遊戯王カードWiki - 《ＤＤ魔導賢者ニコラ》のバックアップ(No.4)

《ＤＤ(ディーディー)魔導賢者(まどうけんじゃ)ニコラ》 †

ペンデュラム・効果モンスター
星６/闇属性/悪魔族/攻2000/守2000
【Ｐスケール：青８/赤８】
(1)：自分は「ＤＤ」モンスターしかＰ召喚できない。
この効果は無効化されない。
(2)：１ターンに１度、手札から「ＤＤＤ」モンスター１体を捨て、
自分フィールドのレベル６以下の「ＤＤ」モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで２０００アップする。
【モンスター効果】
「ＤＤ魔導賢者ニコラ」のモンスター効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードがＰゾーンで破壊された場合、
自分フィールドの「ＤＤＤ」モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻し、
自分のエクストラデッキから表側表示の
「ＤＤ」Ｐモンスターを２体まで選んで自分のＰゾーンに置く。
そのカードのＰ効果はこのターン発動できない。

　ザ・ダーク・イリュージョンで登場した闇属性・悪魔族の上級ペンデュラムモンスター。
　ＤＤしかペンデュラム召喚できないペンデュラム効果、ＤＤモンスターを強化するペンデュラム効果、ＤＤＤをバウンスしＤＤをペンデュラムゾーンに置く誘発効果を持つ。

　(1)のペンデュラム効果はＤＤしかペンデュラム召喚できないデメリット効果。
　同様のデメリットがある《ＤＤ魔導賢者ガリレイ》よりもペンデュラムスケールの数値が低く、レベル８ＤＤをペンデュラム召喚できない。
　モンスター効果からペンデュラムゾーンに置きやすいため、レベル７ペンデュラム召喚（《ＤＤＤ制覇王カイゼル》）軸ならば扱いやすいが、《霞の谷の巨神鳥》等を併用できなくなる。

　(2)のペンデュラム効果はＤＤＤを手札コストにレベル６以下のＤＤモンスターを強化する効果。
　上昇値は2000と大きいが、手札コストと対象が限定されているためやや扱い難い。

　モンスター効果はペンデュラムゾーンで破壊された場合にＤＤＤをバウンスし、エクストラデッキからＤＤ２枚をペンデュラムゾーンに置く効果。
　あらかじめエクストラデッキにＤＤを用意しておけば、ペンデュラム召喚に必要な２枚を揃えることが出来る。
　ペンデュラムゾーンで破壊され、同時にＤＤＤがフィールドにいなければならないため、狙って行うのは難しい。
　《ＤＤＤ極智王カオス・アポカリプス》ならばこのカードを破壊しつつ、同時にＤＤＤである自身を特殊召喚できる。

アニメで対として使用された《ＤＤ魔導賢者トーマス》を考えると、モチーフは「ニコラ・テスラ」か。
19世紀の発明家、電気技師であり、無線送信技術、蛍光灯、交流送電技術など多数の発明を行っている。
送電方式が直流か交流かで「トーマス・エジソン」と対立していた。
このカードのレベルとペンデュラムスケールは《ＤＤ魔導賢者トーマス》と対になっており、どちらかがペンデュラムゾーンにいる場合は片方をペンデュラム召喚できないなど、仲の悪さを表現している。