《DDD運命王ゼロ・ラプラス》 †
ペンデュラム・効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/攻 ?/守 0
【Pスケール:青1/赤1】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分のEXデッキから「DDD運命王ゼロ・ラプラス」以外の表側表示の「DDD」Pモンスター1体を選んで手札に加える。
【モンスター効果】
(1):このカードは自分フィールドの「DDD」モンスター1体をリリースして手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。
このカードの攻撃力はダメージステップ終了時まで、その相手モンスターの元々の攻撃力の倍になる。
(3):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(4):このカードは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
その際、自分が受ける戦闘ダメージは0になる。
遊戯王ARC-V 第3巻 付属カードで登場する闇属性・悪魔族の最上級ペンデュラムモンスター。
- モチーフは、物理学で用いられた概念「ラプラスの悪魔」だろう。
フランスの数学者ラプラスが考案した概念であり、「世界のすべての物質の位置・運動の向きなどすべての要因を完全に把握できる知性体は、すべてを予測する事ができるだろう」という仮定を踏まえ、その知性を持つ存在が後に「ラプラスの悪魔」と呼ばれるようになった。
現在では、不確定性原理という理論によって「物質のすべての要因を完全に把握」することが不可能(=すべてを見通すことはできない)とされている。
- 原作・アニメにおいて―
漫画ARC-Vの「遊矢(ユート・ユーリ)vs零児」戦で零児が使用。
自身の効果により《DDD超視王ゼロ・マクスウェル》をリリースすることで特殊召喚された。
攻撃表示の《ダーク・アンセリオン・ドラゴン》を攻撃することで仕留めるつもりだったのだが、遊矢の罠カード《トリック・バリア》により《スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン》を攻撃対象に指定される。
(前のターンに《スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン》は《DDD超視王ゼロ・マクスウェル》の効果をコピーしたため、戦闘破壊される際の戦闘ダメージは発生しない。)
そこで、永続魔法《無限封印》によりサルベージした《攻撃封じ》で《スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン》を守備表示に変更し、そのまま戦闘破壊した。
そして、永続罠《OOラッシュ》の効果で2回目の攻撃を可能にし、《ダーク・アンセリオン・ドラゴン》を戦闘破壊したが、《スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン》のペンデュラム効果によりまたもや戦闘ダメージは発生せず仕留められなかった。
返しのターンに《オッドアイズ・ファンタズマ・ドラゴン》と戦闘を行い、あちらの効果で攻撃力を5000下げられるも自身の効果により破壊と敗北を免れる。
直後に横槍が入ったことと双方の事情により、そのままデュエルは中断された。
- 特殊召喚時の口上は「時の闇に潜むパラダイム。必然の力が因果律の悪魔を呼び覚ます!特殊召喚!!《DDD運命王ゼロ・ラプラス》!!!」。
- このカードと《オッドアイズ・ファンタズマ・ドラゴン》が戦闘する際、辺り一面が光に包まれ遊矢と零児にも何らかの影響が出ていた。
描写からすると、お互いの中に眠るアダムの因子が関係しているようである。
関連カード †
収録パック等 †
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