*《&ruby(エレメンタルヒーロー){E・HERO}; ジ・アース/Elemental HERO Terra Firma》 [#e01a9401]
 融合・効果モンスター
 星8/地属性/戦士族/攻2500/守2000
 「E・HERO オーシャン」+「E・HERO フォレストマン」
 このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
 (1):このカード以外の自分フィールドの表側表示の「E・HERO」モンスター1体をリリースして発動できる。
 このカードの攻撃力はターン終了時まで、リリースしたモンスターの攻撃力分アップする。

 [[PREMIUM PACK 10>PREMIUM PACK#y71a3ba1]]で登場した[[地属性]]・[[戦士族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[E・HERO]]の1体であり、[[E・HERO]]を[[リリース]]する事で[[自己強化]]する[[起動効果]]を持つ。~

 [[融合召喚]]するにも関わらず更に[[リリース]]する必要があるため重く、[[効果]]を使わなくても合計[[ダメージ]]に差はない。~
 [[リリース]]して[[攻撃力]]を上げる分、[[《魔法の筒》]]・[[《次元幽閉》]]等、[[攻撃宣言]]反応型[[罠>罠カード]]にも弱い。~
 [[融合素材]][[モンスター]]も指定されており、それぞれの[[効果]]自体は悪くはないが、どちらも環境の変化により採用されることは少なくなってしまっている。~
 何より同じ[[融合素材]]から、[[《E・HERO アブソルートZero》]]・[[《E・HERO ガイア》]]・[[《V・HERO アドレイション》]]を[[融合召喚]]できてしまう。~
 どれもこの[[カード]]よりも[[融合素材]]が緩く、この[[カード]]を出すよりも有用な場合がほとんどであり、あえてこの[[カード]]を使う必要性は薄い。

 一応、[[効果]]で[[《E・HERO アブソルートZero》]]を[[リリース]]すれば、[[相手]][[モンスター]]を一掃しつつ[[ダイレクトアタック]]をすることも可能になる。~
 もっとも、この[[カード]]を活かせるのはそれぐらいしかなく、その点も[[《E・HERO アブソルートZero》]]を[[融合素材]]すれば十分なことが多い。~
 ただでさえ[[エクストラデッキ]]の圧迫が非常に厳しい[[E・HERO]]にとって、1枠埋める価値があるとは到底言い難い。


-[[PREMIUM PACK 10>PREMIUM PACK#y71a3ba1]]が[[絶版]]になり、[[一度再録され>DUEL TERMINAL −トリシューラの鼓動!!−]]再び[[絶版]]であったが、[[ブースターSP−レイジング・マスターズ−]]にて再録された。~
しかし、初登場時と比べ[[エクストラデッキ]]の枠が厳しくなってしまったため、需要は前よりも落ち込んでいる。

-原作・アニメにおいて―~
漫画GXにおける十代の切り札で、[[海洋>《E・HERO オーシャン》]]と[[森林>《E・HERO フォレストマン》]]の[[融合]]から産まれる「地球」の[[E・HERO]]。~
[[《The splendid VENUS》]]・[[《The big SATURN》]]・[[《The tyrant NEPTUNE》]]・[[《The supremacy SUN》]]らと同じ「プラネットシリーズ」の1枚で世界に1枚しか存在しない。~
元々はプロデュエリストの響 紅葉が第三回世界大会で優勝した時に贈呈された[[カード]]であり、紅葉が病に倒れる直前に幼少期の十代に託した。~
//
//作中では[[フィールド]]は勿論の事、[[墓地]]、[[デッキ]]、[[除外]]ゾーン等、至る所から[[融合召喚]]されている。~
//「十代vs三沢」(2戦目)では、十代は[[手札]]や[[フィールド]]からこの[[カード]]の[[融合召喚]]を狙うが、三沢の[[《融合》]]を封じる戦術によりことごとく妨害される。~
//最終的には[[魔法カード]]《フュージョン・バース》の[[効果]]により[[デッキ]]からの[[融合召喚]]に成功したが、[[《火車》]]の[[効果]]で[[融合デッキ]]に戻された。~
[[攻撃]]名は打撃が「アース・インパクト」、胸からのビームが「アース・コンバスション」。~
「&ruby(ジ・アース マグマ){地球灼熱};」時の[[攻撃]]名は「&ruby(アース・マグナ・スラッシュ){地球灼熱斬};」。~

--漫画では、[[生け贄]]に捧げた[[E・HERO]]分の[[守備力]]も上昇した。~
[[効果]]を使用すると、体の色が変わり両手にエネルギー(マグマ?)の噴出する剣を持った姿「&ruby(ジ・アース マグマ){地球灼熱};」となる。~
なおこの効果は漫画でも使いどころが少ないのか、初登場時以外は[[効果]]を使っても[[戦闘]]の結果が変わらない状況で使用され、ただ[[モンスター]]を失っているだけになっている。~
特に「十代vsマッケンジー」戦では十代が自分から「何やってんだオレは!」と猛烈に悔いていた。~
また、「十代vs紅葉」戦では、紅葉が[[《E・HERO エアーマン》]]を[[生け贄]]に[[効果]]を[[発動]]して[[攻撃力]]と[[守備力]]を上げたが、別に[[効果]]を使わなくても勝てていた。~
紅葉の[[デュエル]]を視覚的に盛り上げようとするプロ意識か、「自身の最強の[[モンスター]]で十代に止めを刺す」という想いから来た行動だろう。~

--設定上世界に1枚しか存在しないのだが、単行本3巻の巻末「これが十代の『[[E・HERO]]』[[デッキ]]だ!!」で紹介されている[[デッキ]]レシピには2枚投入されている。~
//作中で実際に十代が使っている[[デッキ]]の内容ではなく、「十代も使っている『[[E・HERO]]』デッキ」のサンプルを読者へ紹介しているという意味だろう。~

--「プラネットシリーズ」の特徴として「The+惑星名」というネーミングがある。~
この[[カード]]のみ、他のプラネットシリーズと違い名前はカタカナ表記である。~
[[英語名]]のTerraはローマ神話における[[地母神>《地母神アイリス》]]の名前から来ており、[[ガイア>《ガイアパワー》]]と共に地球を表す天文用語として使われる。~
次に続く「Firma」は英語でいう「Firm」に辺り、堅牢さや安全さを表す。~
ちなみに「Terra Firma」で陸地を表す熟語表現になる。~

--Vジャンプの「犬マユゲでいこう」で、漫画GXの作者である影山氏の仕事場を取材した回では、想像図として《エセメンタルヒーロー ヅ・アース》(漢字で書くと津明日)が登場している。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]ではADXのチャンピオン戦とEXステージで十代が使用。~
ADXでは[[ガイアパワー>《ガイアパワー》]]や[[きょだいか>《巨大化》]]で[[攻撃力]]を上昇し、[[とっしん>《突進》]]を決められると大[[ダメージ]]を受けてしまう。~
また、この[[カード]]と[[《E・HERO フォレストマン》]]をスキャンすると隠し[[デッキ]]「アナザー・フュージョン」が出現する。~
内容は漫画版の[[カード]]と[[融合]][[カード]]を雑多に詰め込んだものであり、NEXTで[[属性]][[融合]]等を投入しなければ事故必至の[[デッキ]]である。~

**関連カード [#gfa5a2fd]
-[[HERO]]
-[[E・HERO]]

-[[《E・HERO オーシャン》]]
-[[《E・HERO フォレストマン》]]

―[[サポートカード]]
-[[《アース・グラビティ》]]

―「[[リリース]]によって[[自己強化]]する」[[効果]]を持つ[[モンスター]]は[[《アイルの小剣士》]]を参照。

**収録パック等 [#jb078bf0]
-[[PREMIUM PACK 10>PREMIUM PACK#y71a3ba1]] PP10-JP006 &size(10){[[Secret]]};
-[[DUEL TERMINAL −トリシューラの鼓動!!−]] DT08-JP037 &size(10){[[Rare]]};
-[[ブースターSP−レイジング・マスターズ−]] SPRG-JP055 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#p7170717]
Q:「[[リリース]]した[[モンスター]]の[[攻撃力]]分」とは[[元々の攻撃力]]ですか?[[リリース]]したその時の[[攻撃力]]ですか?~
A:[[リリース]]したその時の[[攻撃力]]です。(06/12/16)

Q:[[E・HERO]]を[[リリース]]するのは[[コスト]]ですか?~
A:[[コスト]]です。(09/02/20)

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