*《&ruby(エレメンタルヒーロー){Ｅ・ＨＥＲＯ}; セイラーマン/Elemental HERO Mariner》 [#jcf4339c]
 融合・効果モンスター
 星５/水属性/戦士族/攻1400/守1000
 「Ｅ・ＨＥＲＯ バブルマン」＋「Ｅ・ＨＥＲＯ フェザーマン」
 このモンスターは融合召喚でしか特殊召喚できない。
 自分の魔法＆罠カードゾーンにカードがセットされている場合、
 このカードは相手プレイヤーに直接攻撃をする事ができる。

　[[ENEMY OF JUSTICE]]で登場した[[水属性]]・[[戦士族]]の[[融合モンスター]]。~
　[[Ｅ・ＨＥＲＯ]]の一体であり、[[融合召喚]]でしか[[特殊召喚]]できない[[召喚ルール効果]]と特定条件下で[[相手]]に[[直接攻撃]]を行える[[永続効果]]を持つ。~

　[[直接攻撃]]の条件は、[[魔法・罠カード]]を[[セット]]するだけで満たせる為、[[効果]]の[[発動]]は難しくない。~
　しかし、[[攻撃力]]が[[リクルーター]]クラスにも[[相打ち]]に持ちこまれる程に貧弱なのが大きな弱点となる。~
　ただし[[Ｅ・ＨＥＲＯ]][[融合]]体の中では唯一[[《奈落の落とし穴》]]にかからない[[モンスター]]である。~
　[[直接攻撃]]狙いなら[[《エレキリン》]]に[[《デーモンの斧》]]を装備した方が[[攻撃力]]・[[手札]]効率の両面で強力。~
　加えて[[融合素材]]が[[Ｅ・ＨＥＲＯ]]の中でも攻守の低い２体であり[[融合]]できない状況での貧弱さが難となる。~
　そして正規の[[融合素材]]で[[融合召喚]]するならば、２倍の[[攻撃力]]を持つ[[《Ｅ・ＨＥＲＯ Ｇｒｅａｔ ＴＯＲＮＡＤＯ》]]や強力な[[除去]][[効果]]を持つ[[《Ｅ・ＨＥＲＯ アブソルートＺｅｒｏ》]]が同じ[[融合素材]]で[[融合]]できる点も優位性が低い。~
　[[攻撃力]]は[[リクルーター]]クラスにも[[相打ち]]に持ちこまれる程に貧弱ではあるが[[戦士族]]のため[[《コマンド・ナイト》]]・[[《連合軍》]]など[[Ｅ・ＨＥＲＯ]]と相性のいい[[カード]]で[[攻撃力]]を高められる。~
　また[[Ｅ・ＨＥＲＯ]][[融合]]体の中では唯一[[《奈落の落とし穴》]]にかからない[[モンスター]]である。~

　とはいえ、[[直接攻撃]]狙いなら同じ[[融合素材]]で[[融合召喚]]で２倍の[[攻撃力]]と攻守半減を持つ[[《Ｅ・ＨＥＲＯ Ｇｒｅａｔ ＴＯＲＮＡＤＯ》]]や、強力な[[除去]][[効果]]で[[直接攻撃]]をし易くなる[[《Ｅ・ＨＥＲＯ アブソルートＺｅｒｏ》]]が同じ[[融合素材]]で[[融合]]できる。~
　相手の[[表示形式]]や[[《オネスト》]]の存在等を考えればすぐに[[直接攻撃]]できる差別化も不可能ではないが、あえてこちらを出したい場面は大きく限定される。~
　総じて、[[Ｅ・ＨＥＲＯ]]の中でも優先度の低い部類に入る。~
　[[《神の警告》]]などで[[ライフ]]が減る現環境では、[[《Ｎｏ.１２ 機甲忍者クリムゾン・シャドー》]]などの[[壁]]や一部の[[ロック]]を振り切っての[[直接攻撃]]で[[フィニッシャー]]として活躍できるものの、そのために枠を取るのは少々難しいのが難点。~

　上手く活用するために[[《くず鉄のかかし》]]を用いたい。~
　活躍の場を増やす為に[[《くず鉄のかかし》]]を用いたい。~
　[[自分]][[ターン]]には常に[[セット]]状態に戻るため、毎[[ターン]][[直接攻撃]]を行うことができる。~
　また、[[戦士族]]である点を活かして[[《コマンド・ナイト》]]・[[《連合軍》]]など[[攻撃力]]を高める使い方もある。~
　その他、敵の[[守備表示]][[モンスター]]や一部の[[ロック]]を振り切っての[[直接攻撃]]は、膠着状態を崩す[[フィニッシャー]]として忍ばせておく意義も考えられた。~
　しかし[[融合デッキ]]が[[エクストラデッキ]]に変わったことで投入できる[[融合モンスター]]の数も減ったため、主戦力での運用が見込めない場合の採用は難しい。~
　[[属性]][[融合]]の増加により、名指し指定の[[融合モンスター]]よりそちらを狙った方が回転率・[[効果]]ともに安定するようになりさらに採用の機会は減った。~
　状況によっては[[《マスク・チェンジ》]]で戻したり、[[レベル]]５の[[エクシーズ素材]]にしたりするという手もある。~
　また、[[《簡易融合》]]で[[特殊召喚]]できる数少ない[[Ｅ・ＨＥＲＯ]]でもある。~
　他に[[特殊召喚]]できる[[Ｅ・ＨＥＲＯ]]は同じ[[水属性]]である[[《Ｅ・ＨＥＲＯ スチーム・ヒーラー》]]のみ。~
　こちらは[[《奈落の落とし穴》]]に掛からないが、[[特殊召喚]]先が嵌ってしまう事を考えると、[[《Ｎｏ.１２ 機甲忍者クリムゾン・シャドー》]]などの[[エクシーズ召喚]]に繋げるのがいいか。~
　[[《異次元の精霊》]]で[[除外]]して次のターンに[[直接攻撃]]を決める手もある。~

　[[《簡易融合》]]で[[特殊召喚]]できる数少ない[[Ｅ・ＨＥＲＯ]]。~
　他に[[特殊召喚]]できる[[Ｅ・ＨＥＲＯ]]は[[《Ｅ・ＨＥＲＯ スチーム・ヒーラー》]]のみである。~
　[[《Ｅ・ＨＥＲＯ ガイア》]]等の[[融合素材]]や、[[レベル]]５の[[シンクロ素材]]にするという手もある。~
　[[【Ｅ・ＨＥＲＯ】]]においても、[[《シンクロ・フュージョニスト》]]等[[シンクロ召喚]]を採用する[[デッキ]]であれば隠し味に有効だろう。~
　[[《Ｅ・ＨＥＲＯ アブソルートＺｅｒｏ》]]の場合は、このカードが[[水属性]]の[[ＨＥＲＯ]]であるため特に相性が良い。~
　また、前述のように[[《奈落の落とし穴》]]に掛からないことは[[《Ｅ・ＨＥＲＯ スチーム・ヒーラー》]]との違いになるので覚えておきたい。~
　[[《簡易融合》]]で[[特殊召喚]]できる[[水属性]][[モンスター]]の中で唯一[[《奈落の落とし穴》]]にかからないため、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]・[[生け贄]]に使う場合には採用できなくもない。~
　しかし、[[融合素材]]・[[シンクロ素材]]のための[[エクストラデッキ]]圧迫は大きな[[デメリット]]にもなりえる事は留意しておきたい。~
-「セイラー(Sailor)」とは船乗りや水兵のことである。~
「セーラー服」などももともとは水兵の服をモデルにしたことからその名称がついた。~

-「セイラー（sailor）」とは船乗りや水兵のことである。~
「セーラー服」などももともとは水兵の服をモデルにしたことからその名称がついた。

-[[《フュージョン・ウェポン》]]を装備すれば2900とバカにならない[[ダメージ]]が与えられる。~
名指しの[[Ｅ・ＨＥＲＯ]]の中には他にも[[レベル]]・[[効果]]とも装備対象として[[シナジー]]する[[カード]]はあるため、それらを主軸にした構築も充分に考えられる。~

-このカードと同じく[[《簡易融合》]]で呼べる上に、[[レベル]]、[[種族]]、[[属性]]が全て同じの[[Ｅ・ＨＥＲＯ]]である[[《Ｅ・ＨＥＲＯ スチーム・ヒーラー》]]は、[[デュエリストパック−十代編−]]では[[ウルトラレア>Ultra]]、[[ACADEMY DUEL DISK>パックパッケージ#u5f03b3a]]では[[シークレットレア>Secret]]、[[BOOSTER PACK COLLECTORS TIN 2006>パックパッケージ#a26e0f0ds]]で[[アルティメットレア>Ultimate]]と、非常に優遇されているのに対し、こちらは[[ノーマル>Normal]]という低待遇。~
-上のような関連性がある[[《Ｅ・ＨＥＲＯ スチーム・ヒーラー》]]は、[[デュエリストパック−十代編−]]では[[ウルトラレア>Ultra]]、[[ACADEMY DUEL DISK>パックパッケージ#u5f03b3a]]では[[シークレットレア>Secret]]、[[BOOSTER PACK COLLECTORS TIN 2006>パックパッケージ#a26e0f0ds]]で[[アルティメットレア>Ultimate]]と、非常に優遇されているのに対し、こちらは[[ノーマル>Normal]]という低待遇。~
[[カードガチャ]]では[[ノーマルパラレルレア>N-Parallel]]も存在するとはいえ、この扱いの差はどの辺りにあるのであろうか。~
本編での活躍はこちらの方が多い。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおける「十代vsアムナエル」戦にて十代が使用。~
[[直接攻撃]]に成功し、次の[[ターン]]には[[《ヘリオス・デュオ・メギストス》]]の[[攻撃宣言]]時[[《異次元トンネル−ミラーゲート−》]]に[[コントロール]]を変更されるが、[[《グランドクロス》]]で[[破壊]]された。~
「十代vs佐藤先生」戦で久しぶりに登場した。~
[[直接攻撃]]に成功したが、《スカブ・スカーナイト》に[[コントロール]]を奪われ、[[《受け継がれる力》]]で[[強化]]された[[《Ｅ・ＨＥＲＯ バーストレディ》]]に[[戦闘破壊]]される。~
「十代＆ヨハンvsマルタン（[[ユベル>《ユベル》]]）」戦でも[[直接攻撃]]を行い、次の[[ターン]]に[[通常魔法]]《ＥＮシャッフル》によって[[《Ｎ・グロー・モス》]]と入れ替わる。~
「十代vsミスターＴ」（１戦目）戦では[[手札融合]]され、[[《融合解除》]]によって素材を戻す事で[[《Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス》]]の[[召喚]]に繋げている。~
[[攻撃]]名は「アンカー・ナックル」。~
「アンカー（anchor）」とは碇のこと。

--「アンカー(Anchor)」とは碇のこと。~

**関連カード [#h0f7a2b2]
-[[《Ｅ・ＨＥＲＯ バブルマン》]]
-[[《Ｅ・ＨＥＲＯ フェザーマン》]]

-[[Ｅ・ＨＥＲＯ]]

**収録パック等 [#td5f63d9]
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP214
-[[ENEMY OF JUSTICE]] EOJ-JP034 &size(10){([[N-Parallel]])};

**FAQ [#fb5be195]
Ｑ：[[効果]]による[[直接攻撃]]宣言時の[[バトルステップ]]に、[[セット]]カードが存在しなくなった場合はどうなりますか？~
Ａ：[[直接攻撃]]ができなくなるため、[[バトルステップの巻き戻し]]が発生します。（09/01/13）