*《&ruby(エレメンタルヒーロー){E・HERO}; フレイム・ウィングマン/Elemental HERO Flame Wingman》 [#q58528ec]
 融合・効果モンスター
 星6/風属性/戦士族/攻2100/守1200
 「E・HERO フェザーマン」+「E・HERO バーストレディ」
 このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
 このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、
 破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。

 [[PREMIUM PACK 8>PREMIUM PACK#PP8]]で登場した[[風属性]]・[[戦士族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[E・HERO]]の一体であり、[[融合召喚]]でしか[[特殊召喚]]できない[[召喚ルール効果]]と、[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]で[[墓地へ送った]]際[[相手]]に[[ダメージ]]を与える[[誘発効果]]を持つ。~

 自身の[[効果]]により、[[攻撃表示]]の[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]し[[墓地へ送る]]事ができれば[[直接攻撃]]に等しい[[ダメージ]]を与えられるほか、[[守備表示]]の[[モンスター]]を[[破壊]]し[[墓地へ送った]]時にも[[相手]]の[[ライフ>ライフポイント]]を削り取れる。~
 [[融合素材]]は共に[[通常モンスター]]・[[戦士族]]の[[E・HERO]]なので、[[《闇の量産工場》]]・[[《増援》]]・[[《E−エマージェンシーコール》]]・[[《融合準備》]]など[[サーチ]]・[[サルベージ]]手段は豊富であり、[[融合召喚]]自体もさほど難しくない。~

 しかし、[[攻撃力]]2100は明らかな力不足であり、[[上級モンスター]]や[[エクシーズモンスター]]等に力負けし、[[《フォトン・スラッシャー》]]とすら[[相打ち]]にされてしまう。~
 [[守備力]]も低めで、[[守備表示]]に変更されると[[《シャインエンジェル》]]などの[[リクルーター]]にすら倒されてしまう。~
 また、[[融合素材]]である[[《E・HERO フェザーマン》]]・[[《E・HERO バーストレディ》]]は貧弱な[[通常モンスター]]であり、[[融合]]できない時の戦力が心許ない。~

 同[[効果]]を使いたいのであれば、[[《E・HERO スパークマン》]]と[[《沼地の魔神王》]]で[[《E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン》]]を[[融合召喚]]した方が良い。~
 また、同一の[[融合素材]]から出せる[[《E・HERO Great TORNADO》]]・[[《E・HERO ノヴァマスター》]]は[[攻撃力]]が高くこの[[カード]]より場持ちが格段に良い。~
 [[《フォーム・チェンジ》]]で[[レベル]]6の[[M・HERO]]につなげられる利点もあるが、それは[[レベル]]8のものでもあまり変わらない。~
 数少ない[[風属性]]の[[HERO]]という点では[[《マスク・チェンジ》]]での[[メリット]]もあるが、[[《M・HERO カミカゼ》]]も[[戦闘破壊]]時の[[効果]]を持つため被り気味である。~
 この[[カード]]を使うのは、[[【E・HERO】]]であっても十代の[[ファンデッキ]]寄りの構築に限られるだろう。~

-[[モンスター]]を[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]した場合、「その[[モンスター]]が[[墓地]]に送られるタイミング」で自身が[[フィールド]]に[[表側表示]]で存在しないと[[効果]]が[[発動]]しない。~
-[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]した場合、「その[[モンスター]]が[[墓地]]に送られるタイミング」で自身が[[フィールド]]に[[表側表示]]で存在しないと[[効果]]が[[発動]]しない。~
つまり、[[相打ち]]は勿論、[[《門前払い》]]や[[破壊]]・[[バウンス]]系[[リバース効果]]にも[[効果]]を潰される。~

-勘違いしやすいが、[[炎属性]]ではなく[[風属性]]である。~
特にアニメだと[[攻撃]]や[[効果]]の描写が炎ばかりであるためより一層間違いを引き起こしやすい。~
[[DUEL TERMINAL]]でもやはり火炎放射で[[攻撃]]している。~

-この[[カード]]の他にも[[《サイバー・ブレイダー》]]・[[《サイバー・ドラゴン》]]・[[《D−HERO ダッシュガイ》]]とGXのメインキャラが使う[[カード]]には[[攻撃力]]が2100のものが多く存在する。~
[[OCG]]において2100ラインを作ったのは間違いなく[[《サイバー・ドラゴン》]]であろうが、アニメにおいてはおそらくこの[[モンスター]]が基準となったのだろう。~

-[[パラレルレア>Parallel]]・[[シークレットレア>Secret]]・[[アルティメットレア>Ultimate]]・[[ウルトラレア>Ultra]]・[[スーパーレア>Super]]・[[ノーマル>Normal]]の6種類の[[レアリティ]]が存在する。~
多くの[[レアリティ]]を持つ[[カード]]としては他に[[《サイバー・ドラゴン》]]・[[《竜騎士ガイア》]]・[[《真紅眼の黒竜》]]などが挙げられる。~
なお、Vジャンプ付録のこの[[カード]]は[[レア>Rare]]にパラレル加工をした物であり、[[ノーマル>Normal]]に異なるパラレル加工がなされた[[DUEL TERMINAL]]の物と併せて2種類の[[パラレルレア>Parallel]]が存在している。~

-ヴァリュアブル・ブック8では、PP8-JP003が「背景がオレンジ地に青の渦模様」のような[[カード]]画像で紹介されている。~
しかし、このPP8-JP003の実物の[[イラスト]]は他の[[カード]]と同一の[[イラスト]]である。~
この「渦模様」の背景を持つ[[イラスト]]の[[カード]]は存在していないため、何故このような事態が発生したのかは不明である。~
(第二版以降は修正された)~
似たような例に[[《プレートクラッシャー》]]があげられる。~

-高橋和希氏書き下ろしデザインの[[モンスター]]。~

-アメリカではフィギュアの他にこの[[カード]]の右腕に装着されている武器が「ドラゴンブラスト」という名で玩具化されている。~
スイッチを押すと攻撃できるシステムになっている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの主人公、遊城十代の「フェイバリット(お気に入りの)[[カード]]」。~
最初の決闘である「十代vsクロノス」(1戦目)で初登場し、[[《摩天楼 −スカイスクレイパー−》]]で[[強化]]され[[《古代の機械巨人》]]を撃破、[[効果ダメージ]]で決着を付けた。~
番組1年目は十代のエースモンスターとして活躍したが、[[《E・HERO ネオス》]]の登場以降はやられ役となることが増加し、1[[ターン]]目に[[融合召喚]]されてはその[[ターン]]か次の[[相手]][[ターン]]にあっさり[[破壊]]されることも珍しくなかった。~
クロノスとの恩返し[[デュエル]]でも[[融合召喚]]された[[ターン]]に[[永続罠]]《未完の&ruby(タイムボックス){時空機械筐};》で[[除外]]されてしまうが、最後には第1話と全く同じシチュエーション・演出で[[フィニッシャー]]となり、十代の『永遠のフェイバリットカード』を印象付けた。~
[[攻撃]]名は「フレイム・シュート」、[[《摩天楼 −スカイスクレイパー−》]]との[[コンボ]]時は「スカイスクレイパー・シュート」。~
「十代vs万丈目」(1戦目)にて[[コントロール]]の奪われたこの[[カード]]と[[《E・HERO スパークマン》]]の[[戦闘]]時、[[《異次元トンネル−ミラーゲート−》]]によって[[コントロール]]が戻ったときの[[攻撃]]名は「スパークリング・ブレイカー」。~

--アニメでは当初この[[カード]]を[[《死者蘇生》]]で[[特殊召喚]]していたが、[[OCG]]では[[融合召喚]]でしか[[特殊召喚]]できない。~
また1話で三沢が「[[融合召喚]]でしか[[特殊召喚]]できない」と言っている。~
この台詞をそのまま受け取ったのが[[OCG]]版である。~

--アニメ当初は[[レベル]]8であり、[[イラスト]]も「フレイム・シュート」を放っている版になっている。~
この[[カード]]を初めとして、アニメ版は必殺技を放っている場面が描かれている[[E・HERO]]が多かった。~
また、[[効果]]は「[[破壊]]した[[モンスター]]の[[攻撃力]]分」であり、「十代vsエックス」戦以降、[[カード]]が[[OCG]]仕様になった後も[[戦闘破壊]]した時点での変化していた[[攻撃力]]分の[[ダメージ]]を与えていたり、[[《混沌の黒魔術師》]]や[[《カオスポッド》]]に似た[[効果]]を持つ《レベルポッド》を[[破壊]]した場合でも[[効果]]が[[発動]]していたりした。~
しかし、[[《&ruby(アドバンスド){A};宝玉獣 コバルト・イーグル》>《宝玉獣 コバルト・イーグル》]]を[[破壊]]した時は[[ダメージ]]が発生しなかったので、ある時点から[[OCG]]効果になったと思われるが、その後の[[《E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン》]]はアニメ[[効果]]で計算していたりと謎もある。~

--「十代vs万丈目」(1戦目)で[[《ヘル・ポリマー》]]により[[コントロール]]が奪われた時の姿は、黒いオーラを纏い左右が反転しており、口のような物が描かれている。~

--漫画GXでは「十代vs紅葉」戦で十代が使用。~
[[《摩天楼 −スカイスクレイパー−》]]で[[攻撃力]]を上げ、[[《E・HERO フレイム・ブラスト》]]を[[戦闘破壊]]した。~
だが、十代が[[発動]]した[[《摩天楼 −スカイスクレイパー−》]]は、紅葉の[[E・HERO]]にも[[効果]]が及ぶため、[[《E・HERO オーシャン》]]に倒されてしまった。~

--漫画GXで登場した[[罠カード]]《アナザー・フュージョン》の[[イラスト]]にはこの[[カード]]の[[融合]]される様が描かれている。~
また[[魔法カード]]《HEROの遺産》の[[イラスト]]にはこの[[モンスター]]の体の一部が描かれている。~

--アニメZEXALでは決闘庵の木像として設置されていた。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[WCS2007>ゲーム付属カード#WCS2007]]ではデュエリストとして登場。~
「[[デッキ]]に入れることができる[[モンスター]]は[[E・HERO]]と名のつく[[モンスター]]のみとする」という制限デュエルを行う。~

--[[DUEL TERMINAL]]でこの[[カード]]をスキャンすると、十代をイメージした隠し[[デッキ]]隠し[[デッキ]]「&ruby(フュージョン・ケミストリー){融合練成};」が使用できた。~
だが、「融合錬成」の使用条件は[[第6弾>DUEL TERMINAL −疾風のドラグニティ!!−]]では「この[[カード]]+[[《E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン》]]」になり、[[第7弾>DUEL TERMINAL −ジェネクスの進撃!!−]]では[[《E・HERO ダーク・ブライトマン》]]1枚になってしまう。~
最終的に[[《E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン》]]1枚をスキャンすれば「融合錬成」を使用可能という形に落ち着き、この[[カード]]が使用条件に復帰することはなかった。

**関連カード [#x9c57f0a]
-[[HERO]]
-[[E・HERO]]

-[[《E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン》]]

-[[《E・HERO フェザーマン》]]
-[[《E・HERO バーストレディ》]]

―同じ[[融合素材]]の[[融合モンスター]]
-[[《E−HERO インフェルノ・ウィング》]]
-[[《E・HERO フェニックスガイ》]]

―《E・HERO フレイム・ウィングマン》の姿が見られる[[カード]]
-[[《ヒーロー・ヘイロー》]]

―類似効果
-[[《アルティメットサイキッカー》]]
-[[《剣闘獣ゲオルディアス》]]
-[[《ジェムナイト・パーズ》]]
-[[《神竜−エクセリオン》]]
-[[《ダークブレイズドラゴン》]]
-[[《天界王 シナト》]]
-[[《ハイドロ・ジェネクス》]]
-[[《ネオス・フォース》]]

-[[《アームズ・エイド》]]
-[[《伝説の黒帯》]]
-[[《ニトロユニット》]]
-[[《呪いのお札》]]
-[[《八尺勾玉》]]

-[[《ブラック・アロー》]]

**収録パック等 [#b990fe81]
-[[PREMIUM PACK 8>PREMIUM PACK#PP8]] PP8-JP003 &size(10){[[Secret]]};
-[[Vジャンプ(2005年2月号) 付属カード>書籍付属カード#VJ2005]] VJC-JP008 &size(10){[[Parallel]]};
-[[THE LOST MILLENNIUM]] TLM-JP035 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};
-[[デュエリストパック−十代編−]] DP1-JP010 &size(10){[[Super]]};
-[[EXPERT EDITION Volume.3]] EE3-JP215 &size(10){[[Ultra]]};
-[[DUEL TERMINAL −混沌の覇者!!−]] DT05-JP035 

**FAQ [#z71aacbe]
Q:この[[カードの効果]]で与える[[ダメージ]]はどの[[攻撃力]]を[[適用]]しますか。~
A:[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]した[[モンスター]]の、[[墓地]]に置かれた状態での[[元々の攻撃力]]を[[適用]]します。~

Q:この[[カード]]が、[[攻撃力]]「?」の[[モンスター]]を[[戦闘]]で[[破壊]]した場合、[[カードの効果]]の[[ダメージ]]はどうなりますか。~
A:[[墓地]]に置かれた状態での[[攻撃力]]は0となるため、[[ダメージ]]は0になります。

Q:この[[カード]]が[[《闇・道化師のペーテン》]]を[[戦闘破壊]]し、この[[カードの効果]]に[[チェーン]]して[[《闇・道化師のペーテン》]]の[[効果]]を[[発動]]され、[[戦闘破壊]]したペーテンが[[墓地]]から[[除外]]された場合、[[カードの効果]]の[[ダメージ]]はどうなりますか。~
//A:その場合でもカード記載の[[攻撃力]]分の[[ダメージ]]を与えます。(10/11/30)
A:[[効果解決時]]に[[墓地]]に[[《闇・道化師のペーテン》]]が存在しない場合、[[ダメージ]]を与える[[効果]]は[[適用]]されません。(11/04/01)

Q:[[相打ち]]でも[[発動]]しますか?~
A:いいえ、[[発動]]しません。(13/04/07)~