融合・効果モンスター 星８/風属性/戦士族/攻2100/守1200 属性が異なる「Ｅ・ＨＥＲＯ」モンスター×２ このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。 (1)：このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。 自分のデッキ・墓地から「フェイバリット」カード１枚を選んで手札に加える。 (2)：通常モンスターを素材として融合召喚したこのカードをリリースして発動できる。 デッキ・ＥＸデッキからレベル７以下の通常召喚できない「Ｅ・ＨＥＲＯ」モンスター１体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
ザ・ヴァリュアブル・ブックEX3 付属カードで登場する風属性・戦士族の融合モンスター。
融合召喚でのみ特殊召喚できる召喚制限、特殊召喚に成功した場合にフェイバリットカードをサーチ・サルベージする効果、自身をリリースする事でデッキ・エクストラデッキからレベル７以下のＥ・ＨＥＲＯ特殊召喚モンスターを召喚条件無視で特殊召喚する効果を持つ。
融合素材の縛り自体は属性の異なるＥ・ＨＥＲＯ２体と緩い。
《Ｅ・ＨＥＲＯ サンライザー》に近いがＥ・ＨＥＲＯ指定である分若干重く、汎用性の高い他のＨＥＲＯが使えない点は注意。
Ｅ・ＨＥＲＯは属性がバラけているが、有用なものがやや光属性に固まっているため、それ以外の属性に関しては意識して採用する必要がある。
他のＨＥＲＯをサーチ可能な《Ｅ・ＨＥＲＯ エアーマン》（風）・《Ｅ・ＨＥＲＯ シャドー・ミスト》（闇）、《融合》をサーチできる《Ｅ・ＨＥＲＯ ブレイズマン》（炎）辺りはこのカードの融合召喚をサポートできる点でも好相性。
ＨＥＲＯの展開効果を持ち、融合素材に使用するメリットもある《Ｅ・ＨＥＲＯ ソリッドマン》（地）や《Ｅ・ＨＥＲＯ リキッドマン》（水）も扱いやすい。
また、(2)を発動するためには通常モンスターを融合素材に含む必要がある（該当するモンスターはこちら）。
《Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス》はサポートカードが豊富であり、融合召喚先の選択肢も幅広いが、光属性且つ最上級モンスターである点がネック。
事故要素を減らしたいのならば、下級モンスターの《Ｅ・ＨＥＲＯ バーストレディ》（炎）・《Ｅ・ＨＥＲＯ フェザーマン》（風）・《Ｅ・ＨＥＲＯ クレイマン》（地）を用いるのが無難か。
(1)はフェイバリットカードのサーチ・サルベージ。
《フェイバリット・ヒーロー》はこのカードに装備でき、大きな強化と連続攻撃、フィールド魔法の発動が可能となる。
フィールドの状況や発動するフィールド魔法次第では大きなライフ・アドバンテージを得る事もでき、劣勢状況からの逆転も狙える。
《フェイバリット・コンタクト》は罠カード故に多少遅いものの、このカードの融合素材とした墓地・除外ゾーンのモンスターを利用して更なる（疑似）融合召喚が可能となる。
自身の融合素材に《Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス》を含めていた場合、《Ｅ・ＨＥＲＯ シャイニング・ネオス・ウィングマン》の融合素材が揃っているため、相手ターンに特殊召喚することであちらの除去による妨害を行える。
(2)はレベル７以下のＥ・ＨＥＲＯ特殊召喚モンスターの特殊召喚。
エクストラデッキからも選べるのでメインデッキに特殊召喚モンスターを採用せずとも発動は可能。
《ミラクル・フュージョン》をサーチ可能な《Ｅ・ＨＥＲＯ サンライザー》を呼び出せば、墓地リソース次第では大型モンスターの展開へと繋げられる。
あちらはこのカードと融合素材の縛りが似ているため、融合召喚ギミックを共有しやすい点もシナジーする。
(1)でサーチした《フェイバリット・ヒーロー》を特殊召喚したモンスターに装備させ、フィールド魔法と併せて攻めるのも有効だろう。
―イラスト関連