遊戯王カードWiki - 《Ｅ・ＨＥＲＯフレア・ネオス》のバックアップ(No.99)

《Ｅ・ＨＥＲＯ(エレメンタルヒーロー) フレア・ネオス/Elemental HERO Flare Neos》 †

融合・効果モンスター
星７/炎属性/戦士族/攻2500/守2000
「Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス」＋「Ｎ・フレア・スカラベ」
自分フィールド上の上記のカードをデッキに戻した場合のみ、
エクストラデッキから特殊召喚できる（「融合」魔法カードは必要としない）。
このカードの攻撃力は、フィールド上の魔法・罠カードの数×４００ポイントアップする。
また、エンドフェイズ時、このカードはエクストラデッキに戻る。

　POWER OF THE DUELISTで登場した炎属性・戦士族の融合モンスター。
　Ｅ・ＨＥＲＯの一体であり、《Ｅ・ＨＥＲＯネオス》と《Ｎ・フレア・スカラベ》がコンタクト融合した姿である。
　１ターンしかフィールドに存在できない致命的なデメリットがあり、《ネオスペース》等のサポートなしでは使いにくい。

　攻撃力の上昇は永続魔法・永続罠などフィールドに残るカードと相性が良い。
　《ネオスペース》・《インスタント・ネオスペース》を張ればデッキに戻る効果を無効にしながら攻撃力を上昇できる。
　ペンデュラム召喚で融合素材を展開すれば、ペンデュラムゾーンのカードもカウントし、デッキに戻った《Ｅ・ＨＥＲＯネオス》も《召喚師のスキル》などでサーチして再展開できる。

　また《Ｎ・フレア・スカラベ》を《リビングデッドの呼び声》・《魂の共有－コモンソウル》で特殊召喚してコンタクト融合する事でそれらの永続カードをフィールドに残すという方法もある。
　《心鎮壷》や《カースド・フィグ》で相手のセットされたカードを固定するのもいいだろう。
　通常魔法などをセットして攻撃力を上げるという方法もあるが、《大嵐》などで全体除去されては目も当てられないので基本的には控えた方がいい。
　しかし勝負を決める時や相手の大型モンスターを破壊するときはリスクを負って行動するのも手である。

　一撃必殺ほどの攻撃力を得る事は難しいが、相手のライフポイントより高い場合など《Ｅ・ＨＥＲＯエアー・ネオス》より安定した攻撃力を得る事ができる。
　また《ミラクル・コンタクト》の登場以降《Ｅ・ＨＥＲＯマグマ・ネオス》の特殊召喚が狙いやすくなっており、その場合は下位種であるこのカードが保険として有効に働く。
　しかし攻撃力上昇値の力不足感は否めず、チェンジ先が扱いにくい《Ｍ・ＨＥＲＯ剛火》のみな事で大きく評価を落としている。

お互いの魔法＆罠ゾーン、フィールドゾーン、ペンデュラムゾーンが全て埋まっている状況を考えた場合の理論上の最大攻撃力は8900になる。

融合素材の二体を融合することで、《Ｅ・ＨＥＲＯノヴァマスター》の特殊召喚が可能。

原作・アニメにおいて―
アニメGXにおける「十代vsエド」（３戦目）で十代が使用。
《大嵐剣》を装備した《Ｄ－ＨＥＲＯドグマガイ》の攻撃で場の魔法・罠カードを破壊され弱体化してしまったが、《コーリング・マジック》の効果で強化され、返り討ちでフィニッシャーとなった。
「vs明日香」（２戦目）では、《青氷の白夜龍》を戦闘破壊しフィニッシャーとなった。
「vsヨハン」戦では魔法＆罠カードゾーンに残る宝玉獣の性質を利用し攻撃力を上昇させたが、《ネオスペース》を破壊されエンドフェイズに融合デッキへ戻った。
その後も「十代vsオブライエン」戦、「十代＆明日香vsブルー男女生徒」戦、「vsクロノス」（２戦目）、「vs空野」戦でも登場し活躍している。
攻撃名は「バーン・ツー・アッシュ」。
日本語訳で「灰にする」という意味である。