DD(ディーディー)魔導賢者(まどうけんじゃ)ガリレイ》

ペンデュラム・効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/攻   0/守   0
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「DD」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードのPスケールを2つ上げる(最大10まで)。
その後、このカードのPスケール以下のレベルを持つ、
「DD」モンスター以外の自分フィールドのモンスターを全て破壊する。
【モンスター効果】
「DD魔導賢者ガリレイ」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨て、自分フィールドの、
「DD」カードまたは「契約書」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。

 ブースターSP−レイジング・マスターズ−で登場した闇属性悪魔族最上級ペンデュラムモンスター
 DD以外のペンデュラム召喚を封じ、スタンバイフェイズペンデュラムスケールを上昇させ、DD以外を破壊するペンデュラム効果手札から捨てることでDD契約書バウンスする効果を持つ。

 ペンデュラムスケール1は優秀なのだが、2種類のペンデュラム効果はいずれもデメリット効果となっている。
 まず、DD以外をペンデュラム召喚できないのだが、現状DDには低レベルモンスターが少ない。
 また、スタンバイフェイズごとにペンデュラムスケールがどんどん上がっていき、さらにDD以外でペンデュラムスケールよりも低いレベルモンスター破壊されてしまう。
 この効果のせいでペンデュラムスケールが安定しないため、ペンデュラム召喚ができなくなる恐れがある。
 この特性を逆手にとってペンデュラムスケールが上昇するのを待つという手も考えられるが、時間がかかり過ぎるため現実味に欠ける。
 さらに同じペンデュラムスケールを持ちデメリットが少ない《DD魔導賢者コペルニクス》が登場したため、ペンデュラムゾーンへの設置目的での採用は難しい。

 モンスター効果は自身を手札から捨てることでDD契約書バウンスする効果
 破壊されそうなDDモンスターを戻して回避したりできるが、フィールドががら空きになってしまうことが多い。
 上級モンスターエクストラデッキから出したモンスターに対して使うと再びフィールドに出すのが困難のため、除去回避目的なら《禁じられた聖槍》などで十分なことが多い。
 契約書スタンバイフェイズ前に戻せば、ダメージを受けるデメリットを回避できるが、それも《DDD反骨王レオニダス》で十分である。
 DDペンデュラムゾーンカードを戻してペンデュラムスケールを変えたりできるが、そこまで頻度は多くなくディスアドバンテージを負ってまでしたいかは微妙なところである。
 主に契約書、特に《地獄門の契約書》相手カード効果から守るために使う事になる。

 効果自体は悪くはないのだが、ペンデュラムスケールも含めて、このカードが必要な場面はさほど多くないのが現状である。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:《DDDの人事権》発動チェーンをしてこのカードモンスター効果でその発動した《DDDの人事権》対象に選択して発動できますか?
A:いいえ、できません。(14/08/09)

Q:このカードペンデュラムスケールが9の時に(2)のペンデュラム効果発動した場合、このカードペンデュラムスケールは10になり、「その後」の効果適用されますか?
A:はい、その場合、ペンデュラムスケールは10になり、「その後」の効果適用されます。(14/08/09)

Q:このカードペンデュラムスケールが10の時に(2)のペンデュラム効果発動チェーンブロックが作られますか?
A:その場合、発動自体は行われますが、「その後」の効果適用されません。(14/08/09)


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