*《&ruby(ディーディーディー){DDD};&ruby(うんめいおう){運命王};ゼロ・ラプラス》 [#top]
 ペンデュラム・効果モンスター
 星10/闇属性/悪魔族/攻   ?/守   0
 【Pスケール:青1/赤1】
 このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分メインフェイズに発動できる。
 自分のEXデッキから「DDD運命王ゼロ・ラプラス」以外の
 表側表示の「DDD」Pモンスター1体を選んで手札に加える。 
 【モンスター効果】
 (1):このカードは自分フィールドの「DDD」モンスター1体をリリースして手札から特殊召喚できる。
 (2):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。
 このカードの攻撃力はダメージステップ終了時まで、
 その相手モンスターの元々の攻撃力の倍になる。
 (3):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
 その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
 (4):このカードは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
 その際、自分が受ける戦闘ダメージは0になる。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:2/21発売のVJより
//テキストソース:3/21発売のVJより

 [[遊戯王ARC-V 第3巻 付属カード>書籍付属カード#YA]]で登場する[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[最上級>最上級モンスター]][[ペンデュラムモンスター]]。~
 [[エクストラデッキ]]から[[DDD]][[ペンデュラムモンスター]]を[[手札]]に[[加える]][[ペンデュラム効果]]、自身を[[手札]]から[[特殊召喚]]できる[[効果]]、自身の[[攻撃力]]を[[強化]]する[[効果]]、[[貫通]][[効果]]、[[1ターンに1度]]の[[戦闘破壊]][[耐性]]と[[戦闘ダメージ]]を0にする[[効果]]を持つ。~

 [[ペンデュラム効果]]で[[手札]]に加えられる[[モンスター]]は下記のリストを参照。~
 毎[[ターン]][[アドバンテージ]]を稼ぎ得る[[効果]]だが、[[エクストラデッキ]]にそれらの[[カード]]がない場合も当然生じ得る。~
 比較的[[手札]]に加えやすいのは[[ペンデュラム効果]]により能動的に[[エクストラデッキ]]に加わる[[《DDD反骨王レオニダス》]]だろうか。~

 [[自分]][[フィールド]]の[[DDD]]を[[リリース]]する事で[[手札]]からの[[特殊召喚]]が可能である。~
 この[[カード]]が2枚[[手札]]にある場合は、この[[効果]]で[[リリース]]した[[DDD]]を上述の[[ペンデュラム効果]]で回収できるため無駄が無い。~
 [[DDD]][[エクシーズモンスター]]を[[リリース]]すれば[[サーチ]][[効果]]や[[墓地へ送る]][[効果]]に繋げられる。~

 [[モンスター]]としては[[元々の攻撃力]]が不定だが、(2)の[[効果]]により実質的に[[戦闘]][[相手]]の倍の[[攻撃力]]となるため[[戦闘]]にはかなり強い。~
 ただし、[[元々の攻撃力]]の倍であるため[[相手]][[モンスター]]も[[効果]]で[[攻撃力]]を決定する場合には一方的に殴り負ける。~
 [[モンスター効果]]の[[無効]]化は勿論の事、[[発動]]を伴う[[効果]]なので、[[発動]]を[[無効]]にする[[モンスター]]や[[戦闘]]時に[[発動]]を許さない[[モンスター]]は天敵と言える。~
 一応、その場合でも(4)の[[効果]]で1度だけ[[戦闘破壊]]と[[戦闘ダメージ]]を防ぐことはできるが、用心はしておきたい。~
 また、[[ダメージ]]量は[[相手]]依存なので、大[[ダメージ]]を狙うなら[[壊獣]]などを併用するといいだろう。~

 [[貫通]]能力も持つため、高[[攻撃力]]・低[[守備力]]の[[モンスター]]を[[守備表示]]にした場合、(2)の[[効果]]との相乗作用でかなりの[[貫通]][[ダメージ]]が期待できる。~
 [[《トーチ・ゴーレム》]]を送り付ければ、大[[ダメージ]]を狙える~
 逆にこの[[カード]]自身も[[守備力]]が0なので、(4)の[[効果]]で1度だけ防げるとは言え[[表示形式]]変更と[[貫通]]持ちには気を付けたい。~

-モチーフは、物理学で用いられた概念「ラプラスの悪魔」だろう。~
フランスの数学者ラプラスが考案した概念であり、「世界のすべての物質の位置・運動の向きなどすべての要因を完全に把握できる知性体は、すべてを予測する事ができるだろう」という仮定を踏まえ、その知性を持つ存在が後に「ラプラスの悪魔」と呼ばれるようになった。~
現在では、不確定性原理という理論によって「物質のすべての要因を完全に把握」することが不可能(=すべてを見通すことはできない)とされている。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画ARC-Vの「遊矢(ユート・ユーリ)vs零児」戦で零児が使用。~
《DDD超視王ゼロ・マクスウェル》を[[リリース]]することで[[特殊召喚]]された。~
《ダーク・アンセリオン・ドラゴン》に[[攻撃]]するが、遊矢の[[罠カード]]《トリック・バリア》により[[攻撃対象]]を《スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン》に変更される。~
しかし[[永続罠]]《&ruby(ダブルオー){OO};ラッシュ》の[[効果]]で2回目の[[攻撃]]を可能にしどちらも[[戦闘破壊]]した。~
返しの[[ターン]]に《オッドアイズ・ファンタズマ・ドラゴン》と[[戦闘]]を行い、あちらの[[効果]]で[[攻撃力]]を5000下げられるも自身の[[効果]]により[[破壊]]と敗北を免れる。~
直後に横槍が入ったことと双方の事情により、そのまま[[デュエル]]は中断された。~
//ゼロラプラスと直接関係ないことをはじめとして長々と書かれすぎていたので一部を簡略化

--[[特殊召喚]]時の口上は「時の闇に潜むパラダイム。必然の力が因果律の悪魔を呼び覚ます![[特殊召喚]]!!《DDD運命王ゼロ・ラプラス》!!!」。~

--漫画版での[[特殊召喚]]の条件は[[攻撃力]]2500以上の[[DDD]][[モンスター]]に限定されていた。~
[[ペンデュラムゾーン]]には置かれなかったため[[ペンデュラム効果]]の詳細は不明。~

--この[[カード]]と《オッドアイズ・ファンタズマ・ドラゴン》が[[戦闘]]する際、辺り一面が光に包まれ遊矢と零児にも何らかの影響が出ていた。~
描写からすると、お互いの中に眠るアダムの因子が関係しているようである。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[DD]]
-[[DDD]]

-[[《クリアー・バイス・ドラゴン》]]

//―《DDD運命王ゼロ・ラプラス》の姿が見られる[[カード]]

**ペンデュラム効果で手札に加えられるDDDペンデュラムモンスター [#list]
#taglist(DDD^通常モンスター^ペンデュラムモンスター)
#taglist(DDD^効果モンスター^ペンデュラムモンスター-儀式モンスター-融合モンスター-シンクロモンスター-エクシーズモンスター-リンクモンスター-《DDD運命王ゼロ・ラプラス》)
#taglist(DDD^儀式モンスター^ペンデュラムモンスター)

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[遊戯王ARC-V 第3巻 付属カード>書籍付属カード#YA]] YA03-JP001 &size(10){[[Ultra]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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