融合・効果モンスター 星７/闇属性/戦士族/攻2500/守2000 「Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス」＋「Ｎ・ブラック・パンサー」 自分フィールド上の上記のカードをデッキに戻した場合のみ、 エクストラデッキから特殊召喚できる（「融合」魔法カードは必要としない）。 フィールド上の効果モンスター１体を選択して発動できる。 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 選択したモンスターの効果は無効化される （この効果で選択できるモンスターは１体まで）。 また、エンドフェイズ時、このカードはエクストラデッキに戻る。
POWER OF THE DUELISTで登場した闇属性・戦士族の融合モンスター。
Ｅ・ＨＥＲＯの一体であり、《Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス》と《Ｎ・ブラック・パンサー》がコンタクト融合した姿である。
フィールド上のモンスター１体の効果を、このカードがフィールド上に存在する限り無効化し続ける起動効果を持つ。
モンスターであれば自分・相手を問わず任意のモンスター効果を無効にできる。
「エンドフェイズまで」などといった期間の制限はなく、このカードを維持している限り無効化が永続するのは有難い所である。
しかし、起動効果なので自分のターンにしか使えず、相手の展開や除去を妨害するために使えないのは致命的。
自分のターンであれば、多くの場合は直接除去してしまった方が手っ取り早い。
コンタクト融合体には除去効果を持つ《Ｅ・ＨＥＲＯ グラン・ネオス》・《Ｅ・ＨＥＲＯ グロー・ネオス》がおり、殆どの状況ではそちらが優先されてしまう。
こちらの方が役に立つ場合というと、《トラゴエディア》などの自己強化モンスターの効果を無効にして攻撃力を０にできる際ぐらいである。
自分の妥協召喚モンスターやデメリットアタッカーの効果を無効にしてコンボにすることも可能ではあるが手間とリターンが見合っていない。
上記のようにあまり強力とは言えない効果であるが、このカードの最大のメリットは自身にも無効効果を使える点である。
コンタクト融合体は《コンタクト・アウト》等のデメリット回避手段が無ければエンドフェイズにデッキに戻ってしまうが、いつでも手札にそのようなカードを握っているとは限らない。
その点このカードは自身の効果を無効にする事でデメリットを回避する事が可能で、他のコンタクト融合体と比較しても《ミラクル・コンタクト》であれば気軽に呼び出せるコンタクト融合体と言える。
そして無効にする効果は類似するカードと比べても少々変わっていて１ターンに１度やエンドフェイズまで等の制限はなく、相手モンスターの効果を無効にしてから破壊し、その後自身の効果を無効にする事が可能。
しかし、同じく《ミラクル・コンタクト》で呼び出せるエンドフェイズにデッキに戻らないモンスターとして《Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス・ナイト》が存在している。
あちらは２回攻撃が可能だが戦闘ダメージは与えられないデメリットがあるため差別化は容易だろう。
Ｑ：このカードの効果で《魂を削る死霊》を対象にした場合、どのような処理になりますか？
Ａ：《魂を削る死霊》の破壊効果はカードの効果の処理をすべて終えた後に適用されるので《魂を削る死霊》の効果は無効になり破壊されません。
Ｑ：このカードの効果でこのカードを対象にした場合、このカードはエンドフェイズ時にエクストラデッキに戻りますか？
Ａ：《Ｅ・ＨＥＲＯ ブラック・ネオス》の効果によって、《Ｅ・ＨＥＲＯ ブラック・ネオス》自身の効果を無効にした場合、エンドフェイズ時にエクストラデッキに戻る効果も無効になります。(08/08/18)
Ｑ：このカードの効果は相手ターンでも使えますか？
Ａ：いいえ、使えません。このカードの効果は起動効果です。
Ｑ：この効果は、何回も発動可能ですか？また、１ターンに何回も発動可能ですか？
Ａ：選択したモンスターがフィールド上に存在している間は、再度効果を発動することはできません。
しかし、選択したモンスターがフィールド上に存在しなくなったならばもう一度発動することができます。
Ｑ：無効化の効果で自分自身を選択することはできますか？
Ａ：できます。(10/05/09)
Ｑ：この効果で《スターダスト・ドラゴン》を選択して効果が無効になっている時に《スターダスト・ドラゴン》が自身をリリースして効果を発動した場合、その効果は無効になりますか？
Ａ：いいえ、その場合《スターダスト・ドラゴン》をリリースした時点でこのカードと対象をとり続ける関係が無くなりますので無効になりません。(12/12/22)