*《&ruby(ディーディーディー){DDD};&ruby(どとうおう){怒濤王};シーザー/D/D/D Wave King Caesar》 [#top]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク4/水属性/悪魔族/攻2400/守1200
 悪魔族レベル4モンスター×2
 「DDD怒濤王シーザー」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
 このターンに破壊されたモンスターをバトルフェイズ終了時に、
 自分の墓地から可能な限り特殊召喚する。
 次のスタンバイフェイズに自分は
 この効果で特殊召喚したモンスターの数×1000ダメージを受ける。
 この効果は相手ターンでも発動できる。
 (2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
 デッキから「契約書」カード1枚を手札に加える。

 [[Vジャンプ(2014年9月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2014]]で登場した[[水属性]]・[[悪魔族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[エンドステップ]]にその[[ターン]][[破壊された]][[モンスター]]を可能な限り[[蘇生]]する[[誘発即時効果]]、自身が[[フィールド]]から[[墓地へ送られた]]場合[[契約書]]を[[サーチ]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 [[エクシーズ素材]]には[[悪魔族]]が指定されているが、この[[レベル]]帯は[[サーチャー]]や[[リクルーター]]がおらず、展開力に乏しいため出しにくい。~
 基本的には両方の[[効果]]を活かせる[[【DD】]]で採用することになるだろう。~
 [[《DDナイト・ハウリング》]]の[[効果]]で[[《DDバフォメット》]]を[[蘇生]]し、[[《DDバフォメット》]]の[[効果]]で[[《DDナイト・ハウリング》]]を[[レベル]]4にすることで揃えられる。~
 また、[[《デーモン・ソルジャー》]]採用型の[[【デーモン】]]でも[[《レスキューラビット》]]や[[《予想GUY》]]からの[[エクシーズ召喚]]が狙える。~
 それ以外だと[[アンブラル]]や[[インフェルニティ]]であれば比較的狙いやすいか。~

 (1)の[[効果]]はタイミングが限られるが、[[破壊された]][[モンスター]]を複数体[[蘇生]]する[[効果]]。~
 [[戦闘破壊]]・[[効果]][[破壊]]を問わず、[[モンスター]]の種類や[[レベル]]等の制限もない。~
 [[発動]]後にこの[[カード]]自身が[[破壊された]]場合も一緒に[[蘇生]]できるため、[[相手]]の[[破壊]]による[[除去]]の牽制になる。~
 また、[[自分]]の[[ターン]]にも使えるため、[[相手]]に[[リクルーター]]で[[自爆特攻]]を繰り返し、[[バトルフェイズ]]終了時にまとめて[[蘇生]]させるといったことも可能。~
 しかし、[[蘇生]]した[[モンスター]]1体につき1000と少なくない[[ダメージ]]が発生するため、[[《DDD反骨王レオニダス》]]などの[[ダメージ]]回避手段は用意しておきたい。~

 (2)は[[契約書]]の[[サーチ]]であり、[[タイミングを逃す]]ことのない[[任意効果]]という点も相まって使いやすい。~
 (1)の[[効果]]で[[自己再生]]した後、[[ターン]]を跨いで[[破壊された]]場合は再び[[サーチ]][[効果]]を[[発動]]できる。~
 ただし[[1ターンに1度]]の制限があるため、[[自己再生]]した[[ターン]]に再び[[墓地へ送られた]]場合でも1枚しか[[サーチ]]できない事には気を付けたい。~
 場合によっては[[融合素材]]にして[[フィールド]]から[[墓地へ送る]]ことで[[発動]]することも考えられる。~

-[[バトルフェイズ]]終了時にしか[[蘇生]]できないため、[[相手]]の[[ドローフェイズ]]〜[[メインフェイズ]]に[[発動]]しても、[[相手]]が[[バトルフェイズ]]に入らなかった場合、[[蘇生]]することはできない。~

-登場時点では[[契約書]][[カード]]が1枚も[[OCG]]化されていなかったため、(2)の[[効果]]を使用できなかった。~
//こういった扱いがされるのは[[《マジシャン・オブ・ブラックカオス》]]等初期の頃は多少見られたが、現在では珍しい。~
//↑確かに珍しいが、最近でもワイバースターとかいるから書かなくてもいいと思う

-「怒濤(怒涛とも)」とは激しく荒れ狂う波のことで、「シーザー」の由来は「[[ユリウス・カエサル>《邪帝ガイウス》]]」の英語読み「ジュリアス・シーザー」だろう。~
また、[[《DDD烈火王テムジン》]]の存在や[[水属性]]である事、「怒濤」という名前を考えると、「海(sea)」とも掛けているのかもしれない。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vの「遊矢vs零児」(1戦目)にて零児が使用。~
[[《DDリリス》]]と[[《DDケルベロス》]]を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]され、[[《EMウィップ・バイパー》]]を[[戦闘破壊]]した。~
次の遊矢の[[バトルフェイズ]]で[[《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]に[[戦闘破壊]]されるが、自身の[[効果]]で[[《DDD烈火王テムジン》]]・[[《DDD疾風王アレクサンダー》]]と共に[[蘇生]]。~
その後[[《DDDの人事権》]]によって3体まとめて[[エクストラデッキ]]に戻った。~
「遊矢vs零児」(2戦目)では[[《DDバフォメット》]]と[[《DDスワラル・スライム》]]を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]され、[[《EMマンモスプラッシュ》]]を[[戦闘破壊]]した。~
返しの[[ターン]]に[[《ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]に[[攻撃]]されたが、[[ダメージ]]を回避する手段がなかったためか、[[効果]]を使わないまま[[戦闘破壊]]された。~
その後[[《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》]]の[[効果]]で[[蘇生]]され、[[《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》]]と共に[[《DDD怒濤壊薙王カエサル・ラグナロク》]]の[[融合素材]]となった。~
英語版アニメでは「タイダル・トーレント」という[[攻撃]]名が存在する。~

--アニメでは[[テキスト]]は同じだったが、この[[効果]]で[[蘇生]]した[[モンスター]]が次の[[スタンバイフェイズ]]に存在しない場合、その分の[[ダメージ]]は発生しなかった。~
「遊矢vs零児」(1戦目)では、零児は次の[[スタンバイフェイズ]]が来る前に[[《DDDの人事権》]]で[[蘇生]]した[[モンスター]]を全て[[エクストラデッキ]]に戻し[[ダメージ]]を完全に回避している。~
また、同[[デュエル]]では何故か[[契約書]]を[[サーチ]]する[[効果]]は使われていない。~
「遊矢vs零児」(2戦目)では、[[融合素材]]にした時は[[永続罠]]《再契約の契約書》を[[サーチ]]することを明言したが、[[《ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]に[[戦闘破壊]]された時は何も[[宣言]]してなかった。~
ただ、これ以降零児の[[手札]]が1枚増えているため、いつの間にか[[《誤封の契約書》]]を[[サーチ]]していたようである。~

--[[エクシーズ召喚]]時の口上は、「この世の全てを統べるため、今 世界の頂に降臨せよ![[エクシーズ召喚]]!生誕せよ![[ランク]]4!《DDD怒濤王シーザー》!」。~
この[[召喚]]口上は公式ホームページの「熱血!デュエル塾」第33回における[[召喚]]口上ランキングで第3位として紹介されている。~

---「遊矢&零児vs零王」戦では初めて[[DDD]]を含めてフルネームで呼称された。~

--零児の[[融合召喚]]時の口上では「押し寄せる波」と称されている。

--ARC-V 最強デュエリスト遊矢!!の「遊矢vs零児」戦でも零児が使用。~
[[ペンデュラム召喚]]された[[《DDケルベロス》]]と[[《DDバフォメット》]]を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]された。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[DD]]
-[[DDD]]
-[[契約書]]

-[[《デステニー・ミラージュ》]]

-[[《ソウル・チャージ》]]

―《DDD怒濤王シーザー》の姿が見られる[[カード]]
-[[《DDDの人事権》]]
-[[《DDリビルド》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【DD】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vジャンプ(2014年9月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2014]] VJMP-JP093 &size(10){[[Ultra]]};
-[[ストラクチャーデッキ−ペンデュラム・ドミネーション−]] SD30-JP043 &size(10){[[N-Parallel]]};

**FAQ [#faq]
***(1)の効果について [#faq1]
Q:(1)の[[効果]]で[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する際や[[ダメージを受ける]]際に[[チェーンブロック]]が作られますか?~
A:いいえ、作られません。(14/07/21)

Q:(1)の[[効果]]で[[バトルフェイズ]]終了時に[[モンスター]]を[[特殊召喚]]するタイミングで[[《神の警告》]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。[[発動]]する場合、(1)の[[効果]]の[[発動]]に[[チェーン]]をして[[発動]]しなければいけません。(14/07/21)

Q:[[モンスター]]を[[破壊]]されてない状況で(1)の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(14/07/21)

Q:(1)の[[効果]]の[[効果]]を[[発動]]する前にこの[[ターン]]に[[破壊]]された[[モンスター]]も[[特殊召喚]]できますか?~
A:はい、[[特殊召喚]]できます。(14/07/24)

Q:(1)の[[効果]]で[[特殊召喚]]した[[モンスター]]が次の[[スタンバイフェイズ]]に[[フィールド]]に存在しない場合でも[[ダメージ]]を受けますか?~
A:はい、その場合でも[[バトルフェイズ]]終了時に[[特殊召喚]]した[[モンスター]]の数×1000[[ダメージ]]を受けます。(14/07/21)

Q:[[先攻]]1[[ターン]]目や他の[[効果]]で[[バトルフェイズ]]が行えない[[ターン]]に[[エクシーズ素材]]を取り除いて(1)の[[効果]]を[[発動]]する事自体できますか?~
A:いいえ、できません。(14/08/28)

Q:(1)の[[効果]]を[[発動]]した際に、[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]が存在しました。~
  バトルフェイズに入る前に[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]を[[破壊]]した場合、[[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]の処理は[[無効]]になりますか?~
A:この[[カードの効果]]が[[発動]]した際に[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]が存在する場合であっても、[[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]に[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]の[[効果]]が[[適用]]されていないのであれば、この[[カードの効果]]は[[適用]]されます。(15/08/22)
//Q:[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]が存在するときに、(1)の[[効果]]を[[発動]]した場合[[無効]]になりますか?~
//A:(1)の[[効果]]は[[墓地]]に[[効果]]が及びますので、[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]が[[適用]]中に[[発動]]する事はできますが[[効果]]は[[無効]]化されます。(15/08/08)

Q:(1)の[[効果]]の[[発動]]後、[[バトルフェイズ]]に入る前に[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]を[[発動]]しました。~
  [[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]の処理は[[無効]]になりますか?~
A:[[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]に(1)の処理を行う時点で[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]の[[効果]]が[[適用]]されているのであれば、[[無効]]化されます。(15/08/10)

Q:[[自分]]の[[モンスター]]が2体以上[[破壊]]され、(1)の[[効果]]を[[発動]]している[[ターン]]の[[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]に[[《青眼の精霊龍》]]が[[モンスターゾーン]]に[[表側表示]]で存在する場合、[[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]の処理はどうなりますか?~
//A:この[[カードの効果]]で[[墓地]]から[[特殊召喚]]する[[モンスター]]の数が2体以上であれば、1体も[[特殊召喚]]されずに[[効果]]の[[適用]]を終えます。(16/01/25)
A:[[特殊召喚]]する[[モンスター]]の数が2体以上の場合、[[コントローラー]]が1体を選んで[[特殊召喚]]する事になります。(16/05/30)

***(2)の効果について [#faq2]
Q:(2)の[[効果]]を[[ダメージステップ]]に[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(14/07/21)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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