DZW(ダーク・ゼアル・ウェポン)魔装鵺妖衣(キメラ・クロス)

効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻   0/守   0
自分のメインフェイズ時、
手札または自分フィールド上のこのモンスターを、
装備カード扱いとして自分フィールド上の
「CNo.39」と名のついたモンスターに装備できる。
また、このカードが装備カード扱いとして装備されている場合、
装備モンスターは戦闘では破壊されない。
装備モンスターの攻撃によって
相手モンスターが破壊されなかったダメージステップ終了時、
その相手モンスターの攻撃力を0にしてもう1度だけ同じモンスターに続けて攻撃できる。

 JUDGMENT OF THE LIGHTで登場する闇属性悪魔族下級モンスター
 手札もしくはフィールドからCNo.39装備カードになる効果と、装備カードとなった時に発揮する効果を持つ。

 装備すれば戦闘破壊耐性を得られ、一度攻撃すればどんなに攻撃力が高いモンスターを相手にした場合でも戦闘破壊し、装備したモンスター攻撃力分のダメージをたたきこめる。
 最も出しやすい《CNo.39 希望皇ホープレイ》は装備可能なカードの中では攻撃力が低いため、条件を満たしやすい。
 また、自爆特攻により、自身の効果発動条件となるライフ1000以下に持って行くことも不可能ではない。

 残る《CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー》《CNo.39 希望皇ホープレイV》は、希望皇ホープエクシーズ素材になっている場合は効果を使うことで大きなダメージを狙えるため、あえてこのカードを使う必要はない。
 しかし、《Vサラマンダー》蘇生した場合等、希望皇ホープエクシーズ素材ではない場合では有力な切り返し手段となる。

 だが、基本的に装備モンスター攻撃力より劣る攻撃力を持つモンスターに対しては影響力はない。
 劣勢時に有効になる効果といえるが、最初の攻撃では戦闘ダメージを受けることになる。
 また、戦闘を経由する分阻止されやすく、戦闘ダメージを狙うにしても、他のカードで直接除去を狙った方が良い場合も多い。
 一応、《CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー》なら攻撃時に妨害される恐れも減るため、ダメージを通しやすくなる。
 しかし戦闘を行う場合でも、攻撃力の上がるZWで補助する方が何かと応用が効く。

 戦闘破壊されないモンスター攻撃すれば攻撃力に関わらず連続攻撃の条件を満たせる。
 だが、サンドバッグにしたいモンスター元々の攻撃力が低い場合が多く、攻撃力を0にする効果を活かせない。
 2回攻撃したい場合なら、《アサルト・アーマー》などを用いた方が汎用性が高く、ダメージ量もさほど変わらない。
 そもそもサンドバッグでの大ダメージを狙うならば、もっと効率の良いモンスターコンボは多く、わざわざCNo.39で行う必要性は薄い。
 さらに、元々汎用性が低いこのカードにさらなるコンボ要素を組み込むと事故を起こす可能性も高い。
 トドメを刺せない場合、回数制限のある戦闘破壊耐性でない場合では相手フィールドモンスターが残ってしまうデメリットも無視出来ない所。

 このカードを使用するなら、ステータスが低く、多くのサポートに対応する点を活かしたい。
 《悪夢再び》等を共有できるアンブラル《ゾンビ・マスター》等を併用することで、装備対象のエクシーズ召喚が容易になる。
 だが、このカードレベル1のため、それらのカードと組み合わせてのエクシーズ召喚には活かしにくい。
 前述した通り効果を活かせる状況も限られてしまうため、それらのデッキに投入しても事故要員となってしまう可能性が高いだろう。 

関連カード

収録パック等