E・HERO(エレメンタルヒーロー) マッドボールマン/Elemental HERO Mudballman》

融合・効果モンスター
星6/地属性/戦士族/攻1900/守3000
「E・HERO バブルマン」+「E・HERO クレイマン」
このモンスターは融合召喚でしか特殊召喚できない。

 「遊戯王デュエルモンスターズGX めざせデュエルキング!」攻略本 付属カードで登場した地属性戦士族融合モンスター
 E・HEROの一体であり、融合召喚でしか特殊召喚できないという召喚ルール効果を持つ。
 E・HEROの中で最も高い守備力を持っている。

 守備力の高さから《青眼の白龍》すら抑えるとなり、攻撃力下級モンスターとの戦闘をこなせる程度にはある。
 しかし守備力3000のとしての有用性も、融合召喚の手間という優勢に立てる手を消費するには厳しい。
 E・HEROはあまり守備力には恵まれないが、属性指定の融合モンスターの存在もあり、《メタル・リフレクト・スライム》なども無理なく採用できてしまう。
 エクストラデッキの15枚制限もあり、ただにしかならないだけのモンスターを使う必要性は限りなく薄い。

 召喚制限という効果を持つ効果モンスターのため、《反転世界》があれば《青眼の白龍》と同等の攻撃力を得られるという意外性がある。
 攻撃できない効果《メタル・リフレクト・スライム》通常モンスター《千年の盾》にないメリットになる。
 しかし、他のE・HEROとの相性もいまいちであり、そもそもこれら限られたコンボを除けばデメリットのみの効果モンスターはマイナスでしかない。
 《ウェポンチェンジ》ならば小回りが利くが、安定性やコストもあり、他の融合モンスターを直接狙う方が容易である。

 同様の組み合わせで《E・HERO アブソルートZero》《E・HERO ガイア》が使え、特に後者は攻撃力上昇に加え守備力が充分に高い。
 また、趣旨は異なるが、《E・HERO アブソルートZero》は実質的に戦闘だけでなく効果に対しても牽制と後続を潰す一種の壁として機能する。
 融合素材代用モンスターを用いれば《E・HERO サンダー・ジャイアント》《E・HERO セイラーマン》など、守るより攻めることが可能になる。
 融合素材こそ異なるが、同じE・HEROの壁には戦闘に完全な耐性を持つ《E・HERO フェニックスガイ》などが存在する点も評価を下げる。
 全体として、せっかくの融合召喚の機会を使うにも他の融合モンスターの方が良い場合がほとんどであり、15枚の中に投入するには厳しいといえる。

 《E・HERO プリズマー》《E・HERO バブルマン》《E・HERO クレイマン》を落とす事が出来るが同様の事はより素材を落とせる《E・HERO エリクシーラー》でも可能である。
 一応こちらは[[《E・HERO エリクシーラーよりは融合召喚しやすいが、同素材の《E・HERO アブソルートZero》等より優先されることはまずないのでほとんど無意味である。

関連カード

収録パック等