*《&ruby(イービルヒーロー){E−HERO}; マリシャス・エッジ/Evil Hero Malicious Edge》 [#a555587a]
 効果モンスター
 星7/地属性/悪魔族/攻2600/守1800
 相手フィールド上にモンスターが存在する場合、
 このカードは生け贄1体で召喚する事ができる。
 このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
 その守備力を攻撃力が越えていれば、
 その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。

 [[GLADIATOR'S ASSAULT]]で登場した[[地属性]]・[[悪魔族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[貫通]]能力と、特定条件下で[[生け贄]]を減らすことが可能な[[召喚ルール効果]]を持つ。~
 [[E−HERO]]の一体であり、単体での能力は[[《E・HERO エッジマン》]]を凌駕する。

 [[最上級モンスター]]だが[[生け贄]]を減らすことができるため、比較的容易に[[召喚]]できる。~
 [[生け贄]]1体で[[召喚]]可能な[[モンスター]]の中では、高い[[戦闘]]能力を持つ。~
 [[生け贄]]の数を減らせる条件が極めて緩いので、[[カード]]単体の性能は[[レベル]]6の[[《暗黒ドリケラトプス》]]らよりも上。~
 類似の[[召喚ルール効果]]を持つ[[貫通]]持ち[[最上級]]の[[《光神機−轟龍》]]と違って[[自壊]]しない点も評価できる。~
 ただし、[[《洗脳−ブレインコントロール》]]等で[[相手]]唯一の[[モンスター]]を奪ってしまった場合は[[生け贄]]1体で[[召喚]]できなくなることに注意。

 [[帝]]や[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]等の[[攻撃力]]2400の[[モンスター]]を一方的に[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]できるのは頼もしい。~
 [[モンスター]]を[[守備表示]]にする事による[[戦闘ダメージ]]回避を許さない[[貫通]]能力を併せ持ち、[[ビートダウン]]能力は高い。

 [[召喚ルール効果]]と[[貫通]][[効果]]は相性が良く、[[《マシュマロン》]]等の戦闘耐性を持つカードや[[《黄泉ガエル》]]等の[[自己再生]]効果を持つカード等、[[壁]][[モンスター]]で守りを固める[[相手]]に有効である。~
 [[自分]]の場に[[モンスター]]がいない場合は、[[《サイバー・ドラゴン》]][[《E−HERO ヘル・ブラット》]][[《マジック・ストライカー》]]等を[[特殊召喚]]する事で、即座にこの[[カード]]を[[生け贄召喚]]できる。~
 特に[[《E−HERO ヘル・ブラット》]]の場合は、[[エンドフェイズ]]時に[[デッキ]]から[[カード]]を1枚[[ドロー]]できるため、より相性が良い。~
 [[【E−HERO】]][[【ダーク・ガイア】]]と相性が良く、この[[カード]]を主軸とする[[【マリシャス・ビート】]]という[[デッキ]]も存在する。

 かつてはその[[召喚]]のしやすさのため、[[HERO]]系[[デッキ]]だけではなく[[ビートダウン]]系のあらゆる[[デッキ]]で活躍が期待できるとされていた。~
 しかし現環境下では、引けを取らないほど簡単に出せる上攻撃力がこのカードを上回る[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]にその立場を奪われがちである。~
 おまけに[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]の効果でこの[[カード]]が自分に牙を剥くこともあり、登場時ほどの評価はない。

-[[生け贄]]1体で可能なのは「[[召喚]]」であり、[[セット]]はできない。

-[[相手]][[フィールド]]上に[[モンスター]]が1体のみの時に、[[《クロス・ソウル》]]で[[生け贄]]に捧げても[[召喚]]できる。

-[[《浅すぎた墓穴》]]とは非常に相性が良い。~
例え[[相手]]の場が空であっても一瞬で[[召喚]]が可能となり、[[裏側守備表示]]で[[特殊召喚]]された[[相手]][[モンスター]]を殴って[[貫通]][[ダメージ]]まで与えられる。

-[[名称>カードの名前]]や[[効果]]、攻守の値からして[[E−HERO]]版[[《E・HERO エッジマン》]]なのだろうが、その姿は全く似ていない。

-マリシャス(malicious)とは「悪意のある」という意味であり、直訳すると「悪意ある刃」となる。

-原作・アニメにおいて―~
「覇王十代vsジム」戦で覇王十代が使用。~
ジムの場に[[守備表示]][[モンスター]]が存在している状況で、[[《O−オーバーソウル》]]で[[蘇生]]した[[《E・HERO フェザーマン》]]1体を[[生け贄]]に[[召喚]]、[[貫通]][[効果]]で[[ダメージ]]を与えた。~
ジムの《フォッシル・ハンマー》に[[破壊]]されるまで[[フィールド]]を制圧し続けた。~
また「覇王十代vsオブライエン」戦でも登場。~
どちらの[[デュエル]]でも[[効果]]を存分に発揮しており、ある意味[[《E・HERO エッジマン》]]以上の活躍を果たしている。~
「vsオブライエン」戦では「[[イービル・トークン]]」([[悪魔族]])と[[融合]]することで、[[《E−HERO マリシャス・デビル》]]となった。~
[[攻撃]]名は「ニードル・バースト」。

-コナミのゲーム作品において―~
[[遊戯王デュエルモンスターズ World Championship 2008>http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_wcs2008/]]では、[[【ダーク・ガイア】]]を使用する対戦相手として登場。~
[[クラン>《黒魔導師クラン》]]や[[フレイヤ>《勝利の導き手フレイヤ》]]を上回る「ツンデレ」キャラである。~


**関連カード [#ucdb8969]
-[[《E・HERO エッジマン》]]

-[[《E−HERO マリシャス・デビル》]]

-[[《ワーム・クィーン》]]
-[[《宇宙獣ガンギル》]]
-[[《真紅眼の不死竜》]]
-[[《堕天使ディザイア》]]
-[[《ワーム・キング》]]
-[[《幻獣ロックリザード》]]
-[[《ソーラー・ジェネクス》]]
-[[《竜脚獣ブラキオン》]]
-[[《光神機−轟龍》]]
-[[《百獣王 ベヒーモス》]]
-[[《地獄からの使い》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#wa137323]
-[[【E−HERO】]]
-[[【ダーク・ガイア】]]
-[[【マリシャス・ビート】]]

**収録パック等 [#pbc5ee9d]
-[[GLADIATOR'S ASSAULT]] GLAS-JP003 &size(10){[[Super]]};
-[[デュエリストパック−十代編3−]] DP06-JP007 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#d8b39b45]
Q:[[相手]]の場に[[モンスター]]が1体だけ存在する時に[[《クロス・ソウル》]]を使用して[[相手]]の[[モンスター]]を[[生け贄]]にこの[[カード]]を[[召喚]]できますか?~
A:はい、できます。(07/09/18)

Q:[[相手]][[フィールド]]上に[[モンスター]]が存在し、[[自分]]または[[相手]]の[[フィールド]]上に[[《死皇帝の陵墓》]]が存在する場合、[[自分]]は[[《死皇帝の陵墓》]]で[[ライフポイント]]を1000ポイント払うことでこの[[カード]]を[[召喚]]できますか?~
A:できません。(09/02/10)

//質問だけしないでください。