*《&ruby(イービルヒーロー){E−HERO}; ダーク・ガイア/Evil HERO Dark Gaia》  [#n729f1a8]
 融合・効果モンスター
 星8/地属性/悪魔族/攻   ?/守   0
 悪魔族モンスター+岩石族モンスター
 このカードは「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる。
 このカードの元々の攻撃力は、
 このカードの融合素材としたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。
 このカードの攻撃宣言時、相手フィールド上に
 守備表示で存在する全てのモンスターを表側攻撃表示にできる。
 この時、リバース効果モンスターの効果は発動しない。
//テキストはDE02より

 [[GLADIATOR'S ASSAULT]]で登場した[[地属性]]・[[悪魔族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[E−HERO]]の1体であり、[[召喚制限]][[ルール効果]]、[[攻撃力]]を決定する[[永続効果]]、[[攻撃]]時に[[相手]][[モンスター]]を[[表側攻撃表示]]に変更する[[誘発効果]]を持つ。

 [[表示形式]]を変更する[[効果]]は、[[リバース効果]]の[[発動]]も[[無効]]化できるため、非常に強力である。~
 他にも[[《マシュマロン》]]等の[[戦闘破壊]][[耐性]]を持つカードに対しても相性が良く、[[相手]]に大[[ダメージ]]を与えることができる。~
 また、[[攻撃宣言]]時に[[効果]]が[[発動]]するため、[[《万能地雷グレイモヤ》]]等でこのカードが[[破壊]]されても、[[守備表示]][[モンスター]]を[[攻撃表示]]にできるので、無駄になりにくい。~

 [[融合召喚]]には[[悪魔族]]+[[岩石族]]という変わった組み合わせの[[融合素材]]を必要とする。~
 両[[種族]]とも単体で強力な[[モンスター]]は多いが、相互で[[シナジー]]をもたらす[[カード]]は少ない。~

 [[HERO]][[デッキ]]では[[融合素材代用モンスター]]としても使える[[融合呪印生物]]や[[《メタモルポット》]]が主な[[融合素材]]となる。~
 だが、この場合は大きな[[攻撃力]]上昇は見込めず、[[融合呪印生物]]による[[起動効果]]での[[特殊召喚]]が出来ないので注意。~
 [[悪魔族]]の[[融合素材]]に同じ[[E−HERO]]の[[《E−HERO マリシャス・エッジ》]]を使う事で、高い[[攻撃力]]を得る事ができる。~

 [[《ダーク・フュージョン》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]した場合、[[特殊召喚]]した[[ターン]]は[[相手]]の[[カードの効果]]の[[対象]]とならない。~
 だが、[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]等の[[対象]]をとらない[[効果]]には[[耐性]]がないため、過信はできない。~
 [[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]を[[発動]]された時に[[《デーモンとの駆け引き》]]を[[発動]]しても良い。~
 [[相手]][[モンスター]]は[[表側攻撃表示]]になっているため、一気に[[相手]]のライフを削り取ることができる。

 [[《邪帝ガイウス》]]と[[《地帝グランマーグ》]]を[[融合素材]]に[[使用]]できるため、[[【帝コントロール】]]に組み込むことでも活躍は可能。~
 [[帝]]は[[アドバンス召喚]]でしか[[効果]]を[[使用]]できないため、[[《ダーク・コーリング》]]で再利用すると効率がいい。

 現在は流行りの[[《エフェクト・ヴェーラー》]]に非常に弱いという点で評価を下げている。~
 [[《ダーク・フュージョン》]]で出すならとりあえずその[[ターン]]は心配しなくてもいいが、それ以外なら相手の[[手札]]に怪しいカードがあるときは出さないなどの見極めが必要になる。~
 この[[カード]]が出せる状況なら[[《E−HERO マリシャス・デビル》]]も出せることも多いので、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]があっても何一つ問題ない向こうを優先するのも悪い手ではない。

-[[《地球巨人 ガイア・プレート》]]や[[《冥府の使者ゴーズ》]]等、[[特殊召喚]]が容易な[[岩石族]]・[[悪魔族]]モンスターはそれなりに存在する。~
さらには[[シンクロ召喚]]や[[エクシーズ召喚]]といった、手軽に高[[ステータス]]を持つ[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する方法も増えている。~
今後も[[カード]]プールの増加に伴い、強化される[[カード]]だろう。~

-[[悪魔族]]と[[岩石族]]の[[エクシーズモンスター]]には、それぞれ[[ランク]]4以下かつ[[エクシーズ素材]]の[[縛り]]のない上に2体の素材で出せる強力な[[モンスター]]が存在する。~
[[《ジェムナイト・パール》]]+[[《インヴェルズ・ローチ》]]など、[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]と[[《ダーク・コーリング》]]だけでこの[[カード]]を出すのも難しくない。

-[[デッキ]]を組むとなると難しいが、徹底すればすさまじい[[攻撃力]]をもって[[フィールド]]に現われ、[[戦闘]]でも[[効果]]により爆発的な能力を誇る[[パワーカード]]である。~
ただし、[[戦闘]]を行う場合以下の点に注意が必要である。~

--[[守備力]]が0であるため[[表示形式]]変更カードに弱い。~
特に、[[《月の書》]]の場合はせっかくの高[[攻撃力]]も0になってしまうため、注意が必要である。~

--[[攻撃]]した[[裏側守備表示]][[モンスター]]が[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]や[[《ペンギン・ナイトメア》]]・[[《スノーマンイーター》]]だった場合は[[除去]]されてしまう。~
これらの[[効果]]が、単に「[[リバース]]した時に[[発動]]する[[効果]]」であって、「[[リバース効果]]」ではないためである。~

--[[《オネスト》]]や[[《魔法の筒》]]といった、こちらの[[攻撃力]]を利用できる[[カード]]は非常に危険である。~
一応後者は[[《ダーク・フュージョン》]]による[[特殊召喚]]で対策できるのが救いか。

-[[《DNA改造手術》]]を使った場合の最大[[攻撃力]]は、[[岩石族]]に変更した[[《究極竜騎士》]]・[[《F・G・D》]]・[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]を[[融合素材]]とする9000。~
但しこの場合、もう1体の[[融合素材]]とする[[悪魔族]][[モンスター]]の[[《幻魔皇ラビエル》]]・[[《邪神ドレッド・ルート》]]・[[《ダークネス・ネオスフィア》]]は[[手札]]に温存する必要がある。~
一方[[《DNA改造手術》]]抜きでは、[[《幻魔皇ラビエル》]]・[[《邪神ドレッド・ルート》]]・[[《ダークネス・ネオスフィア》]]と[[《磁石の戦士マグネット・バルキリオン》]]を[[融合素材]]とする7500。~
ちなみに[[《E・HERO プリズマー》]]の[[効果]]で[[墓地]]に送れる最大[[攻撃力]]は[[悪魔族]]で[[《混沌幻魔アーミタイル》]]指定の[[《幻魔皇ラビエル》]]、[[岩石族]]で[[《マルチ・ピース・ゴーレム》]]指定の[[《ビッグ・ピース・ゴーレム》]]である。
//具体指定じゃないからプリズマーじゃ送れないんじゃなかったけ?
//ダークガイア指定じゃなくて、別の融合モンスターの指定された素材を墓地へ送るから可能。

-アニメDVDに付属する設定資料によると、後頭部にも別の顔がある事が分かる。~
しかし[[WORLD CHAMPIONSHIP 2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]のポリゴン画像では後頭部には顔はなく、普通の頭である。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおける「覇王十代vsジム」戦で覇王十代が使用。~
[[《超融合》]]によって[[自分]]の場の[[《E−HERO ヘル・ゲイナー》]]とジムの場の[[《地球巨人 ガイア・プレート》]]を[[融合]]。~
[[特殊召喚]]された後は、[[攻撃力]]4400という強大な数値の[[ダイレクトアタック]]でジムとの決闘に[[終止符を打った>フィニッシャー]]。~
[[攻撃]]名は「ダーク・カタストロフ」。~

--[[《闇の支配者−ゾーク》]]の[[攻撃]]名は「ダーク・カタストロフィー」と、この[[カード]]と類似している。~

--「今日の最強カード」でも[[テキスト]]には「『[[《ダーク・フュージョン》]]』による[[融合召喚]]でしか[[特殊召喚]]できない。」とあるのだが、無視されている。~
作中では[[《超融合》]]の[[テキスト]]も確認できるが、こちらの[[テキスト]]にも「[[召喚条件]]を無視できる」に類する記述は無い。~
恐らく「[[《E−HERO ヘル・ゲイナー》]]」同様にいち早くOCG仕様を[[使用]]してしまったため、矛盾が生じたのだろう。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[WORLD CHAMPIONSHIP 2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]では、[[フィールド]]上の《E−HERO ダーク・ガイア》や[[《メガロック・ドラゴン》]]を[[融合素材]]にした場合、その分[[攻撃力]]が加算される。~
また十代の切り札に設定されており、[[特殊召喚]]時にカットインが入る。~
//だが覇王でない十代がこの[[カード]]を使うことに対して戸惑いを感じる[[プレイヤー]]もいるはず。~

--遊戯王ONLINE DUEL ACCELERATORでは、相変わらずこのカードによる[[1ターンキル]]が横行していたためシーズン16の[[制限改訂]]で遂に[[禁止カード]]指定を受ける事になった。~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#k19bf9b0]
-[[E−HERO]]

-[[《ダーク・フュージョン》]]

-[[《VWXYZ−ドラゴン・カタパルトキャノン》]]

-[[《軍神ガープ》]]

-[[《最終突撃命令》]]
-[[《生命力吸収魔術》]]
-[[《停戦協定》]]

-[[《ユーフォロイド・ファイター》]]

-[[《マシンナーズ・フォース》]]

-[[《アマゾネスの弩弓隊》]]

**このカードを使用する主なデッキ [#rebea714]
-[[【ダーク・ガイア】]]
-[[【デミスガイア】]]

-[[【カオスゲート】]]

**収録パック等 [#pbc5ee9d]
-[[DUELIST EDITION Volume 2]] DE02-JP048 &size(10){[[Ultra]]};
-[[GLADIATOR'S ASSAULT]] GLAS-JP040 &size(10){[[Super]]};
-[[デュエリストパック−十代編3−]] DP06-JP014 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#tba6f061]
Q:[[融合素材代用モンスター]]を使った[[《ダーク・フュージョン》]]による[[融合召喚]]はできますか?~
A:[[融合素材]]代用としての[[融合]]はできません。(07/07/22)~
  ただし、[[種族]]を利用した正規素材として使った[[融合]]は可能です。(「[[《破壊神 ヴァサーゴ》]]+[[融合呪印生物]]」等)

Q:[[《メガロック・ドラゴン》]]と[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]を[[融合素材]]にしたとき、[[攻撃力]]はいくつになりますか?~
A:[[融合素材]]の[[攻撃力]]はカード記載のもので判断します。~
  共に「?」(「0」とみなす)なので[[攻撃力]]は「0」になります。(07/07/29)
//WC2008ではフィールド上のダーク・ガイアやメガロック・ドラゴンを融合素材にした場合、その分攻撃力が加算される

Q:このカードの[[攻撃宣言]]時、[[効果]]の[[発動]]に[[《炸裂装甲》]]を[[チェーン]]されてこのカードが[[破壊]]されました。[[効果]]の方は[[不発]]になりますか?~
A:いいえ、[[不発]]にはなりません。[[効果解決時]]に[[フィールド]]上にこのカードが残っている必要はありません。(08/01/10)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。