*《&ruby(エレメンタルヒーロー){E・HERO}; ワイルドマン/Elemental Hero Wildheart》 [#oa9ee69d]
 効果モンスター
 星4/地属性/戦士族/攻1500/守1600
 このカードは罠の効果を受けない。

 [[ELEMENTAL ENERGY]]で登場した、[[地属性]]・[[戦士族]]の[[下級モンスター]]。~
 そこそこの[[攻撃力]]と[[守備力]]、[[罠カード]]の[[効果を受けない]]という[[永続効果]]を持つ。~
 「[[E・HERO]]」の1体であり、単体でも活躍できる[[モンスター]]である。~

 [[【E・HERO】]]以外では、[[【戦士族】]]や[[除去]][[E・HERO]][[デッキ]]での活躍が期待できる。~
 [[《E・HERO エアーマン》]][[《E−エマージェンシーコール》]][[《増援》]]等での[[サーチ]]に対応。~
 さらに[[《ホルスの黒炎竜 LV6》]]の[[罠>罠カード]]版にして、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]と同系統の制圧力を有する。~
~
 単体での[[攻撃力]]が低いものが多い「[[E・HERO]]」の中で、ひときわ戦闘能力の高い[[モンスター]]である。~
 [[《E・HERO ワイルドジャギーマン》]][[《E・HERO ネクロイド・シャーマン》]]の[[融合素材]]であるため、[[融合]]の軸としても重宝する。~
 [[【E・HERO】]]において、[[《E・HERO スパークマン》]]と並ぶ[[必須カード]]であり、[[デッキ]]に2枚以上投入されることも多い。~

 [[《団結の力》]][[《融合武器ムラサメブレード》]][[《サイクロン・ブーメラン》]]といった[[攻撃力]]上昇系の[[装備魔法]]も使いやすい。~
 さらに[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]と同様、[[《リビングデッドの呼び声》]]で[[完全蘇生]]できるなど、トリッキーな働きが見こめる。~
 [[《激流葬》]][[《つり天井》]][[《爆導索》]]による[[破壊]]を回避できるので、[[《天下人 紫炎》]]と併用する専用[[デッキ]]を組む手もある。~
 ただし、[[攻撃力]]・[[守備力]]共にさほど高くはなく、特に[[攻撃表示]]でいる時は[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]されやすい。~
 故に、そこまで場持ちが良くない点に関しては注意が必要。~

-[[罠カード]]を[[受けない>効果を受けない]][[効果]]について。~
[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在する限り、[[永続効果]]として[[罠カード]]の[[効果]]は受けない。~
--[[召喚]]に発動する[[罠カード]]、[[《落とし穴》]]などは発動をされても[[破壊]]されない。~
[[《奈落の落とし穴》]]の場合は、[[破壊]]されないので除外されない。~
--[[《激流葬》]]を発動されても[[フィールド]]に残る。~
他の[[モンスター]]の[[召喚]]に対して発動した[[《激流葬》]]でも残る。~
ただし、「[[召喚]]を[[無効]]にする[[カウンター罠]]」では[[破壊]]される。([[FAQ>《E・HERO ワイルドマン》#f611ab7f]]参照)
--[[《連鎖破壊》]]を発動された場合効果は適用されデッキ、手札の《E・HERO ワイルドマン》は破壊される。~
[[デッキ]]、[[手札]]では[[罠カード]]の[[召喚]]を受ける。~
--[[《魔法の筒》]]を発動されても攻撃を止めることは出来ず[[ダメージ]]も受けない。~
--[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]][[《炸裂装甲》]]でも《E・HERO ワイルドマン》は破壊されず、[[《万能地雷グレイモヤ》]]では《E・HERO ワイルドマン》が最高の[[攻撃力]]である場合[[効果]]対象になるが[[無効]]化する。~
--《E・HERO ワイルドマン》の[[攻撃宣言]]に[[《攻撃の無力化》]]を発動しても攻撃を[[無効]]にせず、[[バトルフェイズ]]も終了しない。~
--[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]等を無視して攻撃することも可能。~
--[[《ディメンション・ウォール》]]を《E・HERO ワイルドマン》の攻撃に発動されれば[[効果]]通り[[ダメージ]]を攻撃側プレイヤーが受ける。~
[[《ディメンション・ウォール》]]の[[効果]]は[[モンスター]]に関係ないので
--[[《威嚇する咆哮》]]が発動された場合[[攻撃宣言]]は行うことはできず、[[《和睦の使者》]]発動時は《E・HERO ワイルドマン》への[[戦闘ダメージ]]0も適用される。~
[[モンスター]]を対象にした[[効果]]ではないためである。~
--[[《ロスト・ネクスト》]]の[[効果]]の対象とすることは可能、[[デッキ]]から同名カードを[[墓地に送る]]ことが出来る。~
--[[《ジェネレーション・チェンジ》]]で対象に選んだ場合、[[効果]]で[[破壊]]することが出来ず不発となる。~
--[[《地霊術−「鉄」》]]など、罠の発動[[コスト]]に使用することは可能。~
--[[《はさみ撃ち》]]の[[効果]]で選択することは可能だが、《E・HERO ワイルドマン》は[[破壊]]されない。~
不発になるのではなく、他の[[モンスター]]は[[破壊]]される。)
--[[《リビングデッドの呼び声》]]で[[蘇生]]は可能、[[《リビングデッドの呼び声》]]が[[フィールド]]を離れても、《E・HERO ワイルドマン》は[[破壊]]されない。~
一方《E・HERO ワイルドマン》が[[破壊]]されたなら[[《リビングデッドの呼び声》]]も[[破壊]]する。~
--[[《停戦協定》]]など[[リバース]]させる[[効果]]は適用され、[[モンスター]]のカウント数にも数える。~
--[[《スキルドレイン》]]が適用されている状態でプレイした場合、この[[永続効果]]は[[無効]]化される。~
逆に、既に[[永続効果]]が適用されている状態で[[《スキルドレイン》]]を発動したならば[[無効]]化されない。~
--[[《ラストバトル!》]]を発動されても[[フィールド]]に残る。~

-「遊戯王OCGでは、テキストが短いカードは強い」という不文律を体現しているカードの1枚。


-原作・アニメにおいて―~
GXにおいて、「十代VS三沢」戦で初登場。~
[[《融合》]]を封じられ、[[攻撃力]]3000の《リトマスの死の剣士》という[[モンスター]]を前にした危機的状況で登場。~
絶体絶命の窮地に直面しながらも諦めない十代の信念が、この[[モンスター]]を決め手へと導いた。~
その後も幾度と登場しているが、[[効果]]が決闘の局面に合致していないことが多く、[[効果]]を適用できずに出番を終えることもしばしば。~
しかし、稀に厄介な[[罠カード]]の[[効果]]を抑える活躍を見せることもある。(例として、「十代VSオブライエン」戦や「十代VS鮎川先生」戦)~
「十代VS神田」戦において、そのテキストの短さが幸いしたこともあった。~
攻撃名は「ワイルド・スラッシュ」。[[《サイクロン・ブーメラン》]]装備時は「ワイルド・ブーメラン」。~

**関連カード [#v45e64f2]
-[[《E・HERO ワイルドジャギーマン》]]
-[[《E・HERO ネクロイド・シャーマン》]]
-[[《E・HERO ワイルド・ウィングマン》]]

-[[《サイクロン・ブーメラン》]]

-[[《天下人 紫炎》]]

**収録パック等 [#nfe0902d]
-[[デュエリストパック−十代編2−]] DP03-JP003
-[[ELEMENTAL ENERGY]] EEN-JP008 &size(10){([[N-Parallel]])};

**FAQ [#f611ab7f]
Q:このカードが[[手札]]に存在する時、[[《死のデッキ破壊ウイルス》]][[《魔のデッキ破壊ウイルス》]][[《連鎖破壊》]]等で[[破壊]]されますか?~
A:はい、[[破壊]]されます。[[罠カード]]の[[効果を受けない]][[効果]]は、[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在する場合のみ適用される[[永続効果]]です。

Q:[[《神の宣告》]][[《昇天の角笛》]][[《方舟の選別》]]等の[[カウンター罠]]で、このカードの[[召喚]]・[[反転召喚]]を[[無効]]にして[[破壊]]することは可能ですか?~
A:はい、可能です。[[罠カード]]の[[効果を受けない]][[効果]]は、[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在する場合のみ適用される[[永続効果]]です。~
  これらの[[カウンター罠]]は、「[[モンスター]]は[[フィールド]]に出なかった」という扱いです。

Q:自分が発動した[[《和睦の使者》]]の[[効果]]によって、このカードが受ける[[戦闘ダメージ]]は0になりますか?~
A:はい、なります。