《DDパンドラ》 †
効果モンスター
星5/闇属性/悪魔族/攻1700/守2100
(1):このカードが戦闘または相手の効果で破壊され墓地へ送られた時、
自分フィールドにカードが存在しない場合に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
クラッシュ・オブ・リベリオンで登場する闇属性・悪魔族の上級モンスター。
破壊された時に自分フィールドにカードが存在しない場合、ドローする効果を持つ。
上級モンスターだがステータスは低く、フィールドに出すにはペンデュラム召喚などで特殊召喚するか、蘇生を利用することになる。
だが、【DD】は契約書やペンデュラムゾーンを多用し、フィールドにカードが存在しない状況になることが少ないため、実際にドローできるのは稀。
相手の全体除去を牽制できる程度であり、ドローする目的での採用は厳しい。
また、上級モンスターを使用してドローしたいなら、カードを破壊する必要があるが即座にドローできる《光帝クライス》や似た発動条件ながら自分フィールドの状況を問わない《タン・ツイスター》も存在する。
それらを差し置いてこのカードを使う理由がほとんどなく、立場は非常に厳しいと言わざるを得ない。
- カード名の由来は、ギリシャ神話において神々が生み出したとされる美女「パンドラ」及び彼女に持たせたとされる「パンドラの箱」だろう。
あらゆる災いを封じ込めたために決して開けてはならないとされていたが、パンドラは好奇心からそれを開けてしまう。
封じ込められた災いはその瞬間に飛び散り、慌てて箱を閉じると、中には「希望」が残されていたという。
ここから転じて、「触れてはならない物」を意味する比喩として使われることもある。
- 後述のアニメの口上では「坩堝」と称されているが、これは「パンドラの箱は実際には壺である」という説から来たものだろう。
遊戯王風に考えると、ドロー効果を持っていることから、同じくドロー効果を持つものが多い「壺」シリーズに合わせたとも考えられる。
- 原作では同名のキャラクターが存在するが、原典とは異なり男性である。
- 零児の融合召喚の口上では「災い封じ込めし坩堝」と称されている。
- 漫画GXではデイビッドが《パンドラ》というモンスターを使用している。
関連カード †
収録パック等 †
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