*《DNA&ruby(いしょくしゅじゅつ){移植手術};/DNA Transplant》 [#g7c0fe93]
 永続罠
 発動時に1種類の属性を宣言する。
 このカードがフィールド上に存在する限り、
 フィールド上の全ての表側表示モンスターは自分が宣言した属性になる。
//DNAにルビはありません

 [[暗黒の侵略者]]で登場した[[永続罠]]。~
 [[フィールド]]上の[[属性]]を強制的に統一する。~

 [[属性]]を指定する[[カード]]は[[種族]]を指定するものに比べると少なく、また[[フィールド魔法]]のように[[お互い]]に影響を与えるものも多い。~
 また[[《オネスト》]]や[[《A・O・J カタストル》]]の対象を増やす手段で使おうと考えると、[[相手]]にも同様の事が起きる。~
 逆に[[相手]]のこうした[[カード]]を防ごうと考えると、今度は[[自分]]もこれらの[[カード]]が使えなくなる。~
 もちろん構築の段階からこうした[[カード]]を抜く事で対応できるが、[[相手]]を妨害する事よりも[[自分]]の戦術を狭めた事の方が悪影響として働きやすい。~
 [[属性]]を統一した[[デッキ]]もやはり[[種族]]を統一したものに比べると少なく、仮に統一されていても同時に[[種族]]も統一されている場合が多い。~
 このため、[[種族]]を変更する[[《DNA改造手術》]]に比べると使い道は少ない。~

 [[自分]]に影響を与えるのであれば、[[《超熱血球児》]]や[[《氷結界の決起隊》]]、[[《闇魔界の戦士長 ダークソード》]]等との[[コンボ]]が考えられる。~
 また[[《エレメンタル・アブソーバー》]]と組み合わせれば、[[相手]]の[[攻撃]]だけをシャットアウトできる。~
 [[地属性]]を選択すれば、[[《ステルスバード》]]と[[《守護神エクゾード》]]で強烈な[[ダメージ]]を与え続けることが可能。~
 場合によっては、[[《神禽王アレクトール》]]の[[特殊召喚]]条件を満たしたり、[[《封魔の伝承者》]]の[[効果]]を活かしたりする事もできる。~
 [[カテゴリ]]単位で見れば、[[霊使い]]や[[A・O・J]]の[[モンスター効果]]も活かしやすくなるだろう。~
 [[《クリアー・ワールド》]][[発動]]中に、[[相手]]に特定の[[デメリット]]を狙って発生させることも可能。~
 [[《クリアー・ワールド》]][[適用]]中に、[[相手]]に特定の[[デメリット]]を狙って発生させることも可能。~

 [[相手]]の[[属性]]を指定した[[シンクロ召喚]]や[[エクシーズ召喚]]を防ぐ手段としても使える。~
 特に[[【インフェルニティ】]]や[[【セイクリッド】]]等は[[属性]]を指定した[[シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]が軸になっている場合が多く、それらの展開を防げるのは大きい。~
 ただし、代わりに[[《スクラップ・ドラゴン》]]や[[《始祖の守護者ティラス》]]を出される事もあるので、やはり[[コンボ]]としては穴が目立つ。~

-[[神属性]]を[[宣言]]する事も可能である。~
この場合、[[自分]]の[[モンスター]]が[[《クリアー・ワールド》]]の[[効果]]を受け付けない等の利点がある。~
しかし[[相手]][[モンスター]]も[[神属性]]となるため、[[コンボ]]には使えず[[メタ]]にしかならない。~

-[[《テュアラティン》]]との[[コンボ]]で封殺は不可能。~
後半の「[[召喚]]・[[特殊召喚]]する事ができない」効果は、[[手札]]・[[墓地]]などに存在する時点の[[属性]]で判定するため、[[フィールド]]に出た後《DNA移植手術》によって[[属性]]が変更されるだけになってしまう。

-[[《E・HERO アブソルートZero》]]ら特定[[属性]]を[[融合素材]]に指定する[[融合モンスター]]とは[[《超融合》]]と併用することで、[[相手]]の[[モンスター]]を[[除去]]しつつ[[融合召喚]]ができる。

-[[イラスト]]では[[《サンダー・キッズ》]]が手術を受けている。~


-ルビはないが、DNAの読みは「ディーエヌエー」。~
これは公式サイトのカードリストで確認できる。

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「遊星vsシェリーvsミゾグチvsゴースト軍団」戦でゴーストの1体が使用。~
遊星達の[[モンスター]]を[[光属性]]にして[[《A・ボム》]]の[[効果]]を補助した。~
この時、アニメ版の[[《フルール・ド・シュヴァリエ》]]の[[効果]]では[[無効]]にできたはずだが、されなかった。~
--漫画GXの「十代vs万丈目」(2戦目)では、十代が[[通常魔法]]版と言える《エレメント・チェンジ》を使用している。~
しかし、発動したこの[[カード]]が作中に登場した際、[[罠カード]]の記述があった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#qa75cc54]
-[[《DNA改造手術》]]

-[[《幻惑の巻物》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《サンダー・キッズ》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#p143112b]
-[[暗黒の侵略者]] 307-053
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP109

**FAQ [#jbb6f6d3]
Q:[[地属性]]を[[宣言]]し[[発動]]しました。~
  1枚目([[宣言]]:[[炎属性]])が[[適用]]されている状態で2枚目を[[発動]]([[宣言]]:[[地属性]])した場合、どうなりますか?~
A:この場合は、後から[[発動]]されたものが有効になり、[[地属性]]になります。

Q:複数の[[属性]]を持つ[[モンスター]]が存在するときにこの[[カード]]を[[発動]]した場合、その[[モンスター]]の[[属性]]はどうなりますか?~
A:この[[カード]]で指定した[[属性]]のみとして扱います。(08/09/24)

Q:このカードで[[神属性]]を[[宣言]]できますか?~
A:できます。(08/12/20)

Q:このカードの[[発動]]中に[[《幻惑の巻物》]]を[[発動]]した場合、[[装備モンスター]]の[[属性]]はどうなりますか?~
Q:このカードの[[適用]]中に[[《幻惑の巻物》]]を[[発動]]した場合、[[装備モンスター]]の[[属性]]はどうなりますか?~
A:[[《幻惑の巻物》]]を[[発動]]できません。(10/08/10)~

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//質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
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