*《&ruby(ディーエヌエー){DNA};&ruby(かいぞうしゅじゅつ){改造手術};/DNA Surgery》 [#y5d65053]
 永続罠
 種族を1つ宣言して発動する。
 このカードがフィールド上に存在する限り、
 フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターは宣言した種族になる。

 [[Curse of Anubis −アヌビスの呪い−]]で登場した[[永続罠]]。~
 [[フィールド]]上の[[モンスター]]の[[種族]]を強制的に統一する。~

 特定の[[種族]]が[[効果]]を得る[[カード]]と併用するのが主な用法だろう。~
 [[《リミッター解除》]]等の[[種族]]を限定するが強力な[[効果]]を全ての[[モンスター]]に[[適用]]したり、[[《虫除けバリアー》]]や[[《群雄割拠》]]等との[[コンボ]]で[[相手]]の[[モンスター]]の進撃を抑制することができる。~

 [[《サイバー・ドラゴン》]]があれば[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]の[[融合素材]]として[[相手]]の[[モンスター]]を全て[[墓地へ送る]]ことができる。~
 また逆に、[[自分]]の[[機械族]][[モンスター]]が[[相手]]の[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]の素材にされるのを防ぐ目的でも使える。

 特定の[[種族]]を要求する[[召喚]]・[[特殊召喚]]を補助するためにも利用できる。~
「種族縛りさえなければ」という強力[[モンスター]]の導入を検討できるので、戦術の幅が広がるだろう。

 対象は限定されるが、妨害[[カード]]としても強力な[[効果]]を発揮する。~
 [[《H−C エクスカリバー》]]・[[《エヴォルカイザー・ラギア》]]・[[《アーカナイト・マジシャン》]]・[[《カラクリ大将軍 無零怒》]]といった[[エクシーズモンスター]]・[[シンクロモンスター]]の他、[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]等、[[表側表示]]の特定[[種族]][[モンスター]]を要求する[[モンスター]]は[[召喚]]できなくなる。~
 また、[[《一族の結束》]]・[[《リミッター解除》]]・[[《ディメンション・マジック》]]・[[《毒蛇の供物》]]といった特定[[種族]]の[[サポートカード]]が機能不全に陥る。~
 ただし[[フィールド]]上であっても[[表側表示]]の[[モンスター]]にしか影響しないので、[[《ゴッドバードアタック》]]などを封殺するには至らない。

 その他の活用法は[[【種族操作】]]を参照。

-特定の[[種族]]に関係する[[カード]]が新しく登場する度に、使い道がないかどうか試される[[カード]]である。

-近年になって[[幻神獣族]]や[[創造神族]]といった新たな[[種族]]が登場したため、新たな[[種族]]が登場した場合は、その[[カード]]が収録されている商品の発売日以降、もしくはキャンペーン等で登場する[[カード]]の発送がされてからその[[種族]]の[[宣言]]が有効となる。(12/04/06)

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナルの「ドーマ編」における「闇遊戯vsインセクター羽蛾」戦にて羽蛾が使用。~
[[《竜騎士ガイア》]]と[[《クリボー》]]を[[昆虫族]]に変更し、[[《虫除けバリアー》]]で防御した。~
「KCグランプリ編」では「少年2vsCPU」戦においてCPUが使用。~
[[《スケープ・ゴート》]]と組み合わせ、[[《F・G・D》]]の[[融合素材]]を生み出し、視聴者の度肝を抜いた。

--アニメGXにおける「十代vsSAL」戦において登場。~
[[《野性解放》]]を十二分に利用するために投入されていた。~
初回は三沢の調整用[[デッキ]]に入っていたのが確認される。~
「ヘルカイザー亮vs犬飼」戦においては犬飼が[[デッキ]]に投入している。~
彼の持つ[[機械族]]の対策[[カード]]、《酸のラスト・マシン・ウィルス》との[[コンボ]]に使うのだろう。~
アニメGX12話で万丈目によって海に捨てられた三沢の[[カード]]の中、168話の冒頭でツトム少年が持っていた[[カード]]の中に存在が確認できる。

--「ヘルカイザー亮vs猪爪」戦にて猪爪が使用した[[魔法カード]]《DNA抹殺呪術》の[[イラスト]]では、同じ人物が描かれている。

--アニメ5D'sではジャックと対戦したゴーストの1体が[[発動]]していたが、[[《トラップ・イーター》]]の[[コスト]]にされていた。~

--アニメではこの[[カード]]を[[使用]]すると[[フィールド]]上の[[モンスター]]の外見が[[宣言]]した[[種族]]の[[モンスター]]のようになる。~
[[獣族]]になった[[《アクロバットモンキー》]]は猿、[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]は獣人のような姿になっていた。

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]でインセクター羽蛾が使用する。~
主に[[《トゲトゲ神の殺虫剤》]]・[[《虫除けバリアー》]]との[[コンボ]]を行う。~
つまり必ず[[昆虫族]]を選択するのだが、なんと[[発動]]の際にそのことを含めての専用ボイスを喋る。~

**関連カード [#pa0c246e]
-[[《DNA移植手術》]]
-[[《DNA定期健診》]]

―[[種族]]操作
-[[《インフルーエンス・ドラゴン》]]
-[[《寄生虫パラサイド》]]
-[[《音響戦士ピアーノ》]]
-[[《ナチュラル・ボーン・サウルス》]]
-[[《ナチュル・パイナポー》]]

-[[《イリュージョン・スナッチ》]]
-[[《ジェノミックス・ファイター》]]

-[[《アンデットワールド》]]
-[[《竜魂の力》]]
-[[《レプティレス・アンガー》]]

-[[《アイヴィ・シャックル》]]
-[[《竜の血族》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#ma76f92f]
-[[【種族操作】]]

**収録パック等 [#f65693c4]
-[[Curse of Anubis −アヌビスの呪い−]] CA-26
-[[DUELIST LEGACY Volume.1]] DL1-114
-[[STRUCTURE DECK−海馬編− Volume.2]] SK2-035
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP081
-[[BEGINNER'S EDITION 1(第7期)]] BE01-JP073

**FAQ [#abcf6972]
Q:このカードで[[幻神獣族]]や[[創造神族]]を[[宣言]]できますか?~
A:できます。(12/02/27)

Q:[[裏側表示]][[モンスター]]に[[攻撃]]した時、その[[モンスター]]が[[表側表示]]になった瞬間から[[効果]]が[[適用]]されるのですか?~
A:はい。その通りです。~
  よって[[《インセクト・プリンセス》]]等で[[攻撃]]した場合も[[効果]]が[[適用]]されます。

Q:この[[カード]]を[[機械族]]を[[宣言]]し、[[発動]]しました。~
  その後2枚目の[[同名カード]]を[[天使族]]を[[宣言]]し[[発動]]した場合、どうなりますか?~
A:この場合は、後から[[発動]]されたものが影響を発揮します。

Q:この[[カード]]を[[戦士族]]を[[宣言]]して[[発動]]しました。~
  エクシーズ素材となっている[[カード]]も、[[戦士族]]として扱いますか?~
A:エクシーズ素材となっている[[カード]]は、[[モンスターカード]]として扱いません。~
  したがって、[[種族]]を[[戦士族]]として扱う事もありません。(11/08/14)~

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//質問だけの投稿はお止めください。
//未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~