*《&ruby(エレメンタルヒーロー){E・HERO}; テンペスター/Elemental Hero Tempest》 [#cf1dcf21]
*《&ruby(エレメンタルヒーロー){E・HERO}; テンペスター/Elemental HERO Tempest》 [#top]
 融合・効果モンスター
 星8/風属性/戦士族/攻2800/守2800
 「E・HERO フェザーマン」+「E・HERO スパークマン」
 +「E・HERO バブルマン」
 「E・HERO フェザーマン」+「E・HERO スパークマン」+「E・HERO バブルマン」
 このモンスターは融合召喚でしか特殊召喚できない。
 このカード以外の自分フィールド上のカード1枚を墓地に送り、
 自分フィールド上のモンスター1体を選択する。
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
 選択したモンスターは戦闘によっては破壊されない。(ダメージ計算は適用する)

 [[ELEMENTAL ENERGY]]で登場した、[[風属性]]・[[戦士族]]の[[融合モンスター]]。~
 防御[[効果]]を持つ[[E・HERO]]の一体であり、[[融合召喚]]でしか[[特殊召喚]]できないという[[召喚ルール効果]]を持つ。~
 また、[[E・HERO]]の中では珍しい3体[[融合モンスター]]である。~
 基本攻守の合計値は[[E・HERO]]の中でも最も高い。
 [[ELEMENTAL ENERGY]]で登場した[[風属性]]・[[戦士族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[融合召喚]]でしか[[特殊召喚]]できない[[召喚条件]]、[[自分]][[フィールドのカード]]を[[コスト]]にする事で[[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]1体に[[戦闘破壊]][[耐性]]を付与する[[起動効果]]を持つ。~

 この[[効果]]を生かして一番守りたい[[E・HERO]]は、ステータスの低さから[[効果]][[発動]]前に[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]されやすい[[《E・HERO オーシャン》]]であろう。~
 このカードを[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[召喚]]すれば、[[《E・HERO オーシャン》]]等の[[効果]]による[[融合素材]]の回収も簡単にできる。~
 3体もの[[融合素材]]に加え、[[効果の発動]]に更に[[コスト]]を要する。~
 その割に付与できるのは[[戦闘破壊]][[耐性]]だけであり、明らかに[[重さ>重い]]と[[効果]]が釣り合っていない。~
 [[融合素材]]2体の[[属性]]を指定する[[E・HERO]]や、3体素材だが素材指定が緩く3つの[[メリット]][[効果]]を持つ[[《E・HERO Core》]]等と比べ、明らかに見劣りする。~
 固有の運用法も乏しく、苦労して実際に[[融合召喚]]するに見合う[[効果]]を有するとは言いがたい[[カード]]である。~
 [[《融合準備》]]・[[《融合徴兵》]]・[[《X・HERO ヘル・デバイサー》]]などの[[発動]]に際し[[公開]]する[[カード]]としては、[[《E・HERO エリクシーラー》]]より1体少ないものの、[[《E・HERO スパークマン》]]の存在で一応差別化はできる。~

 ただし3体[[融合モンスター]]であるため、[[融合素材代用モンスター]]を使うにしても手間を要する。~
 さらに、[[融合素材]]である[[《E・HERO フェザーマン》]][[《E・HERO バブルマン》]]は[[攻撃力]]・[[守備力]]の両面で頼りない。~
 辛うじて[[融合]]しても[[効果]]が強力なわけでもなく、アッサリ[[除去]]されると多大な[[ディスアドバンテージ]]を負うことになる。~
 [[《融合》]]による[[召喚]]は成功率・安定性・[[手札]]効率の面で厳しいため、全体的に出番が少なくなりがち。~
-[[トリプルコンタクト融合>コンタクト融合]]を除けば、[[E・HERO]]の中では珍しい3体の[[融合素材]]を必要とする。~

 しかし、このカードには単体での戦力としてよりも、有効な使い方がある。~
 [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[召喚]]対象にこれを指定すれば、3体分の[[デッキ圧縮]]に加え、[[《ミラクル・フュージョン》]]も使いやすくなる。~
 [[《E・HERO バーストレディ》]][[《E・HERO クレイマン》]]を[[ドロー]]したことで、同じ方法で[[《E・HERO エリクシーラー》]]を指定できなくなった場合は重宝する。
-基本攻守の合計値は[[E・HERO]]の中でも高い方なので、[[《最強の盾》]]・[[《フェイバリット・ヒーロー》]]を装備させるなら出す余地はあるか。~

-[[《E・HERO フェザーマン》]]と[[《E・HERO バブルマン》]]の[[融合]]体である[[《E・HERO セイラーマン》]]は[[攻撃力]]・[[守備力]]共に低い。~
にも関わらず、[[融合素材]]に[[《E・HERO スパークマン》]]が加わるだけでこれだけ[[戦闘]]力が上がるとは、いささか2人が哀れである。~
-[[《ユーフォロイド・ファイター》]]の[[イラスト]]で[[《ユーフォロイド》]]に騎乗しているのはこの[[モンスター]]である。~
なお、[[OCG]]化されたのはこちらの方が遅い。~

-[[《ユーフォロイド・ファイター》]]の[[イラスト]]として、[[《ユーフォロイド》]]に騎乗した[[モンスター]]。~
アニメにおいて[[《ユーフォロイド》]]と[[融合]]したのが縁である。~
-原作・アニメにおいて―~
アニメGXで十代が序盤からしばしば使用した[[融合モンスター]]。~
初登場は「十代&翔vs迷宮兄弟」戦で、[[《摩天楼 −スカイスクレイパー−》]]の補助を得て[[《闇の守護神−ダーク・ガーディアン》]]に[[攻撃]]を仕掛け、自身は翔の[[伏せカード]]を[[コスト]]に[[戦闘破壊]]を免れたものの、[[《闇の守護神−ダーク・ガーディアン》]]も[[耐性]]により[[戦闘破壊]]されなかった。~
さらに次の宮の[[ターン]]では[[通常罠]]《一騎打ち》によって再び[[《闇の守護神−ダーク・ガーディアン》]]と[[戦闘]]を行う事となり、[[《摩天楼 −スカイスクレイパー−》]]を[[コスト]]に[[戦闘破壊]]は免れたものの[[戦闘ダメージ]]を受けた。~
一見すると戦況を不利にするだけの無駄な攻防であったが、そこには「タッグパートナーへのアドバイス禁止」というルールの中で間接的に翔へ助言するための意図が含まれていた。~
その後、翔の[[《パワー・ボンド》]]によって[[《ユーフォロイド》]]と共に[[《ユーフォロイド・ファイター》]]の[[融合素材]]となった。~
以降も、「vsダークネス吹雪」(1戦目)、「vsカミューラ」戦、「vs影丸」戦、「vsエド」(1戦目・2戦目)、「vs岩丸」戦、「vsミスターT(ヨハン)」戦で登場。~
当初は十代に「俺の最強の[[HERO]]」と称されたが、[[《E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン》]]や[[《E・HERO ネオス》]]の登場もあって中堅格の扱いが多かった。~
[[攻撃]]名は「カオス・テンペスト」。~
英語版アニメでは[[《摩天楼 −スカイスクレイパー−》]]時は「パワーハウス・プラメット」となる。~

-原作・アニメにおいて―~
GXにおいて、初の[[タッグデュエル]]「十代・翔vs迷宮兄弟」戦で初登場。~
《闇の守護者―ダーク・ガーディアン》に対する十代の切り札として[[召喚]]され、翔にメッセージを送るために[[攻撃]]を仕掛けた。~
ここから[[《パワー・ボンド》]]の[[効果]]で[[融合]]し、[[攻撃力]]を8000にまで上昇させた[[《ユーフォロイド・ファイター》]]の[[攻撃]]で一気に勝負を決めた。~
その後も様々な局面において[[召喚]]されており、十代の主力[[モンスター]]の一体として前線で活躍している。~
ただ、第2期以降は初代に於ける[[《竜騎士ガイア》]]のようなやられ役となる事も多くなった。~
また、[[《E・HERO ネオス》]]登場以降は、出番は急激に減少した。~
ちなみにアニメ版の能力はこちら。~
--アニメでは以下の[[効果]]だった。~
 自分フィールド上のカード1枚を墓地に送る。
 このカードは、このターン戦闘によっては破壊されない。(ダメージ計算は適用する)
 この効果は相手ターンにも使用する事ができる。
実物のものとは違い、[[誘発即時効果]]となっている。~
(どうやら[[バトルステップ]]時にしか[[発動]]できない模様)~
また、防御対象がこのカードだけであり、[[効果]]も1[[ターン]]限りとなっている。~
[[攻撃]]名は「カオス・テンペスト」。~
[[戦闘破壊]][[耐性]]は[[相手]][[ターン]]も含む[[バトルステップ]]時に[[発動]]できる[[効果]]であった。~
また、防御[[対象]]がこの[[カード]]だけで、[[効果]]も1[[ターン]]限りとなっており、[[OCG]]化にあたってかなり強化されたと言える。~
また[[イラスト]]は他[[HERO]]のアニメ版と同じく[[攻撃]]を行っているものとなっており、[[レアリティ]]も[[ノーマル>Normal]]だった。~

**関連カード [#r5538f31]
--名前や[[攻撃]]名にある「テンペスト(Tempest)」とは「大嵐・暴風雨」のこと。~
[[風>《E・HERO フェザーマン》]]+[[雷>《E・HERO スパークマン》]]+[[水>《E・HERO バブルマン》]]の組み合わせから連想されるイメージそのままと言えるが、その割に[[効果]]は防御的である。~

--ちなみに、意図して作成したのかは不明だが、この[[カード]]が初登場した対戦相手のエースである[[《ゲート・ガーディアン》]]も、[[風>《風魔神−ヒューガ》]]、[[雷>《雷魔神−サンガ》]]、[[水>《水魔神−スーガ》]]の[[魔神>三魔神]]を合体させた[[モンスター]]である。~

--アニメGX放送2年目から始まった「今日の最強[[カード]]」(アニメ5D'sでは「今日の[[キーカード]]」)の第一号である。~

//--デュエルリンクスにおいては十代が使用してもカットインや固有の台詞は特にない。~

**関連カード [#card]
-[[HERO]]
-[[E・HERO]]

―[[融合素材]]
-[[《E・HERO フェザーマン》]]
-[[《E・HERO スパークマン》]]
-[[《E・HERO バブルマン》]]

―モチーフ関連
-[[《嵐征竜−テンペスト》]]

-[[《マジックテンペスター》]]

―《E・HERO テンペスター》の姿が見られる[[カード]]
-[[《ユーフォロイド・ファイター》]]

**収録パック等 [#c9027bf8]
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ELEMENTAL ENERGY]] EEN-JP034 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP094 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#we8e4499]
Q:このカードは[[墓地]]から[[特殊召喚]]できますか?~
**FAQ [#faq]
Q:この[[カード]]は[[墓地]]から[[特殊召喚]]できますか?~
A:「[[融合召喚]]でしか[[特殊召喚]]できない」ので、不可能です。

Q:[[《マクロコスモス》]][[発動]]中に[[モンスター]]を[[コスト]]として[[効果]]を使えますか?~
Q:[[コスト]]に[[《代打バッター》]]を使用した場合、どうなりますか?~
A:[[タイミングを逃す]]ため、[[任意効果]]は使用できません。(08/09/17)

Q:[[《マクロコスモス》]][[適用]]中に[[モンスター]]を[[コスト]]として[[効果]]を使えますか?~
A:[[墓地]]に[[コスト]]を送れないため、使用できません。

Q:[[《マクロコスモス》]][[発動]]中にその[[《マクロコスモス》]]を[[コスト]]として[[効果]]を使えますか?~
A:[[調整中]](([[《非常食》]]にならって、1枚しかない場合は送れそうだが。))
//Q:[[《マクロコスモス》]][[適用]]中にその[[《マクロコスモス》]]を[[コスト]]として[[効果]]を使えますか?~
//A:はい 使えます。
//最近では、マクロコスモス自身もコストで墓地送りにすることができないから、少々古いこの裁定に疑問

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&tag(《E・HERO テンペスター》,モンスター,融合モンスター,効果モンスター,星8/風属性/戦士族/攻2800/守2800,正規の方法以外での特殊召喚不可,E・HERO,HERO);