ペンデュラム・効果モンスター 星3/闇属性/魔法使い族/攻 800/守1100 【Pスケール:青6/赤6】 「EMエクストラ・シューター」のP効果は1ターンに1度しか使用できず、 この効果を発動するターン、自分はP召喚できない。 (1):自分メインフェイズに発動できる。 自分のエクストラデッキの表側表示のPモンスターの数×300ダメージを相手に与える。 【モンスター効果】 (1):1ターンに1度、自分のエクストラデッキからモンスター1体を除外し、 自分または相手のPゾーンのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊し、相手に300ダメージを与える。
ザ・ダーク・イリュージョンで登場した闇属性・魔法使い族の下級ペンデュラムモンスター。
エクストラデッキのペンデュラムモンスターの数に比例した効果ダメージを与えるペンデュラム効果、ペンデュラムゾーンのカードを破壊し効果ダメージを与える起動効果を持つ。
ペンデュラム効果によって、エクストラデッキが肥えるほど大きな効果ダメージを与えられる。
1ターンキルのためには27枚ものペンデュラムモンスターをエクストラデッキへ溜め込む必要があるが、そこまでいかずとも数回発動できれば累計ダメージは狙える。
【EM】では《EMペンデュラム・マジシャン》のモンスター効果で毎ターン2枚までペンデュラムモンスターを破壊でき、エクストラデッキを肥やしやすい。
【イグナイト】はペンデュラム効果を駆使すれば、素早くペンデュラムモンスターをエクストラデッキに溜めることができるため相性が良い。
《竜剣士ラスターP》もアドバンテージを失うことなくエクストラデッキにカードを送れる。
しかし、ペンデュラム効果を使用すると、そのターンペンデュラム召喚できないデメリットがある。
このカードのペンデュラム効果が有用になればなるほどエクストラデッキが肥えているということであり、ペンデュラム召喚を捨ててまで効果ダメージを狙いたいかは状況に依存する。
この効果を使用するのであれば、同じデメリットを共有できる《強欲で謙虚な壺》等と併用する形になるだろう。
新マスタールールではリンク先となっているメインモンスターゾーン、エクストラモンスターゾーンに空きがない場合はエクストラデッキからペンデュラム召喚できないため、デメリットは相対的に軽くなっている。
モンスター効果はエクストラデッキを消費してペンデュラムゾーンのカードを破壊する効果。
微弱なバーンが付属し、繰り返し使えるもののエクストラデッキの消費に見合っているとは言い難い。
起動効果故に相手ターンに発動できず、破壊であるため相手のターンでペンデュラム召喚で再利用されてしまう。
使うのであれば自分のペンデュラムゾーンのカードも破壊できることや、ペンデュラムモンスターを除外できることを利用したい。
コストにはペンデュラム召喚で使い回す旨味に欠ける《EMドクロバット・ジョーカー》や、再利用が難しいレベル1のペンデュラムモンスターを使いたいところ。
除外できるカードには制限がないため、ペンデュラムモンスターのみならず融合モンスター等もコストとすることもできる。
稀有な効果だが、エクストラデッキから除外された際に効果を使えるモンスターは《刀神−不知火》《業神−不知火》しか存在せず、活用は難しい。
《平行世界融合》の融合素材にしたり《PSYフレームロード・Ω》で墓地に戻すなど更なるコンボに繋ぎたい。
新マスタールールではエクストラデッキから直接特殊召喚する場合はリンク先かエクストラモンスターゾーンに限られるが、帰還させる場合はメインモンスターゾーンで良い。
帰還させることが前提になるものの、エクストラデッキに送られたペンデュラムモンスターを再利用しやすくなる貴重な手段と言える。
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