*《&ruby(デステニーヒーロー){D−HERO}; ダッシュガイ/Destiny Hero - Dasher》 [#l60055b1]
 効果モンスター
 星6/闇属性/戦士族/攻2100/守1000
 自分フィールド上のモンスター1体を生け贄に捧げる事で、このターンの
 エンドフェイズ時までこのカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
 この効果は1ターンに1度しか使用できない。
 このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
 このカードが墓地に存在する場合、1度だけドローフェイズ時に
 ドローしたモンスターカードをお互いに確認し特殊召喚する事ができる。

 [[POWER OF THE DUELIST]]で登場した[[闇属性]]・[[戦士族]]の[[上級モンスター]]。~
 [[D−HERO]]の1体であり、自身の[[攻撃力]]を上昇させる[[起動効果]]と、[[表側守備表示]]になる[[永続効果]]、[[モンスター]]を[[ドロー]]した時、その[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 1つ目の[[効果]]は[[生け贄]]1体を追加することで[[《青眼の白龍》]]以上の[[攻撃力]]3100を叩き出せる。~
 ただし、[[攻撃]]終了後は強制的に[[守備表示]]となってしまい、[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]されやすくなる弱点があるが、[[墓地]]に存在する時に[[発動]]する[[効果]]もあるため、この[[カード]]が[[墓地]]に葬られること自体は[[デメリット]]になりにくい。~

 2つ目の[[効果]]は、[[墓地]]に存在する時に[[レベル]]を問わず[[ドロー]]した[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる。~
 [[ドローフェイズ]]に[[《リロード》]]を発動する事によっても[[効果]]を[[発動]]できる。~
 [[蘇生]]・[[除外]]等で[[墓地]]から離れたこのカードが、後で再び[[墓地]]へ送られても、[[特殊召喚]][[効果]]は再び[[発動]]することができる。~
 このカードを[[墓地に送る]]手段として、[[《おろかな埋葬》]]や[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]等が挙げられるが、[[《デステニー・ドロー》]]の[[コスト]]に使用すれば、最も[[メリット]]が大きい。~

 [[【D−HERO】]]では[[《D−HERO ドゥームガイ》]]・[[《D−HERO ドレッドガイ》]]等の[[効果]]等で積極的に[[特殊召喚]]を狙いたい。~
 [[D−HERO]]を強力にサポートする[[E・HERO]]である[[《E・HERO オーシャン》]]との[[コンボ]]も有効である。~
 《D−HERO ダッシュガイ》の[[誘発効果]]で[[《E・HERO オーシャン》]]を[[特殊召喚]]すれば、即座に[[《E・HERO オーシャン》]]の[[効果]]を[[発動]]できる。~
 [[《E・HERO オーシャン》]]の[[効果]]で[[墓地]]の《D−HERO ダッシュガイ》を[[手札]]に回収すれば、[[《E・HERO オーシャン》]]を[[生け贄]]に[[生け贄召喚]]できる。

-[[《マインドクラッシュ》]]には要注意。~
[[ドロー]]カードの確認は[[誘発効果]]の「[[効果解決時]]」ではなく「[[効果発動時]]」であるため、[[カード]]を見せた時に[[チェーン]][[発動]]されてしまえば、[[カード]]そのまま叩き落とされ[[特殊召喚]]は[[不発]]となったうえ再[[発動]]もできなくなる。~

-同じく[[墓地]]に存在する時に[[召喚]]を補助する能力を持つ[[HERO]]である[[《E・HERO ネクロダークマン》]]に比べて[[攻撃力]]と[[効果]]の適用範囲において圧倒的に優位に立つが、その分、[[召喚]]するタイミングを操作しづらい。

-最も注意しなければならないのは、無意識に''[[手札]]を[[ドロー]]後に[[シャッフル]]してしまう事''である。~
[[手札]]を[[シャッフル]]する癖を持つ人が多く、この場合、その場にいた審判が判断するという裁定が下っている。~
使用する側も使用される側も不正がないように注意しなければならない。~
トラブル回避の為にも[[特殊召喚]][[効果]]を狙うときは、日頃から[[ドロー]]した[[カード]]をすぐに[[手札]]に加えずに一旦片手で持っておいたりするなどして対処しておくと良い。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおいて、「十代&エドvs美寿知」の[[タッグデュエル]]戦でエドが使用。~
[[ダブルガイ・トークン]]を生け贄に召喚され、もう1体のダブルガイ・トークンをコストに[[攻撃力]]を3100に上昇させ、[[攻撃力]]3000の《闇の神−ダークゴッド》を[[攻撃]]したが、[[戦闘破壊]][[耐性]]を持つ《闇の神−ダークゴッド》を倒すことはできなかった。~
十代は[[誘発効果]]を利用し[[《N・ブラック・パンサー》]]を[[特殊召喚]]した。~
ちなみに、この[[デュエル]]で十代は、エドに付き従うダッシュガイの精霊を確認している。~
後に「エドvs斎王」戦でも使用。~
パワーアップ[[効果]]を使用して《アルカナフォースXV-THE DEVIL》を[[破壊]]するものの、[[装備魔法]]《リバース・リボーン》で[[蘇生]]された《アルカナフォースXV-THE DEVIL》に倒された。~
[[攻撃]]名は「ライトニング・ストライク」。~
[[《E・HERO グロー・ネオス》]]の[[攻撃]]名と全く同じである。~

--アニメ初登場の時の[[イラスト]]はOCGの物とは異なるものだった。

**関連カード [#kcd5b9a3]
-[[《神速の具足》]]

-[[《E・HERO ネクロダークマン》]]

-[[D−HERO]]

―「[[生け贄]]を捧げる事で[[攻撃力]]が上昇する」[[効果]]
-[[《アイルの小剣士》]]
-[[《爆炎集合体 ガイヤ・ソウル》]]

-[[《怨念の魂 業火》]]

-[[《幻魔皇ラビエル》]]
-[[《ジュラック・ティラヌス》]]
-[[《デスサイズ・キラー》]]

-[[《E・HERO ジ・アース》]]
-[[《ジェムナイト・ルビーズ》]]

―「[[攻撃]]後[[守備表示]]になる」[[効果]]
-[[《アックス・ドラゴニュート》]]
-[[《ゴブリン暗殺部隊》]]
-[[《ゴブリンエリート部隊》]]
-[[《ゴブリン偵察部隊》]]
-[[《ゴブリン突撃部隊》]]
-[[《ゴブリン陽動部隊》]]
-[[《サブマリンロイド》]]
-[[《ジャイアント・オーク》]]
-[[《スピア・ドラゴン》]]
-[[《トゥーン・ゴブリン突撃部隊》]]
-[[《不屈闘士レイレイ》]]

-[[《アルカナフォースEX−THE DARK RULER》]]

-[[《E・HERO ダーク・ブライトマン》]]

**収録パック等 [#v436bd42]
-[[POWER OF THE DUELIST]] POTD-JP017 &size(10){[[Rare]]};
-[[デュエリストパック−エド編−]] DP05-JP010

**FAQ [#q5f427e5]
Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:[[攻撃力]]上昇は[[起動効果]]、[[守備表示]]になる[[効果]]は[[永続効果]]、[[特殊召喚]][[効果]]は[[誘発効果]]になります。(09/03/18)

Q:[[発動]]タイミングはいつですか?~
A:[[モンスターカード]]を[[ドロー]]した直後です。~
  [[ドロー]]した後に何らかの処理がある場合、[[タイミングを逃し>タイミングを逃す]]て[[効果]]を[[発動]]できません。(07/08/30)

Q:[[ドローフェイズ]]に[[カードの効果]]で[[ドロー]]した場合、[[特殊召喚]]できますか?~
A:はい、[[ドローフェイズ]]中に何らかの[[効果]]で[[ドロー]]した[[モンスター]]も、[[特殊召喚]]可能です。~
  複数の[[モンスター]]を[[ドロー]]した場合は、[[特殊召喚]]したい[[モンスター]]だけを[[相手]]に見せて[[特殊召喚]]します。~
  [[特殊召喚]]できるのは1体だけです。(07/12/10)

Q:[[ドローフェイズ]]の[[特殊召喚]][[効果]]に[[《天罰》]]を[[発動]]できますか?~
A:[[誘発効果]]であり[[チェーン]]に乗りますので[[発動]]できます。~
  [[無効]]になっても「使用した」という事実は残るため、もうこの[[効果]]は使えなくなります。

Q:[[生け贄に捧げる]][[効果]]で、この[[モンスター]]自身を[[生け贄に捧げる]]ことは出来ますか?~
A:いいえ、できません。

Q:[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]適用中に[[攻撃力]]1500以上の[[モンスター]]を[[ドロー]]しました。~
  その[[モンスター]]を[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の[[効果]]で[[破壊]]されるより早くこの[[カードの効果]]で[[特殊召喚]]できますか?~
A:いいえ、[[特殊召喚]]できません。[[ドロー]]した時点で[[破壊]]されます。

Q:[[特殊召喚]]の[[効果]]は[[相手]]も使うことができますか?~
A:いいえ、できません。

Q:[[《凡骨の意地》]]の[[効果]]で[[ドロー]]した場合でも[[特殊召喚]]できますか?~
A:はい、できます。

Q:[[特殊召喚]]の[[効果]]は[[墓地]]にこの[[カード]]が2体存在した場合は1[[ターン]]に[[特殊召喚]]を2回行うことができますか?~
A:何らかの手段で[[ドロー]]すればできます。

Q:[[特殊召喚]]の[[効果]]の[[発動]]に対して、[[《D.D.クロウ》]]などで[[除外]]されこの[[カード]]が[[効果]]処理時に[[墓地]]に存在しない場合に[[効果]]が処理されますか?~
A:いいえ、「このカードが[[墓地]]に存在する場合」が[[特殊召喚]][[効果]]の条件ですので、たとえ[[効果]]を[[発動]]しても[[効果]]処理の段階でこのカードが[[墓地]]に存在しない場合は[[効果]]は処理されません。(08/01/11)