効果モンスター 星2/闇属性/悪魔族/攻 200/守 200 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが手札に存在する場合、自分メインフェイズに発動できる。 「DDD」融合モンスターカードによって決められた、 このカードを含む融合素材モンスターを手札から墓地へ送り、 その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。 (2):墓地のこのカードを除外して発動できる。 手札から「DD」モンスター1体を特殊召喚する。
ディメンション・オブ・カオスで登場した闇属性・悪魔族の下級モンスター。
自身を含む手札の融合素材モンスターを墓地へ送ってDDD融合モンスターを融合召喚する起動効果、自身を墓地コストに手札のDDを特殊召喚する起動効果を持つ。
(1)の効果は、自身を含む手札のモンスターでDDDを融合召喚する効果。
現在対応しているのは、下記の4種類。
《DDD神託王ダルク》・《DDD烈火王テムジン》はもう1枚DDモンスターを用意するだけで良いので融合召喚が容易である。
このカード自身もDDモンスターであるため、同名カードを墓地へ送っても融合召喚できる。
《DDD烈火大王エグゼクティブ・テムジン》の場合は手札にレベル5以上のDDを用意する必要がある。
レベル5以上のDDはペンデュラムモンスターがほとんどだが、DDには豊富な蘇生手段があり、墓地に置いたところで運用に支障はでない。
また、手札に用意できるDDDは全てレベル5以上のDDのため、《DDD剋竜王ベオウルフ》も融合召喚できる。
このカードの(2)の効果と手札のDDDは相性が良いため構築は難しくないだろう。
同じくDD関連で融合召喚を行える《魔神王の契約書》と比較すると、こちらは1枚少ない消費で融合召喚できる点と相手からの妨害を受けにくい点で優れる。
だが、フィールド・墓地のモンスターを融合素材にできない点や2体のDDDが必要な《DDD怒濤壊薙王カエサル・ラグナロク》と《DDD超死偉王パープリッシュ・ヘル・アーマゲドン》に対応していない点で劣る。
この効果で融合召喚した後、《魔神王の契約書》で同じ融合素材を使って墓地融合するという戦術も狙えるため、併用も十分視野に入るだろう。
(2)の効果は自身を墓地から除外することで手札のDDを特殊召喚する効果。
特殊召喚するモンスターには一切のデメリットも課せられずレベルや攻撃力の制限も無いため、最上級DDDも特殊召喚できる。
ペンデュラム召喚に依存せずとも《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》を特殊召喚可能で、(1)の効果で融合召喚した後に繋げれば、あちらの効果で融合素材にしたDDDを蘇生できる。
除外した後も《DDゴースト》の効果で再び墓地に戻して再利用が可能。
《DDD烈火王テムジン》との相性は抜群に良く、このカードの(1)(2)の効果をどちらも活かせる。
(1)の効果でDDを墓地へ送りつつ《DDD烈火王テムジン》を融合召喚でき、(2)の効果を《DDD烈火王テムジン》の蘇生効果のトリガーにできる。
よってこのカードとDD2枚が手札にあれば、実質的にその2体を特殊召喚しつつ《DDD烈火王テムジン》が立つ状況が作れる。
これにより最上級DDを多用する構築でも安定性が大幅に向上し、《DDD双暁王カリ・ユガ》のエクシーズ召喚も狙いやすくなる。
Q:《マクロコスモス》がフィールドに存在する時に(1)の効果で手札の融合素材モンスターが除外された場合でも、特殊召喚する処理は行われますか?
A:はい、行われます。(15/07/17)
Q:(1)の効果処理時に他の処理によってこのカードが手札に存在しなくなった場合、残りの融合素材モンスターは墓地へ送られず手札に残ったままですか?
A:はい、手札に残ったままになります。(15/07/17)