから除外された自分が持ち主のモンスター1体を特殊召喚する。 この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに発動する事ができる。
CYBERNETIC REVOLUTIONで登場した光属性・魔法使い族の上級モンスター。
攻撃力は低めだが、除外されているモンスターを特殊召喚する起動効果を持つ。
除外したモンスターを1枚の手札コストで帰還させる効果を持つため、一見強力なカードに見える。
しかし、このカードは上級モンスターなので通常召喚に1体リリースする必要がある。
また、1ターンに1度だけしか発動できないため、大量展開を狙えない。
2008/09/01をもって《混沌の黒魔術師》が禁止カードとなったため、このカードも相対的に弱体化した。
同時に《次元融合》は禁止カード、《異次元からの帰還》は制限カードとなり、汎用的な帰還カードは《D・D・R》かこのカードの2つだけになった。
しかし上級モンスターであるこのカードよりも《D・D・R》の方が総じて使いやすく、未だに《闇次元の解放》や《奇跡の光臨》などの有能な専用帰還カードは無制限なため、実用性がイマイチだという事に変わりはない。
このカードを使うのならば、上記のカードに勝る点を生かすために専用のギミックを組んでいきたい。
《ネクロの魔導書》とはなかなかのシナジーを誇り、あちら1枚だけでこのカードの特殊召喚と帰還対象の確保の両方を行うことができるうえ、発動時に見せた魔導書をこのカードの手札コストにしてしまえば情報アドバンテージの損失もなくなる。魔導書に関連した効果を持つ魔導には、このカードをリクルート・サーチできる《魔導召喚士 テンペル》・《魔導教士 システィ》も存在するので、併用するといいだろう。
魔法使い族であるため《ディメンション・マジック》《マジシャンズ・サークル》に対応している。→【D・D・M】
また、ジェムナイトと《ジェムナイト・フュージョン》を組み合わせることで、事実上毎ターンノーコストでジェムナイト1体を蘇生できる。
だが、このカードとジェムナイトにはこのコンボと《ジェムナイト・セラフィ》以外のシナジーが特にない為、構成には注意が必要。
Q:このカードの効果で、裏側表示でゲームから除外されているモンスターを特殊召喚する事ができますか。
A:いいえ。モンスターと判別できないので、特殊召喚する事ができません。