遊戯王カードWiki - 《ＤＤＤ疾風王アレクサンダー》のバックアップ(No.28)

《ＤＤＤ(ディーディーディー)疾風王(しっぷうおう)アレクサンダー》 †

シンクロ・効果モンスター
星７/風属性/悪魔族/攻2500/守2000
「ＤＤ」チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
「ＤＤＤ疾風王アレクサンダー」の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードがモンスターゾーンに存在し、
自分フィールドにこのカード以外の「ＤＤ」モンスターが召喚・特殊召喚された場合、
自分の墓地のレベル４以下の「ＤＤ」モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

　ブースターSP－レイジング・マスターズ－で登場した風属性・悪魔族のシンクロモンスター。
　ＤＤが召喚・特殊召喚された時、レベル４以下のＤＤを蘇生する誘発効果を持つ。

　チューナーがＤＤ限定なので、《ＤＤナイト・ハウリング》で《ＤＤリリス》を蘇生させてシンクロ召喚するのが基本となる。
　他のＤＤを蘇生させた場合も、《ＤＤケルベロス》のペンデュラム効果を利用すれば問題ない。
　非チューナーに制限は無いため、先に特殊召喚した《ダーク・グレファー》をシンクロ素材にしてもいい。

　モンスター効果は、ＤＤが召喚・特殊召喚された時にレベル４以下のＤＤを蘇生する効果。
　召喚でも構わないが、シンクロ召喚したターンは既に召喚権が無い事が多いため、ペンデュラム召喚や《二重召喚》などトリガーの用意をしておきたい。
　アニメ同様、先に《ＤＤＤ烈火王テムジン》を特殊召喚しておけば、このカードのシンクロ召喚をトリガーにしてあちらの効果を発動させて、さらにそれをトリガーにしてこのカードの効果を発動させることができる。
　戦闘ダメージが半減するデメリットが発生するものの、《ＤＤＤ壊薙王アビス・ラグナロク》のペンデュラム効果でも同様の事が可能である。

　ただし、対象となるレベル４以下のＤＤは全体的に攻撃力が低いため、漠然と並べても大した戦力にならない。
　そのため、フィールドに並んだモンスターを使って、さらなるシンクロ召喚・エクシーズ召喚へと繋げたい。

カード名の「アレクサンダー」については《剣闘獣アレクサンデル》を参照。
また、《ＤＤＤ烈火王テムジン》等の存在を踏まえると、風属性や「疾風王」は初期で風属性にされることの多かった「サンダー（雷）」と掛けているのかもしれない。

原作・アニメにおいて―
アニメARC-Vの「遊矢vs零児」（１戦目）で零児が使用。
《ＤＤナイト・ハウリング》と《ＤＤリリス》をシンクロ素材としてシンクロ召喚される。
《ＤＤＤ烈火王テムジン》の効果で《ＤＤリリス》が特殊召喚された事で効果を発動し、《ＤＤケルベロス》を蘇生した。
その後、バトルフェイズで２体目のカバートークンを戦闘破壊した後、自身の効果で２回目の攻撃を行い３体目のカバートークンを戦闘破壊した。
次の遊矢のバトルフェイズで《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》に戦闘破壊されるが、《ＤＤＤ怒濤王シーザー》の効果でバトルフェイズ終了時に他の２体のＤＤＤと共に蘇生され、《ＤＤＤの人事権》によって３体まとめてエクストラデッキに戻った。
「遊矢vs零児」（２戦目）では１戦目と同様他の２体と並んだが、OCG仕様となったため除去できず、決着をつけられなかった。

アニメ初登場時には、モンスターを戦闘破壊した際にもう一度だけ相手モンスターに攻撃できる効果があった。
また、(1)の効果の発動条件は特殊召喚に限られていたが、特殊召喚できるモンスターのレベルに制限は無かった。
他のカードはOCG仕様となった方が強力なものが多いが、このカードは弱体化しており、アニメでも影響を及ぼしている。